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2004年10月28日
PSPとニンテンドーDSを比べてみた
プレイステーション・ポータブル(PSP) | ニンテンドーDS | |
価格 | PSP 20,790円(税別 19,800円) PSPバリューパック 26,040円(税別 24,800円) |
15,000円 |
発売日 | 日本:2004年12月12日 北米:2005年第一四半期予定 |
日本:2004年12月2日 北米:2004年11月21日 |
外寸 (幅x高さx奥行き) |
約170 x 23 x 74mm (最大突起含まず) |
148.7 x 28.9 x 84.7mm (折りたたみ時) |
重量 | 約280g (バッテリー44g含む) |
約275g (内蔵充電池、タッチペン含む) |
バッテリー | 専用バッテリーパック (3.6V/1800mAh) ゲーム時4~6時間 動画4~5時間 |
内蔵リチウムイオン充電池(NTR-003) (3.7V/850mAh) 単品売り予定なし 持続時間:6~10時間 フル充電時間:4時間 |
ディスプレイサイズ | 4.3インチ 16:9ワイドスクリーンTFT液晶 | 3インチ 半透過反射型TFTカラー液晶 (上下画面とも) |
画面解像度 | 480x272ピクセル | 256x192ピクセル (上下画面とも) |
画面画素数 | 130,560ピクセル | 合計98,304ピクセル |
画面色数 | 1,677万色 | 26万色(上下画面とも) |
画面その他 | - | 抵抗膜方式透明アナログタッチスクリーン (下画面のみ) |
音声出力 | ステレオスピーカー内蔵 ヘッドホン端子搭載 |
ステレオスピーカー内蔵 ヘッドホン端子搭載 |
音声入力 | マイク端子 | 内蔵マイク マイク端子 |
入力インタフェイス | 方向キー上下左右 アナログパッド △/○/×/□ボタン L/Rボタン START/SELECT/HOMEボタン POWER/HOLDスイッチ ディスプレイ/サウンド/音量+/音量-ボタン ワイヤレスLANスイッチ OPENボタン |
方向キー上下左右 タッチスクリーン A/B/X/Yボタン L/Rボタン START/SELECTボタン 電源ボタン ボリューム(スライド式) 内蔵マイク |
入出力端子 | UMDドライブ メモリースティック デュオスロット USB端子 外部電源供給端子 本体電源入力端子 ヘッドホン/マイク端子 赤外線端子 |
DSカード差し込み口 GBAカートリッジ差し込み口 ステレオヘッドホン接続端子 マイク接続端子 ACアダプタ接続コネクタ |
無線規格 | IEEE802.11b RSAセキュリティ社の暗号化技術搭載 |
IEEE802.11対応 プロトコルは任天堂独自のもの RSAセキュリティ社の暗号化技術搭載 |
無線機能 | インフラストラクチャーモード アドホックモード(最大16台) ※最大通信人数はソフトにより異なる 屋内30メートル(11Mbps時) 屋内91メートル(1Mbps時) 屋外120メートル(11Mbps時) 屋外460メートル(1Mbps時) |
到達距離10~30メートル 最大通信人数はソフトにより異なる ピクトチャット時最大16台通信可 ※「大合奏!バンドブラザーズ」で 「大合奏プレイ」モード時は 通信人数に制限なし 無線経由での1カード複数人対戦対応 無線経由での体験版配布対応 ※配布元は対応ソフト搭載のDSや店頭など インターネット経由ボイスチャット対応 スリープ時に無線呼び出しで起動/通信開始 |
内蔵機能 | XMB(クロスメディアバー)によるメニュー 音楽再生 動画再生 写真表示 UMD Video再生 UMD Audio再生 メモリースティックデュオリーダ機能 (PCとのUSB接続時) |
ピクトチャット内蔵 起動モード切替機能 言語切替え(6カ国語) リアルタイムクロック アラーム機能 タッチスクリーンキャリブレーション |
対応メディア | UMD (PSPゲーム/UMD Audio/UMD Video) メモリースティックデュオ |
ニンテンドーDS専用カード ゲームボーイアドバンス専用カートリッジ |
付属品 | ACアダプター バッテリーパック ※以下はバリューパックのみ メモリースティックデュオ32MB 専用リモコン付きヘッドフォン 専用ソフトケース&ハンドストラップ |
ACアダプタ タッチペン(2本) タッチストラップ |
ソフト | 年内に21タイトルを予定 SCE発売タイトルは5,040円予定 |
同時発売12本/年内合計14本 任天堂タイトルは4,800円(一部3,800円) |
出荷/販売目標数 | 初期出荷20万台 国内で年内50万台出荷 国内で年度内100万台出荷 ※2004年10月27日、会見にて 世界で年度内300万台生産出荷 ※2004年4月27日SCE発表 |
※2004年10月27日任天堂発表 世界で年度内ソフト1500万本販売 ※2004年3月期の連結業績発表資料より 国内年内受注は200万台超(2004.11.11現在) ※2004年11月12日各紙報道より 全世界年度内出荷を本体500万台に再度上方修正 ※2004年11月25日各紙報道より 実際の初日出荷は57万台 12月6日時点で50万台以上販売 北米と合わせ100万台超え 年内世界出荷"目標"を280万台に上方修正 ※発売後の各紙報道より |
※上表は2004年12月09日に加筆訂正した
さすがに19800円のインパクトは強い。だが、メモリースティックすら付けず、ゲームのセーブすら出来ない状態になるまで付属品を削ることで、価格を極限まで切りつめているわけで、実質的にはバリューパックの購入のほうが現実的だ。双方ともギリギリの価格で勝負しているはずなので、小売り仕入れ値と販売価格の差はほとんど無く、値引き販売はあまりされないと思われる。この状態での内税/外税の差は結構大きい。PSPとDSとの価格差は1万円以上、1.7倍強の差になっている。
