特定のゲームに対して、プレイもせずに批判することはゲーマーとして最低の行為だと思っているが、今回はひとこと言ってやらないと気がすまない。モバゲーで展開されているアイドルマスターシンデレラガールズ(以下、モバマス/モゲマスとも言う)がひどい!
2月14日にモバマスでバレンタインデーイベントが開催され、100を超えるアイドルから特別なメッセージが配信されたと、Twitterで話題になり、togetterでまとめられた。それを見て驚いた。ひどい、ひどすぎる。
いくつか抜粋してみる。
キャラクタ画像そのまま引っ張ってくるのはまずそうだし、ユーザ名も一部含まれていたのでセリフの一部だけをトリミングしてある。
ほほう。
ん?
あれあれ?
うわっ…。
おわかりいただけただろうか…?
文字に関わる仕事をされている方なら全身がむず痒くなって健康を害するレベルかもしれない。
行頭に句読点や閉じ括弧がおかれているだけでは飽きたらず、濁点まで行頭に出没している。要するに禁則処理が全く行われていない。
開発現場がどうなってるのかしらないが、まともであればこれにGOサイン出るわけない。いったいなぜこんなことに。
もしかしたらと思って、等幅フォントにして、濁点を一文字カウントし、空白も含めて全部全角で一文を書き出してみた。
念のためもう一文。
きっちり1行15文字になっている。
モバマスはガラケー(フィーチャーフォンとも言う)とスマートフォンのクロスプラットフォームで、おそらく一番性能の低いガラケーの表示にあわせてこのようなレイアウトにしているのだろう。
結果として、画面が広いうえにプロポーショナルフォントが備わっているスマートフォンで超絶残念な画面になったのではないか。今回見たのがたまたまバレンタインイベントだったが、おそらく他の画面でも似たような感じなんじゃないかなと思う。
というわけで、モバマスの内容がひどいわけでも、イベントがひどいわけでもなく、単にスマートフォンへの移植がいい加減だったというお話でした。楽しんでる皆様方に水をさすつもりはございません。それでも、これにGOサイン出す潔さには感心するわ。気持ち悪くないのかな。