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2005年08月29日

マリオ20周年CM、新バージョン放送開始

8月29日からゲームボーイミクロの新しいCMが放送を開始した。それにあわせてHAPPY!MARIO 20thのページも更新され、早速新しいCMが掲載された

CMに出演するのは妻夫木聡木村カエラ宮藤官九郎の三人。それぞれ、スーパーマリオブラザーズ、ドクターマリオ&パネルでポン、マリオテニスアドバンスをプレイしている。

20周年記念サイトではそのほかにマリオの20年の歴史CM出演者インタビューも掲載されている。

メディアギャラリーには他にもCMのバリエーションが掲載されているが、そしてミクロへ篇 Aはなかなか気づきにくい仕掛けが施してある。一種のバグ技なのだが、スターで無敵化して、その時間制限が切れる直前にポールをつかむと音楽が本来とは違う鳴り方をする。普通はポールをつかむとすぐに「ちゃらららららーらーら」とクリア音が鳴るが、スター効果が残ってるとゲーム開始直後の「ちゃらっらっららっらっ」という音楽が少しだけ流れるのだ。ついでにタイムの下一桁が6秒の時に出てくる花火もしっかりゲットしている。芸が細かいなあ。今回の妻夫木聡バージョンでも最後に無限1UPをやってたりする。見慣れたマリオもミクロの小さい画面で見ると何となく新鮮だ。

ゲームボーイミクロと言えばファミコンバージョンがamazonで完全に品切れになってしまったようだ。PLAY-YAN同梱バージョンも品切れ。発売までの間にamazonに再入荷する可能性がないわけではない。予約で品切れになる人気商品でもどこからか在庫をかき集めるらしく、何度もチェックしているとときどき購入ボタンが出てくることもある。だが、あまり期待できそうにないので店頭で買った方が良いだろう。発売当日が火曜日というあまり一般的ではない発売日なので、月曜発売だったジャンプスーパースターズ同様フライングなどのイレギュラーな事態が多発するものと思われる。発売当日にはすでに品切れ・・・なんてこともありえそうだ。確実に手に入れるなら予約は欠かせないだろう。

※現在(8/31)、amazonでゲームボーイミクロファミコンバージョンおよび同PLAY-YAN同梱版が普通に予約可能になっている。ただ、この状態もいつまで続くか分からないけど・・・

2005年08月27日

ミクロCMに妻夫木聡、木村カエラ、宮藤官九郎

8月29日から放送されるゲームボーイミクロのCMに妻夫木聡、木村カエラ、宮藤官九郎が出演することが明らかになった。事前に台本などを用意せず、はじめて触れたときの素の様子をオンエアする。

DSのCMと同じパターンだなあ・・。木村カエラが「触っても良いですかぁ?」と言い放ってくれると期待してみる。

ミクロのCMということは、スーパーマリオ20周年のCMとは別なのだろうか?

2005年08月27日

DSでBIOHAZARD1をリメイク

カプコンはNINTENDO DS用にバイオハザード(第一作)のリメイク作である「BIOHAZARD Deadly Silence」を発売する。発売日および価格は未定。

バイオハザードは最初にプレイステーションで発売されたオリジナルの他に、ディレクターズカット版やデュアルショック対応版、Windows版、サターン版、そしてゲームキューブ版と様々なプラットフォームで発売された。完全リニューアルとなったゲームキューブ版が「biohazard」と小文字になっている以外はBIOHAZARDと大文字表記になっている。今回も大文字だ。

小文字のbiohazardシリーズはゲームキューブの独占供給・・・のはずだったのだが、小文字bioの事実上の最終作となるbiohazard4PS2版の発売が予定されている。ちなみにXbox360とPS3で発売予定の5はBIOHAZARD5と大文字に戻った。

