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2004年11月30日

任天堂の20世紀、任天堂の21世紀 7章:NINTENDO64 1998年(2)

高まる期待
最初、NINTENDO64が誕生した1996年末に「ゼルダの伝説64」は64DD用ソフトとして発売される予定だった。その後、1997年になってROMカセットでの発売に変更になり、さらに幾度かの延期を繰り返す。展示会でプレイ可能なバージョンが出展され、雑誌にも画面写真が載るようになる頃に1998年4月と決定したかと思えば、その1998年4月1日に"秋発売予定"と任天堂のホームページ上で延期が発表される。その後、サブタイトルが「時のオカリナ」に決定し、8月には11月14日発売、定価6800円と発表された。

「ゼルダの伝説 時のオカリナ」はファミコンのディスクシステムで発売された初代「ゼルダの伝説」、「リンクの冒険」、スーパーファミコンで空前の大ヒットとなった「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」、ゲームボーイで発売され名作と言われる「ゼルダの伝説 夢をみる島」に続く人気シリーズの最新作である。度重なる延期、NINTENDO64のソフト不足による危機感、少しずつ公開される画面写真やシステム、自然とユーザー達の間で期待が高まっていった。

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2004年11月30日

任天堂の20世紀、任天堂の21世紀 6章:NINTENDO64 1998年(1)

パッとしない年明け
1998年も年明けはあまりソフトが出揃わない。前年末にディディーコングレーシングとヨッシーストーリーが売れていたがそれに続くものがなかった。その中、2月28日に発売されたのが任天堂のスノーボードゲーム「1080°スノーボーディング」だ。若干時期遅れの発売、コース数が少ない、2人までしか対戦できないなどマイナスポイントは多かったが、リアリティーのある雪の質感や、手応えのあるコース設定、操作性などが評価される。ゲームとしてのクオリティーと実売数のアンバランスさは1996年に発売されたウエーブレースのそれを彷彿とさせる。何が原因なのだろうか。任天堂内部で開発チームと広報の連携が上手く取れていないようにも思われる。このソフトに関して、1年後の冬にもCMを流してPRしたいと任天堂の宮本氏がコメントするが、実際にCMが流れることはなかった。

3月に入り、マリオカート64とスターフォックス64が、それぞれ同梱されていたコントローラと振動パックが付属しない単体版として4800円で再発売される。3月26日には「実況パワプルプロ野球5」を含めコナミが3本のソフトを同時に発売するなど、多くのソフトが発売される。しかしその後、4月から6月にかけて、月に3本程度のペースに落ちていく。

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2004年11月30日

任天堂の20世紀、任天堂の21世紀 5章:NINTENDO64 1997年(2)

出揃うソフト
6月に入ってから「スターウォーズ帝国の影」などが発売され、月に2,3本程度というペースであるが次第にソフトが出そろってくる。しかし、相変わらずジャンルは3Dアクションに偏ったままで本体の普及もままならない。そんな中、8月23日にレア開発、任天堂発売の「ゴールデンアイ 007」が発売される。同名の映画を題材とした主観視点型3Dガンアクションといういかにも一般受けしないジャンルで、まったく売れる要素のないソフト。しかし、購入したユーザーの評価は非常に高かった。従来のような爽快に敵を打ちまくって先へ先へ進む単純なゲームではなく、スパイさながらに遠くからライフルで狙撃したり、敵に気づかれることなく静かに行動したり新鮮な快感がある。そして、なにより対戦プレイの評判が非常に良い。相変わらず難易度は高いのだがレアの底力を見せつけるソフトであった。海外ではマリオ64に次ぐ売り上げとなる700万本以上の売上げを達成し、様々な賞を受賞。のちにレアは同じシステムを使ったソフト「パーフェクトダーク」を発表する。

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2004年11月29日

メテオスがヤバイ

今回のTouch!DSで一番注目したのがメテオスだ。

これには驚いた。すでに他の会場で体験した人に話を聞いていて、ルールも把握していたのだが、実際にプレイするとひと味違う。

ゲームに関する詳細情報は公式サイトに目を通して頂きたい。言葉で説明しようとすると冗長になるし、うまく伝えられる自信がない。どんなにうまい説明を見聞きしても面白さは理解できないし、1プレイだけだとこの面白さの片鱗に触れる程度でしかない。

1プレイでは理解できないと書いているのに会場で触っただけで絶賛しているのはどういうことかというと、6回ほどプレイしたからだ。・・・まあ、なんというか、あまり並んでなかったので・・・。他のソフトに比べるとPRが少なく、インパクトが薄かったかもしれない。

1回でオモシロさを理解しづらいというのは、決して難解なシステムというわけではない。テトリスやぷよぷよだってテクニックや連鎖をたった5分で理解できるモノじゃないわけだし、メテオスにしたってそれ相応の修得期間が必要になると言うことだ。

本来であれば説明書か何かで様々なテクニックを知るのだろうが、今回の場合はそう言うモノがなかったので、プレイするごとに新しい発見があり、どんどん上手くなっていくのが実感できた。この課程がたまらなく楽しい。最初はちまちまとしか持ち上げることが出来なかったのに、画面の横幅いっぱいにメテオを打ち上げ、何度もブーストをかける快感はいままでにない新鮮なものだ。タッチスクリーンでのペン操作が非常に高いレベルで快感に繋がるのを感じた。ペン以外の操作でもシステム的には問題はないが、あの気持ちよさはペン以外では考えられない。

ちなみに、名古屋からスタートした今回のイベントの開催中にバージョンアップをしており、画面レイアウトが変更になったり対戦モードが追加されたりしていた。その対戦が非常に熱い!後ろに並んでいる人も見られるように液晶モニタ2画面に写しだしていたので、他の人のプレイを参考にすることも出来た。こういうのはイベントならではだろう。

まだまだ開発途上とのことで、これからどんどん面白くしていくようだ。このソフトからは目が離せない。というわけで、発売までトップページからリンクを張ることにした。

最後に、わざわざ福岡までいらしていたプロデューサーの水口さん、サインと貴重なお話ありがとうございました!

