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2006年11月30日

ニンテンドーワールド2006Wii体験会に行ってきました

ニンテンドーワールド2006Wii体験会に行ってきました。

はるばる遠くからWii体験会に行っておきながら、行列に並ぶのが面倒なのと、翌週には手にはいると思うとあまり遊ぶ気がせず、あまりならばなくて済むものをちょこちょこと遊んできた。


通路が広いから歩いている人は少ないんだけどねえ。

エキサイトトラック
来年発売のソフトを一足早く体験。メニューが英語だったので、既に発売済みの北米版か。
Wiiリモコンを横に持って操作をする。基本操作は2ボタンがアクセル、1ボタンがブレーキ。曲がるときはリモコンを左右に傾けるだけ。奥や手前に傾けて車体の角度を調整することも出来る。
レースゲームだが1位になるのが目的じゃなく、派手なアクションで★を貯めて、その★の数で勝敗を決める。

脇を締めてすこしだけ傾けるのがコツのようだ。思ったよりも操作しやすい。スイスイ曲がる。ただ、プレイしている姿を客観的にみると、ファミコンに初めて触れたオヤジちっく。

結構大味な感じだが、スコアアタックをするとものすごく緻密な操作と繰り返しプレイを要求されそうな熱いゲームだと感じた。買い。間違いなく買い。

Wiiやわらかあたま塾
3つのミニゲームを繰り返しクリアしていく対戦モードで遊べた。
・ブロックを消して、見本と同じ形にする
・見本と同じ絵になるようにパーツを置く
・数字が書かれたブロックを消して合計が指定された数字になるようにする

Wiiならではという感じはしなかった。ニンテンドーDS版もなんで100万本以上売れたのか正直分からないのだが、このゲームは基本的にゲーマー向けではないと思う。コンパニオンのお姉さんとの対戦で、大人げなくあっさり勝利してしまった。
これは買わない…かな。

DS美文字トレーニング
特性のタッチペンで見本と同じように文字を書くだけのゲーム(?)
えー、売るの?これ。

スーパーマリオギャラクシー
マリオ64の正統進化という感じ。ギャラクシーの名の通り、小さな惑星をマリオが飛び回っていく。
場面によっては、惑星の南半球部分にマリオが立つことになり、視点が上下反転してしまう。まあ、その状態でも普通に操作はできるわけだが、やりづらいのは確かなので視点変更が任意に出来るようにしたほうが良いような気がする。

5分の制限時間で脇目もふらず突き進み、蜘蛛の巣のボスを倒した。ゼルダ同様、ゲーマー向けタイトルかな。こういったゲームはこれからあまり売れなくなりそうな気がしないでもない。うれしいような、悲しいような。
確実に買う。

はじめてのWii
どうせ買うんだけど、列が短かったし、大画面で対戦がしてみたくなってやってみた。

まずは「タンク」
ヌンチャクでタンクを動かし、リモコンでポイントした先に弾を撃つゲーム。
対戦ではなくて協力プレイだった。
壁で1度だけ跳弾をするのだが、説明をよく聞かずに始めたので、同行者がいきなり目の前の壁に撃って自滅した。アハハハ。
一応リモコンだけでも操作は可能。その場合は、十字キーでタンクを動かすことになる。

「シューティング」は昔懐かしのダックハント。
どんど現れるターゲットをリモコンを使って撃ちまくる。
リモコンに慣れ親しむにはちょうど良いゲームかと思う。

「あのMiiをさがせ」はウォーリーをさがせのような感じのゲーム
自分でMiiの作成をするようになれば特徴が分かるようになってきて、簡単に思えるのだろうが、まだMiiの区別が付きづらく、難しく感じた。
予約済み

バーチャルコンソール
並んでいるあいだに後ろから見ていると、ほとんどの人がマリオ(スーパーマリオ、ワールド、64)ばっかり遊んでいた。
あえて、アーバンチャンピオンとドンキーコングJr.をプレイ。ドンキーコングJr.は当時相当遊んでいたので、楽々クリア。最終ステージはほぼ理想タイムでクリアできた気がする。案内の人に「きさま、このゲームやり込んでいるなッ!?(意訳)」と誉められた。
ファミコンソフトを遊ぶ分には、クラシックコントローラは普通。ものすごく普通。

数独2Deluxe
ゲームよりも、案内員をしていた高橋名人に挨拶をするのを目的に並んだ(すみません)
前作はすこしだけプレイしたことがあるが、より遊びやすくなっているように感じた。
比較的簡単な問題だったが、途中で名人にヒントを出してもらったりして5分ちょっとでクリア。
間違いなく面白いゲームなんだけど、年末の発売ラッシュの中で時間のかかるゲームは手を出しづらいなあ。発売日に飛びつく必要のあるゲームではないので、ソフトのリリースに間が開く時期に買ってみるのも良いかも。

ウィッシュルーム
ほぼ行列0の状態だったのでプレイ。
体験版用の特別仕様で、特定の地点まで進むと終了。アドベンチャーゲームの体験版はこういう会場で遊ぶモノじゃないよなあ。

独特のグラフィックは非常にかっこいい。案内の人に断って持参したヘッドホンを使ってプレイしたが、音楽も素晴らしい出来だった。買い。


それにしてもゼルダ210分待ちってどういうことだろう。
10分間プレイとはいえ、16台もあるっていうのに…。翌週に発売されるのにそうまでして遊びたいのかなあ。

2006年11月30日

時雨殿に行ってきました

先日、京都の嵐山にある小倉百人一首の殿堂「時雨殿」に行ってきました。

時雨殿は任天堂の先代社長、山内氏が私財を投じて建設、任天堂が展示物の開発を行った施設で、訪問者は小倉百人一首の歴史を最先端のテクノロジを通して学ぶことが出来る。

阪急嵐山駅から徒歩15分。見事な紅葉に染まる山々を背景に渡月橋を渡って時雨殿へ。祝日のためか、道中も時雨殿も人で一杯。

時雨殿に到着。入場料800円を支払い、ニンテンドーDSからボタンを取り払ったような外観の時雨殿ナビを手渡されて中へ。

まず目に付くのは巨大なフロアビジョン。45インチのフルハイビジョン液晶モニタが70枚という贅沢な仕様となっている。
天井に碁盤の星のように配置されたセンサーが、手元の時雨殿ナビと連動し、訪問者の立ち位置に沿った内容の表示がナビに映し出される。
ちなみに館内は、他の客やスタッフを撮さない限りは撮影自由。

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2006年11月29日

WiiのD端子AVケーブルが発売延期?