ところで、DS版のサブタイトルはDeadly Silenceだが、これを略するとDSだ。似たようなタイトルの付け方では鋼の錬金術師 Dual Sympathy~2人の絆~ミスタードリラー ドリルスピリッツなんてのもある。そういえばドリラーはGBA版でもドリラーエースと名乗っていたなあ。

2005年08月23日

バンドブラザーズの追加楽曲発表

投票で上位20曲に入った楽曲を収録した「大合奏!バンドブラザーズ 追加曲カートリッジ」を発売するバーバラサマキャンペーンが先日締め切られ、収録楽曲が発表された。任天堂楽曲が9曲追加されたほか、2曲が調整中となっていて、合計で31曲となっている。

「大合奏!バンドブラザーズ 追加曲カートリッジ」の形状はゲームボーイアドバンス専用ソフトと同じだが、特殊なカートリッジとなっており単体で遊ぶことは出来ない。ニンテンドーDSのDSカードスロットに「大合奏!バンドブラザーズ」、GBAスロットに追加曲カートリッジを装着し、バンドブラザーズを起動すると、追加曲カートリッジからデータを読み出してその曲をプレイできる仕様になっている。発売は9月26日、価格は2,350円。モノがモノだけに一般の小売店での販売はなく、任天堂のオンライン通販のみの販路となっている。送料は450円で、送料込みの価格は2,800円となる。支払い方法はクレジットカードと代金引換を選択可能だ。

リストは以下の通り
曲名 アーティスト名
リライト ASIAN KUNG-Fu GENERATION
ツバサ アンダーグラフ
SMILY 大塚愛
Dragostea Din Te(恋のマイアヒ) O-Zone
お願い!セニョリータ ORANGE RANGE
ORANGE RANGE
ラヴ・パレード ORANGE RANGE
さくら ケツメイシ
ここにしか咲かない花 コブクロ
青いベンチ サスケ
月光花 Janne Da Arc
全力少年 スキマスイッチ
世界に一つだけの花 SMAP
Starry Heavens day after tomorrow
天体観測 BUMP OF CHICKEN
DAYS FLOW
ネオメロドラマティック ポルノグラフィティ
マツケンサンバ パート2 松平健
ハッピー☆マテリアル 麻帆良学園中等部2-A
調整中 調整中
あずさ2号 狩人
調整中 調整中
曲名 作品名
とことこヨッシー★ キャッチ!タッチ!ヨッシー!
スライダー スーパーマリオ64DS
アシュリーのテーマ さわるメイドインワリオ
テーマ曲 ドンキーコングジャングルビート
スターウルフのテーマ スターフォックス64
やまへのみち 新・鬼ケ島
タイトルテーマ どうぶつの森+
あゆみのテーマ ファミコン探偵倶楽部
アスレチック ヨッシーアイランド


いかにも投票で決めましたと言わんばかりのラインナップだ。90年代J-POPも欲しかったなあ。任天堂楽曲は、無線での配布曲やpdfで楽譜を配っていた曲と一部重複している。アーティスト名は五十音順に並んでいるので、狩人のあずさ二号は投票上位というわけではなく、ランク外からの収録曲と思われる。ということは、残りの2曲はランク入りしているにも関わらずレコード会社と調整中の曲が1曲と、ランク外に1曲なのだろうか。

まあ、バーバラさまも「そのまま上から20曲いれちゃうわよ!バランスなんて知ったこっちゃないわ!」とおっしゃられているので、妙な偏りがあるのは仕様と言うことで。ついでに、「ちょっとー何この○○○○・○○○○○とか×の××××って」という発言もあるが、この伏せ字が何を意味するのかは各自の想像に任せたい。

また、この追加曲カートリッジの仕様として「点数の保存ができません」と記述されている。あくまで追加カートリッジは読み込み専用で、データのセーブはDS側で行う仕様なのだろう。仕方がないと言えば仕方がないが、ちょっと中途半端な気がしないでもない。

