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2005年02月28日

メテオス日記 7日目 店頭体験版レポート

アナザーコードを発売翌日に手に入れたわけだが、週末の間にクリアすることが出来た。
詳しい感想はレビューとして後日掲載することにしているが、先に結論から言えば非常に素晴らしいゲームであった。多少クセがあるので無条件に薦めるタイプのものではないが、アドベンチャーゲームに抵抗がなければ確実に「買い」だ。

さて、今日は体験版配布の話だ。

2月26日から無線による店頭体験版の配布がスタートしている。体験版配布店舗リストは任天堂が掲載している。大形家電量販店チェーンのゲームコーナーがメインになっているため、残念ながら多くの県で1軒も配布店舗がないという状況だ。好評であれば増える可能性もあるのではないだろうか。
自分もさっそくダウンロードしてきた。

引きの写真を取り損ねたので写っていないがが、ダウンロード用の体験台の什器には1台のDSが直接触れる形で設置してある。これは特に無線配布とは無関係で自分が行った店舗ではさわるメイドインワリオの店頭体験版が取り付けてあった。什器にはダウンロードの手順を示す案内が貼付されており、その説明を見ながら持参したDSを操作することになる。また、什器上部には配布しているゲームの紹介ビデオを上映するモニタが取り付けてあり、こちらでもダウンロード手順を紹介している。
一つ注文を付けるとしたら、電源を切ったらダウンロードしたゲームが消えてしまうが、スリープモードにしても消えないことを載せておくべきだろう。その場で遊ばれたら店も迷惑だろうし。ダウンロードしたらDSを畳んで持ち帰るのが基本スタイルだと思う。

さて、ダウンロードの際に操作する必要があるのは持参したDSだけ。つまり配布用の無線電波が常に垂れ流しの状態になっているようだ。

まずは大合奏バンドブラザーズの追加楽曲をダウンロードした。バンドブラザーズを起動してスコアトレードを選択、上画面に並ぶ6曲の中から一つ選んでダウンロードする。保存できる局数は全部で8個なので、自作曲が多い場合は枠が足りなくなる可能性がある。一曲ダウンロードするごとにメインメニュー画面に戻るので、同じ操作を繰り返して6曲とも手に入れた。うち2曲、ジャングルビートとスライダーはpdf配布もされている曲だが、入力の手間と正確さを考えるとダウンロードしたほうが良い。

続いてメテオスの体験版をダウンロードした。DSを起動してダウンロードプレイを選択し、しばらく待つと直感ヒトフデとメテオスが選択できる画面になる。

この際にメニュー上にそれぞれの項目が出るまでの時間に差があった。開く度にそれぞれの項目がメニューに出るタイミングが変わっている。どうも配布元自体が別々になっているようだ。体験版配布什器の中身は見えなかったが、ひょっとすると中にDSが3台入っていて無線配布状態で起動したままになっているのかもしれない。画面を見ると、配布者を含めて8人の同時通信が可能になっていた。つまり同時に7人までダウンロードできそうだ。

一応以前から店頭で無線通信を使ったサービスを任天堂は提供している。ジョイスポットがそれだ。実際の利用状況はわからないが、本体には無線機能がないためワイヤレスアダプタが必要であること、そして何より対応ソフトが必須であるため限られた人たちに向けたサービスとなってしまっている。それに対し、この体験版配布は本体さえあれば良いということや、DSでのスリープモードが非常に使いやすい ─ 本体を畳むだけでいい ─ のですごく便利なサービスに進化しているように思える。これから認知度が上がってより多くの地域、店舗でダウンロードできるようになることを願う。

さて、実際にダウンロードして確認したわけではないが、どうも直感ヒトフデのほうは製品版から配布される体験版と同じもののようだ。一方、メテオスは公式サイトでも記載してあるが、製品版よりも古いバージョンが入っているとのことだ。もしかすると次世代ワールドホビーフェアバージョンと同じものかもしれない。検証してみよう。


左がワールドホビーフェア福岡会場で配布された体験版、右が店頭配布体験版だ。
完全に同じ条件で撮影したわけではないので、若干色味や角度が異なっているがほぼ同じだ。タイトル画面で若干記述に違いがあるが、ゲーム画面のほうは違いが分からない。実際にプレイしてみても違いは分からなかった。
プレイモードに関してもシンプルと2P対戦のみとなっていてまったく同じだ。仕様が変わっていないとしたら互いに対戦も可能かもしれない。

余談ではあるが、店頭でDSのパッケージ大のメテオスパンフレット(2つ折り4ページ)が配布されている。これの表面がメテオスのパッケージ画像そのものなので、DSのケースに押し込めば製品版メテオスっぽいものの出来上がりだ。発売までこれを眺めつつ体験版をプレイすれば少し幸せでもあり、寂しくもあり。

