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2007年03月30日

尋常じゃない量のコメントが付いたので、特定の記事のコメントを禁止にしました。

昨年10月に「ポケットモンスターダイヤモンド/パールで壁の中から戻れなくなる不具が発覚、DSステーション等で修復プログラムの配信が開始されたので、実際にバグを発生させて修復してみた」という、非常に長いタイトルの記事を掲載したのだが、どういうわけか記事とは無関係なコメントが大量に寄せられ、新たなコメントが追加されるたびにサーバーに大きな負担がかかるようになった。記事はこちら。とても長いので注意。

負荷に対応するためにサーバーを移転して月々の支払いが3倍になっちゃったりするなどの処置を取っていたが、これ以上は耐えられないので当該記事のコメント欄を禁止にさせていただいた。なぜかコメント欄内でコミュニティが形成され、活発な情報交換や騙り煽りデマ誹謗中傷など愉快な出来事があったようだが、今後は掲示板で行っていただきたい。もうしわけございません。

当サイトは携帯電話版も用意しており、単純なページビューで比較すると通常のパソコン用サイトとほぼ同数のアクセスがある。そして、今回のコメント欄に寄せられた1100件を超えるコメントのほぼすべてが携帯電話からの投稿によるもの。中には私の年齢の半分以下の小さなお子様も多数いたようで、出来ればそのまま放置しておきたかったのだが、昨日1日で200件ほどの書き込みがあり、このままでは収拾が付かなくなると判断してこのような処置をとらせていただいた。何度か掲示板への誘導を試みたのだが、毎回見事にスルーされて非常に悲しい。

ちなみに、ニンテンドーDSのおいでよ どうぶつの森に関する記事を書いたときにも大変なことになった。こちらは150件に到達する前に手を打った。

自分自身が携帯電話でのネット利用をほとんど行わないので、どうにも理解しがたいのだが、どこからそんなに人が集まってきたのだろうか…。携帯向けの検索サービスで上位に来ていたのかなあ。

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2007年03月30日

Mii刻印Wiiリモコン電池カバーが届いた

クラブニンテンテンドーからMiiが刻印されたWiiリモコンの電池ブタが届いた。これは2006年度のプラチナ会員が選べるプレゼントのひとつ。

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ニンテンドーDS Liteと同サイズぐらいの小さな箱で届いた。
送ったMiiの名前が箱に印刷されているのはどうよ?

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2007年03月29日

アリカがニンテンドーDS版「ケツイ~絆地獄たち~」を発売!?

アリカの三原一郎氏がニンテンドーDS版「ケツイ~絆地獄たち~ デスレーベル」の動画を公開した。これはダウンロードプレイ用のもので、コピーライトにはアーケード版の発売元であるCAVEとDEVELOPMENT BY ARIKAの文字が見える。

ケツイ~絆地獄たち~は2002年にアーケード用ソフトとしてリリースされたシューティングゲームで、2003年7月に携帯電話に移植されたものの、アリカが移植作業を進めていたプレイステーション2版は開発中止になり、家庭用では発売されていない。

今回の「デスレーベル」は、アリカが移植を行ったプレイステーション2版「怒首領蜂 大往生」に収録されたボス戦のみプレイできるデスレーベルモードと同様、ボス戦のみ収録しているものと思われる。三原氏が公開した動画を見ると、アーケード版を見事に再現した弾幕がものすごいことになっている。

「ケツイ~絆地獄たち~ デスレーベル」についての詳細は明らかにしておらず、実際に製品化されるかどうかは不明。

このソフトに対して三原氏は

当日はアリカさんの人がアンケートとかお願いすると思うので
真摯に答えてたもれ。
販売を検討する為の試作です。
完全移植系ではありませんが、体験してもらえば理解してもらえると思います。

と記載している。結構良い感じに開発が進んでいるのかも。

この「ケツイ~絆地獄たち~ デスレーベル」はmixiのゲーマーズラウンジコミュニティで3月31日に行うイベント「第11回ゲーマーズラウンジ」で配信される模様。イベント参加にはコミュニティへの参加が必要となる。会場は秋葉原UDXの東京フードシアター5+1。