携帯用ハードと言うことで同じ土俵のようでもあるが、方向性は大きく異なる。PSPは付加価値で、DSはゲームそのもので勝負をかけている。PSPの入出力端子などの充実度には目を見張るものがある。なんでここまで充実する必要があるのかと疑問に思うほどだ。一部の端子(赤外線端子など)はPS2の内蔵HDDのようにモデルチェンジで排除されちゃうんじゃないかと思うぐらいの充実っぷりだ。情報家電としては完全武装と言える。逆にDSはユーザインタフェイスの充実度が凄まじい。2画面にタッチスクリーン、そのうえ内蔵マイクまで付いている。これらすべては、ゲームを楽しむために用意されたものだ。
家庭用ゲーム機では競合することは大きな問題だった。今でこそ3系統も4系統もビデオ入力端子がテレビに付いているが、基本的にテレビの前にはゲーム機は1台しかない。その場を巡って大きな争いが起き、かつては任天堂が、そしていまは多くの家庭ではその座にPS2が居座っている。
だが、携帯機では同時に持運ぶことはないにしても、複数台所有していることは特に問題になることではない。PSPもDSも欲しければ買えばいいのだ。ただ、いままでは任天堂ハード以外の携帯ゲーム機が皆無に等しい状況だったのでゲームボーイだけ持っていればよかっただけにすぎない。
ただし、ソフト込みで2万円と3万円の生活に必要のない商品をホイホイと買える人ばかりではない。仮に時期をずらして将来的に両方を買うにしても、やはりどちらを先に買うかで競合してしまう。そうなってくるとコンテンツでの勝負となる。いったい何で遊ぶかだ。本体の機能が充実しているからと言って、内蔵の機能だけでずっと遊べるわけもなく結局のところハードはただの器だ。片方は大きな器を並べた、もう片方は見たこともないような形の器をいくつもテーブルにおいた。さて、この器にどんな食材を盛りつけよう。
ゲームだけに限れば、PSPには綺麗な大画面液晶と携帯機には余りある処理能力を持ち運べるという魅力あり、DSには豊富すぎるインタフェイスがある。それぞれ一長一短でどちらが優れているとも言い切れない。触ってもいないゲームを批評するのは愚の骨頂だが、あえて双方のラインナップを評価すると、魅力を生かし切れていない凡庸なソフトばかりだ。
PSPのソフトの大半は「べつにPS2でもいいじゃん」というソフトばかりだし、DSのソフトもミニゲーム集や一発芸のようなソフト、「無理にタッチスクリーン使う必要ないだろ」と言いたくなるようなソフトが多い。PSPは携帯機であるメリットが少しも考慮されていないように見え、逆にDSはコンセプトを前面に打ち出しすぎてユーザを置き去りにしている感が強い。
結局のところ、直接触ってその評価を変える、もしくは文句なしに面白そうだと思わせるソフトを作り出すしかない。しかし、それは容易ではない。そんなことが簡単にできるようであれば、もっとゲームは売れている。
それぞれ逃げ道は用意してある。PSPではUMD Video/Audio規格の動画や音楽を再生でき、メモリースティックに入れた画像や動画、音楽の再生もできるという。DSでは通信ケーブルが使えないながらもGBAのソフトが動く。さらに言えば、PSPとDSの外にも逃げ道は用意してある。PSP発売と同じ時期にPS2では大作ソフトがいくつも発売される。任天堂はゲームボーイアドバンスSPを買いやすい値段にした。結局、まだ用意した器を飾る食材に自信が持つことが出来ないのではないだろうか。
この状態では拍子抜けするような、盛り上がりにかけた年末商戦になるのではないだろうか。均衡状態のまま年が明け、勝負を決しないまま時間だけが過ぎていく。ある日突然どちらかの陣営にキラーコンテンツが現れ、一気に均衡状態が崩れる。そんなシナリオが目に浮かぶ。携帯ゲーム機戦争はもうしばらく楽しめそうだ。
追記:この記事の続きとして、両ハード発売直後の状況を書いてみました。PSPとニンテンドーDSを比べてみた その2
2004年10月28日
ニンテンドーワールドTouch!DSのプラチナ特典チケットが来たよ
11月から開催されるニンテンドーワールドTouch!DSのプラチナ特典チケットが郵送されてきた。
これはクラブニンテンドーの会員のうち、昨会員年度で400ランクポイント以上集めたプラチナ会員で、10月11日までに専用ページで申し込みを行っただけが受け取れるもの。
会場でこのチケットを呈示することで次のような特典が承けられる。内容ははがきからの転載
1.プラチナ会員専用のゲーム体験台をご用意しております。
ご一緒に来場された方も専用のゲーム体験台であそんでいただけます。
※体験台は数に限りがあります。
2.特別イベントにご参加頂けます。
特別イベントには、ご一緒に来場された方が参加できるイベントもございます。
3.記念品を進呈いたしします。
お帰りの際、この「プラチナ特典チケット」と引換えに、記念品を1個進呈させて頂きます。
●ご一緒に来場される方は、ご本人を含め最大8名様とさせていただきます。
クラブニンテンドーの会員数とかその中でのプラチナ会員数がどの程度なのか不明だが、人数はかなり少ないのではないだろうか。まして、十分な告知を行ったとは言い難い今回のチケット配布でどれほどの人がこのチケットを受け取れたのだろうか。
チケットの申し込みの際には簡単なアンケートがあった。そこには一緒に来場する人数を答える欄があったが、たしか5人までしか選択肢がなかったと記憶している。しかし、実際には8名まで特典を承けられる形になっている。当初想定したチケット数よりも少なかったのではないだろうか。
本人を含めて9人もの人数がこのイベントに行くなんて稀だろう。だとすると、チケットの特典を承けられる人数は全参加者数のごく一部だ。これだと自分を含めた一部マニアが会場で特典を承けている状態を想像するとちょっと引く。だいたい、ポイント集めてプラチナ会員になって得られた特典が優先体験台ってあんまりうれしくないし、はっきり言ってショボイ。
まあ記念品はありがたく受け取るけど、余程他が混雑していない限りプラチナ会員専用コーナーにはあまり居着きたくないかも。とか言いつつ当日は真っ先にプラチナ会員コーナーに突っ走りそうだけど。すごく混雑した一般用のDS体験台の列に並んでいる子供達のまとわりつくような羨望の眼差しが次第に快感に!わぁお!