2004年11月29日

DSにTouchしまくってきたぜ

全国5会場で開催されたTouch!DSのオーラス、福岡会場に行ってきた。行列とかかったるいので開場前行列を避けて30分後に会場入り、会場内でも短い列のゲームだけをプレイしてきた。まあ、買う予定のソフトは触ってもしょうがないし。

最初に触ったのはパックピクス。こういう仕様が固まっていないような発売が先になるようなソフトは、イベントで触っておくと製品版との違いが分かって面白かったりする。まれに発売中止になって二度と触れなかったりするし。
パックマンをペンで描くと口の方向に描いたままの形でパックマンが動き出す。この感覚がすごく新鮮。妙に縦長のパックマンや受け口やおちょぼ口のパックマンなんかもそのまま動いて面白い。敵と重なってしまうと線がとぎれたり、書き順が違うと動いてくれなかったりするので、焦らず確実に描く必要があってなかなか難しい。最後には巨大なボス戦まである。いままでのハードじゃ絶対に遊べない新鮮さがたまらないが、そのままだとちょっと単調だろう。さすがにこのまま製品にするのは難しいのではないだろうか。発売まではしばらく待つ必要がありそうだ。

DS版のメトロイドプライムも触ってみた。これは展示されているものではなく、会場内にいるコンパニオンさん4人組がDSを持っていて説明を聞きながら無線で対戦するようになっていた。説明によるとアメリカで発売済みのもの、とのことなので本体に同梱されたFirstHuntがDSに刺さっていたようだ。実際にプレイして思ったが、これを同梱しているってのはなかなかすごい。あちらだとピクトチャットだけじゃデモとして弱いのかなあ。
右手でペンを持つ場合は十字キーが前後左右の移動、Lトリガーが弾の発射で押しっぱなしの連射が出来る。右手のペンを右にスライドさせると視点が右を向き、上にスライドさせると下を向く。ペンを離せばその方向で視点が固定される。右に曲がりたければ上を押したまま右にスライドさせるような感じだ。ペンをマウスに変えればパソコンでFPSをやっている人ならおなじみの操作体系だ。
画面をポンポンと2回タップすればジャンプすることも出来る。サムスのアクションとして必須のモーフボールへの変形は、下画面右下にアイコンがあるのでそれをタップすることになる。左手でペンを持つ場合はXYABボタンが十字キーの変わり、RトリガーがLトリガーの代わりになる。

基本は上画面の一人称視点画面を見るのだが、操作に使う下画面も色々と情報が出ている。現在のランクや弾残数、マップと対戦相手の位置も出ているのでときどき下画面籾なくてはいけない。上を見たり下を観たり、両手で操作したりと結構せわしない。
小さい画面でもしっかりとした3D画面で、非常に滑らかに動く。FPS好きではないので、きっと買うことはないと思うが携帯機でこれだけ出来るのにはビックリだ。

立ちっぱなしで疲れたのと、あるソフトに何回もならんだので、DSで遊んだのはこれぐらい。あとはゲームキューブで2本遊んだ。

スターフォックス アサルトはナムコ制作になっていたが、64版とあまり変わらない印象を受けた。ボタン配置の違いによる違和感はあったが、あとは画面が綺麗になったぐらい。少なくとも体験版では大幅なアレンジは見られなかった。
これは決して悪い評価ではなく、むしろ好評価。
ところで会場内で配られていたパンフで「スターフォックスシリーズ最新作がいよいよゲームキューブに登場。」とあるが、何か無かったことにされていません?

もう一本触ったのはスキップ制作の「ちびロボ!」大まかに説明すると小さなロボットが部屋の中でお手伝いをしてハッピーを集めるゲーム。オリマーがひとりでがんばるピクミンという印象を受けた。この手のゲームを5分程度プレイしただけじゃあ何とも言えない。なんとなくデザインとかセンスに光るものを感じた。

スペースワールドと比べて親子連れが多いように思えた。ドラクエ出たばかりだし、DSもちょっと待てば遊べるしでいわゆるゲーマーはあまり来なかったせいかもしれない。みんな楽しそうにDSを触っていたのが印象的だった。ゲームはやはりこうあるべきだなあ。

2004年11月27日

任天堂の20世紀、任天堂の21世紀 4章:NINTENDO64 1997年(1)

強敵登場
1997年1月、NINTENDO64ではなくプレイステーションで次世代ゲーム機戦争の決着を決定づけるソフトが登場する。スクウェアがファミコン、スーパーファミコンとシリーズ6作を発売してきたファイナルファンタジーの最新作、「ファイナルファンタジーVII」だ。このソフトでプレイステーションがスーパーファミコンの市場を受け継ぐハードと認識されるようになる。プレイステーション本体が売り切れになるほどの反響でプレイステーションの勝利を確実な物にしていく。

一方、そのときNINTENDO64はどのような状態だったのだろうか?──何もしていなかった。1月、2月と1本もソフトが発売されることがなく、1997年に最初に発売されたソフトは3月14日の「実況パワフルプロ野球4」である。これは1996年の「実況Jリーグ パーフェクトストライカー」に次ぐコナミのNINTENDO64ソフト第二弾となる。コナミが参入したことはNINTENDO64にとって大きな助けとなるが、コナミのほうとしてはマルチプラットフォームの一環としてNINTENDO64に参入したにすぎない。それでも、ROMカセットによるレスポンスの良さ、3Dスティックの操作性の良さからコナミのスポーツゲームをするならNINTENDO64に限る、という印象を少なからず植え付けられたことは低迷を続けるNINTENDO64にとってプラスとなった。

