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2007年01月29日

Wiiソフトレビュー3:エキサイトトラック

エキサイトトラック パッケージタイトル:エキサイトトラック
発売元:任天堂
開発元:Monster Games
発売日:2007年01月18日
価格:5,800円(税込)

驚いた。操作方法がものすごくなじむことに驚いた。十字キーやスティックではなく、リモコンを傾けてハンドルを操作するという、ある意味イロモノ的な操作方法を強制しているのに、しっくりと体になじむ。「思っていたよりも操作しやすい」というレベルではなく、むしろ、「アナログスティックよりも操作しやすいんじゃないか?」と思えるぐらいスムーズに車体を操れることに驚いた。

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2007年01月28日

バーチャルコンソールの2月ラインナップ公開、時のオカリナも

Wiiで過去ゲーム機ののソフトをダウンロード出来る「バーチャルコンソール」の2月配信ソフトが発表された。

以前紹介したソフトの他にも1月配信分も追加されたので紹介。
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2007年01月26日

「置く電池」でWiiリモコンを非接触充電

通常、充電できる機器にはコネクタが用意されていて、そこに電源ケーブルを差し込んで充電できるようになっている。ニンテンドーDSでもそうだ。ところが、電気シェイバー等で、コネクタや接点がないのに充電できる製品がある。それは「電磁誘導」を使用して充電を行っている。電磁誘導に関する説明は割愛するが、要は電磁誘導を行うことで離れた場所に電気を流すことが出来るわけだ。

その電磁誘導の仕組みを利用し、「乾電池側に電磁誘導を受けて充電する仕組みを入れる」というアイデアで商品化されたのが、「置く電池」だ。

発売前にengadget等で取り上げられて、Wiiリモコンにピッタリだと思い、Wiiテレビリモコンで寸法を測り電池の位置を確認してメーカーに問い合わせた。「充電は可能です」との返答。いつ発売されるかなと、ワクワクしながら待っていた。

そして、昨年12月ぐらいから販売が開始…されたのだが、店頭ではあまり売っているところを見かけない。しかし、楽天ではやたらと大量に販売されている。この手のアイデア商品はネットのほうが売りやすいのかな。今のところ充電器と単三の置く電池2個のセットが3,800円程度で販売されている。

そして、さっそく注文。先週届いた。

置く電池

1週間使用してみての、使用感をレポートしよう。

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2007年01月26日

コーエーが「しゃべる! DSお料理ナビ」の続編を発表

24日に、株式会社コーエーは2007年3月末までにニンテンドーDS用実践クッキングナビゲーションソフト「しゃべる! DSお料理ナビ まるごと帝国ホテル~最高峰の料理長が教える家庭料理~」を発売すると発表した。価格は未定。

今作は、任天堂から2006年7月20日に発売された「しゃべる! DSお料理ナビ」のレシピを帝国ホテルで実際に出される料理に差し替えたもの。帝国ホテル、および帝国ホテルに出店する料理店の協力を受け、約200種類のレシピのほか、「料理長のアドバイス」などのコンテンツも収録する。なお、「しゃべる! DSお料理ナビ」は任天堂の登録商標で、コーエーは任天堂からライセンスを受けて開発を行う。

GAMEWATCHによると、コーエーの襟川名誉会長が料理を題材としたニンテンドーDS用ソフトの開発を考えている間に任天堂に先を越され、話し合いを進めるうちにコーエーが帝国ホテルを題材としたソフトを開発することになったようだ。「まるごと帝国ホテル」のタイトルは任天堂の宮本茂氏が考案したという。また、襟川名誉会長は今後、「まるごと」の名前を冠したシリーズの開発を考えているという。宮本さんが名前考えたのに…。

任天堂からライセンスを受けて、他社が続編的なものを出すのは非常に珍しい。「バテンカイトス」や「シムシティ」など、逆のパターンはあったが。

今回の発表会見は帝国ホテルの富士の間で行われた。各ゲーム系マスコミサイトで、ゲーム画面やタイトル画面を一切出さずに料理や料理長の写真だけがずらずらと並んでいるのが印象的だ。


ものすごく余談なのだが、2年ぐらい前の新聞の片隅に次のようなことが書かれてあった。「マブチモーター社長宅殺人放火事件の容疑者2人は刑務所で服役中に知り合い、今回の事件の計画練った。計画では、襲撃対象としてマブチモーター社長のほか、横浜市にあるゲーム会社の社長夫妻などがあったと供述した」…と、まあこんな感じの記事。ネット上で当時の記事を探したが見つからないのでうろ覚えだが。

この、"横浜市にあるゲーム会社の社長夫妻"ってどう考えてもコーエーの話だよなあ。

2007年01月20日

「逆転裁判4」は4月12日発売、9,240円の限定版も

カプコンはニンテンドーDS用法廷バトルソフト「逆転裁判4」を2007年4月12日に発売する。価格は通常版が税込み5,040円、限定版が9,240円。

限定版にはニンテンドーDS用ソフト「逆転裁判 事典」とDVDビデオ「逆転裁判 映像」が付属する。
逆転裁判事典は、過去の4作品の登場人物、ストーリ等を収録したデータベース。CEROでB指定(12歳以上推奨)を受けた逆転裁判3のデータが収録されているためか、通常版がCEROでA指定なのに対し、逆転裁判事典の付属する限定版のみがB指定となっている。また、逆転裁判映像は今作を含めた5作品に関連するテレビCMやイベント用プロモーション映像などを収録している。
通常版と比較して2倍近い価格になってしまっているが、価格相応の内容ではないだろうか。

通常版、限定版ともに早期購入特典として、主人公の名前を冠した「オドロキヘッドフォン」が付属する。数量限定なので、欲しい人は早めに予約することをお薦めする。amazon等のオンラインショップでは、この手の特典が付かない場合があるので、あらかじめ確認しておいたほうが良いだろう。