さて、発売まであと10日ほど。
待ちきれない人、文字や静止画だけの情報ではいまいちピンと来ない人は是非ともダウンロードして欲しい。

2005年02月27日

メテオス日記 6日目 印象が悪かったメテオス

Yahoo!で「メテオス」と検索すると、公式サイトとamazonなどの広告に続いてこのサイトがヒットした。
なんてことだ。

これは責任重大である。
もっとメテオスについて熱く語らなければ。

メテオスとわたしの出会いだが、はじめはメテオスの印象は非常に悪かった。
第一印象が自分にとってマイナス要因が多かったのだ。

ゲームはグラフィックではない。それはわかっている。しかし、それでも見た目の印象は大切である。本当に面白くないソフトは面白くないオーラをまとっていて、画面写真一つを見ただけでダメさが伝わってくる。実際はそうではないことが多いのだが、そう言ったソフトは結局さわる機会もないので印象を覆すこともなく忘れ去ってしまう。

そして、初めて見たとき、メテオスは画面の印象が悪かった。
一瞬見て「つまらなそう」と思ってしまった。

この時点で評価は確定してしまった。評価が決まればあとは目にしたどんな要素もマイナス要因に見えてしまう。
発売は?バンダイ?・・・ふぅん、そうか。開発は?桜井さんと水口さん?・・・ああ、HALとセガを辞めた人たちね。操作は?アクションパズルなのにペン・・・へぇ大変そうね。上画面は?プラネットビューア?・・・要らないんじゃない?

結論ありきですべての事柄の可否を判断するのは簡単だ。簡単だが、しかし悪いことだ。だが、真剣に考えない事柄に対して簡単にすまそうとするのは仕方がない。いちいち興味のないものに真剣に考えようなどと感挙げない。

まさに正のフィードバック、イメージは悪くなる一方。きっと僕とこのゲームが交わることはないそう思った。その後、メテオスに関する情報を得ることはなくなった。情報のシャットダウン。最大の拒否、無関心だ。

2ヶ月後、福岡に先行してDSの体験イベント、TouchDSに参加した人たちからの声が集まってくる。「メテオスが意外に面白いらしい。」
ようやく無関心からは脱することが出来た、しかしまだ印象は悪いままだった。

明日は違う話題にして、明後日の日記に続く

2005年02月26日

メテオス日記 5日目 メテオス病

昨日アナザーコードが発売された。
amazonで購入したわけだが、発売前日に発送通知メールを受信し発売翌日の今朝とどいた。説明書をぱらぱらとめくっただけでまだプレイしていない。
本州なら発売日に届くのかもしれないがさすがに九州には発売日には届かなかった。

これからアナザーコードで遊ぶわけだが、そうなるとメテオス体験版とおさらばしなければならない。
ありがとう、メテオス。
そしてまた逢おう、メテオス。
発売日まで日記続くかな、メテオス。

メテオス体験版は散々プレイしたが、どうも成績は伸びない
プレイ時間は5分が限度で、約3万点までしか行かなかった。
だいたい3分30秒ぐらい、15,000点弱ぐらいでゲームオーバーになることが多い。
3分超えるとなんかとめどなくメテオが降り注いで、とんでもないことになってしまいついていけない。
きっと付属のタッチペンのせいだ。製品版発売までに手になじむスタイラスを探そうかと思う。
・・・道具のせいにするのはダメな証拠

さて、テトリス病という病気がある。森昭雄とか言うおっさんが言っているゲーム脳とは別だ。歩道のタイル、夜中のビルの窓、そう言ったものを見たときに無意識に想像上のブロックを回転させて一列そろえて消してしまう病気だ。
このテトリス病、正式には空間充填妄想症候群という。
10年以上前、ゲームボーイが登場したばかりの頃にこの病気が日本中に蔓延し、あらゆる人々が夜な夜なビルを見上げては隙間をブロックで埋めていたものだ。目を閉じてもブロックが頭から離れずノイローゼになった人も多かったという。
・・この段落で書いたことはウソなので信じないように。

さて、メテオスはテトリスを超えられるだろうか。夜、街を歩いているときにビルを見上げて隙間を埋めたくなるだろうか、それとも入れ替えて並べて打ち上げたくなるだろうか。
うん。どっちもどっちだと思うがメテオス病にだけはなりたくないな、そう思った。

馬鹿馬鹿しくなってきたのでアナザーコードを楽しむべくちゃっちゃと体験版を消すことにした。
さようなら、体験版。

後で書くが、このイベント配布体験版よりも新しい体験版、おそらく製品版のカードから無線配布可能な体験版と同じモノが店頭で配られる。なんとすばらしいことか。
おかげでためらいもなく電源を落とせる。