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2004年11月27日

任天堂の20世紀、任天堂の21世紀 3章:NINTENDO64 1996年(2)

ソフトが出ない
ソフトが3本しか発売されていないこと、ソフトに割高感があること、今後の予定が不透明なこと、様々な要因の中でNINTENDO64は爆発的には普及することはなかった。任天堂に危機感がなかったのだろうか、それとも開発上の問題があったのだろうか、同時発売の3本のソフト以降まったくソフトが発売されない状態が続いた。7月、8月と夏休みの間に1本もソフトが発売されず、次のソフトが発売されたのが9月も終わりに近づいた時期である。

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2004年11月27日

DSにTouchしてきたぜ

近所にトイザらスに試遊台が入ったのを確認。「直感ヒトフデ」「さわるメイドインワリオ」「きみのためなら死ねる」の3台。いずれも体験版バージョンとなっていた。

試遊台は背の低いお子様でも遊べるようにチルト機構のついたアームに固定されている状態。盗難防止用のワイヤーのついたタッチペンとタッチストラップが台の隣に取り付けてあった。

明るい店内ではやや斜めから見た場合に若干視認性が低下するような印象を受けた。環境によっては上画面の角度に注意しないと見づらくなるかもしれない。モックで触ったときにも感じたことだが、ペンは小さく細い。よくよくみるとNINTENDOロゴと型番が入っていたりする。タッチストラップは装着してもだんだんずれてきて長時間プレイには難しいかもしれない。

十字キーの上に電源ボタンがあるのはどうも違和感を感じる。間違えて押すことはないし、長押しじゃないと電源は切れないようなので誤動作はないだろうけど・・・。他のボタンに関しては特に問題はなさそうだが、ボタンを使うゲームがなかったので何とも言い難い。

スタートボタンを押しながら電源投入でシステム画面に入れるようだ。システム画面はタッチペンでもボタンでも操作できる。時計の調整、起動モードの選択、言語の選択、画面色の選択、タッチスクリーンのアジャストメントなどの機能を呼び出すことが出来た。ピクトチャットもこの画面から呼び出す。周りに人がいなかったので、試しに2台で一人ピクトチャット(間抜けそのもの)をやろうとしたがうまく通信できない?ひょっとすると試遊台には無線機能を入れていないかも。他に、周りで無料体験版を配っているときに取り込む画面などもあった。当然呼び出してみても待機画面のままで体験版を取り込むことはできない。

プレイヤの情報として誕生日や名前を登録することが出来る。これはピクトチャットなどで使用できるようだ。初期状態では「Nintendo」「12月2日」が登録されていた。DSの発売日だ。直感ヒトフデの画面上で現在の日時が表示されていたので、ゲーム内からでもこれらの情報も呼び出すことが出来そうだ。

直感ヒトフデは想像していたとおりのゲームだった。チュートリアルと時間無制限の1画面パズルがプレイできた。本編は遊べないようだ。スクリーンアジャストメントが狂っていたのか、角度が悪かったのか思った通りにペンが進まない。この辺は慣れの問題もあるだろうが、対戦プレイ時に手元が狂うと焦りそうだ。とりあえず思ったとおりの内容だったので購入決定。

さわるメイドインワリオはまさにメイドインワリオ。そのまんまだ。インタフェイスが変わっただけで何も変わらない。体験版のためか1ゲームが若干長めに取ってあるように思えた。そのため、若干テンポが悪いように感じた。無難に末永く楽しめそうなのでとりあえず買っておこうかと思う。

きみのためなら死ねるはメイドインワリオからテンポの良さをごっそり抜き取ったようなゲームだった。軽快な音楽が流れていたようだが、店内が騒がしくてはっきり聞こえない。センスがどうのこうので5000円も払う気はさらさら無いので遠くから温かく見守ろうかと思う。

Touch!DS福岡会場開催より前にTouchできてしまった九州人の悲しみを体感したひとときだった。

2004年11月26日

任天堂の20世紀、任天堂の21世紀 2章:NINTENDO64 1996年(1)

NINTENDO64発売
1996年6月23日、NINTENDO64が発売された。本体にはコントローラ1つ、ACアダプタ、説明書のみが同梱された。テレビとの接続に必要なAVケーブルはスーパーファミコンのものがそのまま流用できたからである。本体の形状は曲線を多用し今までの無骨な任天堂のハードとはちょっと違う印象を受ける。NINTENDO64の名称は全世界で共通の名称として用いられ、デザインも同じものを世界中で発売したのが原因だろうか。それまでは日本と海外では別のデザイン、名称で販売していた。例えばファミリーコンピューターは海外でNES(NINTENDO ENTERTAINMENT SYSTEM)という名で発売され、形状も日本のものとは異なっていた。余談だが、MOTHER2の主人公ネスの名はこの海外版ファミコンの名称から名付けられたものだ。

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2004年11月26日

任天堂の20世紀、任天堂の21世紀 1章:NINTENDO64 発売前夜

第三次ゲーム機戦争勃発
1990年代前期のゲーム業界はスーパーファミコンを擁した任天堂の天下だった。そして、1990年代中ごろにセガがセガサターンを、ソニーコンピューターエンターテインメント(SCEI)がプレイステーションを相次いで発売し、ゲーム業界は"次世代ゲーム機戦争"と呼ばれる競争の時代に突入した。仮に1980年代のファミリーコンピューターを中心とした市場争いを第一次ゲーム機戦争、スーパーファミコンやメガドライブなどが争った1990年代前期を第二次ゲーム機戦争とすると、これは第三次ゲーム機戦争と呼べるだろう。次世代機が発売されたあとも前世代機であるスーパーファミコンのソフトが次々と発売され、利益を上げていたため任天堂は悠然と構え、急いで次世代機を投入しようとはしていなかった。

