2006年12月29日

2006年任天堂10大ニュース


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みなさま今年1年おつかれさまでした。というわけで、この1年を振り返ってみようと思う。適当に振り返ると締まりが悪いのでとりあえず10大ニュースで。順位は意味があるように見えてあまり意味はない。まあ、なんとなく。

それでは、10位から順に発表。


10.バーチャルコンソールが他社ハードに対応(03月24日)
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Wiiで過去のゲームハード用に発売されたソフトをダウンロードし、遊ぶことの出来るバーチャルコンソールに任天堂のハードだけではなく、PCエンジンとメガドライブが対応することをGame Developers Conference 2006の基調講演で岩田社長で発表した。
その後、9月の記者向け発表会Wii PreviewでMSXにも対応することを発表した。
バーチャルコンソールにおける微妙に高く感じる価格と、なかなか出そろわないラインナップは既存の流通(小売店、問屋など)を刺激しないようにする戦略だと思われる。利用率が高まっていけば、年末年始商戦や夏休みと言った時期以外の、新作ソフトのリリースがとぎれる時期に過去の話題作を大量放出する戦略も今後は見られるかも知れない。

9.Wii体験会開催(11月03日-11月26日)
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一昨年のニンテンドーDS体験会から2年、会場数こそは減ったが、広さでは前回を超える規模でWii体験会が開催された。どの会場も大賑わいで、特に「ゼルダの伝説トワイライトプリンセス」は行列が昼過ぎに締め切られる事態となった。
会場では、明らかにゲームマニアではない若いカップル、親子連れや高齢者の姿が見られたのが印象的だった。


8.不具合発生続々(10月-12月)
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ソフトもハードも順調に売れ、良いことばかりのように見えた1年だったが、問題がなかったわけではない。大ヒットとなったポケットモンスターダイヤモンドとパールは、特定の操作でプレイ続行が不可能になる不具合が発生した。幸い、セーブデータを修正することで対応可能な問題だったため、DSステーションで修正プログラムを配信することでデータを修復することができた。しかし、この不具合を利用することで、通常のプレイでは入手不可能な伝説のポケモンを手に入れられるという情報が広まり、意図的に不具合を発生させるユーザが多発することとなった。
また、ニンテンドーDSでは外部メーカに製造を委託したACアダプタに発熱する不具合が発覚し、Wiiのリモコンに取り付けてあるストラップの強度が不足していることも問題視され、交換されることとなった。ACアダプタは明らかな不具合であり、任天堂も謝罪しているが、ストラップの強度問題は不具合とはされておらず、あくまで安心して楽しんで貰うための交換としている。
今年は任天堂以外のメーカでもソフトの不具合による交換や延期は相次いでおり、ハードウェア、ソフトウェアの複雑化に伴うこれらの問題は今後も増えていきそうだ。不具合の発生を減らすことが最も重要なのは確かだが、起こってしまった不具合にどう対応するかでそのメーカの真価が問われることになる。


7.Wii価格、詳細発表(05月10日、09月14日)
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来年から規模が縮小されることが決定したE3では、Wiiのソフトラインナップや、今まで明らかにされていなかったリモコンのスピーカなどの詳細が発表された。まだまだ隠し要素があるのではないかという見方もあったが、結局E3の時点で発表された以外のハードウェアの変更はなかった。ちなみにこのE3で任天堂は、最も会場を沸かせた功績を称えられゲーム批評家賞の最優秀賞を受賞した。
その後、9月になり記者向けの発表会Wii Previewで同時発売ソフトと、12月2日の発売日、25,000円の価格が発表された。事前の予想では25,000円と、19,800円の2つの価格帯が多く、結局スーパーファミコンから4世代連続で同じ価格に落ち着くこととなった。
2005年の東京ゲームショウで明らかにされたWiiリモコンのインパクトが強烈で、2006年に開示された情報は、価格も含めてサプライズと呼べるものではなかった。ただ、同時期に発売されたPlaystation3の599ドルと比較すると、半額以下となりそれなりに話題にはなった。