ゲーマーズラウンジが何なのかについてはmixiの紹介文を引用すると

「ゲームに関連するありとあらゆる人たちの交流の場」です。
自分で作ったゲームソフト、新製品の映像、音楽、自分のスーパープレイムービー、その他モロモロを持ち寄っていただいてみなさんで楽しもう!というイベントです。
企業の方は、自社製品のプロモーションの場に、プレイヤーの方はコミュニケーションの場所としてご利用ください。

ということらしい。

2007年03月29日

セガと任天堂がWiiとDSで「マリオ&ソニック in 北京オリンピック」を開発

任天堂とセガは「マリオ&ソニック in 北京オリンピック」の制作・販売に関して協力することで合意したと発表した。欧米ではセガが、国内では任天堂が2007年に発売する。タイトルは仮称、価格は未発表。

「マリオ&ソニック in 北京オリンピック」は、任天堂の看板キャラクターであるマリオシリーズのキャラクターと、セガの看板キャラであるソニックシリーズのキャラクターが競演するスポーツゲームで、WiiとニンテンドーDSでそれぞれ発売される。この両キャラクターの共演はもちろん初めて。

タイトルの通り、2008年に開催される北京五輪を題材としており、国際オリンピック委員会からライセンスをうけて発売される。開発をセガが行うのか、任天堂が行うのか、それとも外部の開発会社が行うのかは不明。

WiiとニンテンドーDSで発売とのことなので、それらのインタフェイスを活用したゲームになりそうだ。単純にリモコンを振り回し続けたり、ペンでこすり続けたりするような単純なゲームにならないことを祈ろう。単純に連打しまくるハイパーオリンピックちっくなものはある意味アリかもしれないが…。

余談だが、オリンピックの正式ライセンスは受けていないが、セガはかつて「デカスリート」「ウィンターヒート」「バーチャアスリート2K」などのオリンピック種目を取り入れたスポーツゲームを発売している。これらはヒットメーカー(AM3研)で、現セガ社長の小口久雄氏が率いていた開発チームによるもの。バーチャアスリート発売からかなり経過しているので同じチームが開発する可能性は低そうだが、同じようなゲームシステムになることはなきにしもあらず。どうなるかな。

2007年03月25日

体験会パンフレットで見る発売中止ソフト

任天堂は以前から、一般ユーザー向けの無料のゲーム体験会を開催している。無料で開催している割には相当な資金を投入しているようで、広い会場が用意され、数百台規模で試遊台が整然と並び、多くの子供達(の他、自分のようなマニア)が発売前のソフトを体験することが出来る。会場の広さや試遊台の多さにもかかわらず、1時間以上またされることもあり人気の高さを伺わせる。

さらに、新ハードへの移行期には発売前の新ハードに実際に触れられるということもあって、大行列が形成されてしまう。また、ポケットモンスターの「ミュウ配布」などのデータ配信や、物販コーナーもものすごい行列になってしまう。

簡単に任天堂の体験会の歴史をまとめると、以下のような感じだ。

1991年04月24日~05月06日 ファミコンスペースワールド 幕張メッセ
1992年08月26日~08月27日 ファミコンスペースワールド'92 晴海国際貿易センター
1993年08月24日~08月25日 ファミコンスペースワールド'93 晴海国際貿易センター
1994年08月27日~08月28日 スーパーファミコンアースワールド 晴海国際貿易センター
1995年08月23日~08月26日 ファミマガアースワールド 西武園ゆうえんち
1995年11月25日~11月26日 ファミコンスペースワールド'95 幕張メッセ
1996年11月22日~11月24日 NINTENDO64スペースワールド'96 幕張メッセ
1997年11月23日~11月24日 任天堂スペースワールド'97 幕張メッセ
1998年 開催なし
1999年08月27日~08月29日 任天堂スペースワールド'99 幕張メッセ
2000年08月25日~08月27日 任天堂スペースワールド2000 幕張メッセ
2001年08月24日~08月26日 任天堂スペースワールド2001 幕張メッセ
2002年 開催なし
2003年 開催なし
2004年11月03日~11月28日 ニンテンドーワールド Touch! DS 全国5会場
2005年 開催なし
2006年11月03日~11月26日 ニンテンドーワールド2006 Wii体験会 全国3会場
2007年 未定

上記のうち、アースワールドは任天堂主催ではなく、ファミマガの徳間書店主催のイベント。
スペースワールドの歴史についてはホコタテブログの記事が詳しい。今回も参考にさせていただいた。ありがとうございます。