1995年、任天堂は次世代機"NINTENDO64"を発表する。この次世代機については1993年にシリコングラフィック社と共同で開発を進めていると既に発表されていたが、名称やコントローラ等の形状が公開されたのはこの時期になる。それまではウルトラ64と呼ばれていた。任天堂は「ゲームが変わる ロクヨンが変える」のキャッチコピーを携えてNINTENDO64を1996年6月23日に定価25000円で発売。第三次ゲーム機戦争に参戦した。

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2004年11月26日

任天堂の20世紀、任天堂の21世紀 0章:まえがき

任天堂株式会社は、明治22年9月23日に創立された。京都に本社を置き元々は花札の製造販売を主な業務としていたが、ファミリーコンピュータをはじめとする家庭用ゲーム機を生み出したことで有名だ。あまりに圧倒的なシェアを誇っていたため、「帝国」と揶揄される事もしばしばだったが常に順風満帆だったわけではなく、幾度かの "ゲーム機戦争" と呼ばれる企業間の熾烈な争いに巻き込まれ、そして勝ち抜いていった。海外でNINTENDOという単語がそのまま家庭用ゲーム機の意味で使われるほどの圧倒的なシェアを誇っていたが、1990年代後半に社運を掛けて発売された最新機種 "NINTENDO64" で、家庭用ゲーム機市場における任天堂のシェアは減少する。一体何が原因だったのだろうか、そして任天堂はこの21世紀にどんな戦略を練っているのだろうか。

※この連載は2000年末~2001年初冬に執筆したものを加筆訂正しています。

2004年11月26日

DSの発売まで1週間を切ったので、昔を振り返ってみる

ニンテンドーDSの発売が近い。この、ハードが出る前の高揚感というのはいつも何とも言いがたいものがある。E3の速報をネットにかじりついてみているときや、スペースワールドの開場前の行列に並んでいるときも同じような感覚を覚える。何とも言えない一体感に包まれる感じがたまらなく心地よいのだ。

自分事で恐縮だが、任天堂関連の情報をネットで取り扱いだしたのが1997年、もう7年になる。その間に時のオカリナの発売、64DDの発売、ゲームボーイアドバンスの発売、ゲームキューブの発売と様々なイベントがあった。今でこそ利用者はいないが、元々はコミュニティに重きを置いたサイト構成になっていたので、そう言ったイベントの時はチャットが非常に盛り上がっていた。ずいぶんと寂れてしまったが、チャットルームの名前は当時のまま、「64会議室」だ。

あの興奮を再びってことで、12月1日の午後11時あたりにチャットに集まってはいただけないでしょうか?新参の方も歓迎しますが、出来れば常連の方に戻って頂ければと思います。とか何とか言いつつも、本人はおそらくその時間はDSを買いに行っていて戻るのが12時過ぎになるんですけど。しかも戻ってから嬉々として買ってきたばかりのDSの自慢をすると思いますけど。

昔を振り返ると言えば、2000年頃に掲載していたNINTENDO64の歴史に関する文章を発掘したので多少手直しをして掲載しようと思う。連載という体裁を取りつつ完成していなかったので、これを機に最後まで書ければなあ、なんて考えたり。

2004年11月25日

amazonさんの悩み

amazonさんは悩んでいた。あちこちに新たなamazonさんが出現しているのにオリジナルとしてまったく実力を発揮していないことに。

箱を被っているだけで笑いが取れるという状況に甘んじているのではないだろうか、amazonさんは悩んでいた。googleでamazonを検索すると本家について上位にランクしていたのにいつの間にかまったくヒットしなくなったことに悩んでいた。30件を超えるamazonさんリンク集の追加が面倒くさい事に悩んでいた。唐突に出版社の人からメールが来て12月発売予定のムック(おそらくblog関連書)でamazonさんを掲載したいとおねがいされたことに悩んでいた。

amazonさん装着状態で外出したり複数人でamazonさんしたり目にオリジナリティをくわえてみたりとみんながんばっているのになんとふがいないことか!

現状を打破するためには発想の逆転が必要だ!こうしてはいられない!amazonさんは立ち上がった!

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2004年11月23日

ポケモンの遊園地「ポケパーク」の詳細

2005年国際博覧会(愛知万博)の関連事業であるささしまサテライト事業のアミューズメントゾーンで期間限定で開園するポケモンの遊園地「Pokemon The Park 2005」の詳細がファミ通.comに掲載された

開催は2005年3月18日(金)から同年9月25日(日)まで休園なしの192日間、午前10時から午後8時までの開園を予定しているが、夏休み期間となる7月23日以降は延長されるようだ。入場は無料。
会場に隣接する開業したばかりのあおなみ線ささしまライブ駅が最寄駅となる。

電子マネー都市観光への実践的な取り組みとしてEdyによるアトラクション料金徴収を実施する。要するにEdyとかいう電子マネーがないと遊ぶことが出来ない。
2,000円の「ポケパーク・スペシャル・エディカード」が発売されるが、これが必須というわけではなく、Edy機能があれば他のカードでもDoCoMoの携帯電話でも使用できるようだ。逆にいえば、ポケパーク用のカードをコンビニでの支払いに使用することも出来る。
スペシャルカードの絵柄は3種類有り、予約時期によってデザインが異なる。なお、スペシャルカードはチャージ(入金)されていない。つまり、そのままでは空っぽの財布と同じで支払いには使用できない。お金を支払って、カード内に利用残高を作る必要がある。アトラクションに乗る直前に会場でもチャージ出来るだろうが、混雑すると思われるのであらかじめコンビニなどでチャージしておいたほうがいいだろう。