過去の逆転裁判シリーズ作品について簡単にまとめてみた。

ソフト名発売日価格プラットホーム
逆転裁判2001年10月12日5,040円ゲームボーイアドバンス
逆転裁判 Best Price!2002年10月18日3,129円ゲームボーイアドバンス
逆転裁判22002年10月18日5,040円ゲームボーイアドバンス
逆転裁判2 Best Price!2003年12月19日3,129円ゲームボーイアドバンス
逆転裁判32004年01月23日5,040円ゲームボーイアドバンス
逆転裁判1~32004年04月28日~ Vodafone(Yahoo!ケータイ)
逆転裁判1~3/蘇る逆転2004年08月02日~ docomo
逆転裁判3 Best Price!2004年10月01日3,129円ゲームボーイアドバンス
逆転裁判1~32004年12月02日~ au
クイズ逆転裁判2005年01月24日 docomo
逆転裁判 蘇る逆転2005年09月15日5,040円ニンテンドーDS
逆転裁判 蘇る逆転 限定版2005年09月15日7,140円ニンテンドーDS
逆転裁判 PC2005年12月23日2,970円Windows
逆転裁判2 PC2006年03月31日2,970円Windows
逆転裁判3 PC2006年03月31日2,970円Windows
逆転裁判 PC 1・2・3セット2006年03月31日6,980円Windows
逆転裁判 蘇る逆転 Best Price!2006年06月15日3,129円ニンテンドーDS
逆転裁判2 Best Price!2006年10月26日3,129円ニンテンドーDS

※携帯電話版は最初のバージョンがリリースされた日、その後対応機種を変えての再リリースや、シナリオの追加が行われている。
※Windows版の発売元はソースネクスト

過去のシリーズでは細かいところで、前作をプレイしていないと分からない小ネタを仕込んであることが多かったので、今度も過去の作品に関連したエピソードを挿入してくる可能性が高い。わざわざ限定版で過去作品の復習を薦めるようなおまけを付けていることから見ても、なにか仕込んでいるとみて間違いないだろう。ただ、今回の逆転裁判4は、逆転裁判3から7年後の設定で、主人公を含めた登場人物の刷新が行われている。そのため、前作を遊んでいないと楽しめないという事にはならないとは思う。一番手軽に過去の作品を楽しめるのはWindows版と蘇る逆転の廉価版の組み合わせで約1万円か。まあ、遊びづらさとパケット代を無視すれば携帯電話が一番安く済むんだが。

そういえば、逆転裁判3のニンテンドーDS版はまだ未発売。4の前後にでもBest Priceでリリースされないだろうか。

2007年01月20日

「ことばのパズル もじぴったんDS」は2,940円

バンダイナムコゲームスはニンテンドーDS用知的好奇心くすぐり系パズルゲーム「ことばのパズル もじぴったんDS」を2007年3月15日に税込み2,940円で発売する。amazonでは12%OFFの2,587円で予約を受け付けている。

もじぴったんDSはアーケード版として2001年に登場した人気シリーズの最新作。家庭用としては今までにPlaystation2、ゲームボーイアドバンス、PSPで発売されている。公式サイトにブラウザで遊べる体験版が置いてあるので未体験の人は是非とも一度遊んで欲しい。ちなみに、体験版はFlashではなくShockwaveなのでWiiインターネットチャンネルでは遊べない。

今までの作品と同じく今回のもじぴったんDSでも2人対戦が可能だが、1カードでのダウンロードプレイにも対応している。また、ゲームボーイアドバンス版「ことばのパズル もじぴったん アドバンス」をニンテンドーDSのカートリッジスロットに挿入したままもじぴったんDSをプレイすると、アドバンス版のステージのうち120面をアレンジしたステージを遊ぶことが出来るという仕掛けが用意されている。

余談だが、今シリーズの開発者である後藤裕之氏は、円周率暗記世界一でギネスブックに認定された経歴を持つ(現在は他の人に記録を更新されているが)。PS2版発売当時の電撃オンラインのインタビューなどで掲載されているが、彼の開発に関するエピソードはいろいろと面白い。彼の作詞した名曲「ふたりのもじぴったん」はDS版にも収録されるだろうか。楽しみだ。

2007年01月19日

楽天ブックスでもWiiの抽選販売

先日、トイザらスオンラインでWiiが抽選販売されたが、今度は楽天ブックスで抽選販売の受付が始まった。受付は1月25日午前10時まで。

トイザらスでは697台の大放出だったが、楽天ブックスはがくっと減って50台。競争率は高そうだ。

楽天には多くのゲームショップが軒を連ねており、Wiiを取り扱っている店舗も多い。ただ、定価販売の所は台数が一桁だったり、5,000~8,000円程度上乗せされた”プレミア価格”だったり、なぜか高額な液晶テレビとセット販売だったりして、ちょっとアレな感じだ。

一般的にゲームハードは原価率が高く、ポイント還元を行っている店舗だとポイント分で利益がなくなってしまうと言われている。定価販売をしたとしても、様々なコストで利益はなくなってしまう。実店舗では1台のハードが売れれば、購入者がリピータとなって利益率の高いソフトや周辺機器を続けて購入してくれる可能性があるが、ネット上の店舗だとそれはあまり望めない。そのあたりの事情を考えると、ネット上で普通にWiiを販売していないのは仕方がないとも言えるが…。

2007年01月17日

Wiiを入手するために水を飲みすぎ、28歳女性が死亡

CNNによると、カリフォルニア州サクラメントでラジオ局の主催した水飲み大会に参加した28歳の女性が、過剰の水分摂取による水中毒で大会終了後に死亡したことが明らかになった。この大会の優勝賞品は任天堂のゲーム機Wiiだった。

CNNの英語版を見ると大会の名称は「Hold Your Wee for a Wii」。Weeは英語(スコットランド方言)でおしっこの幼児語、排尿時の音を表した擬音だ。大会名称を日本語に訳すと「シーを我慢してウィーを手に入れよう!」といったところだろうか。…ひでえ。

水中毒について簡単に説明すると、急激に水分を摂取することにより、体液が薄まりその影響で様々な健康被害が出るというもの。水をまったく飲まないのも体に悪いが、飲み過ぎもまた体に悪いということだ。

普段はあまりこの手のゴシップは掲載しないのだが、なんとなく琴線に触れたので掲載した。取り上げ方が不謹慎で申し訳ございません。このような悲劇を繰り返さないよう、任天堂さんにはとっとと供給を安定させて欲しい…というまとめでいかがでしょうか。

2007年01月17日

ドコモが2画面タッチパネル携帯「D800iDS」を発表

NTTドコモは三菱電機製のFOMA端末「D800iDS」を2月中に発売すると発表した。「D800iDS」は折りたたみ式の携帯電話で、上下に分かれた2画面の液晶を搭載し、下画面は指で触れて操作するタッチパネル液晶となっている。D800iDSについてはケータイWATCHが詳しい。