これらのイベント会場では、入り口でパンフレットが配布される。このパンフレットは「ファミ通64」や「ニンテンドーキッズ」の編集部などが編集を行っており、なかなかしっかりとしたものだ。ゲームの画面写真がふんだんに使用され、オールカラーで50ページを超える。

サードパーティのブースはあるものの、会場の大半は任天堂ブースで、非常に多くのソフトが展示されている。新ハードのソフトのバリエーションを多く見せるためには仕方がないのだが、展示ソフトの中にはあまり開発が進んでいないタイトルが(仮称)表記付きで展示されている。体験会後、しばらくするとタイトルが変更されたり、場合によっては開発が中止されることもある。そういったソフトを触ることが出来るのも、このイベントの魅力でもある。

さて、パンフレットで開発中止ソフトを振り返ってみよう。

…とは言っても、1999年以降の体験会にしか行っていないのだが。

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2007年03月23日

Wiiインターネットチャンネルの正式版リリースは4月

Wiiでウェブサイトを閲覧するためのチャンネル「Wiiインターネットチャンネル」の正式版リリースが3月末予定から4月中リリース予定に延期された。正式版リリース後、6月末までは無料でダウンロード可能。それ以降に新規ダウンロードする場合は500Wiiポイント(=500円相当)の有料配信となる。無料期間内にダウンロードしている場合は、その後も無料で使用できる。

現在、「お試し版」が無料配信されており、ユーザーからの様々な意見をもとに、正式版を開発している。開発者インタビューによると、下記の改善点があり、正式版リリース後もバージョンアップが行われていくようだ。

  • チャンネル選択後の画面の変更
  • スタートメニューに検索ボタン追加
  • ツールバーに検索ボタン追加
  • 2本目以降のWiiリモコン操作でポインタを表示(画面を指し示すための機能、操作はできない)
  • 画面全体の多段階ズーム
  • 拡大しても荒くならないフォントの採用
  • Bボタンスクロール時にガイドを表示
  • 起動速度を5秒短縮
  • ツールバーを隠す機能の追加
  • ソフトウェアキーボードの改良
  • URL入力時に「www.」「.co.jp」等の定型文に対応
  • 一部の動作しないサイトへの対応

    このほかにブックマークが微妙に使いづらかったり、Youtubeで止まったり、戻るボタンが上手く動かなかったりしたんだが、改善されているだろうか。
    個人的には仮にものすごく使いやすくなったとしても、Wiiリモコンとテレビでネットブラウズをしようとは思わないが…。

  • 2007年03月20日

    SIMPLE DSシリーズの新作タイトルがとんでもないことになっている

    D3パブリッシャーが5月に発売するSIMPLE DSシリーズの新作のタイトルがすごい。ソフトの中身がすごいんじゃなくて、タイトルそのものがすごい。超すごい。

    SIMPLE DSシリーズの第14弾で、2,800円のそのソフトのタイトルは、ファミ通の発売スケジュールの5月31日のところに掲載されている。

    シンプルDSシリーズVol.14 THE自動車教習所DS~原動機付自転車・普通自動二輪・大型自動二輪・普通自動車・普通自動車二種・中型自動車・大型自動車・大型自動車二種・大型特殊自動車・けん引~

    長い!オメガ長い!

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    2007年03月20日

    サクセスが「おさわり探偵 小沢里奈 シーズン2 1/2~里奈は見た!いや、見てない~」を5月に発売

    サクセスはニンテンドーDS用おさわりアドベンチャー「おさわり探偵 小沢里奈 シーズン2 1/2~里奈は見た!いや、見てない~」を5月に発売する。価格は5,040円。また、前作「おさわり探偵 小沢里奈」の"ぐっどぷらいす"版を5月2日に2,415円で発売する。

    公式サイトが開設されているが今のところ情報はほとんどない。前作は、タッチペンを駆使したアドベンチャーゲームで、探偵の名を冠しているが、殺人事件などは起こらない。不思議な雰囲気を持つゲームである。3作目が出るとしたら「シーズン33 1/3」だろうか。