6.ポケモン発売、DS史上最大の売り上げに(09月28日)
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大ヒットシリーズの最新作がニンテンドーDSに登場。2005年末に発売された「おいでよどうぶつの森」や「もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」、2006年春の「Newスーパーマリオブラザーズ」といった300万本以上を売り上げる超大ヒット作をあっという間に追い越し、実売数で400万本を突破、出荷数では500万本を超える超超大ヒット作となった。
当然のごとく2006年の年間チャートトップに躍り出ることとなったが、発売から3ヶ月が過ぎても勢いが衰えず来年の年間ランキングでも上位に食い込むことが予想される。一方で、これらのソフトと連動するWii用ソフト「ポケモンバトルレボリューション」は比較的静かな滑り出しとなった。Wii本体普及に伴い、これからじわじわと売れていくことになるのだろうか。


5.NINTENDO DS Lite発売(03月02日)
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2005年末にもっと脳トレが発売され、またたく間に100万本を超えるセールスを記録する中で、ニンテンドーDS本体は忽然と市場からその姿を消してしまった。任天堂は出荷が遅れていることをお詫びしたが、それからしばらくして唐突に新機種「ニンテンドーDS Lite」を発表した。発売は発表からわずか1ヶ月強しかないという非常に短期間のものだった。
そのDS Liteも生産上のトラブルで予定されていた3色のラインナップのうち、2色を延期。発売当日も予定をはるかに下回る数量しか出荷することが出来なかった。当然のごとく発売日当日は購入希望の人たちで大混乱。その後、Yahoo!オークション等で定価よりも高い値段で取引されることとなった。
あくまでニンテンドーDSのバリエーションのひとつという話だったが、Liteの発売直前に従来型機の出荷が激減し、その後はほとんど出荷されなくなった。現在は生産されていないといわれている。上位機種ではなく、事実上のモデルチェンジといえるだろう。


4.Wii名称発表(04月28日)
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それまで仮名称としてRevolutionと呼ばれていた任天堂の新ハードの正式名称が「Wii」であることが唐突にウェブサイト上で発表された。詳細や価格の発表よりも、この名称のインパクトは大きかった。
日本語での読みは「ウィー」。英語のWe(我々)や、フランス語のOui(はい/Yes)に近い発音となる。
たったアルファベット3文字で、ほとんどの言語で既存の語彙に含まれていない綴り、なおかつネガティブな印象を受けないこの新語は、あっという間に任天堂の新ハードであることと関連づけられて世界中に広まることとなった。今ではgoogleで数億件のページがヒットする。名称を決めたときには検索エンジンで、他の語と重複しないことが重要な要素の一つだったのではないだろうか。


3.ドラクエ9はDSへ(12月12日)
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日本国内で根強い人気を誇るRPGシリーズのドラゴンクエストの最新作「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」がニンテンドーDSで2007年に発売されることが、スクウェアエニックスから発表された。据置型ゲーム機で出るものと思っていた人たちは大騒ぎ。
ゲーム業界でも嗜好が個人ごとに分散するようになり、以前のように1ソフトでハードシェアがおおきく揺れ動くことは少なくなったと思われるが、少なからずゲーム業界の勢力図がこの発表で塗り変わることとなった。
久しぶりに任天堂ハードでドラクエが遊べる事も重要なのだが、今回、はじめてドラクエとポケモンが同じハードで対決することになる。発売日に1年の差があるため、直接対決とは呼べないが新旧2つの王者が同一プラットホームで競い合うことになるのは感慨深い。
先行するポケモンはすでに500万本にリーチをかけ、まだまだ週間チャートで上位をキープし続けており、最終的な売り上げがどこまで行くのか分からない状態。対するドラクエは過去の作品ではせいぜい400万程度。しかし、ニンテンドーDSユーザにはかつてのドラクエっ子も多く、何より勢いがある。過去最大の売り上げも視野に入れていいのではないだろうか。しかし、携帯ゲーム機に移行したことでの既存ユーザ離れをどれだけ阻止できるのか、新規ユーザをどれだけ取り込めるのか、課題も多い。いったいどうなるか楽しみだ。