D800iDSのDSは「Direct & Smooth」を意味するらしいが、ニンテンドーDSを意識したものだろう。
せっかくなので仕様を比較してみることにした。似ているのであれば、ニンテンドーDS用ソフトがD800iDSにも移植されるかも知れない。

  D800iDS ニンテンドーDS Lite
価格 未定 16,800円
発売日 2007年2月予定 2006年3月2日
外寸
(折りたたみ時)
幅 49mm×高さ 106mm×厚さ 21mm 縦 73.9mm×横 133.0mm×厚さ 21.5mm
重量 約122g 約218g
(内蔵充電池、タッチペン含む)
バッテリー 連続待ち受け 約550時間
連続通話 約170分
最低輝度 約15~19時間
最高輝度 約5~8時間
ディスプレイサイズ
(上下画面とも)
2.2インチ TFT液晶 3インチ 半透過反射型TFTカラー液晶
画面解像度 240x320ピクセル
(上下画面とも)
256x192ピクセル
(上下画面とも)
画面画素数 合計153,600ピクセル 合計98,304ピクセル
画面色数 262,144色(上画面)
65,536色(下画面)
26万色(上下画面とも)
画面その他 タッチパネル液晶
(下画面のみ)
抵抗膜方式透明アナログタッチスクリーン
(下画面のみ)

どっかで見たような比較表だ。…つーか、ソレのコメント欄のことでまだ騒いでいる連中が居ることに驚く。あれ2年前だぜ…。

まあ、その話はさておき、画面解像度で言えばD800iDSのほうが細かいことが分かる。ただ、ニンテンドーDSは横長画面を縦に2つ重ねたタイプだが、D800iDSは縦長画面をさらに縦に積み重ねた形状になる。ニンテンドーDS対応ソフトをそのまま移植するのは困難だろう。

そもそも、D800iDSはユニバーサル携帯としてデザインされたもので、どちらかというと高齢者向きの端末となっていて携帯電話でゲームをする年齢層とはターゲットが異なる。ただ、いわゆる"脳トレ"ソフトのターゲット層とは重なるためか、「右脳鍛錬ウノタン」がプリインストールされる。ソフト名は不明だが、ゴルフゲームもプリインストールされるようだ。操作画面が任天堂の「大人のDSゴルフ」にそっくり。また、ニンテンドーDSでも発売された「探偵・癸生川凌介事件譚」シリーズがD800iDS用に2画面対応でリリースされる模様。

ポケモンの携帯電話用ソフトはリリースされているが、任天堂自身がニンテンドーモバイルで提供しているのは壁紙と着メロのみでゲームはリリースされていない。今後もリリースすることはないだろう。ただサードパーティからは「探偵・癸生川凌介事件譚」のように、ニンテンドーDSでも発売されたソフトがD800iDSでもリリースすることがあるかも知れない。

それと、製造元の三菱電機がD800iDS対応ソフトのコンテストを実施している。一次審査は既に始まっており2007年2月7日までの募集期間となっている。一次審査通過者に対し、端末を贈与して実際の開発が3月12日まで行われる。作られた作品はメーカーサイトで配布され、大賞受賞者には37v型液晶テレビが与えられる。DS向きのゲームのアイデアがある携帯ソフト開発者から面白いソフトが出てくるだろうか。

あまり当サイトとは関係ない話題だったが、(機種名が)衝撃的だったので取り上げてみた。

2007年01月17日

Wii Sportsをより楽しむための奇妙なグッズ

株式会社ミヤビックスは、Wiiリモコンに取り付けるアタッチメント「PEGA スポーツパック for Wii」の予約受付を開始した。価格は2,780円。

「PEGA スポーツパック for Wii」はWii Sportsをプレイする際によりいっそうの臨場感を与えるためのアタッチメント。3種類のアタッチメントがセットになっており、それぞれテニスラケット、ゴルフクラブ、バットの形状をしている。Wiiリモコンの形状を変化させる機能があるが、それ以外の機能はなにひとつない。

恐ろしいことにリモコンの先端にある赤外線受光部をふさいでしまうので、Wiiリモコンのポインティング機能が使用不可能になってしまう。

まあ、Wii Sportsは十字キーでメニュー選択も出来るし、ゲーム中はポインティング機能を一切使用しないので、支障がないと言えばないのだが。通販サイトには次のような驚愕の注意書きがある。

持ち手部分のアタッチメントには、Wiiリモコンを固定するため、内側の上下に1箇所ずつ、サイド4箇所に溝が設けられています。Wiiリモコンの出し入れを数回行うと、この溝のキズ跡がリモコンに付きます。ご了承のうえ、お買い求めください。

すげえ!すげえよ!
「キズが付く恐れがあります」ではなく「付きます
言い切っちゃった!断言しちゃった!

もちろん任天堂の公式ライセンス商品ではなく、いわゆる勝手商品なのだが、こういう妙なグッズが出てくるのもWiiの人気のあかしか。

2007年01月17日

「オシャレ魔女 ラブ and ベリー」カードの単体販売開始

GAMEWATCHによると、セガはニンテンドーDS用ソフト「オシャレ魔女 ラブ and ベリー ~DSコレクション~」で使用できるカードが3枚封入された「オシャレ魔女 ラブ and ベリー ~DSコレクション~ オフィシャルカードパック」を1月24日に税込み210円で発売する。全国のローソンなどで販売される。

「オシャレ魔女 ラブ and ベリー ~DSコレクション~」は、専用のDS用カードリーダが付属し、業務用の「オシャレ魔女 ラブ and ベリー」を1プレイするごとに排出される専用カード「オシャレまほうカード」を読み込ませて遊ぶことが出来る。今までは、アーケード版をプレイすることでしかカードを入手できなかったが店頭でのカード購入が可能になる。また、オフィシャルカードパックに封入されたカードはアーケード版と同一の仕様なので、DS版とアーケード版の両方での使用が可能だ。アーケード版では100円1プレイ1枚なので、3枚210円は若干お得。

同ソフトは、2006年11月22日に発売され、12月14日に出荷本数が100万本を突破したと発表された。2006年末の段階で80万本程度の実売本数だが、年明け後の週間ランキングでも上位をキープしており、いずれは販売本数も100万本を突破するものと思われるが、しばらく時間がかかるかも。