アトラクションは以下のようなものが予定されている。


1.ルギアのくるくるシップ(テーマ:海)

2.ポケモンメリーゴーランド(テーマ:草原) 

3.ピチューBros.のわんぱくトレイン(テーマ:旅)

4.バトルコースター裂空(テーマ:空)

5.アクア団VSマグマ団 クラッシュカーバトル(テーマ:アクア団VSマグマ団の対決)

6.ピカチュウの森(テーマ:ピカチュウの森)

7.ポケモン星空トリップ(テーマ:星空)

8.アルトマーレの観光船(テーマ:水辺)

9.おどるポケモンミニツアー(テーマ:パーティー) 

10。ポケモン大観覧車(テーマ:モンスターボール)

11.ミズゴロウのスプラッシュアドベンチャー(テーマ:水辺)

12.未定(秘密作戦展開中) 

他にも限定品の販売スペースや飲食店、イベントステージも用意されている。

そんなに広いわけでもなさそうなので、夏休みには凄い混雑しそうだ。

※開催期間に誤りがあったようなので訂正しました。

2004年11月23日

GBASPとNINTENDO DSでテレビ

アガツマ・エンタテインメントが2005年春にゲームボーイアドバンスSPおよびニンテンドーDSでテレビを見ることが出来るようになる周辺機器を発売する

どちらのハードでも同じ機器を使用するようなので、正確に言うとゲームボーイアドバンスSP専用の周辺機器であり、ニンテンドーDS用にソフトが設計されたわけではなく、ROMカートリッジスロットの互換性を利用して使用できるということだ。もちろん形状などはDS対応を考慮しているわけだが、DSでGBAソフトを動かすのと同様にテレビが写せるという状態なので、当然2画面同時にテレビを見たりきるわけではない。また、形状からすると初代GBAへの接続も厳しそうだ。

外部入力端子があるかどうかは不明。もしあるとしたら据え置き型のゲーム機を接続して遊ぶなんて使用法もありえなくはないが、やりたくはない。

2004年11月21日

NINTENDO DS、本日発売!

本日11月21日は任天堂の期待の新ハード「ニンテンドーDS」の(北米での)発売日だ。

(北米の)各地で開店前に行列を作ったり、予約の引き換えをしたり、購入後に待ちきれずにその場で空けてピクトチャットをプレイする様子が見られるに違いない。

あー、うらやましいなこんちくしょう。

※実際は時差があるのでまだ発売日ではないんですけど。

2004年11月14日

NINTENDO DSの受注見込みが年内出荷予定数量の二倍に

ニンテンドーDSの受注が200万台あるそうだ。(テレビ東京/日経新聞)

情報のおおもとがどこであるのかは分かりづらいが、日経新聞の取材によるもののようだ。日経の記事では任天堂の岩田社長のコメントも掲載されていることからすると、任天堂の広報による発表ということなのだろう。この受注件数というのは予約件数というわけではなく、各問屋ないしは小売り店からの年内の仕入れ数要求量の合計が200万台に到達したと言うことを意味する。

すでに発表されているとおり、任天堂が国内では発売日に30万台、それとあわせて年内に合計100万台の出荷を予定している。つまりは受注の半分だ。するとどうなるか。ある店で年内に合計で200台仕入れたいと問屋に注文を出す。初日には30台入荷する。200に対して30なのできっと当日予約は埋まってしまうだろう。その後週末ごとに少しずつ追加入荷があり、年内に100台が入荷する。残り100台は翌年だ。注文数に対して初日の入荷量はわずか15%になる。

初日の出荷が絞られることは前から分かっていることなので200という数字は年内に売れる台数ではなく、若干上乗せした数値だろう。規模の小さな小売店で過剰在庫を持つことは致命傷になるため、売り切れにならないレベルで在庫を持ち、毎週補充が入ることが望ましい。ソフトほどではないにしても、新発売のハードであれば、初週の売上げはそれ以降と比べてダントツに大きい。そのことを考慮すれば、小売り側が望む入荷数はこうだ。初日に大量に入荷し、それ以降は少しずつ入ってくる、出来れば追加入荷数は臨機応変に上下できるといい。

実際に注文数に対してどういう配分をするのかはわからないが、先ほどの店の例に戻ると、200台売り切るにはきっと1ヶ月以上かかり、初日の30台も少なすぎるかもしれない。これは店としてはリスクが大きい。そもそもゲーム機本体は利益率が低いのだ。

素人がとやかく言う問題ではない。いろいろと事情はあるのだろう。

何はともあれ、発売日よりはそれ以降、年内よりも来年頭のほうがたくさん出荷されるし、手に入りやすい。消費者の購入意欲という面でみるとどうだろう、無線LAN機能を搭載している事を考えると、他の人が持っているのをみて欲しくなる事も多い。だから発売後も購入希望者は結構多そうだ。だが、多くの人は発売日に一番手に入れたいに違いない。さらに言えば年が明けるとその辺も微妙になる。同時発売ソフトをやり尽くし、すでに購入した人もさわる頻度がある程度減るだろう。すると周りの購入意欲にも影響が出てくる。なんだか風が吹けば桶屋が儲かる的な展開になったが、何にせよ年明けにハードを持っていない人にも「おっ」と思わせるソフトがないと厳しい。来年以降のラインナップで発売日が確定しているソフトは一本もない。春予定のものが数本あるだけだ。「キラー」となりえるソフトと言えば「マリオカート」だろうか。だが、これはおそらく年明けすぐには出てこないだろう。ゴールデンウィークになるのではないだろうか。お年玉商戦までは同時発売ソフトで何とかやり過ごすにしても、任天堂の2月3月はいつもラインナップが寂しい。ここで一本インパクトのあるソフトが出れば良い感じなのだがなあ。できれば訴求力のある続編ものがいい。