さて、すでに販売が開始されていたので早速注文した。しばらく待つと、注文の確定メールが送られてきたが、ひょっとすると「ご注文番号」の末尾5桁は通し番号ではないだろうか?この推測が正しければ、平日昼でまだ発表から半日しか経っていないが、すでに2000件近くの注文が入っているようだ。ソフト自体がたしか10万本も売れていなかったことを考えるとわりと順調そうだ。

2005年08月23日

やっぱり出た。2コンバージョンフェイスプレート

ファミコンバージョンのゲームボーイミクロがファミコンの1コンを模したデザインだったので、きっと着せ替えフェイスプレートとして2コンタイプが出るんだろうなあと思っていたら、記事を書いたその日にクラブニンテンドーからのメールで限定品として2コンのフェイスプレートが出るお知らせが届いた。願いが通じたよ!

クラブニンテンドー限定品ということで、市販はされず、クラブニンテンドーポイント200ポイントと交換になる。当然、デザインではマイクが付いているがマイクとしては動作しない。2コンなのにセレクトとスタートボタンが付いているという無粋なツッコミは無用だ。

フェイスプレートと言えば、バンプレストが9月15日に発売するスーパーロボット大戦Jキャンペーンとして、同ソフトのシリアルナンバーとゲームボーイミクロのシリアルナンバーを登録すると抽選で10,000名にオリジナルフェイスプレートがプレゼントされる。1万名ということはかなり当選率は高そうだ。

さて、このフェイスプレートだが、今のところ通常販売されるデザインや価格は公表されていない。一体いくらぐらいになるのだろうか?クラブニンテンドーポイントはプレゼントのラインナップから推測すると、およそ1ポイントが5円換算になる。ということは、200ポイントは700~1200円ぐらいになるだろうか。980円だとちょっと割高感があるので880円と予想してみる。どうだろうか。

2005年08月22日

さよなら、プレイやん。こんにちは、PLAY-YAN micro

任天堂およびカノープス(ソフトとセット販売)のみで発売されていた、ゲームボーイアドバンスSPおよびNINTENDO DS用の携帯メディアプレイヤソフト「プレイやん」が9月11日で販売終了することが発表された。

そして、9月13日、ゲームボーイミクロと同日にPLAY-YAN microが発売される。価格はPLAY-YAN microのみで5,000円、MediaStage同梱版で6,000円となっている。今回も一般の小売店では販売されず、任天堂の直販amazonヨドバシカメラTSUTAYAオンラインの4カ所のネット通販のみとなっている。amazonではゲームボーイミクロ本体との同梱版(ゲームボーイミクロ(ファミコンバージョン)+「PLAY-YAN micro & MediaStage セット」 お買い得パック)も販売され、1,301円という微妙な値引きが行われている。

基本的にはプレイやんとPLAY-YAN microは同じ物で外寸や規格はまったく同じなのだ、内部のソフトがバージョンアップおよびリニューアルされており、画面の雰囲気が変わってしまっている。以前はいかにも脱力系のやる気のなさそうなキャラが使われていたが、PLAY-YAN microでは良く言えばスタイリッシュに、悪く言えば淡泊になった。ゲームボーイミクロ自体が20代以上もターゲット層にしていて、手のひらサイズの手軽なメディアプレイヤとして違和感なく使用できるように配慮してのことだろう。まあ、それでもカーソルが人型だったり、戻る機能が非常口だったりと茶目っ気はある。

プレイやんが出たときは限定販売だったり、唐突に現れた雰囲気があったので実験的な意味合いの強い周辺機器だと思っていたが、今度はわりと本気のように感じられる。というのも、わりと寸法の大きいSPやDSと違って、ミクロは極端に小さい。その分、画面が小さく見づらくなってしまっているのは否めないが、液晶はバックライトを搭載しているし、解像度自体はSPと変わらない。なにより手のひらに収まり、胸ポケットに収納できるサイズがプレイやんの実用度を格段に向上させているように思える。amazonでミクロ本体とセット販売しているのをみると、ミクロ自体をメディアプレイヤとして活用していくつもりなのかもしれないと感じられるのだ。