2.Wii発売(12月02日)
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発売2日間のWii販売台数は35万台

これを1位に持っていこうとも思ったが、2006年にはとんでもないバケモノがいるので2位にした。
コントローラを握ってボタンとスティックを操作するのではなく、リモコンを振り回すというとんでもない飛躍を遂げた任天堂の新ハードがついに発売。予約受付を行う店舗が多かったものの、当日販売店舗では前日からものすごい行列が出来、12月2日の発売日より前、前夜のうちに整理券を配り終えた店舗まで出る始末。結局初日には40万台が出荷され、予約取り置きや問屋在庫を除いた35万台が当日朝に完売した。
その後も追加出荷分は毎週即日完売。需要の底が見えない状態となっており、当初の予定どおり国内での年内100万台の販売はほぼ確実。しかし、年明け後のソフトラインナップが充実しているとは言いがたく、同時発売ソフトでどれだけの需要を呼び起こし続けられるかが気になるところだ。目標の年度内の全世界600万台の達成は可能と思われるが、その後も勢いを落とすことなく売れ続けられるかは、今後のラインナップしだいと言えそうだ。
初週のソフト売り上げは、ゲーマーが待ち望んだ大人気シリーズ最新作の「ゼルダの伝説トワイライトプリンセス」がWiiの売り上げでは3位。新規タイトルである「Wii Sports」が1位、リモコンが同梱される「はじめてのWii」が2位という結果になった。Wii SportsもはじめてのWiiもWii本体にたいして約50%の売り上げを記録し、全体でみるとWii1台に付き1.8本のソフトが売れた。通常は新ハード発売時に本体1台に付き平均ソフト1本程度が多く、1.8という数字は異例だ。本体の安さと、新しいおもちゃをより深く楽しみたいという消費者心理の表れだろうか。


1.ニンテンドーDS、品切れ解消せず(01月01日-12月31日)
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ニンテンドーDS、国内累計売り上げが700万台に
ニンテンドーDSの国内販売台数が10,000,000台を突破

今年1番の話題はこれ。ニンテンドーDSは年明け早々に品切れを起こしてからというもの、入荷すればその日のうちに売り切れる状態が続き、結局年末になっても入荷日以外は入手が非常に困難という前代未聞にもほどがある事態となった。ハードの好調さにあわせてソフトも飛ぶように売れた。正式なランキングはまだでていないが、2006年の年間ソフトランキングではトップ10位のうち、8本がDSソフトという異常事態となっている。そのうち7本がミリオンヒット、もう一本も年越しの前後に100万本を超える見込みとなっている。
こちらも正式な集計はまだだが、この1年間で日本国内でのニンテンドーDS販売台数は800万台以上。累計では1,400万台超。そのうち、ニンテンドーDS Liteは700万台以上で、国内で販売されたニンテンドーDSのうち、すでに過半数がニンテンドーDS Liteということになる。ちなみにニンテンドーDS Liteは発売後約25週、たった半年で1年以上先行していたPSPの売り上げをものの見事にアッサリと抜き去った。
現在、任天堂は海外出荷分を含めて月産250万台体制となっており、2006年度(2006/04-2007/03)の全世界販売目標の2,000万台を上方修正する可能性もある。ちなみに2005年度末での累計販売台数は1,673万台。
仮に月産250万台を維持すると年間出荷台数は3,000万台となり、2009年度には1億台を突破する。1億台突破は、ゲームボーイが約12年、Playstation2(販売台数ではなく出荷台数で1億台)が5年9ヶ月を要している。国内市場では早ければ2008年上旬にPlaystation2を抜き去る可能性もある。
仕様違いや色違いはあるものの、単一のハードウェアがこれほど短期間に品切れし続けるのは、めったにない。おそらく1997年の第一次たまごっちブーム以来。1996年11月に初代たまごっちが発売され、翌年2月頃にブームに火が付くと数ヶ月にわたって店頭から姿を消し、1997年12月のオスっちメスっちのころにはブームは(すくなくとも自分の周囲では)比較的沈静化していった。1999年にバンダイがメーカー在庫を処分して赤字を計上するまでに国内で2,000万個を販売したとされている。当時のたまごっちは数万円で取引されたり、偽モノが出回るなど、まさに社会現象であったが、2006年のニンテンドーDSは十分すぎるほど社会現象といえるだろう。


