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2011年09月24日

世界で1台しかない貴重なPLAYSTATION3が壊れた

今年の年末は任天堂ソフトの発売ラッシュだなあと思いながら発売カレンダーを見てたら、その反動か知らないけど、10月はあまりソフトが充実しておらず、何を買うか迷いつつ別の用事でビックカメラに行ったついでにゲームコーナーをうろうろしていた。

fuckin_biccamera.jpg

明らかに景品表示法違反と思われる価格表示があって「標準価格25000円っていつの話だよ」と思ったが、見なかったことにして新作コーナーを眺める。

最初はドラゴンクエストI・II・IIIを買おうかとも思ったけどドラクエはファミコン版で散々遊んだので、未プレイのICO/ワンダと巨像セットを購入。

3yen.jpg

支払いは3円だった。

帰宅後、説明書をひと通り読み、さてプレイするかとPLAYSTATION3の電源を入れたとき悲劇が起こった。

fuckin_ps3.jpg

赤い。
赤いのだ。

調べたところ、電源投入時にそのまま電源を押しっぱなしでセーフモードに入れることが判明。
セーブデータは諦めてHDDの初期化など、セーフモードで可能なことをすべて試したが赤画面のままだった。

さて、どうしたものかな…。

修理、買い替え、諦めなど、選択肢はいくつかあるわけだが一つ問題が。
うちのPS3は世界で1台しかない特別な仕様になっているのだ。

買い換えたとしても捨てる訳にはいかないし、修理に出したとして、中身だけ入れ替えで済むかどうか。というか、コレを修理に出すのは勇気がいる。

とりあえずオンライン修理見積もりを試してみたが「12,600~16,800円(税込)」というなかなかのお値段。まあ、仕方がない。
HDDの交換だけで済むなら、自分で交換した方が安上がりなので、それを試してみて、ダメなら修理にだそうと思う。

※当サイトは任天堂ファンサイトです

追記:HDDの故障ではないことは分かった。おとなしく修理に出します。

2011年09月18日

宮本茂の遺伝子がレベルを上げて物理で殴る

ニンテンドー3DSカンファレンスはまさに「レベルを上げて物理で殴る」(※)ような感じだった。続編偏重なのは気になるところだが、有力タイトルをガンガン発表し、「このゲームで遊びたかったら3DSを買え」とユーザに直接訴えかけてきた。
※小細工するよりも力を蓄えて正攻法で押し切ったほうが強いという格言。詳しくはこちら

任天堂のスピード感が以前とはまるで違う。
年末商戦の1ヶ月の間に3Dマリオ最新作(3DS)と、3Dゼルダ最新作(Wii)と、マリオカート最新作(3DS)を連続してぶつけてくるなんて、10年前の任天堂では考えられなかったことだ。

NINTENDO64やゲームキューブの頃の任天堂はもっとスローだった。当時は開発責任者である宮本茂氏への依存度が非常に高く、彼の一存で開発時期が前後していた。実際の開発現場はどうなのか知らないが、少なくとも雑誌記事などの開発者インタビューにおいてはそのように語られていることが多い。

そのため、宮本茂氏が神格化され、宮本茂伝説がまことしやかに語られるようになった(リンク先はジョーク記事です。念のため)

インタビュー記事や伝説が真実ではないにせよ、宮本氏への依存度が高かったのはおそらく事実だろう。開発への関与度は別として、「宮本茂が開発に関与した」とPRすることの意味が大きかった。きっと、宮本ブランドか否かで小売店からの受注も増減していたことだろう。世界を相手にする大企業が一個人に依存することはリスクが大きい。

いつ頃だったか覚えていないが、どこかのインタビューでプロデューサーを育てていると宮本氏が語っていた。今回の発売ラッシュはその成果が実ったものではないだろうか?

