2016年10月22日
任天堂は何をSWITCHするのか?
任天堂は、2017年3月に発売する新ゲームハード「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」を正式に発表した。(プレスリリース)
ニンテンドースイッチは液晶を搭載した持ち運び可能な本体、本体を挟み込むように配置された着脱可能な2つのコントローラ「ジョイコン」、本体充電機能とテレビとHDMI接続するための機能を持ったドックで構成される。
Wii U発売前の2012年5月に友人の同人誌に掲載するためのインタビューで「Wii Uの次のハードはどうなるのか」と問われて、「任天堂が携帯ゲーム機と据え置きゲーム機の2ラインを維持し続けるのは困難になって、どちらにも使える一体化したハードが出るのではないか」と答えた。(こちらに全文掲載されています)
4年前以上前にニンテンドースイッチの登場を予見していたことを自慢したいのではなく、当時から同様の予想をしていた人は多く、携帯ゲーム機と据え置きゲーム機が一つになることは、ある意味既定路線ではないかと考えている。
自分の予想としては、ドック側にもGPUを積むタイプだったが、実際はおそらくバッテリ稼働とAC電源稼働で性能が変わるような実装だろう。分離するコントローラに関しては全くの想定外だった。
今回初公開されたPVでは、持ち運びできる据え置きゲーム機というコンセプト中心であり、まだまだ隠している要素が多数あるだろうから、予想の答え合わせはもう少し情報が出てからでいいだろう。
それよりも、任天堂はこのPVで何を見せたかったのかを考えてみたい。