さて、明日からはメテオスとの出会いについて書くことにする
週末はアナザーコードのネタバレが怖いのでネット徘徊をやめて、ネット引きこもりになる予定だ。
当サイトではアナザーコードの攻略をしたりネタバレは掲載しないのでご安心を。

2005年02月25日

メテオス日記 4日目 対戦テクニック

対戦になってくるともっと大変になる。
おそらく上級者同士の対戦になると駆け引きどころではなくなり、集中力の切れたほうが負けになる。コレはあくまで予想だが、相手の攻撃がある程度の激しさを超えると攻撃力に差が無くなってくるのではないだろうか。
ごく一部に未だに熱狂的なファンがいて毎年のように大会が開催されている「パネルでポン」という異常なソフトがあるが、これの上級者同士の対戦は本当に恐ろしい。相手のミスをひたすら待ち続けてすごい動きで連鎖をとぎれさせずに耐え続けるゲームになってしまっている。

メテオスにおいては常に全列を打ち上げている状態であればどんな強い攻撃を食らってもゲームオーバーにはならない。燃えカスの処理とアイテムへの対応、接地してしまったメテオの再発射を手早く淡々とこなすことが出来ればきっと負けることはない。が、相手も同じ条件なので勝つこともない。
このあたりは限定的にしか配布されていない体験版で対戦オフを開催した希有な人のレポートにも書かれている。

実力が拮抗し、極限まで高まった集中力でミスをする気配もない、張りつめた緊張感が無線と混ざり合い空間を支配する中でプレイヤが勝つためになすべき事は何か?
私はその答えを知っている
私はその方法で勝ったことがある
それは非常にシンプルな方法だ
全神経と両手先はゲームに集中しつつ、口から言葉を発すればいい。

「あー、こんな時間になんでこんなに必死にゲームしてるんでしょうね。ボクら」

そう、精神攻撃だ!

・・・それって人間としてどうよ?

日記はまだまだ続く

2005年02月24日

本日アナザーコード/スターフォックスアサルト発売

本日2月24日にニンテンドーゲームキューブ用シューティングソフト「スターフォックスアサルト」および、ニンテンドーDS用アドベンチャーソフト「アナザーコード 2つの記憶」が発売される。
スターフォックスアサルトは開発がナムコ、発売が任天堂で1~4人用、税込み6,800円
アナザーコード2つの記憶は開発がCING、発売は同じく任天堂で税込み4,800円、多人数プレイには対応していない。

スターフォックスアサルトは開発途中の体験版をイベントで触ったが、少なくともシューティングパートはNINTENDO64のスターフォックス64を素直に継承したような内容となっていた。当然ながらグラフィックは格段に向上している。

スターフォックス64は発売当初から非常に評価の高いタイトルだった。それには様々な要因があるだろうが、シューティングゲームでありながら分岐を伴うそれなりのストーリ性があったこと、反則ギリギリとも思えるB級映画的なSF作品へのオマージュの数々、フルヴォイスでしゃべりまくる魅力あるキャラクター、そして何よりもうちょっとで手が届きそうと感じられる絶妙な難易度が評価に繋がったのではないだろうか。さて、開発がナムコに変わった今作ではそのあたりがどうなるのだろうか。ナムコの自己主張なのか、本編とまったく関係のないファミコン時代のナムコ作品がおまけとして収録されているのも注目だ。

テレビCMでは楽曲が布袋寅泰さんから提供され、ゲーム画面が主体のものとなっている。公式サイト内に動画コーナーがあるが、まだCMは掲載されていない。発売後に掲載されるのだろうか。

一方のアナザーコードは続編などではなく、全くの新規タイトルであるが注目を集めている。ニンテンドーDSが搭載する機能はアドベンチャーゲームの作り手にとって、喉から手が出るほど欲しいものだったに違いない。直接触ることで謎を解くタッチパネルはもちろんのこと、視覚情報が重要な鍵を握る場面で2画面が使えることの意味は大きい。

DSのプロモーションサイトTouch-DS.jpでは推理作家の有栖川有栖氏によるアナザーコード解説が掲載されている。さすがプロの作家、ネタバレにならない範囲でアナザーコードの魅力をわかりやすく伝えている。同じくTouch-DS.jpではユースケサンタマリアさん出演のCMも掲載されている。

任天堂の公式サイトのほうでは主人公アシュレイによる日記が続いており、ゲームの内容に繋がっていきそうな描写がところどころ見受けられる。また、壁紙のダウンロードも用意されているのだが、「タイプE」の壁紙が素敵すぎる!