閑話休題。以前、ニンテンドーDSは月産100万台の生産を行うという報道があった。そしてDSは北米のほうが発売日が早い。出荷量は把握していないが、国内に匹敵するか同程度の規模はあるのではないだろうか。11月21日の北米発売から12月31日まで200万台は作らないと間に合わない。発売日前にある程度作り溜めしてあるのだろう。そこで、北米と日本での出荷ベースが同じだと仮定してみる。11月に北米で30万台出る。12月初週に二本で30万台。合計で60万台で、残りは140万台だが、これは一ヶ月に満たない期間で出荷される。当然出荷中も生産は続くが、月産は100万台だ。んー。もしかして初日にもっと多く回せません?

長々と意味のないことを書いてみたが、実際のところ流通とかそのあたりの事情があるのでそうなっている訳なので、「初日にもっと多く出せ!出し渋ってるんじゃねえよ!予約できなかったじゃないか!ムキー!」なんて叫んではいけない。まだ予約困難な状況というわけではないのだ。

たしかにオンラインショッピングサイトは軒並みアウト。これはショップサイトと既存のリアル店舗の力関係の差だと思う。いまのところ、販売実績の割にはネットでの流通は過小評価されているようで、初日に多く商品を仕入れるなんて芸当が出来る状況ではないようだ。もう少し踏み込んで言えば、発売から日数がたつとどの店でも買えるのにわざわざネットで取り寄せたりしないので、小規模小売店よりもむしろショップサイトのほうが在庫に関して神経過敏だ。だから初日の注文数量をそれ以降の注文見込み数を考慮して増減するようなシステム(推定)だと不利になるわけだ。これはあくまで私の予想。それでもって、アソシエイトやら何やらでよく紹介されたり、送料無料だったりするamazonでは当然数が足りなくて数時間で予約締切りとなるわけだ。
じゃあ、どこで予約をすればいいかというとカメラ店などの大型店舗以外のゲームショップがよい。大型店舗はポイントによる実質的な割引があったり安心感があるので売り切れしやすい。実際に予約を閉め切った店も多い。だが、ちょっと寂れたようはゲームショップであれば好評予約受付中だ。そういう店でも独自のポイントシステムがあったりするので、活用するのも良いだろう。ゲームボーイアドバンスが発売された時も似たような状況だった。売っているところは全色そろっているのに、売ってないところは1台もなかったりした。きっと予約をしなくてもDSは普通に手にはいるだろうが、予約しておくことが望ましい。予約が面倒でも1週間待てばおそらく大丈夫。その1週間で他の人による同時発売ソフトの評価を見ておくのも良いだろう。

その辺をふまえた上で先の記事をもう一度読んでみる。

「各店でインターネット経由での予約が一杯になるなど順調に推移している」(岩田聡社長)

たしかに。インターネット経由での予約はね。
他はどうなの?

その各販売経路での予約状況を分かってるなら予約が殺到している方に初日分を多く回したり便宜を図ってくれないかなあ。

2004年11月11日

さわるメイドインワリオ、ピクトチャットの公式サイト開設

任天堂はニンテンドーDS用ソフトのさわるメイドインワリオピクトチャットの公式サイトを開設した。先日公開された大合奏!バンドブラザーズの公式サイトに続く公開で、任天堂の同時発売ソフトでは残す3作品、スーパーマリオ64DSポケモンダッシュおよび、直感ヒトフデの3つがまだ簡易紹介ページになっている。

さわるメイドインワリオでは数個のミニゲームが紹介されている。例によって例のごとく「ニンテンドー」をテーマとしたキャラがいて、今回も当然のように任天堂の過去の名作が斬新な切り口でミニゲームにされてしまっているようだ。DSでの発売ということで、やはり2画面を活用するためにもマルチスクリーンのゲーム&ウォッチが多数収録されているにちがいない。3Dも使えるようになったので、NINTENDO64ソフトを元ネタとしたミニゲームも収録されているかもしれない。楽しみだ。

ピクトチャットは本体に内蔵されている絵チャットツールで、無線LANとタッチパネル、2画面というDSの機能デモとも言えそうなソフトだ。本体を購入さえしていればソフトを買わずともこのソフトで遊ぶことが出来るというのはやはりすごい。オマケと言うことでかなり簡易的で、ギリギリの機能しか組み込まれていないが、工夫すればいろいろと楽しめそうだ。自分らのようなおっさんにはあまり使い道はないが、学生であれば使い倒せそうだ。あまり推奨されるような使い方ではないが、学校に持ち込んで授業中にチャットするなんてのは魅力的だ。メールのようにパケット代がかかることもない。無線伝達距離が見通しがよければ30m程度はとどくようなので、街中で知らない相手とお互いに見えない距離でチャットをすることも可能かもしれない。・・・やりたくはないが。

2004年11月11日

biohazard4は先着購入特典DVD付属、8,190円に

カプコンは2005年1月27日に発売を予定しているゲームキューブ用ソフトbiohazard4の価格を8,190円に設定した。amazonでも予約開始をしている。bioHazard4

GAMEWATCHの記事によると「バイオハザード4 シークレットDVD」と称した映像ディスクが先着購入特典として付属し、ゲーム本編はいままでのゲームキューブでの新作biohazard2作品(1および0)と同じくディスク2枚組みとなる。

