2016年09月06日
「君の名は。」美しくて、まぶしい物語
今年はとにかく映画を多く観ている。映画の作品数ではなく、鑑賞回数が多い。
ある映画のせいで、同じ映画を繰り返し観る習慣がついてしまった。
新海誠監督のアニメ「君の名は。」も公開1週間で、4回観てしまった。あと数回は観ることになりそうだし、Blu-rayが発売されたら買うだろう。パンフ、サントラ、小説版、スピンオフ小説、公式ビジュアルガイド等も確保済みだ。
映画館に通い詰める毎日で、この作品の予告を数十回見せられたのだから、そういう運命だったのかもしれない。断片的な情報を与えられ続けて、本編を見た瞬間に一目ぼれした。まるで、三葉と瀧のようだ。
1回目の鑑賞は公開初日の夜。
すでに午前中の上映で鑑賞した友人から絶賛の声と、泣ける映画だという情報が入っていた。私はもともと涙もろいタイプではあるが、人前で我慢しようと思えばある程度はコントロール可能だ。だが、この作品は躊躇せず泣くべきだろう判断し、席についてすぐ、ハンカチを用意した。
これもある映画のせいで人前で涙をながすことに対するハードルがものすごく下がってしまったせいだ。
以下、映画のネタバレ含む。