そんなアナザーコードは同日発売の真三國無双4についでamazon売り上げランキングで2位に位置している。新作アドベンチャーゲームにしては高い売り上げを期待できそうだ。

2005年02月24日

メテオス日記 3日目 体験版でのテクニック

唐突だがメテオス公式サイトは気合いが入りすぎだ。
サービス旺盛なせいで、一部の熱狂的なファンが体験版を後生大事に取っていたり、イベント会場のブースで一日中居座っていたり、幼い子供達を押しのけてハイハーイと手を挙げて大会に参加しようとしちゃったりするのだ。(参加できなかったけど)

うちでメテオスを推しているのはそれなりの理由があるんだが、それはまた後日と言うことで、公式サイトに発売前だってのに掲載されているテクニック集について考えてみた。

テクニック集とは言っても若干複雑とも言えるゲームシステムの解説に等しく、実践的ではないように思える。
あそこに載っているテクニックは基本であり習得が前提であり分からなければダメダメレベルだ。文字やスクリーンショットを観ても理解しづらいが、店頭体験版でも5分ほど触っていればすべて理解できるだろう。つまりそういうレベルのテクニックだ。
WHF体験版では3分目あたりからとんでもない勢いでメテオが降ってくる。おそらく対戦で強い攻撃を食らったときと同等の状態が延々と続いているようなものだ。
その場合に有効な対処法は常にメテオを打ち上げ続けることだ。

浮上中または降下中の浮遊しているメテオがあれば、少なくともその列で一番上まで降り積もってゲームオーバーになることはない。すべての行でメテオが浮かんでいれば最高だ。

ここで整理。
メテオを打ち上げるための最低条件は縦または横に同じメテオが3つ有ること。

その場合においてどのような状況が悪いシチュエーションか考えてそれを回避するのが上達の第一歩だと考えてみる。
悪いシチュエーションの例を挙げる。
・左から2~4列目の最下行でメテオを横に3つ並べて打ち上げた、1列目はバラバラの状態だ。
この場合、うちあがったメテオが落ちてこない限り、1列目は縦3つでそろえて打ち上げなければならない。バラバラの状態なので最低2個は動かさないといけない。その間に5~9列目にも気をつける必要がある。


※左端がヤバげな感じ

こうして考えると、横9列構成になっている惑星の場合は、端から3つめまでは1セットで考えた方が良いと分かる。1~3列目と7~9列目は絶対に縦にそろえて発射してはいけない。真ん中の3つはまあ、適当にやっていても何とかなるもんだ。稀にもっと大変な状況になることもあるが・・・。例えば、
・1~3列目と5~9列目がそれぞれセットになって上空高くあがっている、4列目は降下中
これはさっきより大変だ。4列目だけ単独でまもなく着地、再度浮上させないといけないが、横にそろえるのは無理だ。落下中の場合燃えカスが絡んでいるのでどこをどうそろえればいいかは冷めるまで待たなくてはいけない。

どうしてもその1列だけ打ち上げたい場合は、下に数段の余力を持たせて打ち上げれば空中ドッキングでなんとかヤバイ状況は回避できるかもしれない。本当にギリギリの時はシュートしたら偶然繋がるかもしれないという希望も。

えっと、コレ日記だったっけ?
とりあえず続きはまた明日。

2005年02月23日

メテオス日記 2日目 日記、続けています

やはりタッチストラップには無理があることが分かった。
何事にも作法というものがある。ゲームをプレイするときに画面を指で触るなどけしからん。
そういうわけで十字キーでプレイしてみた。

タイムアクセルを使っていないのに2分弱で沈没した。
無理です!無茶です!難しいです!
ステップジャンプできない!
右端と左端が上まで詰まってピコンピコンいっているのにまったく対処できない!

しかし今回は少し発見があった。
セレクトボタンで上画面(プラネットビューア)の切り替えが出来るのだ。
少しずつ新しいことを知ることで人間は大きくなる。
製品版が出たらもっと色んな事を知るだろう。楽しみだ。

明日はちょっと攻略をしてみよう。発売前だってのに。

2005年02月22日

メテオス日記 1日目 日記、はじめました

まもなく発売のメテオスを盛り上げるべく日記を付けることにした。
飽きっぽいのできっと日記といいながらも毎日更新されることはないだろう。

2月6日にダウンロードしたメテオスも、2週間近く電源を落とさずになんとか保持しているが、さすがに一人用モードが一種類では飽きが来る。
というわけで、今日はメテオス体験版をタッチストラップでプレイしてみた。

無茶だった。
画面が見えない。
画面が汚れる。
一番下の段が動かせない。

やり場のない怒りがこみ上げて来たので寝ることにした。
おやすみなさい

※左上のガムテープは故障ではなく、誤操作で電源を切るのを防止するための秘密兵器である

2005年02月19日

コラボレーション続々、まだまだ続きそう?