先着購入特典と言うことなので必ずしも予約しなければ手に入らないというわけではない。おそらく発売日直後に購入すれば普通に入手できると思われる。

収録映像は不明だが、biohazard4の本編のネタバレになるような映像が盛りだくさんと言うことは考えにくいので、既存シリーズの紹介や今後カプコンで発売を予定しているソフトの映像などが収録されているのではないだろうか。おそらくはbiohazard4の体験版が付属したムック「ファミ通カプコン」付属のDVDと似通った内容に鳴るものと思われる。NINTENDO DSの新作映像が収録されているとありがたいなあ。

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2004年11月08日

amazonさんがgoogleで大変なことに

買い漁ってますども、amazonさんことあれっくすは、相変わらず漫画を買いつづけておりますが、先日予約を開始したNINTENDO DSはamazonでも数時間で予約締切りしやがりましたので近所のゲームショップで予約致しましたが、これなら確実に当日ゲットだぜって感じですが、割引もポイントもろくになかったりでちょっと寂しい限り・・・なんて、話がそれましたのでamazonの話なんですが、amazonアソシエイトなんてのもサービス開始当初はやっている人が少なかったり、うちのアクセス数も倍ぐらいあったので四半期(3ヶ月)で1~2万円程度のお小遣い、というか当時借りてたサーバー代ぐらいの収入はあったのですが、最近はどこもかしこも新製品が出ればamazonのリンクばかりでURLの末尾に必ずxxxxx-22なんて秘密の暗号が付いていてなんと浅ましいことだろう、というか日のアクセス数が2桁ほどのサイトで紹介料が1,500円に達するのは何年かかるんだろうと考えていたりする今日この頃ですが、お前のところだって似たようなもんじゃないかなんて罵声を背中にうけつつも、当サイトでもかろうじて2四半期(6ヶ月)分の紹介料1万円強を先月末にゲットしまして何に使おうかと思案しつつ、先ほどなんとなくgoogleの検索フォームで「amazon」と入力しEnterキーを押下すると信じられない映像が私の目の前に現れてしまいました。続きはCMのあとで!

-CM-
おおきく振りかぶって(1)アフタヌーン連載の本格高校野球マンガですが非常にお薦め!女性にもお勧め!というか、女性にお勧め!男性の私の中にわずかに存在する乙女心もキュンとしちゃいました!続巻のおおきく振りかぶって (2)もいっしょにどうぞ

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2004年11月05日

NOMにてTouch!DSのレポート掲載

Nintendo Online Magazine 11月号が掲載された。今回はニンテンドーDSおよびニンテンドーワールドTouch!DSの特集になる。

11月3日に先陣を切って開催された名古屋会場は大盛況だったようで、体験台には結構な待ち時間もあった模様。今週末、11月7日には大阪にて開催されるが会場が若干変更になっているので注意が必要だ。同じ敷地内だけどね。

大阪会場(インテックス大阪 6号館Bゾーン)
※「4号館」から「6号館Bゾーン」に変更になりました。

最初の会場での展示が終わったことで出展ソフト一覧や会場で流れるプロモーションビデオが公開されている。すでにファミ通などで画面が出ているが、スーパープリンセスピーチタッチ!カービィ 魔法の絵筆といった任天堂ホームページ上では未発表だった新作ソフトも多数掲載されている。

また、同イベントにも出展されており11月25日に発売されるゲームボーイウォーズアドバンス1+2の公式サイトも本日開設された。

2004年11月05日

AmazonでニンテンドーDSの予約開始

Amazon.co.jpがニンテンドーDSの予約を開始した。税込み15,000円での販売となるため、2,000円のamazonギフト券が還元される。

店頭での予約は11月3日に開始したものが多く、祝日と重なったこと、初日の出荷数が30万台にとどまることからすでに予約を締め切った店舗も少なくない。

さらに、任天堂の同時発売ソフトのうち、3本が予約開始している。スーパーマリオ64DS/直感ヒトフデ/さわるメイドインワリオ
何故かマリオとワリオは定価のままで、直感ヒトフデだけが定価より値引きされている。

Amazonで買うと当日に手に入らなくなるけどね・・。

2004年11月03日

大合奏!バンドブラザーズ公式サイトオープン

ニンテンドーDSと同時発売となる音楽ソフト「大合奏!バンドブラザーズ」の公式サイトが開設された。12月2日発売、1人~無制限用、税込み4800円。

無制限というのは音がとどく範囲に集まって、手動でタイミングを合わせてわいわいやることだと勝手に解釈していたが、「大合奏プレイ」モードにおいては無線が到達する限り無制限と記載してある。すごいな、おい。

さすがにこのモードだとそれぞれのDSからは自分のパートの音しか出力できない。演奏曲が何であるのかと、タイミングぐらいしか送受信していないものと思われる。そのためか、途中参加、途中退場まで出来てしまう。
逆に、採点プレイモードだと8人までという制限があるが、8パートすべての音がすべてのDSから出力される。無線に載せてリアルタイムに音楽のデータのやりとりまでしているようだ。さらに、こちらのモードはダウンロードプレイに対応している(※前述の大合奏モードは未対応)。これはどういう事かというと、8人で遊ぶときに「大合奏!バンドブラザーズ」のソフトつまりDSカードは1枚でいいのだ。

DSの無線機能のメリットを完全に生かしている。同時発売ソフトのなかでこのソフトは無線のメリットを強調するための存在だろう。また、マイク内蔵のメリットも盛り込んであり、鼻歌や歌声から作曲をすることが出来る。その分、DSの他の特徴である2画面とタッチスクリーンはあまり重要視されていないようだ。音楽の演奏はタッチスクリーンではなく、十字キーやABXYLRボタンを使用する。

任天堂のサイト内で独立した公式ページが設置されたのはこのソフトが初めてだが、これからもっと情報が出てくることだろう。今日からニンテンドーDS本体の店頭での予約が開始され、名古屋では体験イベントが全国五都市の先陣を切って開催される。
現段階での未発表ソフトもいくつか出てきてくれるのではないだろうか。

