セガ、ニンテンドーDS「甲虫王者ムシキング スーパーコレクション」を今夏発売
セガはアーケードで大人気のカードゲーム「甲虫王者ムシキング」のニンテンドーDS版「甲虫王者ムシキング スーパーコレクション」を2007年夏に発売すると発表した。同ソフトにはゲームボーイアドバンスカートリッジスロットに装着するタイプの「カードリーダー」を同梱する。
カードリーダーはアーケード版のカードをそのまま読み込める仕組みで、セガは同等のカードリーダーシステムを搭載したニンテンドーDSソフト「オシャレ魔女 ラブ and ベリー ~DSコレクション~」を2006年に発売し、100万本を超える販売を行っている。ラブandベリー購入者向けに「甲虫王者ムシキング スーパーコレクション」のソフト単体版を発売するかどうかは不明。
携帯ゲーム機向けのムシキングは、以下の3作品が発売済みで、今回は4作品目となる。
2005年6月23日 甲虫王者ムシキング~グレイテストチャンピオンへの道~(ゲームボーイアドバンス)
2005年12月8日 甲虫王者ムシキング~グレイテストチャンピオンへの道DS~(ニンテンドーDS)
2006年7月27日 甲虫王者ムシキング~グレイテストチャンピオンへの道2~(ニンテンドーDS)
GBA版は60万本を超える大ヒットとなったが、続くDS版はゲームボーイアドバンス版の移植+α程度の内容で、それに続く"2"もわずか半年での発売のためか売り上げがさほど伸びず、それぞれ10万本強にとどまっているようだ。
今回はカードリーダーを搭載し、アーケード版プラスαの要素で十分なアピールは出来ると思うが、第一作を超える売り上げを達成できるだろうか。3作目発売以降にポケモンが発売されるなど、ターゲット層へのニンテンドーDSの普及は十分にあり、さらに上をいく売り上げも十分可能性がある。セガは「バーチャファイター2」(セガサターン)と前述のラブandベリーに続く、同社3本目のミリオンタイトルを目指してくるに違いない。アーケード版のバージョンアップや映像作品とのタイアップ等、あらゆる戦略でこのスーパーコレクションを売り込んでいくのではないだろうか。
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