D端子ケーブルが発売日に渡せないと、Wiiを予約していた店から電話が。詳しく話を聞くと「12月2日発売予定でしたが、発売延期になりました」とのこと。入荷量が少ないとか、発注をミスったとかではなく、全国的に延期になった模様。

入荷次第連絡するといわれたが、いつになるのかは不明。製造トラブルだろうか?Wiiは北米で先行発売されているが、ケーブルが延期になったニュースは聞かないなぁ…と思ったが、よくよく考えるとそもそもD端子は日本独自規格。もともと海外ではD端子AVケーブルを販売していない。

現在のところ、任天堂公式サイトでも12月2日の発売日表示のまま。そのうちお詫びが掲載されるかな。amazonでも12月2日発売となっている(品切れだけど)

amazonでD端子ケーブルを予約している人は、一括発送にしていると他の商品も一緒に延期されてしまうので要注意。分割発送に切り替えるか、キャンセルしておこう。ただ、あっという間に品切れになったことを考えると、キャンセルにした場合に再度購入できる保証はないので、そのままにしておいたほうが良いかも。関係ないが、amazonでゼルダの伝説トワイライトプリンセスの予約受付が再開されている。時々再入荷するようだ。

体験会も無事終了し、あとは発売を待つだけという雰囲気だったWiiだが、いきなり出鼻をくじかれた感じ。D端子ケーブルが届くまで、暫定的にS端子ケーブルを買おうかとも思ったが、すぐに販売開始されるともったいないしなあ。しばらくは付属のAVケーブルで遊ぶしかなさそうだ。まあ、どうせうちのテレビはD1までしか対応していないので、D端子ケーブルがあってもプログレッシブ表示はできないんだけどさ。

■追記
任天堂から公式発表が出た。
1週間延期で12月9日に。1週間かあ。しばらくはコンポジット端子(標準の黄色のやつ)で我慢しよう。

発売日にWiiを手に入れて感動、1週間後に画質が向上してまた感動という二段構えで感動が味わえるということだな!と無理やりポジティブシンキングしてみる。

2006年11月27日

時雨殿とWii体験会に行ってきました

各地のゲームマニヤと濃い話をしよう旅行'06から帰宅しました。
詳しくはあとで書きます。取り急ぎダイジェスト風味で。

23日
NINTENDO INSIDEの中の人の一人と、ゲームの売り上げに妙に詳しい人といっしょに時雨殿に行く
うわぁ、これは百人一首カルタのIT革命やぁ

24日
昼間に色々遊んだあとで夜通しElite Beat Agentsと応援団の対戦をこなしつつ、NINTENDO INSIDEの親分の人をそそのかして東京に引っ張り出すことに成功

25日
徹夜明けの状態で東京入りして体験会
エキサイトトラック、Wiiやわらかあたま塾、DS美文字トレーニング、スーパーマリオギャラクシー
並ぶのが面倒で後半はドリンクコーナーでダラダラしてた
夜は飲み屋でかつての64会議室仲間と昔話。8人中、64DD所有者5名
なぜみんなしてエンターネットだのキャベツだのNINTENDO64時代のNGワードを連発しますか

26日
寝坊、NINTENDO INSIDEの親分にメールで起こされた
はじめてのWii(タンク/シューティング/あのMiiをさがせ)、バーチャルコンソール(アーバンチャンピオン/ドンキーコングJr.)、数独2Deluxe、ウィッシュルーム
数独2ブースで高橋名人と名刺交換。わあ、役職が名人だ。
やっぱり後半はドリンクコーナーでダラダラ
もう、1週間後には普通に手に入れて遊んでいると思うと、並ぶ気が起きないよなあ。何しに来たんだろう。

TouchDSのときはニンテンドーDS本体を当てたけど、今回は2日ともハズレ。残念。

2006年11月25日

NHKの件

先日掲載していたNHKのインタビューの件は編成上の都合で中止になりました。

私の代わりに子供連れと、おじいちゃんが出るそうです。

お騒がせしてごめんなさい

2006年11月22日

本日、トイザらスでWiiの予約受付を開始

大手おもちゃ販売店のトイザらスでは、22日から12月2日発売分のWiiの予約受付を開始する。

福岡のホークスタウン店の店頭で確認したところ、予約受付予定台数は110台と張り紙が出ていた。店舗の規模と同店でのニンテンドーDS Lite発売時の混雑ぶりを考えると、これだけ露骨に告知しているのであれば、夜明け前に並んでも間に合うかどうかといったところだろうか。開店後に来店しても予約できないことはほぼ間違いない。もしかしたらすでに行列が形成され始めているかも。

トイザらス・オンラインショッピングでも予約受付を行う可能性が高い。ただ、こちらも殺到することが想像に難くないので、開始直後にサーバダウンするぐらいの混雑や、数分で締め切りという結果になることは覚悟したほうがいいと思う。

それぞれ店の規模が違うので、全国147店舗で同数ずつということはないだろうが、仮に平均100台としてトイザらスだけで初日40万台のうち、1万5千台程度は確保しているということになる。オンラインショップは多くても数百台程度だろうか。トイザらスはもう少し任天堂が優遇していると思っていたので、もう少し台数が多くてもよさそうな気がするが、まあ妥当かな。

他の店舗と比べて遅い予約のスタートとなったトイザらスを逃すと、おそらく予約は不可能に近い状況になる。23日以降に予約を開始する店舗は少ないと思われる。あとは抽選販売か行列での対応となる大型カメラ量販店しか残らない。こちらは店の規模によっては1,000台を超える規模になるはずだが、Wiiの注目度を考えると壮絶な争いになるのは必至。風邪を引かないように万全の準備で行列に望むしかない。

Wiiは生産上のトラブルが起きているわけではないので、2日に入手できなくとも、翌週から追加入荷が続々と行われるはずだ。これらに対しても予約を受け付けている店舗は多数あるので、初日に入手できなかった人たちは店舗に問い合わせると良いだろう。あとは、みんなが量販店やゲームショップに注目している中で、あえてホームセンターのゲームソフトコーナーなどを覗いてみると普通に売っていたりするのでさまざまな店に問い合わせるといいだろう。間違えてもオークションサイトには手を出さないように。

今週末、25日と26日は幕張メッセでニンテンドーワールド2006Wii体験会。当然のごとく両日とも行く予定です。しっかり予約しているのに、発売1週間前の体験会に行くのもどうかと思うが…。DSのときは会場抽選でDS本体当てたし、今回もなんとか手に入れてやりたい。

2006年11月16日

amazonでのWii予約開始は11月17日

amazonは、予約受付開始メールの受信を希望した顧客に対し、11月17日にWiiの予約受付を開始するとメールで通知した。

メールの内容によると、17日中にゲームストアトップページでWii購入ページが案内されるという。具体的な時刻は明らかにされていない。

すでに専用ソフト、周辺機器の予約受付は開始されており、amazonのゲームジャンルのランキングで上位を占めている。
現在、100位内のWii関連商品を一覧にしてみた
1位:ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス
2位:はじめてのWiiパック(Wiiリモコン同梱)
3位:Wii Sports
6位:おどるメイドインワリオ
14位:Wii専用 D端子AVケーブル
17位:ポケモン バトルレボリューション
21位:スイングゴルフ パンヤ
35位:カドゥケウス 2つの超執刀
37位:Wii専用 LANアダプタ
39位:レッドスティール
44位:ヌンチャク
60位:クラシックコントローラ
73位:たまごっちのピカピカだいとーりょー!
76位:Elebits
84位:SDガンダム スカッドハンマーズ
85位:縁日の達人
93位:CYBER・リモコンジャケット(Wii用) <クリアホワイト>
99位:スーパーモンキーボール ウキウキパーティー大集合
(おまけ)115位:Wiiリモコン