    それにしてもタイトルが長い「おさわりたんていおざわりなしーずんにとにぶんのいちりなはみたいやみてない」
    まあ、「とうほくだいがくみらいかがくぎじゅつきょうどうけんきゅうせんたーかわしまりゅうたきょうじゅかんしゅうもっとのうをきたえるおとなのでぃーえすとれーにんぐ」よりはマシだが。

    おさわり探偵小沢里奈 ぐっどぷらいすおさわり探偵小沢里奈 ぐっどぷらいす
    5月2日発売
    2,415円

    2007年03月19日

    レビュー:「メテオス ディスニーマジック」

    タイトル:メテオス ディズニー・マジック
    発売元:ディズニー・インタラクティブ・スタジオ
    開発元:Q Entertainment Inc./ASPECT Co.,Ltd/Platinum Egg Inc.
    発売日:2007年04月26日
    価格:5,040円(税込)

    国内では発売前だけど、半月ほど前に北米版を購入してそこそこにやりこんだのでレビューしておこうと思う。

    前作というか、元ネタとなったゲーム「メテオス」については以前、超長いレビューを書いたので、そちらを見ていただけるとありがたい。「メテオスディズニーマジック」はそれの続編というか、ディズニー版である。オリジナル版のメテオスは、店頭ではほとんど見かけなくなっちゃったけど、amazonなら入手可能だ。

    メテオスディズニーマジックがどのようなゲームなのかを説明するには、メテオスとの違いを示すのが一番手っ取り早い。ただ、メテオス自体があまり売れていないので、大半の人がさっぱり分からないことになりそうだ。最終的な売り上げは把握していないが、おそらく国内で5~7万本程度しか売れていない。

    メテオスについて簡単に説明すると、「上から降ってきて積み上がっていくブロックがてっぺんまで埋まっていかないようにタッチペンでスライドさせて縦か横に3つ以上並べることで点火させて上に打ち上げるゲーム」だ。簡単じゃないな。

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    2007年03月16日

    Wii「みんなで投票チャンネル」で沖縄が面白い

    Wiiチャンネル「みんなで投票チャンネル」が運用を開始して1ヶ月が経過した。このチャンネルは日本全国、あるいは全世界のWiiユーザーを対象に二択のアンケートを定期的に実施し、その結果を地域や性別ごとに集計して表示するだけの非常に単純なシステムである。

    このみんなで投票チャンネルの開発者インタビューがプロモーションサイトWii.comに掲載されている。それを見ると、事前の告知なしでリリースしたにもかかわらず全世界から大勢のユーザーがダウンロードし、2日で50万人がアンケートに答えている。Wiiが常時接続型で、新機能リリースなどの際に本体のディスクスロット部分が青く光るようになっているから、みんな電源を入れて試したくなるのだろうか。

    日本国内向けのアンケートは週に3問ずつ配信されていて、アンケート結果もかなり溜まってきたが、いろいろと興味深い結果が出ている。

    例えば、「エスカレータの右側と左側、どちらを空けて乗る?」という質問

    お見事。関西地域だけが左側を空けるのが多数派となっている。
    大阪に行くたびに戸惑ってしまうのだが、Wikipediaによると、下記のような事情によるものらしい。

    大阪万博の際に米国にならって左側を空けるようにしたため関西ではそれが定着し、その後首都圏に次々にエスカレータが設置されるにあたっては「追い越しは右側」という習慣によって関東では左右逆となったという経緯があるとされる。

    しかし、エスカレータで最も早く乗客を運ぶ方法は、片側を空けずに全ステップに立って歩かないことである。そもそもエスカレータ上での歩行は、事故の原因となるのでマナー違反だ。

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    2007年03月16日

    セガ、ニンテンドーDS「甲虫王者ムシキング スーパーコレクション」を今夏発売

    セガはアーケードで大人気のカードゲーム「甲虫王者ムシキング」のニンテンドーDS版「甲虫王者ムシキング スーパーコレクション」を2007年夏に発売すると発表した。同ソフトにはゲームボーイアドバンスカートリッジスロットに装着するタイプの「カードリーダー」を同梱する。

    カードリーダーはアーケード版のカードをそのまま読み込める仕組みで、セガは同等のカードリーダーシステムを搭載したニンテンドーDSソフト「オシャレ魔女 ラブ and ベリー ~DSコレクション~」を2006年に発売し、100万本を超える販売を行っている。ラブandベリー購入者向けに「甲虫王者ムシキング スーパーコレクション」のソフト単体版を発売するかどうかは不明。