プラチナ会員になるとイベントに参加できます!って大見得切っちゃった以上こういう形にせざるを得なかったのだとは思うけど、もうちょっとうまくできないものかなあ。
ところで記念品ってアレですか?またポケモンのCDですか?
2004年10月28日
DSの初回出荷台数は30万台、1ヶ月前から予約開始
任天堂は12月2日に発売するニンテンドーDSの初回出荷台数が30万台であると発表した。毎週追加出荷を行い年内に合計100万台を出荷する見通しだとしている。
また、11月3日(水・祝日)から予約受付が開始される予定だとしている。すでに一部店舗では独自に予約受付を開始しているが、任天堂がこの日を予約開始日としているのはおそらく11月3日に各小売店での販売数が確定するためだと思われる。
奇しくもこの日はニンテンドーワールドTouch!DSの全国で最初となる名古屋会場開催日である。さわりに行った帰りに予約出来ちゃったりなんかしていい感じじゃないか。ああ、うらやましい。
セガの「きみのためなら死ねる」など、一部のソフトについてすでに予約を開始しているamazonでも、11月3日にはこのページで本体の予約を開始するのではないだろうか。amazonで予約すると当日"発送"なのですぐに手に入らなくてアレだが。
2004年10月27日
速報:PSPは12月12日発売/20,790円
ソニーコンピュータエンタテインメントはプレイステーションポータブル(PSP)を2004年12月12日に20,790円(税別 19,800円)で発売すると発表した。専用バッテリーパック(5,040円)および専用ACアダプタ(3,675円)が付属する。
また、メモリースティックDUO(32MB/2,940円)/専用リモコン付きヘッドフォン(2,940円)/専用ソフトケース&ハンドストラップ(2,940円)の三点が付属したPSPバリューパックも同日に26,040円(税別 24,800円)で発売する。
続報は後ほど。
2004年10月27日
Touch-DS.jpにCM第三弾「体感編」登場
先日書いたCM第三弾がTouch-DS.jpに掲載された。というか、されていた。月曜にあがっていたんだな。
1種類かと思っていたが2種類あったようだ。だいたいの内容は先日書いたとおり。
CMの制作側は、このCMシリーズでニンテンドーDSのイメージを植え付けられると考えているのだと思うが、今のところその効果は出てきているだろうか。
「なんとなく」と言う前置きは必要だが、第一弾から第三弾まで連続で見ればイメージはつかめる。ただ、CMは同時に流しているわけではなく、前のCMの放送時期が終わってから次のCMが流れる。そこまでCMの内容を記憶して貰わなければならない。
制作者側の意図はおそらくこうだろう。第三弾のCMで始めてゲーム画面を前面に出し、CM前半では宇多田色を無くす。CMを見たゲーム好きの視聴者はゲームのCMであると認知し興味を持つ。そして、突然出てきたこのゲームは何だろう、ペンを持っているがこれで操作するのだろうかと考える。その後で宇多田が出てくる。いままでのCMシリーズでは、衣装その他諸々でインパクトだけは与えていたし、任天堂のCMであることはアピールできていたはずだ。ここで初めて新しいゲーム機の具体的なイメージと最初のインパクトが融合する。逆にゲームに興味のない視聴者は宇多田の出ているCMの新作が出たと認識し、前半のゲーム部分に興味を持つようになる。
・・・視聴者ってそんなに都合よく見てくれるもんかね?
発売まではあと1ヶ月以上ある。あと何回か新しいCMに切り替わるだろう。CMでもサプライズを見せて欲しいものだ。
2004年10月23日
DSのCM第三弾放映中
おそらく本日からと思われるが、NINTENDO DSのCM第三弾が放送開始したようだ。
タッチスクリーンを裏側から見た映像手前に、こちらに向かってペンを突き出す人たちを合成している。この映像だとnintendogsや直感ヒトフデをプレイするとどのような感じになるのかイメージしやすい。
次々に違う人たちがゲームをプレイし、最後にこのCMシリーズの主役である宇多田さんが登場する。最後に「ニンテンドーディーエス」と商品名を口にする。
何のCMなんだかさっぱりわからないいままでの2本と比べるとずいぶんと良くなっているとは思うが、やっぱり分かりづらい。製品が多機能すぎて伝えづらい部分があるのは仕方がないと思うけど・・・。
今のところ掲載はされていないが、おそらく数日内にTouch-DS.jpでCM動画が掲載されるものと思われる。
2004年10月22日
第一回ベストオブamazonさん
えー、うちのamaozonさんは作りかけで放置しているペーパージオラマの部品や小物が入る収納箱になっていますが、世間では地味にamazonさんが増加中のようです。私がネット上で見つけたamazonさんたちが20組を超えました。あんたらバカですか。
おそらく漏れがあると思いますので、他のamazonさんを見つけたらコメントかトラックバック、もしくは想像も付かないような手段でご連絡ください。
ある程度の数が集まったのでここらでベストオブamazonさんを決めようと思います。賞品はありません。
2004年10月20日
Touch-DS.jpでMy First Touch!DSを掲載中
いきなりフルスクリーンでフラッシュ流しまくりなのが不評だったのか、入り口でウィンドウモードも選べるようになったTouch-DS.jpで、My First Touch!DSというコーナーが15日から掲載されている。・・・全然気づかなかったよ。
「服がいや」とまで言われた宇多田さんじゃなく、一般の人たちにDSを触らせて反応を撮影している。1日1組ずつ30秒の動画で掲載されていくようだ。みんな関西方面の言葉遣いなので任天堂本社近辺で協力者を集めているのかもしれない。
生の反応を見て物欲を極限まで高める苦行のようなものだが、彼らが何のソフトで遊んでいるのか推理してみるのも面白いかもしれない。
画面は見えないようになっているが、10月16日と17日分にはゲーム内の音がある程度聞こえるのでスクリーンショットでは伝わらないサウンド部分を、いまのうちにほんの少し体験するのも良いだろう。独特のコイン音が聞こえたので、18日分はスーパーマリオ64DS内のミニゲームっぽい気がする。
本気でDSが欲しい人間にとってこんな動画を見るのはある意味苦痛です。ホント。勘弁して。・・・っていうか、いっそのことこれをCMとして流したらどうよ?