やっぱりゼルダは人気がある。自分は店頭で予約をしたが、本体が90番台で、ゼルダが20番台、WiiSportsとはじめてのWiiは一桁だった。追加のWiiリモコンが低い位置にいるのは、はじめてのWiiで同梱されるからだろうか。サードパーティではパンヤが頭一つ抜き出ている。それに続くカドケゥスはニンテンドーDSで登場した作品の続編だが、DS版が非常に面白いのでオススメ。タッチパネルからリモコンにインタフェイスが変わって、さらに面白くなっているようだ。

今のところ、ソフトで売り切れはないようだが、かなり大量に仕入れていたとみられるポケモンもあっという間に品切れになったので、買うつもりの人は早めに予約を入れておいたほうが良さそう。また、Wiiプリペイドポイントカードは、いまのところamazonでの取り扱いはない。5000ポイントカードにはクラシックコントローラが付属するが、期間限定なので早めに店頭で確保したほうがよさそうだ。

ちなみにWii用の純正SDカード512MBが3,800円で販売されているが、Wiiでは純正品でなくとも普通に使用できるので、こだわらない人は純正品以外のSDカードを買ったほうがオトク。容量2倍の1GBで2,980円のハギワラシスコム製とか。ついでにWiiリモコンの乾電池代わりにエネループ(充電池)もあわせて買うといいかも。

amazonは在庫確保数も相当あると思うが、日本全国から注文が押し寄せるため、競争率がかなり高いと思われるので、一番無難なのは店頭での予約だと思う。ただし、すでに予約を締め切っている店舗や、当日販売しか行わない店舗も多い。

自分が予約した店では、事前に16日開始と告知をしていたためか、午前中に当日分予定数量を超えてしまったようだ。そんな中で、のんびりと昼に来店して予約を取り付けた。どうしてそんなことができたのかというと、午前中の早い段階で電話をして、もうすぐ当日分の予約が締め切られますといわれたので、じゃあ後でとりに行くので予約票を取り置きしてくださいとお願いしていたため。こういうこともあるので、我先にと店に急ぐのもいいが電話で確認したほうが確実だ。ついでにソフト3本とD端子ケーブル、Wiiプリペイドポイントカードを予約して、しめて定価48,900円也。これでもPS3本体より安いのか。

本体に比べて、ソフトや周辺機器の入荷が少ないという話を複数筋から聞いた。本体の予約が出来ても、それで安心せずに欲しい物は確実予約をしておいたほうが良さそうだ。当日本体だけ手に入れて、ソフトを探して走り回ることになるかもしれない。

トイザらスやソフマップなど今週末から予約開始といわれている店舗はまだまだある。同じ系列店でも店舗によって予約の扱いが違うことが多々あるので、とりあえずは電話してみるのがいいかと思う。
予約開始日当日は、発売日当日と同じぐらいの気合で開店前から並んだほうがいいかもしれない。昼過ぎにのんびりと来店したら予約締め切りになっている可能性がある。

予約を確保できた人も、発売日にいち早く遊びたい場合は開店の少し前はに並んだほうが良い。店舗規模にもよるが100台単位で販売する場合、会計待ちで待たされることがある。

余談だが、地方のホームセンターのゲーム売り場など、人目につきにくいところでは、出荷量が少なく大混乱だったPLAYSTATION3ですら、発売日以降に普通に買えたりしていたようだ。Wiiの予約ができず、当日も手に入れられなかった場合でも、あきらめずに足や電話を使って在庫を探し回るときっとどこかに埋もれているWiiが見つかるはずだ。

#amazonの本体予約は午前7時ぐらいに始まり、あっという間に終わってしまった模様。

2006年11月16日

ゼルダの伝説 トワイライトプリンセスのCM公開

昨日、「WiiSports」「はじめてのWii」「おどるメイドインワリオ」のCMが公開されたWii.comのCM掲載ページに、ゼルダの伝説トワイライトプリンセスのCMが2種類追加された。体験動画も続々と公開されている。

ここ数年、任天堂のCMは最初の1秒でそのハード固有の音(DSのポンッ!とか)を出して共通化を図っていたが、いきなりそのセオリーを取っ払っている。ゼルダシリーズでおなじみの謎解き音でCMは始まり、30秒間ずっとゲームの画面と真剣な面持ちでリモコンを操るプレイヤだけを映している。
あー、すげえ。ナレーションもセリフもなしかよ。

無言の中に、ゼルダの伝説に対する開発陣の自信と、「Wiiはゲーム機だ」という主張が込められているように思える。いいねえ、ゾクゾクくるよ。

発売当日に並ぶつもりでいたが、フタバ書店でWii(と、WiiSportsと、はじめてのWiiと、ゼルダの伝説と、D端子ケーブルと、プリペイドカード5000)の予約してきた。ああ、12月2日が待ちきれない。

2006年11月15日

Wii用ソフトのテレビCM放送開始

「これは、なんでしょう篇」「Wiiリモコンの使い方篇」「Wiiリモコンの遊び方篇」とリモコンの使用方法を中心にしてCMを行ってきたWiiだが、いよいよ対応ソフトのCM放送が開始された。CMはWii.comで見ることが出来る。

放送されているCMはWiiSports4本、おどるメイドインワリオ、はじめてのWiiの合計6本。ゼルダの伝説のCMはまだ始まっていないようだ。WiiSportsは5つのスポーツが収録されているが、なぜかボクシングだけはCMで放送されていない模様。
#追記 掲載ミスか意図的なものかは不明だが、あとでボクシングCMも掲載された。

WiiSportsは似顔絵チャンネルで作成した自分の分身(Mii)を使用できるが、CMでは、ゲームを遊んでいる人の服の色と画面内のキャラの服の色が同じになっている。ちょっと見づらいが、顔も似せてあるようだ。

発売まであと2週間ちょっと、テレビCMも始まって、いよいよもうすぐという感じ。はやく予約しなきゃなあ。

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2006年11月15日

ゲーム売り上げ10年間の歴史を違った視点で画像で表現してみた

ゲーム売り上げ10年間の歴史を1枚の画像で表現してみた」「任天堂ソフトの歴史を1枚の画像にまとめてみた」に続く、無意味に可視化しちゃうぞ企画第3弾。というか、第一弾の焼き直し。

