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2005年06月18日

6月21日から稼動開始の「すれちがい通信中継所」の設置場所を公表

任天堂はニンテンドーDS用ソフト「nintendogs」のすれちがい通信機能をより便利にするための"中継所"を6月21日に全国各地に設置する。

詳細は任天堂公式サイト、もしくはプロモーションサイトのTouch-DS.jpにて。

すれちがい通信はニンテンドーDSの持つ無線機能を利用し、それぞれのnintendogsのソフト上で飼育している子犬の情報を相手のDSに送り、子犬同士を交流させるシステム。2台のnintendogsをすれちがい待機状態にしたDSが通信可能な距離に接近すると、自動的に通信が行われるのだが、ある程度人が集まる場所でないと通信が成立しにくい。ユーザーも増えてきて、ターミナル駅や電気街などでは容易にすれちがうことができるのだが、やはり地方ではすれちがいは困難だ。

それを補うために「すれちがい中継所」が稼動するようになる。中継所の役目は現在預かっている子犬を渡し、次に来る人のために子犬を預かること。預かるとは言ってもデータのコピーが保存されるだけで、手元から子犬がいなくなるわけではない。要は直接のやり取りではなく、リレー形式になるということだ。その場所に行けば必ずすれちがえる。

そういった便利スポットができるのは非常にありがたいのだが、発表された設置個所リストは・・・なんだろう・・?妙に関東に偏っているような・・・

まず、設置される駅は関東のJR9駅(東京×2/有楽町/池袋/新宿/渋谷/品川/吉祥寺/横浜/千葉)と非常に偏っている。これらの駅は元から人が多いので中継所なしでもすれちがい出来そうなものだが・・・。
さらに、ランキング入りした商品のみ扱う駅近辺に展開される東急系列の店舗「ランキンランキン」7店舗(渋谷店/自由が丘店/大手町店/北千住店/上大岡店/福岡天神店)にも設置される。一応福岡にも1店舗あるが、それ以外は東京と横浜だけだ。ちなみにここでの設置は7月4日までとなっている。駅や他の店舗では撤去日は未定のようだ。

また、家電店にも設置されるが、こちらは約60箇所と割と多い。リストを見るとやはり関東がずば抜けて多く、約60箇所のうち半分が関東だ。秋葉原のソフマップなんて中継所は必要ないんじゃないかなあ・・・。それでも、駅よりは郊外店が多く、東京の23区外や他県でも県庁所在地以外の市に設置されている。
まあ、一応「設置店鋪は後日追加される予定です。」とあるので、増えては来るのだろうけど、もう少し地方を優遇して欲しいものだ。

個人的な話をすると、福岡では週末に天神や博多駅に行けば割とすれちがいに成功している。だいたい1時間ほど動き回れば1回以上はすれちがえているようだ。先月と今月と大阪に出かけているが、こちらはもっとすれ違える。日本橋や難波、梅田など人の多いところを歩けばものの10分程度ですれ違える。ある場所ですれ違った人と数分後に別の場所ですれちがったことや、ゲームと無関係の飲み会でなぜか過半数以上が犬を連れていたなんてこともあった。DSのオフ会でもちょうど半分だったのになあ・・・。なんだかんだで30人ほどすれちがいしている。

普通にすれちがいをするだけでも、かばんの中に放り込んだDSがいつのまにか通信している感覚が新鮮で楽しいのだが、もっと楽しむためにはいろいろと工夫するといい。自分はすれ違った犬の芸のリストを必ず見るようにしている。普通に「おて」や「おすわり」と名前をつけている人が多いが、ちょっと工夫した名前をつけている人も多いので見ていて楽しい。
飼い主のコメントや白いレコードに録音したボイスメッセージにも工夫があるとうれしい。自分はコメント欄にURLをいれて、白いレコードは携帯の着メロから拾った音を入れている。メール用の着メロがちょうど良い長さだ。

2005年06月11日

超執刀カドゥケウスに注目!

アトラスはニンテンドーDS用SF外科手術アクション「超執刀カドゥケウス」を6月16日に発売する。定価は税込み5,040円で、amazonでの販売価格は4,284円(送料、消費税込み)

おおざっぱにゲーム内容を説明すると、ペン操作のみでメスや注射、ピンセットなどをつかい患者を治療する手術ゲーム。・・・ちょっとおおざっぱすぎるか。公式サイトで詳しくシステムを説明しているのでそちらをみて欲しい。

5月末まで店頭での体験版配布を行っており、実際にプレイしてみたのだが手術ゲームというキワモノの題材を扱いながら、SFの要素を取り込むことでリアルさからくるエグみを排除しつつ、ペンによる操作を効果的に使ったスピーディで硬派なアクションゲームに仕上がっていた。これは面白い。さすがに、体験版の時点で数時間やり込みが出来たメテオスと比べると劣るが、スコアやランク表示などどっぷりとはまりこめそうな要素が入っている。開発者によると「少年ジャンプコミック全12巻の漫画を、一気に読み終えるくらい」のボリュームがあるらしい。そして、手術道具や病巣のバリエーションでいくらでも広げられそうなシステムなのでかなり期待できそうだ。

その、見た目と内容のギャップがやや大さのためか、ダウンロードサービス以外の店頭体験会を全国各地で開催している。他にもゲーム専門学校のヒューマンで開発スタッフを交えた体験会も開催される。ちょうど用事で大阪に行くので、本日の大阪校での体験会に潜り込むつもりだ。何かいい話が聞けるといいな。
というわけで、これから愛犬をポケットに忍ばせて大阪に遊びに行ってまいります。