2004年10月20日
ニンテンドーDSの知名度がピンチ?
民間の調査機関「C-NEWS」が10歳から49歳のインターネットユーザー300名へ行ったオンラインアンケート調査によると、ニンテンドーDSの認知度は「名前は聞いたことがある」が5割だったという。
C-NEWSが実際にアンケートを行ったときの入力画面はこのようになっている。完全な調査結果に関しては、有料での公開となっているが、ある程度の調査レポートは掲載されている。ITmediaの記事はここから抜粋したもののようだ。
Q5:任天堂から新しく発売される携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」について、あなたはどの程度知っていますか? もっとも当てはまるものをお選びください。※便宜上、選択肢に出典元にはない1~4の番号を付加した
1.機能などを詳しく知っている
2.機能などを何となく知っている
3.名前は聞いたことがある
4.知らない
この項目で「機能などを詳しく知っている」は1割弱、「名前は聞いたことがある」は5割強とのことだ。その他の2項目、「機能などを何となく知っている」と「知らない」の間には意味合いに大きな隔たりがあるが、抜粋したデータでは4割の回答者がどれほどの配分でこれらの項目に答えたのかは掲載していない。こういった調査でキモとなる部分は「知らない」以外の3項目の合計数、つまり「名前かそれ以上のことを知っている」という回答者がどれだけ居るかと言うことだろう。
実際にはその隠れた数字はどれだけのものか考えてみる。まず、「3」が5割を超えて存在しているのに、「1」と答えた人数が「2」を超えることはないのではないだろうか。ネット上での調査と言うこともあり、母集団にはそれなりの偏りがあるにしても、詳しい人間が何となく知っている人間を超えることはめったにない。少なくとも1割半ば以上の人数が「2」と回答しているものと思われる。すると、「4」つまり知らないと答えた回答者はせいぜい2割強と考えられ、DSの認知度は7~8割ぐらいあると考えて問題ないだろう。
こうして考えるとITmediaの付けた見出しで誤解を招いているのかもしれない。
C-NEWSに掲載されているいくつかの円グラフを眺めていると、30代以上よりも10代のほうが機能に関して高評価をしている。また、価格の評価は30代が50~80点と評価した割合が高いのに対し、10代では両極端な評価が比較的多い。回答者各個人のサイフの具合が大きく影響しているのだろう。
ところで、DSの知名度がある程度高いとは言っても欲しがっている人はあまりいないようだ。PSPが欲しいと答えたのが3割強、ニンテンドーDSが1割半程度だという。これだとPSPがDSの二倍以上に見えてしまうが、両方欲しいと答えたのが3割弱いるので、実際はPSPが6割程度、ニンテンドーDSが5割に満たない程度ということになる。
年代別に見ると10代ではPSPだけを購入すると答えている人数が、DSだけを購入すると答えた人数との差が大きい。だが、30代以上では差が狭まっている。DSの購入意欲も30代のほうが強い。それでも全体的にDSが大きく負けていることには変わりない。
これはどうしたことだろう。原因はいくつか考えられる。
まず、ニンテンドーDSについてアンケート内で15,000円という価格や各種機能が明記してある一方で、PSPに関しては問いの文中で「ソニー・コンピュータエンタテインメントも携帯型ゲーム機「PSP」を年内に発売する予定です」と言及があるだけだ。実際、15,000円に対して10代では50点以下を付けているのが50%も居る。それぞれの感じる商品価値が違うから一概には評価は出来ないが、15,000円より高いようであれば、価格面で魅力を失い買い渋りが起きないはずがない。今回のアンケートでも7割の回答者が携帯ゲーム機の価格を重視すると答えている。どちらに傾くかは分からないところではあるが、実際のPSPの価格が発表されたり、詳細が記入されていれば購入意欲に変化が出るかもしれない。
いや、「変化が出るかもしれない」なんて曖昧な考えで原因だと言い張っても仕方があるまい。そう、他に何か明確な原因があるはずだ。うむむ。いや、しかし、実際PSPは一般に公開されている情報が少ない。なんせ、PSPはCMをまだやっていないのだ。・・・ん?CM?