あの画像では、単純にランキングを表しただけで売上本数は反映していなかった。そこで、売り上げが大きいほど大きく見えるように修正した。作成手法の都合上、前回と図の向きが違っているのはご了承いただきたい。

左端がその年の1位のソフト、右端が100位のソフトになる。横幅1ドットが5万本に該当する。
2005年までのデータは続YSOさんから、2006年のデータはマルガの湖畔さんから拝借した。いつもお世話になっております。2006年のデータは10月までの分なので、一年で一番重要な年末商戦分を含んでいない。2006年データに含まれるのは79位まで。

隣り合ったソフトが同じプラットホームだと、癒着してしまって分かりづらいので、間に1ドットずつ隙間を空けた画像も作った

注目すべきは一番下、何とも恐ろしいことに、2006年暫定上位3タイトル「もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」「NEWスーパーマリオブラザーズ」「ポケットモンスターダイヤモンド・パール」の3タイトルだけで、残り2ヶ月を残して合計941万本。すでに2005年のTOP10合計(843万本)を超えてしまっている。また、ドラクエ7、FF9、ポケモン金銀(2年目)がひしめき合った2000年のTOP3(883万本)よりも多い。残り2ヶ月の集計が入ったらどうなることやら。

それにしても、この図はあいかわらず目がちかちかして見づらい。まるで断片化が進んだハードディスクのようだ。というわけで、断片化の解消、デフラグをしてみた。要するにプラットホームごとに並び替えただけだが。ただの積み上げ棒グラフじゃんというツッコミはナシの方向でお願いしたい。

こちらも、ソフトごとにスペースを空けた画像を用意した。

あくまでこれは、売り上げTOP100(2006年は暫定TOP79まで)だけのデータなので、これ自体が日本のゲーム市場規模を表しているものではない。TOP100に入らない小規模ヒット作が大量に出たとして、そういった数字はこの図には入ってこない。2000年から2001年にかけて市場規模が一気に縮小したようにみえるが、そういうわけではない。まあ、そうは言っても、TOP100だけでも、プラットホームごとの力関係は近似的に現れているはずだ。

セガサターンとドリームキャスト、NINTENDO64とゲームキューブは1年でバトンタッチが完了している様子が見て取れる。それに対してプレイステーションからプレイステーション2への移行、ゲームボーイアドバンスからニンテンドーDSへの移行は3年かかっている。負けハードはあっさりと引き下がり、勝ちハードは後継機の足を引っ張る様子が見て取れる。

それにしても2006年のニンテンドーDSはすごい。ランク入りしたソフトの売上本数だけで比較すれば、最盛期のPS2とほぼ同等。一時のブームっていうレベルじゃねえぞ。さらにいえば、DSソフトのヒット作はほとんど任天堂とポケモンで、この2社だけで暫定TOP79の約半分の売り上げを占めている。さすがにゲームキューブで1本も自社開発ソフトをリリースせずに、ニンテンドーDS(とWii)に心血を注いだだけはある。本気を出した任天堂はこわいなあ。任天堂が2007年にWiiとDSのリソース配分をどのようにするのか、気になるところ。サードパーティが育ったと判断してWiiに専念するか、それとも稼げるだけ稼いじゃうか。

今週はエリートビートエージェントで遊ばないといけないし、来週はWiiのイベント行くし、その次の週はWii発売だし、あれこれ忙しいので可視化記事はしばらくおやすみ。ネタはあるので、そのうち。
Wiiの発売日には、アレやるかも。今度は仮眠をなるべく減らしてみるつもり。

2006年11月15日

Wiiの新バージョン機、2007年下期に発売か?

パソコン向けのDVD再生ソフトなどを製造しているソニックソルーションズは、Wiiの将来バージョンに同社のDVD機能を搭載することを発表した。

これに対し、任天堂はGAMEWATCHに「DVD再生機能を搭載したWiiを2007年下期に発売するということが決まっている」と語った。また、任天堂は12月2日発売される標準のWiiはソフトウェアバージョンアップ等でDVD再生に対応させることはないことを明らかにした。

任天堂のゲーム機にDVD再生機能を付加した上位機種というと、パナソニックの発売したQ(型番:SL-GC10)が思い出される。懐かしんで過去の記事を漁っていたら、キューブ型ではない形状のQの後継機が開発されていたんだなあ。発売されなかったけど。

それにしても発表が発売直前というこのタイミングの微妙っぷりは、任天堂の意向を無視して「話題のWiiに自分たちの技術が採用されるぞ」というソニック側の主張が前面に押し出された発表に思える。考えすぎかな。実際、任天堂としては、この時期にこの発表はあまりプラスにならないと思うのだが。

ソニック、任天堂の Wiiの将来バージョンに DVD 機能を提供(ソニックソルーションズ)
ソニック・ソリューションズ、2007年下期発売予定の「Wii」新バージョンにDVD再生機能を提供(GAMEWATCH)

関連記事:
Panasonic「Q」を値下げ(2002年07月03日)
松下「Q」の製品版検証(2001年12月01日)

2006年11月12日

任天堂ソフトの歴史を1枚の画像にまとめてみた

1枚の画像にしてしまうシリーズ第二弾。

画像クリックで別ウィンドウに表示。横5000ピクセルの超巨大画像なので注意

図に入れたのは任天堂のシリーズ物で、4本以上発売されているか、3プラットホーム以上で発売されているもののみ。例えば、3作品/2プラットホームのゲームボーイギャラリーは除外している。サテラビュー作品も既存作品にすこし手を加えただけのものは除外した。脳トレなどのTouchGenerationsや、BitGenerationsは、シリーズというよりもジャンルに近いので除外した。たとえばマリオが審判として出演しただけの「テニス」(1984/FC)なんかを、マリオシリーズに加えると収拾がつかなくなるので、そういったソフトも除外している。「ゼルダの伝説 時のオカリナGC裏」(2002/GC)「ゼルダコレクション」(2004/GC)といった非売品も除外した。除外多いな、おい。

改めてマリオシリーズ作品の膨大さに驚かされる。ポケモンも作品が多いなあ。図が煩雑になるので、スマッシュブラザーズにはあえて他の作品から線を引かなかったが、多くのシリーズからゲスト出演やフィギュアが多数あり、スマブラを通してほとんどのシリーズ作品(ハム太郎や伝説のスタフィー等を除く)がひとつに繋がっている。

スマブラ以外では、マリオとポケモンがパネポンでくっついているわけだが、他社まで目を向けると、不思議のダンジョンを経由してポケモンは、ファイナルファンタジーやドラゴンクエスト(ついでに言うとドルアーガの塔)とも関連していたりする。マリオのほうもマリオバスケでFFと、いたストDSでDQと、マリオカートアーケードグランプリでパックマンと関連していて、そのあたりを調べて見るのも面白いなと思ったり。そういえば、リンクがソウルキャリバーにゲスト出演なんてのもあったなあ。このあたり、誰か図にしてくれません?