今週の頭にPEPSY×NINTENDOコラボレーションが、サントリーから発表された。サントリーが日本国内で展開するペプシブランドの新製品「新ペプシツイスト」および「新ペプシツイストダイエット」の発売に伴い実施される3つのキャンペーンである。
ひとつは3月に500mlボトルに付属する「スーパーマリオブラザーズドットボトルキャップ」、もうひとつは4月に1.5リットルペットボトルに付属する「スーパーマリオブラザーズテープ」、そして最後が応募シールを集めて応募する「Get! NINTENDO DS」キャンペーンだ。詳細はニュースリリースを一読していただきたい。

古くはゲームボーイブロスの頃からゲーム機でのカラーバリエーションを展開してきた任天堂のことだ。当然ニンテンドーDSでも当初からカラーバリエーションを展開する予定はあったに違いない。しかし、任天堂は1色に絞った。それは安定して製品を供給するためである。1000個という限定のプレゼント品ではあるが、本格的なカラーバリエーションが登場したことにより、近いうちに一般販売での多色展開が期待できそうだ。
まずはポケモンセンターあたりから限定販売として新カラーのDSが登場してくるのではないかとにらんでいる。

さて、飲料水メーカと任天堂のコラボレーションは以前にもあった。NINTENDO64初期タイトルである「ウエーブレース64」で日本コカコーラボトリングとのコラボレーションがそれである。同社ブランドの清涼飲料水「ファンタ」の広告がゲーム中に登場し、ファンタのCMではNINTENDO64のプレゼントが行われた。なお、このタイトル自体がジェットスキーの商標を保有する川崎重工業の協力の下で作られたものを示すように「カワサキジェットスキー」のサブタイトルが添えられており、ある意味それもコラボレーションではある。

この手のコラボレーションは製品名の露出が増えることが企業側のメリットになるのだが、消費者側としてはプレゼントが手に入ることが何よりのメリットだ。その観点で見ると今回のコラボレーションは非常にすばらしい。まず、製品に必ずおまけが付属すること、そしてそのおまけが秀逸であること、さらに微妙な色使いとは言えオリジナルカラーのDSはのどから手が出るほど欲しい代物だ。しばらくペプシツイストしか飲めない日々が続きそうである。


さて、週末になってもうひとつのコラボレーションが飛び込んできた。また、あのメーカーが任天堂の超人気作を意外な形で発表した。来週に発売する「スターフォックスアサルト」を開発したナムコの新作アーケードゲーム、「マリオカート アーケードGP」である。
詳細はナムコのニュースリリース(※pdfファイル)にあるが、今秋稼動予定のようだ。秋にはゲームセンターで4人集まって赤甲羅やバナナで妨害しながら楽しくコースを疾走する光景が見られそうだ。

最近のナムコは本当に任天堂と親密である。ゲームキューブ版「ソウルキャリバーII」に任天堂の代表キャラクターであるリンクを登場させたかと思えば、大ヒットした音楽ゲーム「太鼓の達人」を大胆にアレンジしたうえに任天堂キャラとミックスして「ドンキーコンガ」を3作品も作り上げた。今度発売される最新作ではナムコ楽曲も多数盛り込む。前述のとおり来週にはスターフォックスがナムコの手によりゲームキューブで生まれ変わるが、このゲームにはおまけとしてファミコン時代のナムコの名作ゲームが3本収録されている。また、今年中にもナムコの手によりマリオたちがゲームキューブソフト「マリオベースボール(仮題)」で球界に殴り込みをかける。最近は他社におされ気味ではあるが、かつてファミスタで日本の野球ゲームをリードしてきたメーカの意地が見ものである。

話を戻してアーケードに進出するマリオカートなのだが、今現在開催中のAOUショウにて展示されている。2月19日は一般公開日なので機会がある方は是非見てきていただきたい。各所で掲載された画面写真を見ると、マリオカートでは見慣れない黄色くて丸い物体が目に付く。何かと思ってよく見ると、来月10日にニンテンドーDSで発売される「パックピクス」の主人公でもあるパックマンさんではないか!これほど後姿の映えないキャラも珍しい。後ろから見たらパックマンだか、パワーエサだかさっぱりわからない。

任天堂とのゲームでのコラボレーションといえばナムコに限った話ではなく、「マリオパーティ」シリーズはハドソンが作っているし、「F-ZERO AX/GX」はセガ(アミューズメントビジョン)が開発した。最近のゲームボーイカラーやゲームボーイアドバンス向けのゼルダの伝説はカプコンが開発している。他にも任天堂製品として出しているソフトの多くが別の会社の手による作品ではあるが、これらはコラボレーションというよりも下請けの要素のほうが大きい。あくまで任天堂作品であり、作り手がどこであるのかはあまり関係のない物が多い。一方で日本での発売が正式に決定したEAの「NBA STREET v3」にマリオらが出演するコラボレーションやマリオが主人公のコナミのダンスゲーム「Dance Dance Revolution with MARIO」はキャラ貸しをしているだけのものであくまでゲーム自体はそれぞれのメーカのものである。