そういえば、今回の調査ではCMに関するアンケートも行われている。「確かに見た」のが6割とのことだ。その6割の回答者には自由記入欄にCMの感想を求めている。
「宇多田ヒカルが出演しているCM」を『確かに見た』6割強の回答者に、見て感じたことを自由回答で聞いたところ、「楽しそう」「インパクトがある」などもあったが、「機能が伝わらない」「服がいや」などの意見もあり、賛否が分かれた。
・・・・どうやらDSの購入意欲が低い原因の一つが判明してしまったようだ。
2004年10月12日
ニンテンドーDSの発表タイトルについて考える(4)-任天堂編4-
ちょっと間を開けてしまったけど、続きを。
■「バルーントリップ(仮)」
任天堂/発売日未定/1人~2人用/価格未定
バルーントリップと言えばファミコンの初期に発売されたタイトルである「バルーンファイト」のGAME Cのことである。風船を付けた主人公がひたすら電撃を避けて左に向かって飛んでいくだけのゲームだ。仮題なので何とも言い難いが、このタイトルがそのまま使用されるならターゲットがどの層なのかよく分からなくなってしまう。少なくともバルーントリップをリアルタイムに遊んでいた人たちはヨッシーやベビィマリオを主人公に配したゲームにはあまり注目しないぞ。
そう、このゲームはヨッシーとベビィマリオが主人公になっている。画面もヨッシーアイランド/ヨッシーストーリー系のポップな仕上がりだ。主人公ごとにゲームの内容が異なるようで、バルーントリップと呼べるのは縦(下)スクロールでベビィマリオが主人公のほうのモードだ。少なくともスクリーンショットを見る限りでは、ヨッシーが主人公で横スクロールのモードの方は風船はあまり関係ない。
おそらくはどちらのモードでも主人公は勝手に動く。基本的にプレイヤーはタッチスクリーンを駆使して、雲の橋を造ったり、卵を投げさせたり、任意のタイミングでジャンプさせたりと主人公をアシストするような仕組みになっているようだ。面クリア型のパズルではあるが、スーパーファミコンの「マリオとワリオ」というタイトルが感覚的に近いかもしれない。
それにしても横スクロール面で上画面が無駄になっているような気がしてならない。
■「アナザー(仮)」
任天堂/発売日未定/1人用/価格未定
開発元は株式会社シング。公式サイトを見ると、DSのロゴをイメージさせる文字で「COMMING SOON」と描かれている。昨年PS2で妙にリアルなTOKIO松岡の顔を使った「玻璃ノ薔薇」というソフトをカプコン発売でリリースしている。携帯用コンテンツとして「もえたんONLINE」なんかも出しているようだ。
どうしても情報量が多くなり、マウス的な操作を強いることの多いアドベンチャーゲームは、デュアルスクリーンとタッチスクリーンを備えたDSとの相性が良いに違いない。ステレオサラウンドも生かして、マイク入力も活用されれば文句なしだ。そんな中で、カプコンが逆転裁判のリリースを表明したことは非常にありがたい。任天堂も「ファミコン探偵倶楽部」など優秀な作品ををかつては発売していたわけで、DSでもアドベンチャーゲームが出れば・・・、と思っていたところでこのアナザーが発表された。
数点のスクリーンショットと短いムービーしか見ることが出来ないので、いまはまだ評価のしようがない。ただ、静止画ではなくちゃんど動画として描かれているようで、それなりの臨場感は味わえそうだ。新しい要素に力を入れすぎて、アドベンチャーゲームとしての本来の楽しさが損なわれることだけが気がかりだ。
■「マリオカートDS(仮)」
任天堂/発売日未定/1人~8人用/価格未定
これはもう、レースゲームと思わない方が良いかもしれない。コミュニケーションツールとして考えたほうが無難だ。対戦げーむとして考えると過去のシリーズで最高のものができるかもしれない。タッチスクリーンは未知数が、画面が二つあるだけで十分おもしろさは想像できる。
1人でも楽しませるための努力が見られたマリオカートダブルダッシュでも、1人用モードではもう限界に達していた。一定の基準はクリアしているのだが、突き抜けたものを感じられなくなっている。さらに、今回は携帯用ハードでのリリースだ。1人用のレースゲームで携帯機でどれだけ面白くできるのか?おそらく想像の範囲を超えることはないだろう。だからこそ、突飛なシステムや大量の隠し要素ではなく、絶妙なバランス感覚で極限までおもしろさを突き詰めて欲しい。
2004年10月09日
ニンテンドーDSの発表タイトルについて考える(3)-任天堂編3-
■「大合奏!バンドブラザーズ」
任天堂/12月2日(本体同時)発売/1人~無制限/4,800円
待ってました!ゲームボーイミュージックがついにタイトルとハードを変えて発売!一体いつ発売されるのか、首を長くして待って、待って、待って、待ち続けて3年半。お蔵入りかと思ってたよ・・・。そりゃGAMEWATCHの記者も「海外で発売された」なんてわけのわからない勘違いするよ。
ここまで書くと、どことなく海外で発売されたゲームボーイアドバンスの「ゲームボーイミュージック」を思い出すが、「大合唱! バンドブラザーズ」では、それぞれのパートをLANでリンクした仲間と一緒に演奏できてしまうのが大きなポイント。
引用元:「NINTENDO DS PREVIEW」ソフト体験レポート 任天堂が提案する「新しい遊び」を堪能
DSにプラットフォームを移したことで様々なパワーアップがなされたようだ。まず、DS自体のサウンド機能がステレオになり、ソフトウェア側でヴァーチャルサラウンドを生み出せるようになったこと。これで同梱予定だったポータブルスピーカーが不要になった。集まって遊ぶためのツールでもあるこのソフトがスピーカー必須じゃなくなった事は大きい。また、無線LANによるセッションに対応したことで一気にお手軽になった感がある。
入力インタフェイスがタッチスクリーンになったことで、音ゲーのゲームしての存在感も一気に増した。コントローラでプレイするとゲンナリしてしまうビートマニアやドラムマニアなどのソフトでの専用コントローラに値するぐらいの価値があるだろう。パートやモードごとに入力インタフェイスを変えるなんて芸当も可能なのだ。ある意味専用コントローラ以上とも言えるだろう。
細かいところを挙げればきりがないのだが、一番驚いたのは「ハナウタde楽譜」つまり、マイク入力で作曲が可能ということだ。ハードの充実した機能がこうしてゲームの幅を無限大に広げていく。なんとすばらしいことか。
色々と機能は増えているが、まずは「ファミコンミニメドレー」を普通に堪能したい。これだけでお腹いっぱいだ。
■直感ヒトフデ
任天堂/12月2日(本体同時)発売/1~2人用/3,800円
唐突に出てきたタイトルだ。発売は任天堂だが開発元はMITCHELLとなっている。おもにアーケード向けのソフトを制作している会社のようだ。代表作としてはポンピングワールド(スーパーパン/マイティパン)といった玉割りゲーム、パズルボブルを円状にしたようなパズループ(同2)などを出している。
こういったソフトは実際に触ってみないと楽しさはわからないことが多い。簡単な説明書きやスクリーンショットをみてもいまいちピンとこない。おそらくあまり売れもしないだろう。だが、同時発売タイトルとして任天堂ブランドで出してくるからにはそれなりの自信があると思って良い。意外なところに名作は埋もれているものだ。
ムービーを見ると少しだけおもしろさが伝わってくる。タッチスクリーンと2画面を非常に良く生かしており、DSの同時発売ソフトの中でも完成度の高い部類に属するのではないだろうか。少なくともパズルゲームとしては今回発表されたどのソフトよりも面白そうだ。
異質なものは出る前から価値を判断するのは難しい。だからこそこういったタイトルこそ、DS独自の機能を生かし、店頭で体験版ダウンロードできるようにすべきだろう。まずは触れさせることが重要だ。
■「ポケモンダッシュ」
任天堂/12月2日(本体同時)発売/1~6人用(予定)/4,800円
微妙。かなり微妙だ。任天堂が新しい機能のPRとしてポケモンを利用するのは今に始まったことではない。任天堂はNINTENDO64とゲームボーイを最初にポケモンスタジアムでつなげた。ポケットモンスタークリスタルでは携帯電話とゲームボーイをつなげた。そのときと同じ臭いを感じてしまう。ポケモンダッシュの全貌はまだ見えないが、ポケットモンスターエメラルドとの連動を売りの一つにしている。
ポケモンと言えばダイヤモンドとパールが発表になった。旧ゲームボーイ~ゲームボーイカラー時代は色名を冠した「赤/緑/青」「金/銀」が発売された。ゲームボーイアドバンス世代で宝石の名前を冠するようになった。この流れを見るとDS版新作はRPG本編の正統続編となるだろう。かねてから任天堂はDSはゲームボーイとは別系統のハードと主張してきた。だが、ポケモンの新作がDSで出るのであれば、その言葉をそのまま信じるわけにはいかない。DSが売れるようであればゲームボーイの後続機は先延ばしになるか中止されるのではないだろうか。
ポケモンがゲームボーイアドバンスにプラットフォームを移した際に、旧作のデータを引き継げないという悲劇が起きた。だが、今回はダブルスロットを配することでその問題も解決した。もう、DSがゲームボーイ後続機ってことでいいんじゃないかな?