おそらく細かい間違いが多数含まれるので、気づいたらご指摘ください。
#コメント欄で指摘があったもの、その他自分で気づいたところを修正、追記しています。

関連記事:
マリオの歴史も振り返る
ポケモンの10年間を振り返る

2006年11月10日

ゲーム売り上げ10年間の歴史を1枚の画像で表現してみた

2006年のデータを入れた最新版を作成した。

続YSOさんのところの年間ランクトップ100データを勝手に拝借して、一枚の画像を作ってみた。

1996年から2005年までのゲーム売り上げTOP100の歴史

縦に100個、横に10個で、合計1,000個の小さな四角が電気泳動実験結果のような模様を作っているが、これは各プラットホームごとに塗り分けた、10年間の売り上げTOP100データだ。一番上が年間売り上げ1位のソフト、一番下が100位になっている。ぱっと見、目がチカチカすると思うが、下の凡例を見ながら、ひとつの色に注目してみると、なんとなくどういう図なのかわかってもらえるかと思う。

携帯プラットホームが据置型のシェアを奪っていく様子や、2005年のDSの爆発っぷりが見て取れる。1996年のPS/SS/N64のシェア争いっぷりや、2000-2001年におけるPS→PS2の移行期にも注目。逆に、シェア争いの収まった時期、つまり1997-1999年や2002-2004年は落ち着いている感じ。

XBはXboxのことだが、2002年に「DEAD OR ALIVE 3」の1本があるだけだ。Xbox360は0本。

ちなみに年間1位獲得回数は、ポケモンシリーズが5回、ドラクエとFFがそれぞれ2回、どうぶつの森が1回となっている。

2006年はどんな色に染まるだろうか?…このままだと一番上が真っ赤になりそうだが。

#おまけ
2006年1月から10月末までの売り上げTOP10

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2006年11月10日

レビュー:監修 日本常識力検定協会 いまさら人には聞けない 大人の常識力トレーニングDS

タイトル:監修 日本常識力検定協会 いまさら人には聞けない 大人の常識力トレーニングDS
発売:任天堂
開発:ハル研究所
発売日:2006年10月26日
価格:3,800円(税込)

最近つくづく思うのは、「任天堂は名付け上手になったなあ」ということ。1997年末に任天堂のファンサイトの運営を始めた頃は、任天堂の命名センスにもどかしく感じていたものだ。だって、出るソフト出るソフト「64」って付くんだもの。「オウガバトル64」とか。─ 時のオカリナが「ゼルダの伝説64」じゃなくて本当によかった。

当時のセンスじゃ「Wii」なんて名前はぜったい出なかったよなあ。最初は違和感バリバリで、検索してもミスタイプとかよく分からない言語のページしかヒットしなかったこのアルファベット3文字も、今ではGoogleで検索したら1億以上のページがヒットする世界共通語になった。もう、すっかり耳にもなじんだ。そのうち日常会話でも違和感なく出てくるようになるだろう。

その、任天堂の名付け上手っぷりの極みがこのソフトだと思う。
このソフトが発表されたときの岩田社長の言葉を引用しよう。

10月に発売を予定しております『日本常識力検定協会監修 今さら人には聞けない 大人の常識力トレーニングDS』…任天堂は、最近長いソフトタイトルが好きだと(会場から大きな笑い声)、言われているんですけれども日本常識力検定協会さんというところの監修で、制作中のソフトで、まあ、私どもはタイトルを決めた時点でものすごく手応えがありました。そして、社内でも「ん。これはイケるんじゃないかな」という声がありましたし、えー、流通さんからもそのように、あの、反応していただいています。
任天堂経営方針説明会 テキスト起こし3

タイトルだけで欲しくなるソフト。どうしてこのタイトルで惹きつけられるのだろうか?

長いタイトルは、それ自身が大ヒット作の「大人のDSトレーニング」を連想させる。
「監修 日本常識力検定協会 いまさら人には聞けない 大人の常識力トレーニングDS」はゲームで使われている問題が信頼の置けるものであることを感じさせる。
「いまさら人には聞けない」で、常識力という普段耳にしない造語が何を表すのかを的確に示している。常識力の不足を自覚している人は「いまさら」という、比較的強い表現に焦りを感じるかも知れない。
常識とさえている事柄を人に聞くという行為が恥の文化である日本人の心に強く訴える。
そして、「人には聞けない」なら、じゃあどうするか?ということになる。
「大人の常識力トレーニングDS」は「大人のDSトレーニング」と呼応する
ゲームが子供のものであるという以前の認識は最近薄れていたが、タイトルに「大人の」と入れれば、さらに高年齢層が手に取りやすくなる。

感じ方は人それぞれだが、これらの要素が組み合わさってタイトルだけで欲しいと思わせるのだろう。10年前の任天堂ならどんなタイトルにしただろうか…。「常識力DS」とか?

タイトルの話はこのぐらいにして、実際に15日間プレイした感想を書きつづろうと思う。

このソフトは毎日一定の問題数の四択問題を次々と解いていくことで、常識力を高めていくソフトだ。一部、2択や5択以上の問題、漢字記述問題、3対の項目を線で結ぶ問題なども含まれる。

このソフトでは「常識力」を主要5ジャンルと「その他」に分類している。3日間で1セットとなっていて、1,2日目で各2ジャンルを各5問、3日目で最後の1ジャンル5問と15問の常識力診断が受けられる。そのほか、その他ジャンルの問題など15問程度を毎日解くことが出来る。それぞれの問題には詳細な解説が添えられ、あとで読み返すことが出来る。

常識力診断を行うと、診断問題の正解率や過去の成績をもとに、常識力指数を算出してくれる。説明書によると、平均が50で、80になると常識力検定1級程度ということのようだ。

また、5ジャンルの正解率は日々集計されてレーダーチャートで表示される。これで不得意分野、得意分野が分かるようになっている。

さらにこのソフトはWi-Fi通信に対応しており、どの選択肢を選んだかなどの情報を送受信し、日本全国の統計を部分的にだが見ることが出来る。また、Wi-Fi通信用の問題集が用意され、問題の正解率が県別に表示されたり、4択問題のうち、どの選択肢が何%選ばれたかなどが表示される。

このソフトでは1日に出題される問題数が決まっており、解説をじっくり読んだとしても1日に30分程度しか遊ぶことが出来ない。問題数は1800問あるようだ。1日にせいぜい30問程度、しかも一度出題された問題も出てくることがあるので、1,2ヶ月ですべてを遊び尽くすことは出来ない。

大人のDSトレーニングでは、例えば続編の「もっと~」でドクターマリオが遊べるなどゲーム的要素が多く含まれ、対戦が異常に熱かったりとゲームとして十分に楽しめるものだったが、このソフトは完全に「常識力」を高めるために特化し、遊びの要素は非常に少ない。