まとめ
2007年は膨大な数のハードウェアが日本国中にばらまかれたニンテンドーDSが、いつまで拡大を続けるか、家庭の中でほこりをかぶらないでいられるか、勝負の年となる。脳トレや大作ソフトの続編以外で、ヒットを生み出さなければ、一過性のブームで終わってしまうだろう。先に書いたたまごっちの例を挙げるまでもなく、爆発的に普及した場合、無関心だった人たちが手にしてしまうことが多い。彼らが最初に手にしたソフト以外にも興味を持ってくれるだろうか?本体と1本目のソフトを買わせるための努力と同じぐらい、彼らが2本目、3本目のソフトを手にするための努力が必要だ。その努力を怠ってしまっては、せっかくの普及率も意味がなくなってしまう。

また、まだまだ発売されて間もないが、Wiiにとっても2007年は勝負の年だ。初期のニンテンドーDSがそうであったように、本体の機能を安直に利用しただけのミニゲーム集や、ブームに乗っかった類似ソフトばかりではユーザも満足できず、ソフトメーカの望むような結果は得られない。また、任天堂への一極集中になっているという、ニンテンドーDSと同じ問題をWiiも抱えている。発売当初の勢いを殺さないうちに、Wiiならではの新提案が、任天堂以外のメーカから出てくることが望ましい。

いずれにせよ、ユーザは出てくるソフトを楽しむしかないわけだが、それなりの貢献はしていきたい。良質なのに見向きもされない悲運のソフトを1本でも見つけ出し、みなさんに紹介できるよう、2007年も常にアンテナを張ってゲームを楽しんでいきたいと思う。
─それではみなさん、良いお年を。


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コメント

ゲーマーが待ち望んだタイトル

…の割にはゼルダあんまり売れてないんだよなぁ。リモコンに対する偏見&GC版の発売と風のタクトの失敗が足を引っ張ってるんでしょうか。Wikipediaでは「キラータイトルとしての役目は終わった」とか言われてるし、SONYの小者(名前忘れた)には陰でネチネチ酷評されてるし…。
オサレでリアルなだけのオタっぽいRPGなんかよりだいぶ面白いんだけどなぁ。
もしこのままゼルダが売れなかったら、やがては海外でしか続編が出ないなんて事になるかも…。Wiiがもっと普及すれば売り上げ伸びるんでしょうかね?

こんなに作り込まれたゲームは滅多に無いんだし、任天堂だって珍しく力入れて作ったんだから、もっと色んな人に触れて欲しいです。

たくさん記事がUpされてますね。
これで正月に退屈しなくてすみます(^^)

なつかしい記事がたくさん
すごい1年だったなぁー

ゼルダは、今回GC版も店頭販売するべきだったと思います。
やっぱり、コントローラーでやりたい人はいるだろうし
すぐにはWii買わない人だっているだろうし
ネットで買い物するのに抵抗ある人もいるし
B指定だから小学生は買わないだろうけど・・・でもなぁ

けど、順位徐々に上がり始めてるし
Wii自体もまだ、普及しきってないしこれからかも?

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