2004年10月09日
ニンテンドーDSの発表タイトルについて考える(2)-任天堂編2-
■「さわるメイドインワリオ」
任天堂/12月2日(本体同時)発売/1人専用/4,800円
ミニゲームはワリオに任せればいいのに、わざわざマリオ64DSにもミニゲームが入ってる、なんて思ったらこっちは完全に1人用だった。ゲームキューブ版では対戦ものがあったのに、せっかくの無線を使わないのはもったいない。おそらく、今回はタッチスクリーンに特化して、いずれ無線を生かせるような続編が出るのだろう。
新技術の披露にはミニゲーム集は最適なのだろう。いくつかのスクリーンショットやムービーを見ると、やはりメイドインワリオは突き抜けている。タッチスクリーンならだれでも当然考えるようにモグラ叩き系のミニゲームがあるのはご愛敬だが、マイクを利用して息を吹きかけさせるのは目からウロコ。ただ、同じ事をセガの「きみのためなら死ねる」でもやるそうだ。
ひたすらミニゲームを詰め込んだ「メイドインワリオ」、対戦要素をくわえた「あつまれ!!メイドインワリオ」、そして今月発売される回転センサーカートリッジ搭載の「まわるメイドインワリオ」、そして今作。メイドインワリオシリーズはこれで4作目だ。64DDのマリオアーティストポリゴンスタジオ内のミニゲームとしてひっそりとリリースされた「サウンドボンバー」がここまで出世するとは...。しかし、前作発売から2ヶ月以内に新ハードで新作。かなり微妙だ。何とかならなかったものか。
その、前作(とは言っても、現時点で未発売)のテレビCMが公式サイトで公開されている。ゲームキューブ版と同じく、多くの人が実際に遊んでいる様子を延々と流す内容だ。15秒CMで実際のゲームの2ステージ分を流せるなんてこのゲームだけだろう。どうしていいのか戸惑っている間に5秒経過してしまうなんて場面もあり、「あー、あるある!」と思ってしまう。
■「ピクトチャット」
任天堂/本体内蔵/1~16人用
本体に内蔵された機能なのでゲームと呼んで良いのか微妙だ。ツールと呼んだ方が良いかもしれない。無線機能とタッチスクリーンを駆使して多人数で絵チャットを行うソフトである。
下画面の左端はツールボタン、右側の上半分が実際の入力画面になり、残りはソフトウェアキーボードとなっている。キーボードは英数入力の場合がパソコンでおなじみのQWERTY配列、カナ(かな)入力で五十音配列が使用できる。変換ボタンは用意されていないため、漢字は使用できないようだ。ツールボタンを見ると、鉛筆と消しゴム、鉛筆のふとさが2種類みえる。つまり、色や塗りつぶし、エアブラシなどはない。本当に基本だけのようだ。他には無線の状態を示す3本のアンテナ、参加している各人の名前、チャットのログ閲覧などが出来るようだ。
こういったツールで一番重要なのは充実した機能ではない。普及率が大切だ。だからこそこのソフトをプリインストールしたのだろう。タッチスクリーンと無線があれば、同系統のソフトは当然出てくる。もしかするとマイクも使用するソフトも出てくるかもしれない。そのときに一番壁になるのもやはり普及率だ。最終的にピクトチャットにデータを送る際に白黒の画像として送れば問題ないわけだから、ピクトチャット上位互換で拡張を行ったソフトが出てくるのも良いかもしれない。
2004年10月09日
ニンテンドーDSの発表タイトルについて考える(1)-任天堂編1-
先日の「NINTENDO DS PREVIEWで」発表されたタイトルをいくつか取りあげて分析してみる。数が多いのでダイジェスト風味になるのはご愛敬。
■「スーパーマリオ64DS」
任天堂/12月2日(本体同時)発売/1~4人用/4,800円/ワイヤレスダウンロード対応
E3の段階では「スーパーマリオ64×4」というタイトルで発表されており、なんとなーくマリオ64テイストのミニゲーム集だと勝手に思いこんでいたが、スーパーマリオ64の本編をまるっと携帯機にぶち込むなんて!本編が入らないと思いこんでいたのはそれなりに根拠がある。NINTENDO64同時発売と言うことで、スーパーマリオ64は3Dスティックによるアナログ操作がキモのソフトだった。だから十字キーで操作することになるDSでは旨く操作できないと思っていたわけだ。まさか、あの微妙な操作感覚を無視して十字キーで遊べと?