意外なことだが、今まだにセガが家庭用ゲームソフトで100万本を突破したのはセガサターンの「バーチャファイター2」1作品のみ。カード単体での販売、春休みの映画公開で弾みを付けて、セガ念願の2本目のミリオンセラーとなるか。

2007年01月17日

スクウェアエニックス、直販サイト「e-STORE」を開店

スクウェアエニックスは、1月18日に直販サイト「e-STORE」を開設する。以前から運営していたポイントシステム「スクウェア・エニックス メンバーズ」のIDがそのまま利用可能で、登録者にはメールでe-STORE開設のお知らせが届いている。

http://store.square-enix.com/(1月17日現在、アクセスできない状態)

GAMEWATCHによると、開店記念として限定品として販売されていた「ファイナルファンタジーIII クリスタルエディション」を数量限定で販売する。クリスタルエディションは限定品のニンテンドーDS LiteとファイナルファンタジーIIIのソフトをセットにしたもの。

セットに同梱される限定のニンテンドーDS Liteはシリアルナンバー入りだが、番号を増やしたのか、メーカー在庫品を放出するのかは不明。いずれにせよ、数量限定とのことなので競争は必至。具体的なサイトオープン時間が18日の何時か不明なのが困ったところだ。

ちなみにクリスタルエディションは、ヤフーオークションで32,000円前後で取引されているようだ。

関連記事:FF3に限定DS Lite同梱版

2007年01月14日

ゲームの売り上げの歴史を可視化(2006年版)

ファミ通調べの2006年の年間売り上げTOP100が発表された。トップ10のうち、8本がNINTENDO DSソフトで、しかも8本すべて任天堂と関連会社(株式会社ポケモン)で占めているという異常事態になった。

年間1位の「ポケットモンスターダイヤモンド/パール」は1997年の初代ポケモンの399.5万本の記録を超えた430万本を販売し、日本のゲーム市場で初となる年間400万本超え(クアッドミリオン…で良いのかな?)を達成。2位の「Newスーパーマリオブラザーズ」と、3位の「もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」もそろってトリプルミリオンを達成、こちらも初となる年間のトリプルミリオン3作品となった。4位の「おいでよどうぶつの森」と6位の「脳を鍛える大人のDSトレーニング」の2本も累計でトリプルミリオン、2006年中に累計トリプルミリオン到達が5作品というのも初めてのことだ。さらに、日本のゲーム市場ではじめて据置型ゲーム機の市場規模を携帯ゲーム機が凌駕し、市場全体としても大幅に拡大することになった。とにかく、初ずくし、記録ずくめの1年だったといえる。

以前、1996年から2005年までの売り上げの歴史を可視化する試みを行い、「見づらい」「目がちかちかする」「色弱差別」「意味がよくわからない」と大変好評だったので、今回のデータをぶち込んで画像を再作成してみた。図の作成方法は前回の記事で追記している。

1996年~2006年の年間売り上げTOP100

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2007年01月13日

Wii用ソフト「エキサイトトラック」のCM放送開始

任天堂のWii用レースゲーム「エキサイトトラック」のテレビCM「クラッシュ篇」が放送開始された。CM動画Wii.comのエキサイトトラック紹介ページに掲載されている。クラッシュ編とわざわざ書かれているということは、発売前後に別バージョンも放送されるのだろうか。エキサイトトラックは来週、1月18日発売、5,800円、1~2人用。詳しくは公式サイトで。

CMは白人男性がエキサイトトラックに熱中する様子と画面が交互に出てくるオーソドックスなもの。このCMでWiiリモコンを傾けて操作するゲームであることが、ちゃんと伝わるかすこし心配。知らない人には、単に大げさに興奮して遊んでいる人に見えちゃうんじゃないだろうか。

また、あいかわらずタイトルコールが脳トレ等のCMでもおなじみの中江真司さんというのは、さすがにどうかと。ちょっとイメージ合わないんじゃないか。

CMよりもむしろ、一緒に掲載されているプロモーションムービーや体験映像のほうが必見。ゲーム画面だけを見ると、おおざっぱな作りのオフロードレースゲームに見えるが、操作しているプレイヤーをみると妙に楽しそうに見える。…いや、実際に体験版で遊んだから楽しいのは知ってるんだけど。

関連記事:Wii新作ソフト「エキサイトトラック」の公式サイト

2007年01月12日

トイザらスオンラインで697台のWii、839台のDS Liteを抽選販売

現在、トイザラスオンラインショッピングで、WiiニンテンドーDS Liteの抽選販売を行っている。価格はほぼ定価。受付期間は1月15日午前10時まで。

それぞれの数量はWiiが697台ニンテンドーDS Liteが全色合計839台と結構な数量。だけど、妙に中途半端な数だなあ。それに、DS Liteは各色の数量に結構な違いがある。

抽選結果発表は1月16日で、当選者は1月18日までにクレジットカードで支払う必要がある。商品発送予定は1月23日前後で、配達日の指定は出来ない。

トイザらスオンラインショッピングでこれだけの数量が出るということは、今週土曜(1月13日)あたりにトイザらスの実際の店舗でも、WiiやニンテンドーDS Liteが比較的多く入荷する可能性がある。トイザらスの場合は入荷数量の事前告知がなされる場合もあるので、事前に問い合わせるか店頭の張り紙を確認してから入荷日の当日開店前に並ぶと手には入る可能性が高いかも知れない。トイザらスは予約を受け付けていないので、入荷のたびに争奪戦が繰り広げられているようだが、逆に言えば予約をしていなくても入荷日を把握して早くから並んでいれば確実に手にはいるわけで、意外と穴場なのかも。

2007/01/16 追記
抽選販売は終了しました。「次回は未定です」とのことだが、また販売を行うときはトップページで告知するものと思われる。時々チェックするとよさそう。まあ、地元の小売店に週末を中心に足しげく通うのが一番確実だと思うが。オンラインは競争相手が多すぎる。

2007/01/19 追記
楽天ブックスでも抽選販売を開始している

関連記事
パナソニックの乾電池でWiiが当たる!…こちらは抽選販売じゃなくて懸賞。当選は500名。

2007年01月10日

Wiiの国内累計販売台数が100万台を突破

ファミ通は、任天堂のゲーム機Wiiの日本国内累計販売台数が、2007年1月7日の時点で1,135,671台に達したと発表した

既に発表された2006年12月31日の時点での国内累計販売台数は、Wiiが989,118台、PLAYSTATION3が456,716台、Xbox360が260,467台となっている。PLAYSTATION3は2006年内目標の100万台出荷は達成できなかった模様。

