2019年08月01日
衝撃的ニュースのあとに攻撃対象を探すのはやめよう
7月18日に京都アニメーション第1スタジオで起きた事件は、国内外に衝撃を与えた。
私自身も京アニ作品が好きだし、友人に京アニ関係者もおり(無事でした)、ひどく心を痛めている。
世界中から支援の輪が広がり、7月末時点で寄付金が10億を超えたという。私も京アニの口座開設と同時に1万円の寄付を行い、貯金箱に溜まっていた1万円弱の硬貨はアニメイト店頭の募金箱に投入してきた。今後も機会があれば寄付を続けたいし、彼らの作品に対してお金を使っていきたい。
※寄付の公表については8年前のこちらの記事をご参照ください
寄付は黙ってやった方がいいの?アピールしちゃだめなの?
飛び交うデマ
多くの人たちが心配する中、事件後の混乱状態で様々な情報が飛び交い、その中にはデマや根拠のない憶測が多数含まれていた。
・第1スタジオは防火基準を満たしていなかった
・普段はロックされているセキュリティがNHKの取材のために解除されていた
・NHKのディレクターと容疑者に接点があった
・容疑者から殺害予告が来ていたのに放置していた
他にも根も葉もない上交は大量に流れていたが、これらの情報はいずれも否定されている。
混乱している状況下で誤った情報が流れることは仕方がない部分はあるものの、誤った情報がなぜこれほどまでに拡散されたのだろうか。