ちなみにSDカードは付属しないので別に買う必要がある。512MBのものだとamazonで4,880円、1GBで7,980円(ただし、あとで1,000円分ギフト券がもらえる)となっている。
ミクロとPLAY-YANと動画ソフト、それにSDカードを足すと512MBで21,579円、1GBで24,679円(-1,000円ギフト券)だ。画質や画面サイズにこだわらないなら、購入時の選択肢に入れても良さそうな値段といえるのではないだろうか。

2005年08月22日

ゲームボーイミクロファミコンバージョンのデザイン公開

秘密のベールに包まれていたゲームボーイミクロのファミコンバージョンのデザインが公開されたamazonでも予約受付を開始している。

独特な小豆色の本体ボディに搭載されたフェイスプレートはストレートにファミリーコンピュータの1コンを模したデザインで、リアルファミコン世代に対して卑怯と思えるぐらいの訴求力があるが、それより下の世代的にはどうなんだろう。せっかく着せ替えできるんだから、2コンデザインの替えフェイスプレートは出るんですよね?出ると思って良いんですよね?

今回のデザイン公開に先立って、スーパーマリオブラザーズ生誕20周年サイトが公開され、メディアギャラリーではファミコンのコントローラとファミコンバージョンゲームボーイミクロを使ったテレビCMが4パターン掲載されている。掲載枠がまだ下にたくさんあるので発売まで(と、おそらく発売後も)何種類ものCMを放送するようだ。しかし、このCMは実に良い。すごくワクワクする。ファミコンのコントローラとほぼ同じサイズで画面のついた携帯ゲーム機をつかってマリオが遊べるなんて!

2005年08月18日

ゲームボーイミクロ、国内発売は9月13日

任天堂はゲームボーイミクロを9月13日に12,000円で発売すると発表した。本体の他にポーチとACアダプタが付属する。

発売される本体はシルバー、ブラック、ブルー、パープル、ファミコンバージョンの5種類で、ファミコンバージョンのデザインは現在非公開となっている。北米では3枚付属するフェイスプレートは日本での発売時は本体色と同じ1枚のみになる模様。フェイスプレートは別売りされる予定だが、価格やデザインは発表されていない。

ゲームボーイミクロはゲームボーイアドバンス互換のハードだが初代ゲームボーイアドバンスや、SPと異なる点がいくつかある。まず液晶がバックライトのついた明るくて見やすい物に変わっている。ゲームボーイやゲームボーイカラーのソフトが遊べない。コネクタ形状が変わっているため、通信ケーブルや無線アダプタは専用のものを使うか、変換コネクタ(800円)が必要になる。

なお、9月13日にはあっという間に店頭在庫がなくなって入手困難だったファミコンミニ スーパーマリオブラザーズの再販(2,000円)、名作パズルゲームをセットにしたドクターマリオ&パネルでポン(2,000円)、それとマリオテニスアドバンス(3,800円)が発売される。

発売日は大方の予想通りだったと思うが、値段はちょっと高い印象を受けた。この価格で来るなら、DSやSPの値下げはなさそうだ。あとはファミコンバージョンやフェイスプレートのデザインがどれぐらい物欲をそそるものになるのかが気になるところだ。透明プレートとか発売されて自作できると良いなあ。

2005年08月18日

GAMEBOY MICRO、北米で9月19日に発売

任天堂の北米法人、NINTENDO OF AMERICA(NOA)は、GAMEBOY MICRO(ゲームボーイミクロ)を9月19日に99ドル99セントで発売することを発表した

ゲームボーイミクロはゲームボーイアドバンス互換の新ハードで、非常にコンパクトなボディにバックライト液晶を搭載している。詳細は5月に書いた記事を参照していただきたい。