ゲームっぽくないからといって面白くないわけではない。問題の品質が非常に高いことと、長時間遊ぶことが出来ないことが重なって、飽きの来ない絶妙なバランスを保っている。15日間欠かさずプレイできたし、これから少なくともWii発売までは毎日止めることなくプレイできそうだ。

監修が優れているのだろうが、このソフトの問題は実に良くできている。これまでに400問以上解いたが、4択問題でありがちな、投げやりなハズレ選択肢は少なく、問題文の誤字や出題ミスは見受けられない。解説も短すぎず長すぎず、要点を押さえた質の良い文章でまとまっている。非常に読みやすい。2006年8月に冥王星が惑星から外され、小惑星扱いになったこともすでに解説に反映されていて、問題の鮮度は十分に高いと言える。世界人口など、今後、変化が出てくる可能性のある出題では(2006年9月現在)などと表示される配慮もある。

基本的に常識問題ばかりなので、難易度は非常に容易。それだけに、間違えたときの悔しさは絶大だ。翌日にWi-Fiで、その問題の全国正解率が99%だったりすると、ますます悔しい。また、一部常識とはかけ離れた、非常に難度の高い問題も入っているが、そういった問題を入れないと全問正解になってしまう人もいるので、入れて正解だろう。

ちなみに私の15日間の結果はこのような感じ

常識力指数
・ 1日目:68(14/15問正解)
・ 3日目:69(全問正解)
・ 6日目:70(全問正解)
・ 9日目:72(全問正解)
・12日目:71(14/15問正解)
・15日目:71(14/15問正解)

ジャンル別正解率
・礼 儀:94%
・知 恵:100%
・社 会:97%
・決まり:86%
・教 養:97%

知恵はノーミス、社会と教養はたぶん1問間違い、礼儀が2問間違いかな。決まりがちょっと苦手。実際は、統計には出ない「その他」分野で、割と多く間違えている。1問も間違えない日も多いが、平均だと1日2問ぐらいは間違えているペースだと思う。

昔から雑学はそこそこ得意だと思っていたが、自分が考えていたよりも無駄に知識を蓄えていたようだ。知らないことがあると気になってしょうがない性分なので、子供の頃からよく辞書引いていたし、今はgoogleが何でも教えてくれるから自然と身についたのかも。まあ、余計な雑学を身につけていても、あんまり発揮する機会とかないんだけど。

これぐらいの正解率でも、指数はやっと70超える程度、常識力検定2級レベルなので、1級レベルにするには、ほぼノーミスで1ヶ月ぐらい維持しないとダメかも知れない。


こんな感じで楽しくプレイしているのであるが、不満がないわけではない。

思いの外、成績が良いので実際の常識力検定を受けてみようと思い、試験日を調べてみた。そこで衝撃の事実を目の当たりにする。

☆第10回日本常識力一般公開検定試験申し込みは10月10日(火)受付終了しました。

たくさんのお申し込み、お問い合わせありがとうございました。

次は1年後。えー。

せっかくタイアップしているのにこれはないだろ。このソフトのパッケージにはWiiのチラシが入っていたのだが、常識力検定試験のチラシも入れて、2007年頭ぐらいに試験をやっていれば、受験者が激増したと思うんだがなあ。まあ、来年までやる気が残っていたら受験してみようとは思っている。

ちなみに、常識力検定協会のサイト上でも過去問が10問だけ体験可能だ。ページを表示するたびに内容が変わるが、問題の種類はさほど多くはない。また、このオンライン版でも、一部DS版で使用されている問題と同じものが使用されている。要するにDS版は過去問集だったわけだ。どうりで問題の質が良いわけだ。

実際の検定試験の話はさておき、この大人の常識トレーニングDSはオススメの1本だ。常識に自信がない人はもちろん、自分のように雑学に強い人でも十分に楽しめる。ただ、ゲームと思って買わないほうが良い。ゲームと実用ソフトの境目が怪しくなってきているが、このソフトは明らかにゲームではない。

2006年11月09日

ニンテンドーDSがギターに!?

プラト株式会社はニンテンドーDS用ソフト「弾いて歌えるDSギター“M-06”」を2007年2月1日に発売する。ジャンル名は「こんなの誰も見たことない!」、定価は3,800円

公式サイトの動画を見れば分かるように、ニンテンドーDS自体をギターにしてしまう奇抜すぎるソフトだ。ボタンでコードを選んで、タッチパネルをひっかいてギターをかき鳴らす。アハハ。馬鹿だ(誉め言葉)

発売元のプラトは100万本以上の大ヒットとなった「えいご漬け」の開発元。本ソフトは120種類のコードと、1コードあたり3種類の生音をサンプリングする本格派。GAMEWatchによると、ゲーム画面内に20種類の譜面が付くほか、18種類の譜面の書かれた楽譜本も付属する。ギターをニンテンドーDSに移植しただけのソフトなので、コード譜面があれば一応どんな曲でも奏でられるようだ。テンポの速い曲は難しそうではあるが。

店頭発売の1ヶ月以上前となる12月26日にamazonで先行販売するという異例の販売形式を取る。送料込みで3,230円。ネットでの反応を見て出荷数を決めるつもりなのかな。予約は好調のようで、すでにamazonのゲーム部門ランキングで11位に位置している(11/09現在)

アコースティックギター1種類なので、複数の人が集まってバンドっぽいことをやったりするのは難しいが、弾き語りは出来そう。まあ、見た目がちょっと、というかものすごくアレだが。

2006年11月07日

レビュー:ポケットモンスターダイヤモンド

タイトル:ポケットモンスターダイヤモンド
発売:ポケモン
販売:任天堂
開発:ゲームフリーク
発売日:2006年09月28日
価格:4,800円(税込)

いきなり余談で恐縮だが、レビューを書き始めるまで1ヶ月以上かかった。実は2週間程度でクリアはしていたのだが、今回はなかなかレビューが書けなかった。クリアしてからレビューを書くようにしているが、今回はクリアしても区切りが付かなくてずるずると先延ばしにしてしまった。あいかわらずクリアしてからのほうが大変なゲームだ。

なんとなくニンテンドーDSの電源を入れると、きのみに水をやったり、集め切れていないポケモンを探しに徘徊したり、たまごを孵すためにサイクリングロードを行ったり来たり。気づいたら長時間遊ぶつもりが無かったのに1時間以上だらだらと遊んでしまう。

というわけで、「ポケットモンスターダイヤモンド」、第一作発売から約10年を経て発売されたシリーズ最新作のレビューというか、感想というか、思いの丈をだらだらとぶちまけてみる。

ポケモンシリーズの10年間のあゆみは、以前ざっとまとめたことがあるので、まずはそちらをご一読いただきたい。関連作品が大量にリリースされているが、ポケモンダイヤモンドとポケモンパールは本編シリーズとしては4作目にあたる。本シリーズは1作に複数のバリエーションがある特徴を持つので、4作品が出ていないのに携帯ゲーム機のRPG作品に限定しても14種類も出てしまっている。これらを簡単に図示してみた。