    携帯ゲーム機向けのムシキングは、以下の3作品が発売済みで、今回は4作品目となる。
    2005年6月23日 甲虫王者ムシキング~グレイテストチャンピオンへの道~(ゲームボーイアドバンス)
    2005年12月8日 甲虫王者ムシキング~グレイテストチャンピオンへの道DS~(ニンテンドーDS)
    2006年7月27日 甲虫王者ムシキング~グレイテストチャンピオンへの道2~(ニンテンドーDS)

    GBA版は60万本を超える大ヒットとなったが、続くDS版はゲームボーイアドバンス版の移植+α程度の内容で、それに続く"2"もわずか半年での発売のためか売り上げがさほど伸びず、それぞれ10万本強にとどまっているようだ。

    今回はカードリーダーを搭載し、アーケード版プラスαの要素で十分なアピールは出来ると思うが、第一作を超える売り上げを達成できるだろうか。3作目発売以降にポケモンが発売されるなど、ターゲット層へのニンテンドーDSの普及は十分にあり、さらに上をいく売り上げも十分可能性がある。セガは「バーチャファイター2」(セガサターン)と前述のラブandベリーに続く、同社3本目のミリオンタイトルを目指してくるに違いない。アーケード版のバージョンアップや映像作品とのタイアップ等、あらゆる戦略でこのスーパーコレクションを売り込んでいくのではないだろうか。

    2007年03月14日

    福岡ゲームクリエイターズサミットまとめ その3

    1.「Game for Future 2007」に行ってきた
    2.福岡ゲームクリエイターズサミットに行ってきた
    3.福岡ゲームクリエイターズサミットまとめ その1
    4.福岡ゲームクリエイターズサミットまとめ その2
    続きは↓から

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    2007年03月12日

    Wiiソフトレビュー:「ソニックと秘密のリング」(ただし体験版)

    ソニックと秘密のリング パッケージタイトル:ソニックと秘密のリング
    発売元:セガ
    発売日:2007年03月15日
    価格:7,329円(税込)

    間もなく発売だが、体験版を入手できたのでとりあえずレビュー。
    体験版では、40種類あるという対戦向けのパーティーゲームはプレイできず、1人用のアドベンチャーモードだけがプレイできる。

    選べるステージは「サンドオアシス」「ダイナソージャングル」「イビルファウンドリー」の3つと、チュートリアルステージの「ロストプロローグ」。「??????」と表記されているその他のステージが4つある。全部で100個のミッションがあると書かれているが、体験版では各ステージの「ゴーフォーザゴール」の1つだけがプレイできる。「??????」の状態で見ることは出来ないが、各ステージにはミッションが10数個ずつあるようだ。おそらく、??????を加えた全7ステージ+1チュートリアル程度のボリュームだろう。

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    2007年03月12日

    Wii「ショッピングチャンネル」CM放送開始

    WiiのテレビCM「ショッピングチャンネル篇」が放送開始された。プロモーションサイトWii.comでも掲載されている。その1その2

    2本のCMが放送されており、それぞれ3本ずつソフトが紹介されている。

    その1

  • スーパーマリオブラザーズ/任天堂/ファミリーコンピュータ
  • ソニック・ザ・ヘッジホッグ/セガ/メガドライブ
  • PC原人/ハドソン/PCエンジン

    その2

  • R-TYPE/ハドソン/PCエンジン
  • ストリートファイターII/カプコン/スーパーファミコン
  • マリオカート64/任天堂/NINTENDO64

    明石家さんまと松岡修造の出演する、似顔絵チャンネルのCMは2006年末から、Wiiお天気チャンネルのCMは2月上旬から放送されている。うがった見方をすれば、CMで放送すべきソフトがない状態とも言えるのだが、Wiiの機能をより広く知って貰うためにこういった広報活動は大切だと思う。ニュースチャンネルや、所有者以外にはほとんど知られていないと思われるみんなで投票チャンネルも、そのうちCMで放送するだろうか。