発売前なので開発者が明らかになっているソフトは少ないが、マリオカート7のプロデューサーは紺野秀樹氏であることが明らかになっている。紺野氏はマリオカートDS、マリオカートWiiもプロデュースしている。

スーパーマリオ3Dランドは東京制作部の開発とアナウンスされている。
任天堂は東京制作部を2003年に設立。京都のスタッフのほか、外部からの引き抜きを行ったと言われている。東京制作部で最初に作成されたソフトはゲームキューブの「ドンキーコングジャングルビート」で、「スーパーマリオギャラクシー」2作も東京制作部の作品だ。

どうぶつの森は初代からずっと手塚卓志氏が手がけており、今回の3DS版も同じ。

他のタイトル、マリオテニスやルイージマンション2、ペーパーマリオは外部企業の開発。他のタイトルは開発体制が不明なものもあるが、ソフトの数から考えて、多くのタイトルは任天堂以外が開発している可能性が高い。

任天堂が外部会社に開発を委託する場合、丸投げではなく共同開発と言える体制で開発していることが、インタビューで語られている。
そのため、外部委託でも一定のクオリティが保たれている。個人的な感想だが「ゼルダの伝説時のオカリナ3D」の完成度(と再現度)も十分満足できるレベルだった。

実際の開発が任天堂スタッフであるか外部スタッフであるかということよりも、適切な指示を与えるプロデューサ、ディレクターがいれば十分面白いゲームができる。そのためのプロデューサ、ディレクターがかつての任天堂には不足していたのではないだろうか?

宮本氏が後継者を育てることを意識し始めたのはいつぐらいからだろうか?おそらくは任天堂不振の時期、NINTENDO64とゲームキューブが低迷していた頃だろう。それから10年の時を経て、ついに身を結んだと言えるのではないだろうか。

今年の年末商戦はレベルを上げた宮本茂の遺伝子にタコ殴りにされようと思う。

2011年09月13日

ニンテンドー3DSカンファレンス簡易まとめ

とりあえず箇条書きでまとめ。
近いうちにこちらに詳細が出ると思われる。

Wii「ゼルダの伝説 スカイウォードソード」11月23日発売
年内出荷分には25周年オーケストラコンサートスペシャルCDが付属
ゴールド仕様のWiiリモコンプラスが付属する「25周年パック」も数量限定発売

「ジャストダンスWii」10月13日
「星のカービィWii」10月27日

ニンテンドー3DSの新色「ミスティピンク」10月20日発売予定

本体更新で3D動画機能の追加、すれちがいMiiひろばの強化、eショップの改善予定。

「スーパーマリオ 3Dランド」 11月3日発売予定
2D感覚でプレイできる15年目の3Dマリオ
各コースのゴールはスーパーマリオと同じポール。

「マリオカート7」 12月1日発売予定
タイヤ、フレーム、グライダーを個別にカスタマイズ。
WiiFit等で登場するウーフーアイランドコースも登場、3周勝負ではなく、長いコースを一周。
ジュゲムがレーサー初参戦。
すれちがい通信でゴースト交換、すれ違い通信した相手とネット対戦。
ジャイロ操作でハンドル操作も可能。主観カメラと併用。

「マリオテニス(仮称)」2012年発売予定
「ペーパーマリオ(仮称)」2012年発売予定
「ルイージマンション2」2012年発売予定
「マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック」2012年春発売予定

「どうぶつの森(仮称)」2012年発売予定
こんどは自分自身が村長になる。秘書もいる。
たぬきちは不動産屋に転職した。
服が上下別デザインになり、スカートやズボンが選べるようになった。
浜辺が広くなり、海で泳げるようになった。
どうぶつたちのサイズに幅が出るようになった。リスは小さめ、クマは大きめ。
家具を工房でカスタマイズ可能。家の外観は屋根以外もカスタマイズ可能になる。
村のはずれに住宅展示場があり、すれちがい通信で出会った人の家が見られる。

「トモダチコレクション(仮称)」発売日未定
「GIRLS MODE(仮称)」2012年発売予定
「カルチョビット(仮称)」2012年発売予定
「カルドセプト」2012年発売予定
「心霊カメラ~憑いてる手帳~」発売日未定
「ファイアーエムブレム(仮称)」 2012年春発売予定、完全新作。