ポケットモンスターシリーズのデータ互換性ポケモンの世界は、新作が発売されるたびに少しずつ拡張されていった。1996年に発売された初代作品では、カントー地方に生息する151種類のポケモンを集めることができた。続くジョウト編ではそれられに加えて100種類のポケモンが加わった。ポケモン金銀は発売延期が続いた難産だったが、カントー編と一方向ではなく相互通信できるという離れ業をやってのけた。もちろん金銀で新しく登場したポケモンは、旧作にはデータが存在しないため持っていくことはできなかったわけだが。

20世紀に発売された7作品と、21世紀に入ってから発売された作品にはデータの互換性はない。新作としてリリースされたポケモンルビー/サファイアでは、ホウエン地方に生息する200種類強のポケモンが登場。そのうち135体が新種となっている。その後、初代作品のリメイクとなるファイアレッド/リーフグリーンが発売され、ルビー/サファイア、そしてゲームキューブのポケモンコロシアムと通信することで、リメイクされていないジョウト地方を含む全ポケモンがすべて回収できるようになった。そして、今作ポケモンダイヤ/パールではカントー、ジョウト、ホウエンの3地方のポケモンに加えて、シンオウ地方の新ポケモン約100種が新たに加わった。さらに、ゲームボーイアドバンス作品との連動により500種類ちかくのポケモンを扱えるようになった。

このように、どんどん追加追加で要素を増やしていっているわけで、だんだんと複雑に、分かりづらくなっているのは子供向けのソフトとしては致命的ではある。しかし、そのことは当然把握したうえで開発をしているわけで、随所に工夫がみられる。

ゲーム開始直後の主人公は何も持っていない。ポケモンも1匹も持っていない。序盤のストーリーは非常にチュートリアル的で、ゲームの目的と、それを達成するための方法が自然に身につく構成になっている。これは旧作を遊んだことのない人にとって非常に親切だ。

また、前述のように、他のソフトから持ってくる以外の方法ではダイヤモンド/パールには出現しないポケモンも含めて、500種類近くのポケモンが今作に登場する。いきなりこれを全部集めろと言われても無茶な話だ。そのため、最初はポケモン図鑑が150種類に限定される。ゲームボーイアドバンスソフトからポケモンを持ち込むこともできない。残りの300種類強を見ることができるのは、通常はエンディングを見たあととなる。条件は最初に手に入れる図鑑に載った150種類のポケモンをすべて見ること。それではじめて全国図鑑が手に入り、ゲームボーイアドバンスソフトからポケモンを持ち込んだり、そのほかの要素を楽しむことができる。ごく一部のポケモンを除けば、ストーリーの途中で出会うトレーナーたちが使用してくるので、図鑑を完成させるのは意外と容易だ。いきなり大きな目標を突きつけるのではなく、最初は簡単なハードルから用意してあるため遊びやすい。

ゲームボーイシリーズからニンテンドーDSに移ったことで、2画面とタッチパネルという大きな武器を手に入れた。これも遊びやすくするために活用されている。通常のゲーム画面は上画面に表示され、下画面は補助的に使用される。フィールドやダンジョンでは、下画面はポケッチというアイテムを映しだしている。ポケッチには地図や時計など、20種類ほどの機能があり、ストーリーの進行に伴って次第に増えていく。機能の切り替えが1ボタンだけで順送りしかできないのは惜しい。せめて順送りと逆送りの両方があればもう少し使いやすくなったのだが。

戦闘中は、上画面に戦っているポケモンが表示され、下画面にはメニューが表示される。画面を覆うサイズの非常に大きなボタンで構成されていて、ペン操作よりも指で押すことを前提としたインタフェイスとなっている。これはジャンプスーパースターズでも見られた特徴だ。子供向けのソフトではペンに持ち変えるよりも、指紋を気にせず画面に直接触ってもらった方が良いという判断なのだろう。無理に画面に触らなくても、ちゃんと十字キーとボタンでも操作は可能だが、画面を直接触ったほうが素早く項目を選択できる。

そのほかにも細かいところで、たくさんの工夫がみられる反面、細かいところで使いづらさ、遊びにくさを感じるのもまた事実だ。前述したポケッチの選択が面倒なのもその一つだ。ほんの少しの工夫で改善されると思うのだが、何か理由があってのことだろうか。ポケモンの整理も以前の作品と比べて飛躍的に操作性が向上したのだが、それでも改善の余地がまだまだ残っているように思える。例えば、「だれかのパソコン」でのボックス操作ではLRボタンでボックスの切り替えが可能だが、Wi-Fiでポケモンを交換する「GTS」ではそれができない。似たようなインタフェイスなのにどうして操作法が違うのだろうか。別々に開発してくっつけたのかな。

逆説的だが、妙に細かい部分の欠点が目立つのは、面白い証拠とも言える。そもそも、本質的な部分では第一作で完成されすぎている感もあり、ほとんど不満はない。というか、第一作から変わらなさすぎる。

主人公は博士からポケモンを1体受け取り、8人のジムリーダーとライバルを倒し、最後に四天王とチャンピオンを倒す。ストーリの縦軸は第一作からまったく変わらない。それに横軸としてロケット団やギンガ団といった組織が引き起こす事件が絡んでくる。また、戦闘システムも基本はおなじ。戦闘はあくまでポケモン同士の戦いであり、主人公をはじめとするポケモントレーナーは指示を出すだけだ。ポケモンは各個体に4種類の技しか覚えさせることができないのも、第一作から続く伝統だ。

これだけ変化のないシリーズなのに毎回非常によく売れているのは、第一作の出来が良いためだろう。交換という斬新なシステムを主軸に据えつつ、それに集中させるためにその他の部分では大きく省略し、あえてシンプルにしたのがヒットの理由のひとつだろうか。

メインのストーリやゲームシステムは非常にシンプルなのだが、脇道の部分が異常ともいえるほど充実している。この充実度はどうぶつの森との共通点を感じた。

今までのポケットモンスターシリーズは図鑑の完成を最終目的としていたが、今回はすでに図鑑を完成させた旧作を所有していないと、その目標を達成することが非常に困難になっている。今まで以上に敷居が高い。その一方で、シンオウ図鑑を完成させるだけならそれほど苦労はしないようになっている。つまり、全国図鑑の完成はこのゲームの最終目標と考えられていない。

どうぶつの森は目的を持たないゲームとして成功を収めた希有な例だが、今回のダイヤ・パールも同じように目標を持たないゲームとして開発されているように思える。「目標を持たない」と書くと誤解を招きそうだが、これは「全プレイヤー共通の目標」を持たないという意味で、言い換えると「自分だけの目標を探し、その達成を目指すゲーム」といえる。