発売されるパッケージはBLACKとSILVERの2種類で、3つの着せ替え可能なフェイスプレイトが付属する。
SILVERに付属するフェイスプレイトは「BLACK」「LADYBUG(レディバグ・てんとう虫)」「AMMONITE(アンモナイト)」の3種類
BLACKに付属するのは「SILVER」「FLAME(フレイム・炎)」「CAMOUFLAGE(カモフラージュ・迷彩柄)」だ。

国内ではいつ発表されるのだろうか?NINTENDO DSの発売が日本に先んじて北米で発売されたのに続いて、新ハードが北米先行ということになりそうな予感・・。9月13日に任天堂がゲームボーイアドバンス用ソフトを3本同時発売するタイミングに出てくれると言うことないのだが。

価格も気になるところだ。現在、北米でのゲームボーイアドバンスSPの価格は79ドル99セントであるのに対して、国内での価格は9,800円だ。1ドル110円換算だと国内のほうが割高な状態になっている。99ドル99セントのMICROが仮に為替レートどおりに価格が決められると、1万円強ということになるだろうか?SPと同価格になることは考えにくいので、SPが値下がりしない限り1万円を切る価格で発売されることはないだろう。

前回の記事に書いたように北米ではNINTENDO DSの価格改定も予定されており、DS-GBM-GBSPの価格が130-100-80と良い感じに価格差がついている。一方で日本国内では現在、8,800円のアドバンスもふくめて、DS-GBSP-GBAの価格が15,000-9,800-8,800となっている。ここにMICROを入れるとどうなるか?できれば全体的に価格を下げて欲しいものだ。旧GBAは製造中止にして、DS-GBM-GBSPが12,800-9,800-8,800あたりでどうかな。

2005年08月17日

NINTENDO DSが北米で値下げ決定

任天堂の北米法人、NINTENDO OF AMERICA(NOA)は、8月21日にNINTENDO DSの本体価格を現在の149ドル99セントから129ドル99セントへ、20ドルの値下げを行うことを発表した

この値下げは8月22日のNintendogsの北米発売の前日となっており、同ソフトへの力の入れようが伝わってくる。また、同じく8月22日は「Advance Wars: Dual Strike」(ファミコンウォーズDS)の発売も予定している。

NOAは価格改定発表の記事内で、日本でのNintendogs人気について、70万本以上の売り上げがあったこと、日本の代表的なゲーム雑誌「ファミ通」で40点満点を記録したことを紹介している。

さて、この北米での価格改定が日本にも影響を及ぼすのかどうか?
日本での現在の定価は税込み15,000円。同じように値下げをすると13,000円前後になると思われるが、今はタイミングを見計らっている状態だろうか?
8月末にサードパーティから5本のソフトの発売が予定されているが、その前に値下げをするとサードパーティへの良いプレゼントになると思うのだが・・

ここで改めて発売カレンダーを見ると不思議なことに気がつく。今月8日のジャンプスーパースターズ以降、任天堂発売のDSソフトがほとんど無いのだ。10月20日のスーパープリンセスピーチしかない。その代わりゲームボーイアドバンスソフトは多数発売する予定だ。やはり、9月のゲームボーイミクロ発売の可能性は高い。

DSを値下げするとしてミクロの前か、それとも後か、もしくはミクロの発売日に値下げをするのか?値下げ発表後は買い控えがあるのでギリギリまで発表しない可能性が高い。9月にミクロが出そうな雰囲気があるのになかなか発表されないのは、DS値下げ発表と同時に行う計画なのかもしれない。

2005年08月14日

ポケモンの新作続々登場

株式会社ポケモンはニンテンドーDS用ソフト「ポケモン トローゼ」を10月20日に発売する。販売は任天堂、開発はポケモンXDとおなじジニアス・ソノリティ。価格は未定となっている。

ポケモントローゼはタッチペンを用いてパネルを動かし、縦か横に4つそろえて消すアクションパズルゲーム。タッチパネルと2画面を駆使したDSらしいゲームとも言えるが、似たようなゲームがすでに出ているのでうまく差別化を図れるか気になるところだ。