2005年06月09日

任天堂、DSの無線サービスの詳細などを明らかに

任天堂は6月7日に都内で経営方針説明会を実施した。主に先日のE3で明らかにした情報を補足する形でいくつかの新情報が明らかになった。

次世代ゲーム機「REVOLUTION」についての詳細は年内に明らかにするとし、それまで価格、発売日、コントローラ、タイトルなどは非公開とした。
また、nintendogsおよび大人のDSトレーニングで今までゲームから離れていた小学生女児や20代後半~30代などの層に訴求できたことに触れ、REVOLUTIONでも家族みんなが触れられるものにするつもりのようだ。
ゲーム機のパワフルすぎる性能向上ではなく、省スペース、省電力などに向上した技術を注ぎ、現在未公開となっているコントローラにも力を入れ、「『REVOLUTION』のコントローラにはサプライズを感じてもらえると思う」と自信満々のようだ。

ファミコン~NINTENDO64の過去のソフトをダウンロードしてプレイするサービスに関して、E3のときに発表した際に課金に対してコメントを行わなかったため、一部で無料であると認識されたようだが、任天堂のソフトに関しても基本的に有償での配布となるようだ。ただし、キャンペーン等での無料配布なども視野に入れているとのことだ。
REVOLUTIONには512MBのフラッシュROMが内蔵されているが、この領域に関してダウンロードしたソフトやセーブデータの記録、本体機能の拡張に使われることを明らかにし、ダウンロードしたソフトで容量がいっぱいになった際にはSDカードを経由してパソコン上でも管理できるようになるようだ。

さらに今年秋の発売が予定されているゲームボーイミクロについては、携帯電話ゲームからのリプレイスを狙ったようで、フェイスプレートの交換などファッショナブルなデザインにこだわりを持っているようだ。あいかわらず価格は未定だが、小さくても安売りするつもりはないとのこと。

一方、ニンテンドーDSでは年内に無線LANスポットを設置することをすでに発表していたが、その規模が1,000ヶ所規模のスタートであること、25社が賛同していることを明らかにした。
また、今回はじめて明らかとなった情報としては、「nintendogsすれちがいい中継所」を駅や小売店に6月25日から段階的に設置していくことが明らかとなった。
これはnintendogsでのすれちがい通信を補助するもので、通信状態で近くにいくと直前に近くを通りがかったユーザーの犬とすれ違うことができる。自分の犬はつぎに近くを通りかがった人のDSに遊びに行く形になる。直接のすれちがいとはちがって、リレーのような形になるようだ。

また、無線LANスポットの設置と同じくして家庭からの無線通信も始まることになりそうだが、それに関して、「USBポートに棒のようなものを取り付ける」という、専用(あるいは推奨)のUSB無線アダプタの発売を示唆するような発言もあった。無線ルータよりも手軽でよさそうだ。

2005年06月09日

DSの新色「レッド」が8月に発売

任天堂は既存の5色のニンテンドーDSにつづく、6色目の「レッド」を8月8日に発売する。その名のとおり、燃えるような赤を基調としたボディで底面及びボタンは黒となっている。

また、任天堂は、同日に集英社の週刊少年ジャンプのキャラクタを多数起用した、ニンテンドーDS用ソフト「JUMP SUPER STARS」を発売する。ジャンプの誌上ではこのソフトに合わせて発売されるといったニュアンスの文章が掲載されていたが、ジャンプのロゴが入るなどの特別な仕様はなく通常のカラーバリエーション展開のようだ。

シックな色合いのモノクロ系2色についで、ポップなパステルカラーの2色が出ていただけに、このどぎつい赤色はかなり目立ちそうだ。つぎは一体どんな色が出てくるのだろうか?任天堂が新ハードを出すたびにトイザらスがゴールドを発売していたが、DSでも出てくる・・・のかなぁ。

2005年06月08日

ホットサマーキャンペーンでオリジナル刻印DSが当たる

任天堂は7月1日から8月31日の期間にニンテンドーDS本体、もしくは新作ソフトを購入すると抽選でオリジナル刻印入りニンテンドーDSなどが当たる、「ホットサマーキャンペーン」を開催する。

応募にはクラブニンテンドーへの入会が必須で、該当商品のシリアル番号を登録した後で賞品を選べば抽選権を得られる。なお、クラブニンテンドーは携帯電話にも対応している。

ニンテンドーDS本体は1台で1口、ソフトはゲームキューブ、ニンテンドーDSまたはゲームボーイアドバンス用ソフトで7月1日から8月31日の間に新発売されたもの2本で1口となっている。一人当たりの応募上限は本体3口、ソフト3口(6本)の合計6口までで、同一タイトルを重複して登録することは出来ない。

賞品はオリジナル刻印入りDS本体が5色それぞれ200台ずつの1,000名、オーディオプレイヤーセットが1,000名、オリジナルDSケースが1,000名ずつ3色で3,000名となっており、合計で4,000名に賞品が当たる。

オリジナル刻印入りDSは発売予定のレッドを除いた市販されている5色に、それぞれワイヤフレームで描かれたマリオやワリオなどのキャラクタのデザインがなされており、キャラクタの下に当選者の名前やメッセージを刻印するため、世界で1台しかないデザインのDSとなる。刻印可能な文字種や文字数は不明。

以下の5種類を選ぶことができる
・ピュアホワイト・マリオ
・プラチナシルバー・ワリオ
・グラファイトブラック・クッパ
・キャンディピンク・ピーチ
・ターコイズブルー・ヨッシー

オーディオプレイヤセットはパナソニックのSV-SD100Vにゲームミュージックが記録された非売品のSDカードが付属する。

専用ケースは今回のキャンペーン用ロゴがデザインされたものでmaster-piece製となっている。

任天堂の発売カレンダーを見ると、7月と8月はそこそこたくさんのソフトがあるが・・・ちょっと微妙なラインナップかもしれない。今月は充実しているのになあ。


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