Wiiリモコン(型のテレビリモコン)が任天堂から届いた。クラブニンテンドーのプラチナ会員特典として贈られたもので、正式には「Wiiテレビリモコン」という。型番は「RVL-003(-01)」、乾電池とセットになったパッケージでの製品型番は「RVL-A-TV」。Wiiリモコンと同じ形、素材で作られたテレビ用のリモコンだ。非売品で、それなりにレアな一品だ。まあ、こんなもんを市場に流通させたら混乱以外何も生み出さないから市販されることは100%あり得ないだろう。
さっそくヤフオクで出品されちゃったりしているが、3,000円弱で取引されているようだ。レアなアイテムなのにWiiリモコンより安いんだなあ。
パッケージはおそらくWiiリモコンでも使用されるしっかりした造り。寸法はWiiリモコンと同じで、重量は電池抜きで約113g。単三電池は種類によって重さが変わるが、例えばオキシライド乾電池だと2本で46gなので、電池込みでおそらく160g程度になる。Wiiリモコンの重量は公表されていないが、このテレビリモコンには振動用モータとかが入っていないわけで、部品数の差を考えると113gよりはほんの少し重くなりそうな気がする。
重さもサイズも普通のテレビリモコンと大して変わらない感じ。これより多少重くても特に問題はなさそう。自分がゲームをする姿を想像しながら、いろいろな持ち方で、リモコンを持ってみる。予想どおりWiiのリモコンはなじむ。この手に実にしっくりなじんでWiiへの期待が今まで以上に高まってきたぞ。なじむ。実に!なじむぞ。フハハハハ。
テレビリモコンとして使うために本来のWiiリモコンとは異なる表記になっている。
ヌンチャクやクラシックコントローラの接続部分はふさがれている。MAID IN CHINA、中国のメイドさんじゃなくてMADE IN CHINA、中国製。
下の方にストラップ用の穴が見える。Wiiリモコンにはストラップが付属するようだが、テレビリモコンには付属しなかった。まあ、振り回すわけじゃないし、付いていても意味はないのだが。
テレビ用のボタン説明の書かれた前面パネルはともかく、背面のガワはWiiリモコンと同じものを流用だと思うのだが、RVL-003と書かれている。Wiiリモコンは店頭に並ぶ製品型番としてはRVL-A-CWだけど、実際の型番は刻印通りRVL-003じゃないのかな。たぶん本体がRVL-001でACアダプタがRVL-002。
付属の乾電池はパナソニック製マンガン電池
電池ボックスの近くにSYNCと書かれた穴がある。本来はここにあるSYNCボタンを押して本体にリモコンを登録することになる。
電池ボックスの形状はゲームボーイアドバンス、ゲームキューブウェーブバードと同一。ゲームボーイアドバンス用のバッテリーパックが流用できる可能性が高い。まあ、GBA用はほとんど市場から消えているので、改めて充電時間とか容量を改善してWii用として新パッケージで発表されるほうが自然だが。エネループより安いといいのだが。
#追記:コメント欄で指摘されたが、微妙に形が違っていてGBA用は入らないそうだ。まあ、でも充電池は出てもおかしくないと思うけど、どうだろう。
─さぁて、分解してみますか。