100万台の出荷をほぼ完売したWiiに対し、半分以下の販売台数で目標を達成できなかったPLAYSTATION3は対照的で、多くのマスコミに「明暗が分かれた」と報じられた。価格の差とソフトの充実具合を考えれば、短絡的に勝敗が付いたと印象づける報道には感心しないが、PLAYSTATION3がこれから巻き返しを図るには地道な宣伝と、ソフトの充実という時間をかけた努力が必要となり容易ではない。50万台以上の差を覆すにはPLAYSTATION3に好材料がそろったとしても、少なくとも半年以上は必要と思われる。

すぐに発売されるわけではないソフトの動画をCMで流したりするような安直な戦略が、はたして現在置かれている状況で有効に働くだろうか?発売日が未定だと知ったときに落胆させてしまわないだろうか、いよいよ発売という時のインパクトを薄れさせてしまわないだろうか。本気でPLAYSTATION3を国民機として売るつもりなら、今はじっと耐えることも必要ではないだろうか。特に年内の値下げは最低の禁じ手だ。

また、海外に目を向けると、Xbox360が全世界出荷10,400,000台を突破したと発表。PLAYSTATION3も北米で目標の1,000,000台出荷を達成した(ただしソースはソニー)。また、発売から12月25日までの間に、北米で1,800,000台のWiiが販売されたとCNBCが報じている。

現在の所、北米での正確な値や欧州での販売台数が不明で全世界でのWiiの販売台数は分からないが、年内目標の400万台は達成したのではないだろうか。年度内目標の600万台までは残り200万台。任天堂の岩田社長は各社の取材に対して増産も示唆しているが、需要がそれ以上にあればしばらく品不足の状態が続くことになりそうだ。

2007年01月10日

韓国版ニンテンドーDSにネクソン社参入、メイプルストーリーを開発

韓国のネクソン社はニンテンドーDSに参入することを発表した。また、参入第一弾としてパソコン向けの横スクロールアクションRPG「メイプルストーリー」を発売予定であることをあわせて発表した。

メイプルストーリーは多人数同時接続型オンラインロールプレイングゲームで、アジア・北米・ヨーロッパの58ヶ国でサービスを展開しており、全世界で5000万人以上、日本でも140万人以上の会員がいるという。アバターと呼ばれるプレイヤの分身を利用できること、ユーザの多くが低年齢層であることが特徴的だ。

ニンテンドーDS版のメイプルストーリーは、韓国で2007年度に発売予定で、その後各国へのローカライズを行っていくという。日本での発売は今のところ未定。また、ニンテンドーDS版がWi-Fiコネクションに対応するかどうかも不明。PC版との連携があるかどうかも不明。

任天堂は2006年7月7日に韓国のソウルに韓国任天堂を設立しており、1月18日にニンテンドーDS Liteを発売予定。日本版のカラーバリエーションからエナメルネイビーを除いた4色を発売し、価格は150,000ウォン(約19,000円 )。同時発売ソフトは"Brain Age"(脳を鍛える大人のDSトレーニング+数独)の韓国語版(28,000ウォン、約3,500円)と、"英語漬け"の韓国語-英語版(33,000ウォン、約4,200円)。2007年後半にはWiiも発売予定としている。

韓国はネットワークゲームに強い国という印象があるが、ニンテンドーDSやWiiが韓国に上陸していくことで、ネットワークゲームのメーカーの参入が増えていきそうな予感がする。任天堂もネットワークに対応したソフトをたくさんリリースしているが、韓国のメーカーが任天堂とはまた違った使い方でネットワークを活用してお互いに刺激しあえれば、家庭用ゲームにおけるネットワークの活用法に新たな道が開けてきそうな気がする。気がするだけ。

2007年01月10日

ホリエモンもWiiに熱中?!

サイバーエージェントの代表取締役社長の藤田晋氏は、Wii Sportsのボクシングで友人と息が上がるまで殴り合ったことを自身のblogに書いた。友人の名前は本文に記載されていないが、写真を見ると明らかに元ライブドア社長の堀江貴文氏、通称ホリエモンその人だった。

ちゃんとMiiを作らずにゲストユーザとしてプレイしているのは残念だが、ずいぶんとお気に召したご様子で、楽しそうにプレイしてる。

…とまあ、ここまでの話だと今までどこにいたの?という感じだったホリエモンがゲームで遊んでたというだけの話になってしまうが、blogの本文を読むと、藤田氏がなかなか興味深いことを書いている。

wii、面白いです。

最近のゲームにすっかりついていけなくなった私でも、
説明書も読まずに楽しめます。

説明書を読むのは苦手なのですが、そういう人は多いでしょう。

劇的に高度化を続けてきたゲーム市場において、私のような
ユーザーを掘り起こした任天堂の戦略は見習うべきと思いました。
(中略)
素晴らしい技術やサービスも、ユーザーに支持されて初めて
価値をもつ。次に進むことができる。(後略)

「劇的に高度化を続けてきた」というのは任天堂の言うところの「重厚長大」ということだろう。ゲームはだんだんと複雑化し、コントローラのボタンは増える一方だ。それに対して、Wiiのソフトはどれも説明書が薄い。そして、ゲームを始めてすぐには難しい操作を要求せず、次にどうすればいいかは画面上に表示されるようになっている。

ただ、説明書を読む必要がなく、チュートリアルを導入部に入れる配慮はWii以前の多くの任天堂ソフトでも見られたことではある。しかし、最低でもボタンと機能の割り振りには目を通しておかないと、プレイできないことも少なからずあった。一方、Wiiの場合は、ボタン操作はほとんど要求されないため、リモコンをどのように動かすかを理解していれば簡単に操作することが出来る。"頭で覚える"のではなく、"体で体感して理解する"というのが一番大きな違いだろうか。説明書いらずの簡単さは、Wiiの大きな大きなアドバンテージといえるのではないだろうか。

例えばテニスゲームだと、十字キーなりアナログスティックなりでプレイヤを動かして、タイミング良くボタンを押せばボールを打ち返せるという操作方法が基本。すると、ロブはどのボタン?スマッシュはどうすれば打てるの?強く打つには?ということになって説明書を見ることになる。テニスゲームだけで1本のソフトになっていれば、当然色んなゲームモードが搭載されて、このモードはどうやって遊ぶの?とまた説明書をめくり、キャラが成長したりなんかして、このパラメータを強くするとどうなるの?と思ったらまた説明書に戻らないといけなくなる。