もちろん、全国図鑑の完成を目標にプレイしても良い。今回はそれ以外にも木の実や、アクセサリー、化石、リボンなどの収集、バトルタワーでの勝利、コンテスト、地下通路などやりこみ要素がそこかしこに転がっている。そのすべてを楽しもうとすると大変だが、自分が気に入った部分だけを楽しめばいいわけだ。どうぶつの森で、特定のジャンルの家具を集めたり、魚釣りばかりしたり、デザインを作ったり、プレイヤごとに遊び方があったように、今回のポケモンはプレイヤの数だけ楽しみ方がある。

とてもじゃないが図鑑をフルコンプなんてできないし、対戦で勝つためのポケモンを育てるような気力もない。それでも、プレイ時間約80時間。4,800円のソフトにしては十分すぎる、お釣りが出るくらい遊んだ。大大大大大満足。お腹いっぱいだ。

例えるなら、ポケットモンスターダイヤモンド・パールは、まるで回転テーブルに載った中華料理のフルコースのようなものだ。何もムリして全部食べる必要はない。ポケモンに思い入れがある人ほど、辛口の評価をしているようだが、これだけ要素を詰め込んでいるんだから、当然口に合わない部分も出てくるだろう。もっと肩の力を抜いて、テーブルをくるくると回して、美味しいところだけつまみ食いしたらどうだろうか。

2006年11月03日

Nintendo World 2006 Wii体験会開催(名古屋)

任天堂が12月2日に発売する新型ゲーム機Wiiを先行体験できる「Nintendo World 2006 Wii体験会」がポートメッセ名古屋で開催された。同イベントは11月12日にインテックス大阪、11月25日と26日に幕張メッセでも開催される。

WiiニンテンドーDSの出展タイトルが明らかになっている。DSソフトでは「タッチで楽しむ百人一首 DS時雨殿」「怪盗ワリオ・ザ・セブン」「ことばのパズル もじぴったんDS」など、いくつか初出のタイトルも含まれる。

今回のイベントにあわせてWii SportsはじめてのWiiおどるメイドインワリオゼルダの伝説トワイライトプリンセスの各公式サイトが開設された。ゼルダの伝説ではオープニングムービーのほか、通信販売限定となるゲームキューブ版との違いが記載されている。

ゲーマガblogわぱのつれづれ日記ホコタテブログZAKUGIRI!気ままなそっち方面のお話等で会場からのリアルタイム更新が行われている。いいなあ。楽しそうだなあ。

会場ではゼルダの伝説が一番の人気だったようだ。閉会4時間前の正午を待たずして、早々と行列が締め切られたようだ。

情報もひととおり出てきたことだし、発売まで1ヶ月を切った。そろそろWiiの予約も始まるかな。

追記:GAMEWatchITmedia+D Gamesでも会場のレポートが掲載された。

2006年11月03日

ネットランナー「ベスト・オブ・常習者サイト」にノミネートされました

ネットランナー「ベスト・オブ・常習者サイト」ニュースサイト部門にN-Stylesがノミネートされました

─まあ、どう考えても誌面の穴埋めのためのノミネートだよなあ。

100%ないと思うが、仮に銅賞とか受賞しちゃったりして賞金が入ってきたら、なんかゲームグッズ買って抽選でプレゼントします。

2006年11月02日

WiiのテレビCM、第3弾を公開

任天堂は12月2日に発売する新型ゲーム機Wiiのプロモーションサイト、Wii.comで新しいテレビCMを3種類公開した

今回のCMは「Wiiリモコンの遊び方」篇で、その1からその3までの3種類が公開されている。

リモコンと手だけが登場し、ゲーム画面は一切表示されなかったいままでのCMとは異なり、今回はゲーム画面も登場し、CMの最後にはWii本体も映る。一体何のCMなんだろうと疑問に思っていた人たちも、今回で初めてようやくゲームのCMであることが分かることになる。

登場するゲームはWii Sports、はじめてのWii、おどるメイドインワリオの3本。コンセプトのわかりやすいWii Sportsが中心になっている。

Wii発売まであと1ヶ月。このCMを1ヶ月続けることは考えにくいので、リモコン以外のWiiのコンセプト、Wii Connect24やWii チャンネル、バーチャルコンソールなどの紹介CMも放送するのではないだろうか。また、発売日が近づけばソフト単体でのCMも放送開始すると思われる。

新CMの公開にあわせて、「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」の体験映像も公開された。これは目に毒だ。見ないことを強くオススメする。1ヶ月前からこんなものを見ちゃったら待ちきれなくなってしまうじゃないか。見たけど。

2006年11月02日

年内発売予定のバーチャルコンソールソフトを発表

任天堂は、12月2日に発売するゲーム機「Wii」の機能「バーチャルコンソール」で遊ぶことのできる年内に発売のソフト一覧を発表した

バーチャルコンソールは過去のゲーム機でリリースされたソフトを、ダウンロード購入してプレイできる機能。任天堂ハードである、ファミリーコンピュータ、スーパーファミコン、NINTENDO64のほか、メガドライブ、PCエンジン、MSXのゲームを遊ぶことが出来る。今回発表されたのは年内にリリース予定のソフトの一部で、MSXのソフトは含まれない。

セガは2007年1~3月期にメガドライブのソフトを12タイトル追加予定、ハドソンは他社製ソフトを含めたPCエンジンソフトを1年内に60タイトルリリース予定(*pdfファイル)としている。


発売日と価格を調べて一覧にしてみた。赤枠で囲まれているソフトはミリオンセラーを記録したもの。

ファミコンと同時発売のソフトからマリオ64まで、各年1~5本のソフトがまんべんなく提供される。一部妙にマニアックなソフトが入っているが、無難どころを抑えている印象を受ける。レトロゲーマニアにはちょっと物足りないかも。

スーパーファミコンソフトだけ、800ポイント(1ポイント=1円)と900ポイントの2種類の価格が用意されているのが気になる。どういう基準で値段を分けているんだろう。ディスクシステムでリリースされたアイスホッケーが2,500円→500ポイントと若干割高の8割引の提供となるのを除いて、他のソフトはおおむね9割引になっている。ストリートファイターII等は92%OFFでの出血大サービス。ワゴンセールに比べると割高感は否めないが、店を渡り歩かなくとも、家にいながらオンライン決済で購入できるのはありがたい。ところで、マニュアルは画面上に表示されることになるのだろうか?

また、PCエンジンCD-ROM2やメガドライブのメガCDのソフトは含まれていない。ファミコンのスーパーマリオブラザーズ3や、スーパーファミコンのスターフォックスといった特殊チップがROMカートリッジに搭載されたソフトも見あたらない。単に年内発売ソフトにそれらのソフトが入っていないだけかも知れないが、技術的な問題で移植されない作品もあるのかも。

クラシックコントローラ付きの5,000ポイントプリペイドカードを買うと決めているが、その5,000ポイントでこの中のどれを買うか、あれこれ悩みながらWii発売を待つことにしよう。欲を出してポイントが足りなくなりそうだが、それ以上にプレイする時間が足りなくなりそうだ。


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