それに比べ、ナムコによる任天堂作品はなにか自己主張が強く、他のコラボレーションとは一線を画しているような感がある。

ドンキーコンガ3 食べ放題! 春もぎたて50曲」ではドルアーガの塔やディグダグといったナムコ楽曲が収録されているし、「スターフォックスアサルト」では特に本編と関係のない「バトルシティ」「スターラスター」「ゼビウス」がボーナスゲームとして収録されている。マリオカートの世界におよそ似つかわしくない黄色くて丸いやつの登場も他のメーカとのコラボレーションでは見られない光景だ。

ナムコの狙いはどこにあるのか?
そこまで自己主張をする理由はなんなのか?

何か別のものが水面下で動いているような予感がするのは自分だけだろうか。

そういえば最近になってプレイステーション2用のシミュレーションRPG「NAMCO×CAPCOM(ナムコ クロス カプコン)」が発表された。まさか、「NAMCO×NINTENDO」なんてことは・・・。

それにしても、アーケード版F-ZEROと今回のマリオカートが動作するゲームキューブ互換基盤「トライフォース」上でもスターフォックスが動くかもしれないという話を以前聞いたような気がしたのだが、それはどうなったのだろうか。

2005年02月15日

アナザーコードのCM放送開始

任天堂発売のニンテンドーDS用アドベンチャーソフト「アナザーコード 2つの記憶」の公式サイトおよびDSのプロモーションサイトTouchDS.jpが更新され、新たな情報やCMが掲載された。アナザーコード 2つの記憶は2月24日発売、1人用。amazonで予約受付中

TouchDS.jpに掲載されたCMはユースケサンタマリアさんが出演。任天堂のCM出演はNINTENDO64ソフト「ゼルダの伝説 時のオカリナ」に出演して以来となる。ユースケさんは探偵役として、DSを駆使して推理。タッチペンやマイクを使った新感覚の推理アドベンチャーの魅力を伝えている。実際にゲーム内ではDSにそっくりなアイテムが登場し、推理に一役買っているようだ。CMと同じような場面がゲームにあるのかと思えば、主人公はユースケさんのような男性ではなく13歳の少女、アシュレイなので雰囲気が違ってしまっているのが残念だ。

公式サイトではムービーとストーリの導入部が掲載されていたが、あらたにアシュレイの日記が登場した。日記の初日はバレンタインディの話から始まっている。13歳らしい文章があるが、コレとゲームが繋がるのか、まったく無関係なお遊びなのかは不明だ。おそらく後者だろうけど。

余談だが、昨年12月から3ヶ月連続でAshleyという人物が登場するゲームが任天堂ハードで発売された。12月2日に発売された「さわるメイドインワリオ」には「アシュリー」が初登場。独特の雰囲気でファンを魅了した。1月27日に発売された「biohazard4」のヒロイン「アシュリー・グラハム」が混戦の最中に弾道上でウロウロしたあげく流れ弾に当たってゲームオーバーを演出してくれた。そして今回はカタカナの記述が異なるが「アシュレイ」がついに主人公となった。脇役からヒロイン、主人公と見事な出世ではないか。

2005年02月12日

ディスクシステムのサントラが出るぞ

先日クラブニンテンドーでポイントと引換えで入手した「NINTENDO SOUND SELECTION VOL.2 LOUD MUSIC 'KOOPA'」が到着したので、早速聞いている。

初CD化音源も多数収録している上に、曲のチョイスが通常では考えられないようなこのCDはまさにクラブニンテンドーならではの一枚と言えよう。特に64DD版「F-ZERO X EXPANSION KIT」というそれ自体がレアなソフトの中に収録された追加コースでのみ聞ける楽曲が3曲も!その中でもF-ZERO Xのビートに乗せた狂ったような三味線と和太鼓が織りなす和の一曲「Japon」は必聴のナンバーだ。

最後の2曲は今回のための書き下ろしアレンジで演奏も任天堂スタッフという凝りっぷり。ちなみに「スーパーマリオブラザーズ3 砦のボス」が戸高一生さんアレンジ、「新鬼ヶ島 鬼の間」が近藤浩治さんによるアレンジ。二人とも自身のアレンジ曲にデジタルギターとオルガンで演奏参加している。

CDついでにサントラもう一枚(二枚?)紹介。
こちらはまだ未発売のものだがディスクシステムの初CD化音源を集めたサントラが発売される。タイトルは「ディスクシステム レアセレクション」。ファミコン探偵倶楽部など、貴重な音源が120分も収録されている。

