2005年09月27日
大合奏!バンドブラザーズ追加曲カートリッジ発売
一般からのリクエストをもとに集計した上位曲を収録した大合奏!バンドブラザーズの追加曲カートリッジが9月26日に発売された。発売とは言ってもオンライン通販限定商品であるため26日に予約購入者の手元に届いたと言ったほうが正しいかもしれない。9月27日現在、予想を超える注文のため、購入しても10月上旬まで到着を待たなければならないようだ。
ニンテンドーDSにはDSカードスロットとGBAカートリッジスロットが搭載されており、追加曲をプレイするにはDSカードスロットに「大合奏!バンドブラザーズ」を、GBAカートリッジスロットに「追加曲カートリッジ」を挿入してプレイする必要がある。DSの起動メニュー画面では「DSオプションカートリッジ」という名称で認識される。なお、DS以外のゲームボーイアドバンス対応ハード(GBA/SP、GBM、GBP)にこの追加曲カートリッジを挿入しても遊ぶことは出来ない。
追加曲カートリッジはゲームボーイアドバンスソフトとまったく同一の形状をしているわけだが、DS用ソフトのパッケージに収められている。DSのソフトケースにDSカードとGBAカートリッジを収納するスペースがあったのはこのためなのだろう。今後もDSオプションカートリッジが発売されることがあれば同じ形態で販売されると思われる。DSソフトとオプションカートリッジがセットになって販売されるものも出てくるかもしれない。
さて、実際に何曲かプレイしてみた。最後の難関であるゴールドチケットは越していないものの、一応「ゴッド」まで到達してるんだが、腕がなまっているようでどうにも難しい。というか、一部極悪な譜面が混ざっているようだ。聞いて楽しい曲とプレイして楽しい曲は違うと言うことなのか。ここ最近のヒット曲が多いのでわりと耳にしたフレーズが多く、初見でもそれなりに楽しめる。このあたりは好みの問題なので何とも言い難いのだが、曲リストをみてピンと来た人や、もっと別の曲でバンブラしたい!と言う人にはお勧めの一本と言えそうだ。送料および消費税込みで2,800円と31曲の版権を背負い込んでいる割りにはお得な価格設定になっている。
その価格設定で、様々な部分で割を食っているようだ。まず、説明書が恐ろしく質素だ。おきまりの注意書きを除けば1ページしかない。たった1ページだ。しかもそこに書かれているのは起動方法のみ。いいのか?これ。
まあ、ゲーム自体の説明はバンドブラザーズ本体に付いている説明書を読めと言うことなのだろうが、バンドブラザースの説明書もポスターのような形状で読みづらかったりするので一筋縄ではいかない。わざわざ通販で買う人が遊び方すらわからないと言うことはないだろうが。
説明書やパッケージが投げやりなのは仕方がないとして、もっと困った事がある。追加曲は点数が記録されない仕様になっているのだ。これについては購入ページやパッケージなどあらゆる箇所で注意書きがされているので納得ずくで購入するしかないし、仕様上の問題だったり、セーブ機能を付けることで価格が変わってしまう事を考えれば致し方がないかもしれない。
追加曲を良い成績でクリアしたとしても何の特典もないわけで、そう言う意味では点数は不要なのだが、世の中にはスコアラーという人種が居るし、どのパートをプレイしていてどのパートをまだプレイしていないのかがわからないのは非常に困る。それに対する任天堂の返答はpdfファイルで点数記録シートを作るから印刷して活用してくれというものであった。こちらからダウンロードできる。まあ、「その場しのぎにも程がある」と言っているだけあってすごい投げやりな形式なのだが・・。
1シート1曲形式なので、追加された31曲を記録しようとしたら31枚印刷が必要だ。うーん。
使いやすい記録シートがなければ作ればいい。・・・というわけで、作った。
request_selection_list.pdf(pdf形式)
request_selection_list.xls(Excel形式)
※IEの場合は右クリックして「対象をファイルに保存」を推奨
印刷するならpdf版が良いかと思う。点数を書くのが面倒なら、プレイしたパートにチェックを入れるだけでもしておけば一通り遊ぶときに便利だろう。どのレベルかを示すチェック欄も付けているので3レベルともプレイする人は3枚印刷するといいだろう。
印刷した場合、何度も点数を更新する人にはちょっと使いづらいかもしれないが、そういう場合はExcelの画面上で点数を書くと良いかと思う。平均値を計算したり、難易度別に別シートにしたり、自分で使いやすいように編集して使って欲しい。
チェックシートだけでは物足りない感じがしたのでパート別楽器一覧もおまけとして付けている。こちらはあまり使い道はないと思うが。
別にこのファイルを転載したり直接リンクを張ったりしても一向に構わないが、出来れば記事へのリンクにしてくれたほうがありがたいので何卒よろしく。