このソフトの体験版の配布が8月下旬にポケモンフェスタ2005の横浜会場やポケモンセンターなどで行われる。DSの無線配布なのでお手軽だ。

トローゼ以降も次々と新作ソフトをリリースし来年を予定しているRPGの新作、「ポケットモンスターダイヤモンド」「ポケットモンスターパール」まで四半期に1本程度のペースで発売されていくようだ。

トローゼに次に発売されるのはゲームボーイアドバンス用ソフト「ポケモン不思議のダンジョン 赤の救助隊」とニンテンドーDS用ソフト「ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊」の2本。この2本は同時に発売されるようだ。開発は当然、不思議のダンジョンシリーズのチュンソフト。発売は今冬を予定しており、価格は未定。

初代ポケットモンスターもそうだが、多少内容の違うソフトを同時に2本発売するのはポケモンシリーズでは定番なのだが、別のハードで同時に出すのは今回が初めて。いまさらゲームボーイアドバンス?と考えたくなるが、今年中に新ハード「ゲームボーイミクロ」のリリースが予定されており、任天堂も9月にファミコンミニのスーパーマリオブラザーズの再販や新作のリリースを予定している。うまい具合にDSと棲み分けていく道を模索しているようだ。

救助隊で思い出すのは「不思議のダンジョン 風来のシレンGB2~砂漠の魔城~」で搭載された「風来救助隊」システム。これはゲームオーバーになったあとでパスワードか通信ケーブルで他のプレイヤーから救助して貰うことで、通常は失ってしまうアイテムなどを取り戻す便利なシステムだ。ドリームキャスト版「不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!」ではさらに進化してネットにも対応した。

今回のゲーム内容は一切明らかになっていないが、この救助隊システムがキーになっていることは間違いない。DSの「青の救助隊」では間違いなく無線を使って手軽に救助が出来るようになっているだろう。今年末を予定している、DSからのネット接続に対応してくれれば遠隔地への救助も可能になるかもしれない。

GBA版の「赤の救助隊」はやはり通信ケーブルということになるのだろうか。DSで遊ぶときには通信ケーブルが使えないので救済措置としてパスワードも使えるようになるかもしれない。

さて、「赤の救助隊」でのゲームオーバーを「青の救助隊」で助ける、もしくはその逆は可能だろうか?パスワードであれば可能なのは間違いないが、せっかくDSには2つのゲームスロットがあるのでもっと手軽に連携できるようになればおもしろいのだが。

さらにニンテンドーDSでは「ポケモンレンジャー」が2006年の発売予定でラインナップされている。このソフトはアクションパズルゲームであること以外は不明だが、「ダイヤモンド」「パール」との連携が行われるらしい。・・DS同士で連携ってことはハードが2つ必要だよなあ。うーん。

2005年08月05日

6-7月発売ゲームの感想など

ご無沙汰しておりました。

さて、1ヶ月以上サボっていたわけなんだが、ゲームは普通に遊んでいたのでまずはその感想を。

超執刀カドゥケウス(amazon)
これはアトラスの手術アクション。非常に出来のいいアクションゲームに仕上がっているお勧めの一本だ。

アクションゲームをプレイする際に何が面白いのかを考えるといくつかの要素が思い浮かぶが、アクションゲームの「キモ」は大きく分けて2つに別れると思う。「軽快さ」と「達成感」だ。
カドゥケウスは達成感をより重視したつくりになっている。難易度を低く抑えて、どんどん先に進む軽快さを重視したゲームでも、ストーリの節々にイベントシーンを加えたりエンディングを見せたりアイテムを集めさせたりすることで達成感を味わうことが出来るが、カドゥケウスの達成感は一味違う。困難な試練を用意し、プレイヤ自身のスキルが上がることでそれを克服する達成感を味わえるのだ。まあ、要するに手ごたえのある難しいゲームになっている。あんまり難易度が高すぎて、クリアできなきゃムカツクのでそのあたりのさじ加減が難しそうだが、いい感じのバランスを取っていると思う。すぐにリトライできるテンポのよさも幸いして、何度もヽステージを挑戦するのにあまり苦痛に感じることはない。

