まず前書きとして。E3っつったって大半の人は知らないし関心もないわけで、何度か説明したけどもう一度説明を。E3なんて短い名前だからなんかの略称だと言うことは分かる。ま、正式名称を書けばソレで終わりなんだけど、名前の由来なんってのは名称を付けた本人と定義づけ好きな一部の人以外は意味がないものなので割愛。簡単に言えばE3は毎年5月ぐらいにアメリカでやるゲームっつーか、家電系エンタテインメント関連の展示会のこと。展示会をやるからって別に騒ぐ事じゃないが、世界一の規模でやるからここで大きな発表をすることが多いわけ。んで、ゲームキューブ発表もここでやってたのね。前置き終わり。
昨年のE3はぱっとしなかったけど、今年は先日書いたとおり「ニンテンドー・ディーエス」の発表がすでに決まってる。んで、今朝の日経朝刊によると来年(2005年)中にゲームキューブ用周辺機器を出すらしい。時期的には今年のE3での軽く発表するのが自然そう。わざわざ周辺機器を出すのは、後継機をしばらく出すつもりはないからソフト面での強化を図るための措置とかなんとか日経に書いてた。PSXの例を挙げるまでもなくIT家電化でハードウェア面で技術力が必要な時代になったのは明らかだし、任天堂は内部に最先端のチップを設計するような部署はない。そうなると、以前から言われているとおり「異質な製品」で単純な進化だけじゃなく色々とオモチャ的なモノを出して、揺さぶりをかける攻勢になるわけだ。ディーエスもGCの周辺機器もその「異質な製品」って事なんだろうな。
で、日経に書いてあるようにしばらくGCの後続マシン、ま、つまり据え置き型家庭用ゲーム機の「次世代機」は出さない、と。その記事が出たとたんに手のひらを返したように「誤解だ、E3で新型ゲーム機を発表する」ときたもんだ。
本来の意図としては「2005-2006年ぐらいにPS2後継、Xbox後継が出るらしいね。さすがにウチも今年出すのは見送りだよ。」って感じだったのに「2005-2006年に出すつもりはない、当面見送る」と受け止めかねない文面になったようで慌てて訂正したんじゃないかな。日経の記事が出た昨日1日で、株価が10,100→9,770と大きく下がったのも要因かも。(※初出時に株価を書き間違えておりました。訂正しております)
それはさておき、E3では3つの発表が来そうってことが分かった。まず、ニンテンドー・ディーエス。これは今年中に発売するつもりのようだから当然実機とソフトがでてくる。楽しみだ。ゲームキューブの後継機は早くて2005年、ないしは2006年で他者との情報戦もあるからコンセプトだけで終わる可能性が高そう。
で、自分としては一番気になるのがゲームキューブの周辺機器。あー、いちいちゲームキューブの周辺機器と書くのは面倒だ。「GC-DD」と仮称を付けよう。意味?名前の由来なんってのは所詮付けた本人の自己満足だから気にしないことだよ。気にするとハゲよ。
さて、GC-DD(仮)だが単なる周辺機器じゃこんな発表の仕方はしないだろう。もし発売して買ってみたらタルコンガのようなものだったら怒る。きっとスゴイモノに違いない。私の勘は当たるんだ。ゲームキューブに周辺機器を差し込む方法は5つ。可能性低い順に並べてみました。
1.メモリカードスロット→意味不明、却下。
2.ハイスピードポート→本体と同梱してまで売ったゲームボーイアダプタと排他仕様にするか?望み薄
3.シリアルポート1→モデムとかブロードバンドアダプタ刺さってるんだけど・・・利用率低いからありかも
4.コントローラポート→ここに刺しちゃうと入力装置になるんだけど、ここに刺す機械は色んなハードで無尽蔵に出てる。まだ手つかずの分野があるのか。
5.シリアルポート2→これをつかう周辺機器はまだ出てない。可能性高いかも
どこに刺すにしても対応ソフトがダメダメだったら共倒れ。がんばれ!GC-DD(仮)
情報提供:サンタフェさん
任天堂、次世代ゲーム機投入は当面見送り(日経)
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