スクリーンショットをみてもイマイチ腑に落ちなかったが、Touch-DS.jpにあるムービーをみてビックリ。左手の親指に指輪状のタッチストラップを装着し、指の腹でスクリーンをなでているのだ。これにはガッテンだ。わざわざタッチストラップが必要なのは指で直接操作すると、接触面積が大きすぎて操作が難しいせいだろう。
DSの本体下半分はだいたい初代ゲームボーイアドバンスと似たような寸法なので、どのような感覚になるのかちょっと試してみる。ム、ムム。・・これは意外と違和感がない。少なくとも、NINTENDO64のコントローラでのファミコンポジション(両端のグリップホールドし、十字キーおよびボタンを使用するため持ち方)をしたままの状態で真ん中のグリップにある3Dスティックを操作するような違和感バリバリの感じではない。
タッチスクリーンの可能性の高さに改めて驚いた。これなら左手で同じ事をすれば、十字キーと併用でスティック二軸を同時使用するようなゲームでも大丈夫そうだ。
さて、8年越しでの移植という形になるスーパーマリオ64だが、完全移植というわけではなく、解像度の面や性能の面でやはり無理があるようで画面は多少劣化している。だから、補うように様々な要素を詰め込んでいるようだ。まず、プレイヤーキャラにルイージ、ワリオ、そしてヨッシーが加わり4人選べるようになった。それぞれ性能差があるのだろう。64発売時には苦汁を飲んで、ゲームキューブでリベンジを果たしたルイージが同等の立場に立ったのだ。・・と思ったが、ピンで1本ソフトが出るワリオが一番先行している。ヨッシーもバルーントリップでベビーマリオと共に主役を張るようだ。ガンバレ!ルイージ
さらに、パワーアップした本編には、最終目標である120個スターに+30個の150個の獲得すべきスターが出るなんて追加要素がある。これは正直ウンザリ。120個集めるのも結構大変なのに・・。
意外と硬派な3Dアクションである本編だけでは問題があるが、ちゃんと初心者へのフォローがある。さすが任天堂だ。タッチスクリーンを使用したミニゲームが30種類以上収録されるという。さらにうれしいことにダウンロード機能に対応し、1カートリッジで4台の本体での対戦が出来るという。無線経由で他の本体からプログラムを受け取るなんて結構すごくない?
2004年10月07日
本日の任天堂発表について
本日、任天堂は都内で「NINTENDO DS PREVIEW」と銘打った発表会を開催し、12月2日に発売するニンテンドーDSの同時発売タイトルや今後の発売予定タイトルの発表などを行った。
ちょっと情報が多すぎてまとめる時間がないので、とりあえず関連記事へのリンクなどを。わあ!まるでblogみたいだよ兄さん!
それぞれのソフトに関しては後ほど深く掘り下げた記事を提供する予定です。
■任天堂内ページ
※アクセス過多のためスクリーンショット等が表示されない可能性あり
ニンテンドー DS
・各ソフトへのリンク、ゲーム紹介ムービー有り
ハードウェア情報
・タッチペンは予備を含めて2本、専用タッチストラップはペンとしても使用可能
その他の発売予定タイトル
・増えたり、タイトル決まったり
Touch-DS.jp
・今晩更新予定
各報道サイド記事/◎が付いている記事がお薦め
◆ファミ通.com
ニンテンドー DS、本体同時発売タイトルが明らかに!
・同時発売タイトルは任天堂7本、サードパーティ5本、12月内に追加でサードパーティ2本
・スクウェアエニックスはファイナルファンタジーIIIを開発
ニンテンドー DS、パッケージやDSカードも公開!
・DSカードのパッケージサイズはCDと同じ
岩田聡社長のコメントを掲載!
・「来年公開の『ポケモン』映画で、ニンテンドーDSは映画とも連動します。」
・映画館に設置した装置→GBA版ポケモンをセットしたDS→新ポケモンゲット
◆GAMEWATCH
任天堂、「NINTENDO DS PREVIEW」開催 「FF III」が初移植、新作「ポケモン」も
・DSの「ポケモンダッシュ」とGBA「ポケットモンスター エメラルド」を同時使用で新要素
・「ポケットモンスター ダイヤ/プラチナ」が開発中
※誤報の可能性高し
・宮本茂氏、「『ゼルダの伝説 4つの剣』をNDSでやりたい」
◆ITmedia
◎“2画面”と“タッチ”で誰もが簡単に――「ニンテンドーDS」の狙い
・「ワイヤレスダウンロードにより1つのゲームソフトを多人数で遊ぶゲームシェアリングが可能になった」
・ワイヤレスダウンロード機能を応用して、プレイ回数を制限した店頭試遊システムも
◆SOFTBANK GAMES
FF IIIも! 46社・142タイトルがニンテンドーDSで
・前回発表のソフト一覧から名称変更、新規追加されたソフトの一覧
ニンテンドーDS体験会で岩田氏が開発経緯を語る
・岩田氏「ゲームの技術はスゴイが,複雑になりすぎてゲーム離れを起こしてしまっている。」
◎各社クリエイターもNDSに注力! 新サービスも発表に
・宮本氏、Nintendogsをプレイ。使って名前を呼ぶときちんと反応
・「きみのためなら死ねる」(マイクに)息を吹きかけて画面のロウソクの火を消す。
◆電撃オンライン
ニンテンドー DS同発タイトルは計12作品! 『FF III』、『ポケモン』最新作も開発中
・「ポケットモンスター ダイヤモンド」「ポケットモンスター パール」
※GAMEWATCHの記事とソフト名が異なっている...