それが、Wii Sportsのテニスでは十字キーを使ってプレイヤを移動させる操作を要求することも可能だっただろうけど、あえてプレイヤ自身の移動操作(歩き)はコントローラでできないようになっている。プレイヤに要求するのはWiiリモコンを振る行為だけ。画面上の分身は勝手にボールに向かってつっこんでいく。そして、Wiiリモコンを振ればラケットを振って球を撃ち返せる。非常にシンプル。1プレイしている様子を後ろで眺めているだけですぐに理解できる。余計なモード選択も付いていない。キャラを成長させて強くしていくシステムもない。キャラメイキングは付いているが、これはWii Sportsではなく本体側の機能だ。Wii Sportsに説明書は不要。実際、説明書にはたいしたことが書かれていない。

説明書を読まなくても遊べるシンプルさが飽きの早さに繋がらないような工夫は必要だと思うが、これからも説明書いらずの楽しいソフトをWiiで作って欲しいものだ。そして、藤田氏には説明の要らないシンプルなサービスを提供してもらいたいものだ。

2007年01月09日

Wiiソフトレビュー2:おどるメイドインワリオ

おどるメイドインワリオパッケージタイトル:おどるメイドインワリオ
発売元:任天堂
開発元:インテリジェントシステムズ
発売日:2006年12月02日
価格:5,800円(税込み)

毎度毎度メイドインワリオに触れるたびにサウンドボンバーの話をしていて、今回も当然のごとくその話から。えー、かつてひっそりと発売されたゲーム機64DDに対応したソフト、マリオアーティストポリゴンスタジオにはサウンドボンバーというミニゲームが収録されていた。サウンドボンバーは5秒程度で終わる、8種類のミニゲームを延々と繰り返すだけのものだったが、非常にリズミカルで異常なほど熱中できるゲームだった。64DD自体が大して普及しなかったこともあり、サウンドボンバーはごく一部を除いて話題になることもなかったわけだが、そのコンセプトを受け継いでメイドインワリオがゲームボーイアドバンスで発売された。その後、シリーズ作品が次々登場し、メイドインワリオシリーズ第5弾のWii対応ソフト「おどるメイドインワリオ」に繋がるわけだ。

メイドインワリオの基本コンセプトはサウンドボンバーから変わることはない。
・簡単な操作方法
・5秒で終わる
・終わるとすぐに次のゲーム
・おバカ
このコンセプトは変わらないが、シリーズを重ねるごとにそのインタフェイスが次々と変わっていった。3DスティックとAボタンだったのが、十字キーになり、回転センサーになり、タッチペンになり、そして今回はWiiリモコンで操作することになった。

基本がシンプルでインタフェイスの特徴を引き出しやすく、新しいインタフェイスの実験場として最適なゲームと言えるだろう。まわるメイドインワリオはゲームボーイアドバンスの回転センサーカートリッジ第1弾ソフトだったし、さわるメイドインワリオはニンテンドーDSと同時発売だった。今回のおどるメイドインワリオもWiiと同時発売だ。きっと次の任天堂ハードや周辺機器もメイドインワリオといっしょに登場するのだろう。ローンチ(同時発売)ソフトの座は、もはやマリオのものではなくワリオのものになってしまったのかも知れない。

次のハードの話はさておき、今回のメイドインワリオはWiiリモコンでどのように進化したのだろうか?

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2007年01月09日

パナソニックの乾電池でWiiが当たる!

松下電器産業(パナソニック)は同社のアルカリ乾電池の購入者を対象とした、抽選でWiiが500名に当たるWiiプレゼントキャンペーンを1月1日から開始した。応募期間は2月末までで、当日消印有効。

対象となるのは簡易パッケージの9V型を除く、パナソニック製アルカリ乾電池で、応募には税込み1,300円分のバーコードが必要。オキシライド乾電池やマンガン乾電池、充電池等は対象外。応募用のはがきは店頭で配布されているほか、キャンペーンサイト上から印刷も出来るようになっている。

1,300円分の乾電池というと結構な量だ。単三電池がことごとくオープンプライスなのだが、店頭価格で1,300円を超えていればいいのかな?単三電池だと4本パック4個(16本)ぐらいで1,300円を超えるぐらいだろうか。Wiiの人気はともかくとして、これだけ敷居が高いと当選確率も高いのではないだろうか?

1,300円分ものバーコードを要求するのには理由があって、景品表示法で、商品金額が5,000円未満の場合には、取引金額の20倍以上のプレゼントを提供することを禁止されている。25,000円のWiiを賞品とするなら、最低1,250円分の商品を購入してもらう必要があるわけだ。

ここ最近、個人情報漏洩による多くの問題が報道される中、懸賞の応募が減ったといわれている。人気商品のためか、このパナソニックのキャンペーン以外にもWiiをプレゼントとするネット上の懸賞なども多い。SPAMメールなどが気にならないのであれば、ダメ元でいろんなキャンペーンに応募してみるのも良いのではないだろうか。

2007年01月08日

Wiiソフトレビュー1:はじめてのWii

はじめてのWiiパッケージタイトル:はじめてのWii
発売元:任天堂
発売日:2006年12月02日
価格:(はじめてのWiiパック)4,800円(税込)

任天堂からWii本体と同時に発売された4本のソフトは、それぞれ他にはない特徴があり、一癖も二癖もあるソフトばかりだ。その中でも、はじめてのWiiは主に価格面で他にはない特徴がある。定価は、なんと税込み1,000円。D3パブリッシャーのSIMPLEシリーズ並みの驚きの価格設定である。ただし単品販売はなく、「はじめてのWiiパック」という名称で3,800円のWiiリモコンと同梱されるため、販売価格は4,800円。それでも十分すぎるほど安い。

内容については後ほど記述するが、先に断っておくとこのソフトのみを購入することはオススメしない。最低でも、もう1本何か別のソフトも買うべきだ。Wii本体とこのソフトだけを買った人たちはさぞかしガッカリしたことだろう。