    紹介しそびれていたのでついでに紹介。先週ぐらいから「ことばのパズルもじぴったんDS」のテレビCMが放送開始されていた。ナムコ発売なのだが、Touch Generation扱いで任天堂のCM枠を使っているっぽい。わざわざTouch-DSのサイト内に専用ページまで用意されている。大ヒットとは行かないまでも、出すたびに良い感じの売り上げを達成している定番タイトルがタッチパネルでブラッシュアップされて、勢いのあるDSで低価格で発売されて、さらに任天堂がCM枠を提供しているとなると結構な売り上げになるんじゃないだろうか。発売は今週15日。amazonで買うと2,587円で送料込みという廉価版並みのプライスになっている。

    関連記事
    「Wiiお天気チャンネル」のCM放送開始
    WiiのCMに明石家さんまと松岡修造が登場

  • 2007年03月11日

    レビュー:「あっというまに?えかきうた」

    タイトル:あっというまに?えかきうた
    開発:任天堂ゲームセミナー2006(Aチーム)
    配布期間:2007年3月08日~3月21日
    価格:無料

    任天堂ゲームセミナー2007の募集が開始された。任天堂ゲームセミナーは2003年から毎年開催されている、無料のゲーム開発の実践的なセミナーで、生徒は約10ヶ月の間に実際にゲームの開発まで行う。

    2005年度から生徒の作成したニンテンドーDSソフトを期間限定でDSステーションによる無料配信を行っている。3月8日から2006年度生徒作品の配信が開始された。第一弾は今回レビューする「あっというまに?えかきうた」


    このゲームのコンセプトは宇宙人との交流。宇宙人の言葉を絵描き歌に翻訳する機械が発明されたという設定だ。

    この絵描き歌は、いかにも機械読み上げっぽい無機質な感じなのだが、ステージによって演歌調だったり、ロック風だったり、いろいろとバリエーションがある。問題数は10問以上と、なかなかボリュームがある。

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    2007年03月09日

    福岡ゲームクリエイターズサミットまとめ その2

    前回の続き

    『ゲーム作りのスタイルについて』
    浜村 新作を作るときに始めることとかありますか?小島監督は軍事訓練をされていましたよね?
    小島 取材はします。メタルは軍事訓練ですけど。企画はいっぱいあって、一番売れそうな物を優先的にして、自分たちが出来るかどうか、今のテクノロジで出来るかどうか、市場的にどうなのか、毎日順番を変えて最前列にあるものを次に作る。作るとなると、取材をしてある程度固めて合宿をします。
    浜村 堀井さんはどうですか?取材で構想を練るんですか
    堀井 いろいろですね。前回の反省から始めることもあるし、次はどんなことをやろうかと考えたり。ドラクエ9はわかりやすくて「みんなでワイワイ楽しめるものを作ろう」と。ドラクエ5のときは魔王を倒すというのは決まっていて、じゃあどう倒すのかと。それで親子三代ならどうかなと。そういうテーマを持って合宿して。
    浜村 やはり合宿はつきものですか
    堀井 そうですね。世界を作るルールを決めなきゃいけないので。
    浜村 日野さんが前、堀井さんのこだわりはすごいって言ってましたけど。厳しいと。
    堀井 考え方がユーザーなんです。自分で作っていても客観的に「これはダメだろう」と思っちゃう。自分としては自然な感じ。プレイヤーのときは分かるのに、作り手になると分からなくなる人が多いんだよね。なんでだろうね。
    上田 合宿って何日ぐらいされるんですか?
    堀井 3~4日ぐらい。
    小島 僕は何回か分けてやってますね。最初の頃と、お話パートの合宿とか
    浜村 それは寝食をともにされるんですか
    小島 そうですね、ジャグジーに入って良いアイデアを出した人から順番に出て行くとか。出てこない人は茹でダコみたいな。そういうノリ。合宿と言うよりは懇親会みたいな。
    名越 僕はワンマンなんで、自分がこうしたいんだと、やりたいことを散らしていってそれを組み直して、ゲームとして成り立つかどうかを考えます。最後にお金を含めて成り立つようにしたらどうするかを考えますね。この順番じゃないと新しいアイデアはなかなか出てこないですね。
    上田 うちは合宿はやらないですね。ICOの時にちょっとやりましたけどあまり成果がなくて…。ワンダの時に乗馬に行ったぐらいで取材もあまりやらないですね。
    小島 僕は行きたいところに取材にいってますね。ニューヨークに行きたいときに、今回はニューヨークって。
    浜村 堀井さんの取材はヨーロッパが多いですか?
    堀井 やっぱり行きたいところに。ドラクエ3でピラミッドを出したけど、あれって本当にピラミッドを出す意味あったのかなって。取材に行きたかっただけじゃないかと。
    小島 MGS4のために南米の危ないところに行くかというと、そこまでは行かない。ホテルの完備されているところだけ行く。
    堀井 取材は自分への刺激だと思うんですよ。自分の中に沸いてくる刺激を求めていくと。
    小島 ある程度ゲームができてからいくんですけど、マップの構成とかがらっと変わりますね。帰ってきてから全部作り直したりとか。
    浜村 ピラミッドを見て何か変わりましたか?
    堀井 …何も。