◆BROADBAND WATCH
◎ニンテンドーDSのワイヤレス機能を使った試み~NINTENDO DS PREVIEW
・岩田氏、「(いまの時代は)ただシンプルなゲームを出しても熟練者には価値のない遊びになってしまう」
・先日の山内氏発言について、岩田氏「前向きに検討しているが現在お話できることはない。結論が出次第報告したい」
・映画との連動を行うGBAポケモンソフトは「ルビー」など5種類
※ルビー/サファイア/エメラルド/ファイアレッド/リーフグリーンと思われる
・宮本氏、Nintendogs紹介。CMで宇多田さんが遊んでいたのはこのソフト
・同ソフトの発売日について、「春までにはしっかり調教して..」
・「究極決定版のポケモン」として「ダイヤモンド」「パール」の開発に着手
※GAMEWATCHはやはり誤報と言うことで...
2004年10月07日
ちょっと待って、その体験版って大丈夫なの?
週刊ファミ通10月29日号増刊「ファミ通カプコン DOUBLE DISC EXTRA」に、カプコンが今冬にゲームキューブでの発売を予定している「バイオハザード4」の体験版が付属していることはご承知の通り。非常に出来が良く、普段はやらない攻略記事まで掲載したぐらいだ。まだ店頭に置かれているはずだ。遊びたい人は今すぐ買いに行こう。少なくともゲームの出来は非常によい。
ゲームの出来はよいのだが、体験版の販売形態には疑問を抱かずにはいられない。
2004年10月06日
amazonさん増えすぎ
amazonさんはあれだけ絶賛したbiohazard4をちょっとばかし飽きてきたようです。だって1プレイ10分程度じゃぁねぇ・・・。
yu-kon's web pageにてなんか屋外で楽しそうに寄り添う二人のamazonさんが!オフレポをみるとたのしそうなamazonさん達が!コスプレイベントなのか着ぐるみイベントなのかよく分からないが、amazonさんもコスプレという認識でいいのだろうか。イベントだし、たった2人だから良いけど、あんまりやりすぎないようにしましょう。前見えないから危険です。底面の糊も危険です。
その危険な糊にやられた方がまた一人。のみねこさんが豪快に毛抜きトラップに引っかかった模様(※絵日記2004/10/4(月))
みなさん十分気をつけましょう。
関連記事
・Amazonさんの作り方
・Amazonリンクで自分で買ったら利益ナシ
・Amazonさん増加中
・ども。amazonさんです
・緊急告知!amazonさん装着時に重大事故が起こる可能性が
2004年10月03日
バイオハザード4体験版で遊んでみた(ネタバレ有り)
エンターブレインからファミ通カプコンというムックが1,490円で売っていたので買ってみた。
これにはカプコンの新作プロモーションDVDとbiohazard4体験版ディスクが付いてくる。そのbiohazard4体験版で遊んでみた。
ちなみに本編は冬発売予定。大文字のほうのBIOHAZARDはPS2でオンライン版のBIOHAZARD OUTBREAK FILE2が出てるわけだが、小文字のbiohazardはゲームキューブだけ!(今のところ)
体験版のくせに妙に面白いし、やり込み要素まで用意している。1500円のミニゲームとして考えても十分納得出来る内容だ。非常にオススメ。雑誌とDVDはおまけだ。
体験版の内容をまとめて、隠し要素攻略までやってみた。
※以下、本編のネタバレはないが、体験版の隠し要素、攻略情報について記述してあるので注意。
2004年10月02日
ピンキーストリートインタウンVol.1を買ってきた
ピンキーストリートインタウンVol.1を買ってきた。
本なのだが本文がない。フィギュアと不可解な模様が描かれた厚紙だけが入っているペーパークラフトジオラマ本だ。
せっせとカッターで切り刻んで組み立ててはみたが、適当に切りすぎたせいであらゆる場所がゆがんでいる。困った。6シーンのうちの1個だけを作ったところで断念。時間があるときに丁寧に作りたい。
フィギュアの方は例によってPinki:st.解剖のページに追加してきた。増えたなぁ。。。
2004年10月02日
ナムコがニンテンドーDS2作品の公式サイトを開設
ナムコはニンテンドーDS用ソフト「パックピクス(仮称)」「ミスタードリラーDS(仮称)」の公式サイトを開設した。ともに発売日未定、価格未定。
公式サイトよりも、スクリーンショットや解説が豊富なGAMEWATCHの記事を見たほうが良さそうだ。
・ナムコ、描いたパックマンがそのまま登場!! NDS「パックピクス(仮称)」
・ナムコ、上下2分割でさらにホリすすめ! NDS「ミスタードリラーDS(仮称)」
パックピクスは実際に触らないと分かりづらそうな内容だが、ペンで描いたり、押さえつけたりする感覚は既存のソフトでは味わえないものなので非常に興味深い。パックマンといえばクラブニンテンドー入会時にもらえたゲームキューブ+ゲームボーイアドバンス連動専用ソフト「パックマンVS」が非常に面白かった。
まったく内容は異なるのだが、連動という新しい要素をゲームに生かす技術力がタッチパネルでも発揮されることを期待したい。
ドリラーはタッチパネルを使う必要性は余り無いが、このソフトで2画面が使えることは非常に大きい。下に下に掘り進む際に、いままでは画面外だった部分がきちんと描画されることが有利に働いたり、逆にプレッシャーになったりして良い感じのスパイスになっている。
今のところ同時発売タイトルは「きみのためなら死ねる」「研修医 天堂独太」の二本が確定している。ナムコの2作品もどちらかが同時発売タイトルになりそうな予感。とりあえずTouch!DSで触ってみようと思う。
2004年10月02日
イベント情報×2
としまえんで10月9日~11日にトイザらスカーニバルが開催され、未発売ソフトを含む18本が出展される。入場は無料
出展されるソフトのうち6本が明らかになっている。
また、11月13日/14日にはマイドームおおさかでGames Japan Festa 2004 in OSAKAが開催される。こちらも入場無料。
こちらのイベントでは出展タイトルは明らかになっていないが、「ニンテンドーDSコーナー(予定)も登場」としている。・・予定ってなんだ。
Touch!DS以外でニンテンドーDSが体験できるイベントはこれが最初。Touch!DSのほうが出展タイトル数や試遊台が多いと思うが、他のハードにも興味がある人はこちらも参加してみるのも良いだろう。
福岡では発売週にならないと体験できないのに大阪はずるい。
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