このソフトには9個のミニゲームが収録されている。ソフト代を1,000円とすると、ゲーム1本あたり111円。ゲーセンでの1プレイより高いが、缶コーヒーよりは安い。人それぞれ好みがあるので、すべてのゲームが値段以上に楽しめるとは言わないが、そのなかで2つ3つ気に入ったゲームがあれば、じゅうぶん元は取れると思う。

それぞれのゲームはWiiリモコンの特徴を理解するためのチュートリアルのようなもので、タイトルの通りはじめてWiiに触れる人たちがリモコンになれるための最初のステップとして最適な造りとなっている。その反面、やりこみ要素には乏しく、長時間遊ぶのは難しい。ゲームらしいゲームを楽しみたいと思っているゲーマーには物足りないものに思えてしまうかも知れない。

ただ、全くやりこみ要素がないわけではない。各ミニゲームで一定のスコアを超えると、金銀銅のメダルを獲得することが出来る。さらに優秀なスコアを取るとプラチナメダルも得られる。すべてのミニゲームでプラチナを取るためには、結構なやりこみが必要だ。しかし、そこまで遊び続けていられるかというとそうでもない。ゲームが簡単な分、一部のミニゲームでは高いスコアを得るために長時間ノーミスで遊び続ける必要がある。これはけっこうしんどい。

収録されているミニゲームは以下の通り。
 シューティング
 あのMiiをさがせ
 ゆびさしピンポン
 ポーズMii
 ホッケー
 ビリヤード
 つり
 牛ダッシュ!
 タンク!

すべてのミニゲームを詳しく紹介すると冗長になるので、簡単に解説していきたい。なお、すべてのミニゲームは1~2人用となっている。

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2007年01月06日

Wii「ドラゴンクエストソード仮面の女王と鏡の塔」の新着動画

スクウェアエニックスは2007年春に発売予定のWii用体感ロールプレイングゲーム「ドラゴンクエストソード仮面の女王と鏡の塔」の最新プロモーションビデオを公式サイトに掲載した。

動画にはキャストの声も入っている。「特捜戦隊デカレンジャー」でデカイエローを演じた木下あゆ美さん、「牙狼」で主人公の冴島鋼牙を演じた小西大樹さん、「仮面ライダー響鬼」で斬鬼を演じた松田賢二さんと妙に特撮系の人ばかりなのが気になる。なお、主人公のキャスト割り当てはなく、主人公は喋らないものと思われる。

画面は非常に綺麗で、鳥山氏のグラフィックを忠実に3D化している印象を受ける。スライムがものすごく柔らかそう。

Wiiリモコンを振り回して敵を切り刻むという、いかにも疲れそうなゲームデザインだが、堀井氏は寝転がってリモコンを振っても遊べるようにすると話している。どうなるかなあ。

2007年01月06日

クラブニンテンドーのプラチナ会員特典は世界でひとつのWiiリモコン(の電池ブタ)

任天堂のハードや対応ソフトを購入することでポイント獲得するサービス「クラブニンテンドー」で、1年間に400ポイント以上を集めたプラチナ会員の2006年度(2005年10月~2006年9月)の特典が発表された

以下の2つの特典のうち、ひとつを選ぶことになる。

1.Wiiの似顔絵チャンネルで作った似顔絵(Mii)が刻印されたWiiリモコンの電池ブタ
2.ニンテンドーDSソフト「チンクルのバルーンファイト」

Mii刻印電池ブタを選ぶ場合は、自分のWiiがインターネットに繋がっている必要がある。任天堂にMiiを送ってから約2ヶ月後に電池ブタが送られてくる事になっているが、Miiを送る方法は2月に案内される予定。特殊な操作方法で送信できるようになっているのか、それとも普通に友達に送信するのと同様にWii伝言板を使うのだろうか?後者なら結構面倒そうだ。

チンクルのバルーンファイトは、ゼルダの伝説ムジュラの仮面に登場した35歳独身"自称"妖精「チンクル」を主人公としたゲームで、ファミコンソフト「バルーンファイト」を2画面にアレンジしたもの。ダウンロードプレイ対応で、4人まで遊ぶことが出来る。こちらを選んだ場合は4月発送予定。バルーンファイトはバーチャルコンソールで未配信だが、このソフトの存在を考えるとしばらく配信されることはないか?

昨年度は以前分解したWiiテレビリモコンだったが、それと比べると見劣りがするかなあ。会員がWiiを必ず持っているとは限らないので、2択にしたんだろうけど…これは迷う。

過去の限定版ソフトの相場から考えると、バルーンファイトはどうせYahooオークションあたりで3,000~4,000円程度で取引されることになるだろうから、家族からもそっくりだと太鼓判を押されたMiiを刻印することにするか。

2007年01月06日

Wiiバーチャルコンソールの1月ラインナップ

過去のゲームソフトをWiiにダウンロードしてプレイできるバーチャルコンソールの1月配信予定リストが任天堂から発表された。

()内は発売元、数字は購入に必要なWiiポイント(1ポイント=1円)
ファミコン
・いっき(サンソフト) 500
・アイスクライマー(任天堂) 500
・光神話 パルテナの鏡(任天堂) 500
・リンクの冒険(任天堂) 500
スーパーファミコン
・ファイアーエムブレム 聖戦の系譜(任天堂) 900
NINTENDO64
・マリオカート64(任天堂) 1,000
メガドライブ
・ボナンザブラザーズ(セガ) 600
・ゲイングランド(セガ) 600
PCエンジン
・エイリアンクラッシュ(ハドソン) 600
・モトローダー(ハドソン) 600
・R・TYPE II(ハドソン) 600
・ソルジャーブレイド(ハドソン) 600

エイリアンクラッシュのみ1月9日と配信日が確定しているが、それ以外は1月の何日になるのか不明。

12月もリリースギリギリになって発表されたタイトルや、なぜか延期されたままの魂斗羅スピリッツなどもあるので、1月のラインナップも今後変更される可能性が高い。

とりあえずボナンザブラザーズとR-TYPE IIを購入決定。ちなみにPCエンジンのR-TYPE IとR-TYPE IIは続編ではなく、R-TYPEという1本のアーケードソフトをPCエンジンに移植する際に、容量の都合で1~4面と5~8面で2つのソフトに分割したというとんでもない代物。パスワードで連動するようになっている。非常に紛らわしいが、PCエンジン版のR-TYPE IIとR-TYPEの続編であるアーケード版R-TYPE IIは無関係。