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    2007年03月09日

    もらった&買った

    週刊ファミ通から以前抽選に応募したWiiソフト「ソニックと秘密のリング 体験版」をもらった。それと、楽天でメテオスディズニーマジックの北米版を買った。

    ソニックと秘密のリングは3月15日発売予定、メテオス ディズニー・マジックは4月26日発売予定。


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    今週末か来週頭ぐらいにレビューを書く予定。

    ※画像は都合により一部加工しております。ディズニー怖い怖い。

    2007年03月07日

    福岡ゲームクリエイターズサミットまとめ その1

    前回前々回の記事に続いて福岡ゲームクリエイターズサミットのまとめ。

    おそらく、みんなの興味は「堀井さんはドラクエについて何か話したのか?」とか「桜井さんはどうして休んだの?」とか「メタルギアの新作はどれぐらい進んでる?」といった方面にあると思うんだけど、その話はおいといて、まずは今回のイベントのコンセプトについて説明しようと思う。

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    2007年03月04日

    福岡ゲームクリエイターズサミットに行ってきた

    前回予告したとおり、「福岡ゲームクリエイターズサミット」に行ってきた。

    桜井政博さんは急病のため欠席だった。非常に残念。

    2時間弱のトークセッションの様子はまとめるのにしばらく時間がかかりそうなので、後日掲載予定。今週中には掲載します。

    とりあえず、トークセッション後に展示会場に参加者と主催者が来ていたので、その様子だけ掲載しておきます。

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    体験会場を見回る堀井雄二さん。回りのゲームファンは誰も堀井さんに気づいていない様子。

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    左からSCEの上田文人さん、セガの名越稔洋さん、サイバーコネクトツーの松山洋さん(奥)、コナミの小島秀夫さん(手前)、レベルファイブの日野晃博さん(奥)、堀井雄二さん(手前)

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    小島さんの左奥がアルファシステムの佐々木哲哉さん、右奥がガンバリオンの山倉千賀子さん、右から二番目がファミ通の浜村弘一さん。

    よくもまあ、こんなに豪華なメンバーを福岡に集めたもんだ…。

    2007年03月02日

    「Game for Future 2007」に行ってきた

    福岡市天神で開催中の「Game for Future 2007」に行ってきた。

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    Game for Future 2007は九州に本拠地を置くゲーム開発会社9社による任意団体「GFF」が主催するゲームの体験、資料展示イベントで、福岡市天神の三越前ライオン広場とソラリアプラザで開催している。開催期間は2月26日から3月4日。

    GFFのメンバーには、先日「レイトン教授と悪魔の箱」を発表し、ドラゴンクエスト9の開発も行っているレベルファイブや、「.hack」シリーズや「NARUTOアルティメットヒーロー」などの開発を手がけるサイバーコネクトツー、「ジャンプアルティメットスターズ」を開発したガンバリオン、「式神の城」シリーズの開発を行ったアルファシステムなどがいる。

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    今回のゲーム体験コーナーでは、合計20台ほどのニンテンドーDS、Playstation2、PSPなどが並べられ、GFFに所属する企業が開発したゲームソフトが体験できた。「レイトン教授と不思議な町」や、「ジャンプアルティメットスターズ」、アルファシステム開発のPSP版「テイルズオブデスティニー2」といった、既に発売済みのソフトがほとんどで、未発売のソフトはたぶん「ローグギャラクシー ディレクターズカット」だけ。WindowsのノートPCもあり、式神の城が動いていた。

    ゲーム体験コーナーにはコンパニオンの女性が数人いてカメラ小僧までいた。ローカルなイベントでも来るんだなあ…。余談だが、体験コーナーでレベルファイブの日野社長を見かけた。彼はGFFの会長でもある。