発売元はサイトロンで「任天堂サウンドヒストリー」シリーズの第三弾となる。同シリーズではマリオザミュージックゼルダザミュージックの二枚がすでに発売されている。

発売は3月24日で2枚組2,940円。amazonではすでに予約を開始している
今のところamazonには曲名リストは出ていないが、いずれ表示されると思われる。マリオとゼルダがそれぞれ79曲と70曲も収録してCD1枚なので、今回の二枚組は100曲を超える楽曲が収録されるのではないだろうか。楽しみだ。

2005年02月07日

メテオス体験版 WHF福岡バージョン

次世代ワールドホビーフェア福岡会場にてメテオスの体験版をダウンロードしてきた。なんか眠いので文章のまとまりがなくなっているがご容赦頂きたい。

メテオスブースはTouch!DSのときよりも人が集まっている感じ。ダウンロードしたその場で対戦する人がかならず数人いるような状況だった。対戦が多くなるとゲームの動作が重くなったあとで通信エラーが頻発するようだ。

ダウンロードはやや大きめの専用のDSカードから行う。こっそり画面を覗いたが、GUIを実装せずに文字だけ。現在のダウンロード状況などが表示されていたようだ。一人ダウンロードするたびに台紙にシールを貼ってあったようで、ぱっと見た感じ閉会時間までに200回程度のダウンロードが行われたようだ。自分はピクトチャットをするために電源を落としたりしたので3回ほどダウンロードしたんだが。

会場のブース内にある試遊台に装着されたものとダウンロード版は内容が異なる。メニューが実装されていてるが、選べるのはメインのモードのみ。ただし、惑星は複数選ぶことが可能だった。試遊台のものは専用の機具へとケーブルが伸びており、外部モニタ出力されていた。

閑話休題。そんなこんなでダウンロード版のメテオスを持ち帰った。
ダウンロード後は電源を落とさず、DSの蓋を閉じることでスリープモードに移行して長く楽しめる。アナザーコード買うまでは電源切れないなあ。

WHF大阪と東京で配布されたものからバージョンアップして、名古屋と福岡で配布されたものが現在の最新版となっている。前のバージョンがどういうものなのかよく分からないが、まあとにかく何か変わったらしい。とりあえず発売予定日が2月26日から3月10日に修正されている。

遊べるモードはシングルモードと対戦モード(2人専用)の2つのみ。実際の製品版だと細かい設定が出来るようだが、ライフ1のストックモードというものらしい。アイテム、惑星の選択は実装されていない。


詳しい操作説明は公式サイトに譲って、画面の説明を。

下画面の左側は対戦相手の状況が小さく表示されている。製品版では最大3人分縦に並ぶことになるが、このバージョンでは2人までの対戦なので左上に対戦相手が一人出るだけだ。
画面右上は自分の情報。DS本体で設定した名前と選んだ惑星(今回はジオライトのみ)が表示される。対戦の参加順で1P~4Pの表示もつく。
惑星のひとつ下にある★×00の表示は不明だ。何かを集めるのか、勝利数なのかもしれない。
★印の下には相手へ送り込むメテオの数が表示される。
一番右下にはタッチペンでタイムアクセルを行うためのボタンが用意されている。このボタンは以前のバージョンと異なり、正方形になっている。

タイムアクセルボタンと攻撃メテオ数の間にあるボタンは今回のバージョンから実装されたようだ。
通常は「AUTO」となっているが、タッチすることで1P→2P→PLANETt→AUTOと変化する。これが何を意味するかというと、上画面に表示する内容だ。PLANETは惑星群が表示される画面で、1P~4Pは対戦相手の様子が表示されるようになる。

下画面の操作が忙しいのでどのみち上画面など見る余裕はないわけだが。

細々とした説明はこれでお終いにして、プレイした感想を。

面白い。とにかく面白い。対戦が非常に楽しい。何がどう面白いのかは言葉にして説明すると、どうしても桜井氏によるひそかにレポートに書いてあることと重複してしまうのでそちらを読んだほうが早いだろう。

1人用のタイムアタックではあれこれ考えながらまとめて打ち上げるよりも、画面を見もしないでタッチスクリーンをゴシゴシしたほうが点数が高かったりもするので体験版のゲームバランスは微妙かもしれない。それともこれはただの実力不足なのか?