2007年01月06日

WiiのCMに明石家さんまと松岡修造が登場

2006年末から、Wiiに内蔵された機能である「Wii似顔絵チャンネル」のCMが放送開始された。出演はコメディアンの明石家さんまさんと、元プロテニスプレイヤーの松岡修造さん。CMはWii.comで公開されている

内容は松岡さんとさんまさん2人が笑いながらWii似顔絵チャンネルで似顔絵(Mii)を作り上げていくもの。Miiがふたりともそっくりだなあ。ちなみに、BGMは実際に似顔絵チャンネルで流れるものと同じ。

今までWiiのCMでは有名芸能人を登場させていなかったので意外な感じがするが、今後も彼らがCMに登場するんだろうか?ただ、同時期に公開された「Wii写真チャンネル」のCMでは有名芸能人が登場していない。

年末の任天堂のCMはほとんどがリモコンの使用方法の説明CMになっていたが、本来はこのさんまさんのCMが大量に流れる予定だったのだろうか。年末年始のテレビ番組ではさんまさんの出演が多いし、予定通り流れていれば結構なPRになっていたはずだが…。まあ、エキサイトトラックで大量にCMを流すとも思えないし、しばらくは同時発売ソフトのCMやこのさんまさんのCMがメインになるんじゃないかなあ。

2007年01月06日

Wii新作ソフト「エキサイトトラック」の公式サイト

任天堂はWii用レースゲーム「エキサイトトラック」の公式サイトを開設した。1月18日発売、5,800円、1~2人用。開発元は"Monster Games"社

エキサイトトラックはWiiリモコンを横持ちにして操作するレースゲームで、十字キー操作ではなくリモコンを傾けることでハンドルを操ることが出来る。公式サイトのムービーを見ると操作方法がよく分かる。

Wii体験会では直感的な操作方法は想像以上に体になじみ、3つほどコーナーを曲がる頃にはスイスイ操作できるようになった。一見するとバカバカしくて、遊びづらそうな印象を受けるようだが、非ゲーマーにはアナログスティックでハンドル操作するよりなじみやすいんじゃないだろうか。

EXCITE TRUCKのロゴのEXCITEの部分はエキサイトバイク64と同じで、ゲームの内容もある程度近いものがある。エキサイトバイクは初代のファミコンソフトでもそうだが、ジャンプ中の重心移動が重要で、着地時に地面と並行になるように傾けるテクニックが必要となる。エキサイトトラックでは、Wiiリモコンを前後に傾けることで重心移動を行えるようになっている。

Wiiリモコンでの操作がこのソフトの最大の特徴だが、それ以外にも他のレースゲームにはない特徴がある。このゲームでは1位通過が目的ではなく、派手に走れば走るほどポイントが貯まり、そのポイントで勝敗が決まる。速く走って1位通過すればポイントは多くもらえるわけだが、おおきくジャンプしたり、綺麗に着地したり、木々の間を駆け抜けたり、ドリフをしたり、派手にクラッシュしたりすることでポイントを稼ぐことも出来る。最下位なのに優勝ということもあるんじゃないだろうか。

また、アイテムを取ることで地形がリアルタイムに変わるという不可解な仕掛けもある。体験会では、地面が陥没して水浸しになったり、逆に川が干上がって山になったりしていた。こういった派手な演出も見物だ。

オマケ的な要素として、Wii本体のSDカードスロットにMP3形式の音楽ファイルを入れておくと、プレイ中にBGMとして流せるという仕掛けがある。スクリーンショットをみると、1曲を選んで演奏させるか、ランダムにするかを選べるようだ。こういった仕掛けは、Xbox360のソフトでも見られる。

発売日が近いし、ボチボチCMも始まりそうな気がするがどんなCMになるだろうか。そろそろ同時発売ソフトに飽きた人も出てくるころだろうし、CM次第では結構な売れ行きになりそうな予感がする。

ちなみにこのソフト、昨年のE3のGame Critics Awardsで多くのリアル系レースゲームを抑えてBest Racing Gameに輝いている

最初にゲーム画面を見た時点で購入を決めていたが、Wii体験会で購入が確定した。発売日が待ち遠しい。

2007年01月06日

ウィッシュルーム天使の記憶の公式サイトオープン

正月でしばらくおやすみしておりましたが、さかのぼって年末年始のニュースを掲載します。

任天堂はニンテンドーDS用アドベンチャーゲーム「ウィッシュルーム 天使の記憶」の公式サイトを開設した。現在の所、2分程度のムービーが掲載されているだけ。ウィッシュルームは1月25日発売、4,800円。

開発元は、ニンテンドーDS用のアドベンチャーゲーム「アナザーコード2つの記憶」を開発したCING。

鉛筆書きっぽいキャラクターがアニメーションする様子は、それだけで一見の価値あり。Wii体験会でプレイした体験版は冒頭部分で、ストーリの善し悪しについては何とも言い難いが、操作インタフェイスは可もなく不可もなくと言った感じ。会場は騒音だらけだったけど、係員にお願いして、持参したヘッドホンを使わせて貰ったが、これもなかなか良い感じ。

細かいところだが、本ソフトはDS振動カートリッジに対応している。どういった場面で振動するのだろうか。振動カートリッジは店頭で市販されておらず、任天堂のオンライン通販のみでの販売なのが残念なところ。

アナザーコードはDSならではの仕掛けがふんだんに盛り込まれ、個人的には大満足だったのだけど、ボリューム不足で散々な評価を受けたソフトだった。ウィッシュルームのボリュームはどうだろうか。アドベンチャーゲームで何十時間もプレイするのは勘弁して欲しいが、ひと晩で終わってしまうようなボリュームではないことを祈りたい。

何はともあれこのソフトは買う予定なので、いずれレビューします。

2007年01月01日

あけましておめでとうございます

先日まとめたとおり、2006年はニンテンドーDS一色の年でした。
2007年はどんな年になるのでしょうか。

予定では次のようなことが起こりそうです。
・Wiiニュースチャンネル運用開始
・Wiiインターネットチャンネル正式版リリース
・ニンテンドーDSワンセグチューナー発売(するよね?)
・規模が縮小化された新生E3開催
・スーパーマリオギャラクシー発売
・大乱闘スマッシュブラザーズX発売
・ドラゴンクエスト9発売
・DVD対応Wii発売

2007年末にはどんなことを考えながら1年間を振り返ることになるのでしょうか。
なにはともあれ、2007年もよろしくお願いいたします。


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