2004年11月03日

マリオパーティ6公式サイトオープン

任天堂がマリオパーティ6公式サイトを開設した。2004年11月18日発売、1~4人用、ニンテンドーゲームキューブマイク同梱、税込み5,800円

専用マイク付で定価5800円、安い。いくら安っぽくしてもマイクだけでも小売価格は1000円ぐらいするだろうに。

単品売り3000円のタルコンガを同梱したドンキーコンガやドンキーコングジャングルビートが6800円で、ソフト単体だと5800円だったり、くるりんスカッシュ!が定価3800円だったりとゲームキューブソフトの価格低下が著しい。

さらに、同梱するマイクが変わっている。まず、接続先がゲームキューブのメモリーカードSLOT-Bだ。コントローラ端子ですらない。さらにAボタンが一個付いているようだ。

まわるメイドインワリオやヨッシーの万有引力などと特殊デバイス込みのゲームボーイアドバンスソフトが増えてきたり、マイクが付いたりとボタン操作以外の操作方法を色々と呈示しているのはDSへの布石か、それともDSに盛り込めなかったアイデアを他にだしているのか、そのあたりはよく分からないがDS以外のソフトからもDSへの意気込みがガンガン伝わってくる。

2004年11月03日

バイオハザード4はPS2でも発売

カプコンはゲームキューブで2005年1月27日に国内発売を予定しているバイオハザードシリーズ最新作、「バイオハザード4」を2005年末にPlayStation2でも供給することを発表した。なお、ゲームキューブでの供給時期等には変更はない。

そもそも、なぜbiohazard4がゲームキューブだけで発売されることになっていたのか。
ゲームキューブ発売前日(2001/09/13)にカプコンは「バイオハザード戦略発表会」を開催した。そこで、バイオハザード4だけではなく、ゲームキューブに独占供給する「biohazardシリーズ」の発表が行われた。

発表の要点を大まかにまとめると次のようなものだった

1.BIOHAZARDシリーズ改めbiohazardシリーズはゲームキューブで独占供給する
2.三上真司氏がディレクターとして復帰、指揮を執る
3.第一弾として大幅にリメイクしたbiohazard(1)を第一作と同じ発売日(2002/03/22)に発売する
4.「1」は完全リメイクとするが「2」「3」「CODE:Veronica」はベタ移植とし、ロゴもBIOHAZARDとする
5.新作の「0」もゲームキューブ独占供給、続いて「4」も制作、独占供給する
6.独占供給とした理由の一つは、ハードを固定することでユーザが複数のハードを持たずに済むため
7.ゲームキューブを選んだのは任天堂に共感したため

しかし、結果として明らかにコストのかかっている新作のbiohazard 0さえも芳しくないセールスにとどまることとなる。さらに、0~4のナンバリングのされた本流の「biohazard」とは異なる、外伝的な「BIOHAZARD」作品(ガンシューティングやネットゲーム)はすべてPS2で供給された。

グラフィック上で大きな進化を遂げたbiohazard(1および0)は非常によいゲームに仕上がっていた。さらに、システム面にまでメスを入れさらなる進化を遂げたbiohazard4までわざわざ狭い市場で独占供給を貫く必要はない。PS2での発売を決めたのは正常な判断だと思われるし、ゲームキューブ版発売前に発表したのは、ナムコの「テイルズオブシンフォニア」のように発売後に発表するよりも何倍も親切だ。

逆に何故独占供給などと言う自らの首を絞めるようなことをしたのか、そのほうが疑問だ。ゲームキューブ発売前日開催の他社発表会に任天堂はわざわざ宮本茂氏を壇上に送り込んだ。誰の目から見ても独占供給に任天堂から何らかの働きかけがあったことは明白だ。一企業が看板ソフトのプラットフォームをディレクターの「共感」なんて軽い基準で決定するはずがない。事実、その発表前後に任天堂とカプコンの距離は近くなっている。任天堂はゲームボーイカラー、およびゲームボーイアドバンスのゼルダの伝説シリーズをすべてカプコンに制作依頼した。今日発売の「ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし」もカプコン制作だ。

もちろん、発売前には任天堂だってゲームキューブでPS2を超えるつもりだったし、カプコンがそれに便乗しようとしたという部分も少なからずあるだろう。その当時は既存シリーズと同じだけの売上げを達成する可能性も視野に入れていただろう。ただ、ゲームキューブの売上げが減衰している現状でギリギリまで独占供給と言い続けたのは売上げ見込みだけが独占供給の理由ではなかったことを示唆している。

ともかく何故かはよく分からないが独占供給だった。さて、じゃあどうして独占ではなくなったのだろうか?任天堂とカプコンの関係が悪化したのだろうか?今日から始まる「ニンテンドーワールドTouch!DS」ではあいにくカプコンのニンテンドーDSソフトの出展はないが、カプコンはちゃんとDSのソフトも作っている。悪化したと言うよりも普通の関係になったと見るべきだろうか。今後の動向が気になるところだ。

ま、とりあえずbiohazard4は楽しみ。プレイできる人が増えたことも喜ばしいことである。

2004年11月01日

PK010/PK011/PK012を買ってきた

由乃さん風味ピンキーストリートの第四シリーズを買ってきた。例のあれに追加。買い集めたPinkyが衣装ケース一箱を占領しています。ペーパークラフトフィギュアは作りかけたまま放置中です。助けてください。

そしてこの間買ったGUNSLINGER GIRL 4にはヘンリエッタのPキャラ購入用紙が・・・。えー来年5月発送ってどういう事よ・・。PK006が抜けているしそろそろ手を引いた方が良いような気もしてきた。


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