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    発売済みのソフトばかりなのでゲーム体験コーナーは、わりとどうでもいい感じなのだが、展示コーナーはなかなか面白かった。普段お目にかかれない内部資料が大量に展示されていた。

    「式神の城III」のボスの攻撃パターンを精細に書き記した仕様書、「.hack//G.U」の企画書、NARUTOのデバッグチェックシート、その他多くのゲームキャラの原画などがあった。他にも、大泉洋と堀北真希のサイン入り「レイトン教授と不思議な町」の台本や、同ソフトのムービーシーンの絵コンテ、動画原画なども展示されていた。レイトン教授の台本はさほど厚くなかったが、ローグギャラクシーの台本は、ものすごく分厚い上に複数巻に分かれていた。声優のサインが日野さんあてになっていたので、日野社長の私物を展示していたようだ。

    他にもゲーム開発の体験が出来るコーナーがあり、ペンタブレット付きの液晶でローグギャラクシーの登場キャラの顔テクスチャを加工して、その場でゲーム画面に反映させていた。時間が無くて触れなかったが、面白そうだ。

    資料の撮影は禁止されていたので実際に見に行ってもらうしかない。近隣の人は買い物ついでに立ち寄ってみてはどうだろうか。

    おそらく一般参加者の募集は締め切っていると思うが、日曜日には今回のイベントの一番の目玉、ゲームクリエイターのトークセッション「福岡ゲームクリエイターズ・サミット」が開催される。
    浜村弘一、堀井雄二、桜井政博、小島秀夫、名越稔洋、上田文人(順不同、敬称略)が来場する予定。

    自分は、先着200名の入場券をなんとか手に入れることが出来た。来週中にはレポートを掲載するのでお楽しみに。

    2007年03月02日

    ニンテンドーDS Lite発売1周年

    2006年3月2日にニンテンドーDS Liteが発売されて、今日で1周年。まさか品薄状態が1年間続くとは…。

    この1年でニンテンドーDS Liteは国内で900万台弱が販売された。旧ニンテンドーDSが約650万台の販売なので、あっという間に追い抜いてしまったことになる。おそらくはあと2ヶ月以内に、ニンテンドーDS Liteだけで1,000万台の大台に到達する。これは旧DSとLiteを合算したときの「20ヶ月で1,000万台」の日本記録を大きく塗り替える新記録となる。

    店頭では、入荷日(土曜日が多い)の午前中に行けば割と手に入りやすくなったが、買いたいときに買えない状況はまだ緩和されてない。オンラインショップでは通常の販売方法をとっているサイトだと、入荷直後に品切れになる。店頭よりも競争率が高いのと、転売目的の購入が多いためだろうか?トイザらスオンラインショッピングのように抽選販売をしているのはまだマシなほうで、楽天やYahooあたりの出店業者はいまだに抱き合わせやら"プレミア価格"やらで販売されている。icon

    いったいこの人気はいつまで続くのだろうか…。

    2007年03月01日

    Wii「アイシールド21 フィールド最強の戦士たち」のCM放送開始

    Wii.comに任天堂発売のWii用スポーツアクション「アイシールド21 フィールド最強の戦士たち」のテレビCMが掲載された。3月8日発売、5,800円

    「アイシールド21 フィールド最強の戦士たち」は週刊少年ジャンプで連載されている稲垣理一郎原作、村田雄介作画の漫画「アイシールド21」を原作としたソフトで、任天堂から同作品のゲーム化は3作品目。ニンテンドーDSソフト「アイシールド21 マックス デビルパワー!」が2006年2月2日に、ゲームボーイアドバンス用ソフト「アイシールド21 デビルバッツ デビルデイズ」が2006年4月6日に発売された。2作品ともエイティング開発で、マックスデビルパワーとフィールド最強の戦士たちの画面構成が似ているので、今回もエイティング開発と思われる。

    テレビCMはゲーム画面とWiiリモコンを操作する手元を交互に撮す、Wiiソフトとして無難な感じ。ただ、画面下部にやたらと注意書が出てくるのが気になるところ。ちょっとくどすぎないだろうか…。


    アイシールド21 フィールド最強の戦士たち
    3月8日発売/5,104円


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