まあ、なんつーかあれだ。発売前にこれだけ話題になるパズルゲームも珍しい。

2005年02月05日

メテオスのパッケージ/テレビCMを公開

3月10日にバンダイが発売するニンテンドーDS用パズルゲーム「メテオス」(1~4人用・5,040円)の公式サイトテレビCM動画およびプレイ動画が公開された。また、オンラインショッピングサイトのamazonにて、メテオスのパッケージ画像が公開された

んー。普通!普通だよ!
テレビCMはどうあがいてもゲームの内容が伝わらないんだから、インパクト重視でワケ分からない物にしちゃったほうが良いんじゃないだろうか。パッケージは・・・、まぁこれで良いんじゃないですかね。ないように関しては店頭で体験版の配布さえあれば何の問題もない。

発売まで後1月ほどだが、今週末の福岡ドームでの次世代ワールドホビーフェアにて最新版の体験版をゲットしてくる予定だ。オフ会告知をしたのにオフ会掲示板では某サイトの管理人さんしか参加表明してないのでなんかアレだが、きっと何とかなるでしょう。

2005年02月03日

レビュー:biohazard4

biohazard4タイトル画面 /この画像の著作権は株式会社カプコンに帰属します。当サイトではこれを引用の許容範囲内と認識し、画像を使用しております。不当引用と主張される画像の権利者はお申し出くださいタイトル:biohazard4
ハード:ニンテンドーゲームキューブ
発売:カプコン
開発:カプコン
発売日:2005年01月27日
価格:8,190円(税込み)
公式サイト
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biohazard4は紆余曲折を経まくってようやく発売されたタイトルである。

「BIOHAZARD 3 LAST ESCAPE」がプレイステーションで1999年9月に出てから今作の発売まですでに5年以上経過している。その間に「BIOHAZARD GUN SURVIVOR」「BIOHAZARD CODE:Veronica」「GUN SURVIVOR2 BIOHAZARD CODE:Veronica」「biohazard(リメイク)」「biohazard0」「GUN SURVIVOR4 BIOHAZARD HEROES NEVER DIE」「BIOHAZARD OUTBREAK」と多数の外伝的作品や派生タイトルが発売されている。

3の発売から5年。何故これほどまでに開発期間を要したかというと、ある程度完成した段階でそれを破棄してまた最初から作り直すという行為を繰り返したからだと言われている。実際、biohazard4の初期出荷限定特典のDVDには一つ前の試作版のプレイムービーが収録されている。敵キャラがゾンビではない、もっと異質な存在(幽霊?)ではあるが、いままでと同じ3人称カメラのため画面から受ける印象はあまり既存作品と変わらない。

背景のフル3D化、ガンシューティング、完全リメイク、オンライン化などと3以降発売された作品では意欲的にアレンジをくわえてはいるが、開発者達はマンネリに感じていたようだ。そこで最終的に製品版となったbiohazard4ではフルモデルチェンジと称して大幅な変更を加えた。ビハインドカメラの導入である。

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2005年02月01日

次世代ワールドホビーフェア福岡オフ会のお知らせ

2月6日の次世代ワールドホビーフェアの会場内(福岡ドーム)でちょっとしたオフ会を行います。今回のオフ会は、Touch!DSに引き続き、mixiのNINTENDO DSコミュニティのオフ会も兼ねております。

◆開催概要
□開催日:2月6日
□会場:次世代ワールドホビーフェア福岡大会(福岡ドーム内)
□時間:9時~16時の間で任意
□集合場所:一塁側休憩所(スタンド席)
ブース紹介ページの右上のあたり
※三塁側は出口側になるので午後は混雑するかと思います。
□参加表明方法:オフ会掲示板にて受付(各キャリアの携帯電話に対応しています)
※当日は私の携帯電話に書き込みを転送するように設定しておきます。
 個人情報保護のため、メールアドレス欄にアドレスを入力しても掲示板にメールアドレスは表示されないようにしていますが、私の携帯電話にはメールアドレスを送るようにしています。
□当日の参加者判別方法:この画像のようにユーザ名を顔記号で挟んだ状態にしたNINTENDO DSを持参する。
※強制ではありませんが、この状態にしておくことで会場内の別の場所でもオフ会参加者を捕捉できるようになります。
 ピクトチャットのAルームとBルームはこの手のイベントの際に満員になったり荒れたりするようなので、ピクトチャット入室はDルームを使ってください。
 DSは十分に充電して置いてください。
 DSをお持ちでない方は掲示板で連絡するようにしてください。

おそらく午前中は各自ブースをまわって、一通り落ち着いてきた午後に対戦が出来るようになるかと思います。午前中に合流できた方々は近くのショッピングモールで昼食会が開けるかと思いますが、非常に混雑することが予想されるので、昼飯時は避けたほうがよいでしょう。ちょっと遅らせるか閉会時間まで我慢した方が良いかも。休憩所での飲食は許可されているので、食糧持ち込みでも良いかもしれません。

閉会後は近くのナムコ直営ゲーセンに隣接したカラオケボックスで歌わずにDSで対戦なんてのも考えています。外で対戦するには寒い季節なので・・。


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