それに、カドゥケウスはボリュームも満点で、一本道ながらそれなりにストーリも充実しているしクリア後には超難易度の隠しステージまで用意されている。グロテスクな内臓のビジュアルに物怖じしないのであれば間違いなくオススメだ。

やわらかあたま塾(amazon)
なんというか、微妙なソフトだ。ひょっとしたら対戦はすごく面白いのかもしれないが、一人でやるにはあまりに物足りなく感じるし、すぐに飽きてしまうだろう。
同系統のジャンルで非常にクオリティの高い構成になっていた大人のDSトレーニングよりも後に発売してしまったこともこのソフトに不満を覚える要因の一つなのかもしれない。
でも、脱力系のキャラとテーマソングは良い。

押忍!闘え!応援団(amazon)
これはびっくりした。最初の印象がバカゲーで実際に触ったら本当にバカやってて、それでいてしっかりと作りこんであってすごく楽しいのに、どこからどうみてもやっぱりバカで、バカなだけかと思いきやなぜか感動してしまうわけの分からないシロモノなのだ。

このソフトは、割とマイナーな音ゲーであるテクニクティクス(もしくはテクニクビート)をほうふつとさせる、波紋状のオブジェクトをみてタイミングよくペンでつつく音楽ゲームだ。タイミングよくつつく、画面上のボールに合わせてペンをスライドさせる、ペンでぐるぐると円を描く、この三通りの操作を音楽に合わせて延々と続けるだけのソフトなのだが、とにかく演出がすばらしい。

どうすばらしいかというと、前述の通りひたすらバカなのだ。軽快なアップテンポのJPOPのイントロにあわせて70~80年代の少年漫画のような半動画の漫画のコマが2つの画面でストーリを描き、イントロが終わる頃に唐突に応援団が呼び出され、登場する。ゲームはペンを使うため、下画面で展開されるが、背景では3Dポリゴンの応援団が”いかにも”なポーズで演舞している。それがペンでつつく操作と自然にかみ合っているのがかっこよくもあり、バカでもある。1曲はだいたい4パート程度に別れていて、インターバルになると操作する下画面は真っ黒になり上画面で成績に応じて漫画が描かれる。当然内容はバカだ。最後まで演奏するとビートマニアっぽいリザルト画面が表示される。リプレイ機能がついていて自分の演奏を見ることが出来るのだが、むしろリプレイ時に見るべき演奏部分ではなく応援団の演舞だ。プレイ中はなかなか目に付かないが、恐ろしくアグレッシブな動きの応援団たちの動きをリプレイ時にはゆっくりと堪能できる。ミスをしてしまうと演舞が中断するので、是非ノーミスでクリアして彼らの動きを楽しんで欲しい。

収録楽曲は15曲。主に知名度の高いアップテンポなJPOPを集めていて80年代や90年代の楽曲も多い。しかも9月発売予定の175R(イナゴライダー)の新曲「メロディ」が原曲(本人たちによる演奏・歌唱)で先行収録されている。残念ながら他の14曲は別の歌い手さんが歌っているのだが、似せて歌っているようで本人とそっくりな曲もある。15曲と聞くとボリューム不足を感じてしまうかもしれないが、難易度が複数設定されており、別の譜面でプレイできるようになっているので安心していただきたい。高難易度になってくると数回トライしたぐらいでは簡単にクリアできないようになっていて、なかなか飽きさせない。


来週にはジャンプスーパースターズが発売になるが、応援団がまだクリアできていないし、プレイするヒマはあるかなあ。とりあえず週末にトイザらスで体験版を拾ってくる予定だ。


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