2014年03月22日
生ハム原木を買ってはいけない
先日、フルマラソンを完走した自分へのご褒美として「生ハム原木」を購入した。
通常、生ハムはスライスされた状態で販売されているが、「原木」はスライスされる前の熟成された豚の足そのものを指す。水分が抜けて固く、見た目が木のようなので原木と呼ばれるようになったようだ。
これで、いつでも手軽に好きなだけ生ハムを食べ放題だとウキウキしていたのだが、現実はそんなに甘くはなかった。同じような不幸を生まないように、生ハム原木を購入して残念だったことを列挙しようと思う。
楽天の「ハイ食材室」で、たまに販売される期間限定の格安生ハム原木を購入した。1万円台前半で、生ハム原木の設置台と専用のナイフがついてくるお得なセットだ。amazonでも、1万円台のセット商品はたまに販売されているが、一般的な生ハム原木は器具なしで3万円以上はするようだ。
要するに買ったのは言い方が悪いが「安物」ということになる。
とりあえず生ハム原木がほしいというのであれば、比較的割安だが、それなりのクオリティを求めると高額の出費を覚悟しないといけない。そういう意味でも、生ハム原木購入はおすすめできない。
期間限定品のため、購入してから発送まで長い間待たされたのも生殺し感が強かったが、届いてから室温になじませるために数日放置しておく必要があるのも辛かった。
目の前に肉の塊があるのに数日眺めているという悲しさを想像して欲しい。そういう意味でも、生ハム原木購入はおすすめできない。