コーエー「真・三國無双 VS」2012年発売予定

セガ「Project mirai(仮)」2012年3月発売予定。
ねんどろいど初音ミクの音楽ゲーム。
AR対応

カプコン「BIOHAZARD REVELATIONS」 2012年初頭発売予定

バンダイナムコ「SDガンダム GGENERATION 3D」2011年12月22日発売予定
バンダイナムコ「ACECOMBAT 3D CROSS RUMBLE」今冬発売予定
バンダイナムコ「TEKKEN 3D PRIME EDITION」今冬発売予定
3D対戦格闘+3D映画

スクウェアエニックス「BRAVELY DEFAULT」2012年発売予定
新作RPG

スクウェアエニックス「シアトリズム ファイナルファタンジー」今冬発売予定
ファイナルファンタジーのリズムアクション
画面構成は「押忍!闘え!応援団」に似ているが、応援団と違って譜面を直接タッチしない。上画面を見ながら下画面をタッチしてプレイ。

スクウェアエニックス「スライムもりもりドラゴンクエスト3 大海賊としっぽ団」2011年11月2日発売予定
レベルファイブ「ガールズRPG シンデレライフ」 2011年発売予定

コナミ「NEWラブプラス」2011年12月8日発売予定
コナミ「METAL GEAR SOLID SNAKE EATER 3D」今冬発売予定

「新・光神話パルテナの鏡」 は延期して2012年第1四半期発売予定
オリジナル短編3Dアニメーションを無料配信。Production I.G.、STUDIO4℃、シャフトの三社が制作。
黒いピットが敵として登場

カプコン「モンスターハンター3(トライ)G」 12月10日発売 5800円
カプコン「モンスターハンター4(仮称)」 ニンテンドー3DSで開発中
まさかのナンバリングタイトル最新版が3DSに。

拡張スライドパッドは1500円、12月10日モンハン3Gと同時発売
対応ソフトは現在のところ6本

モンスターハンター3G
BIOHAZARD REVELATIONS
METAL GEAR SOLID SNAKE EATER 3D
ACECOMBAT 3D CROSS RUMBLE
真・三國無双 VS
KINGDOM HEARTS 3D [Dream Drop Distance]

あとで追記します。

2011年09月11日

ニンテンドー3DSカンファレンスで何が発表されるのか

任天堂は9月13日にマスコミ・関係者向けの発表会ニンテンドー3DSカンファレンス 2011を開催する。当日はUstreamやニコニコ動画で生中継される。

時期的に、毎回ほとんどノータッチの東京ゲームショウの代わりとして開催するのだろう。一体何を発表するのだろうか?

まず、すでにファミ通で発表されている「モンスターハンター3G(トライG)」を実機で動かすのは間違いないだろう。当然、モンスターハンター用にニンテンドー3DSへ右スティック等を追加するアタッチメントも同時に発表されるわけだ。

他にサードパーティ製ソフトでサプライズとなりうるものとしては、海外市場を見据えたFPSタイトルあたりも考えられる。Call of Dutyとか。こちらもアタッチメントに対応するかもしれない。
さらに、アタッチメント不要になる新型機種が出てくるかもしれないが、発売から1年以内に機能や対応ソフトが異なる新型機が出てくるのは非常に印象が悪くなるので可能性は低いだろう。

すでに発表されている、「スーパーマリオ3Dランド」と「マリオカート7」の発売日が発表されることも想像に難くない。年末発売予定なので、実機展示もあるだろう。また、マリオカート7はネットワーク対戦の詳細が発表されることだろう。

他に発表される可能性があるのは
新・光神話 パルテナの鏡
・スマッシュブラザーズ
・どうぶつの森
・F-ZERO
・ポケモン白黒の拡張版
・バーチャルコンソール
あたりだろうか。

先日、Wii/Wii U向けのドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンラインの情報が公開され、ニンテンドー3DSを使ったすれちがい通信に対応すると発表されたが、時期的に今回の発表会で続報はなさそう。

個人的にはニンテンドーDSの脳トレのような、「発表当初はほとんど注目されず、発売日にほとんど売れないが、あとで爆発するソフト」がひっそりと新作タイトル一覧の中に潜んでいることを期待しつつ、発表された全てにタイトルに対して色々と妄想していこうと思う。


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