2006年12月27日

2006年のマイベストゲームトップ5


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年明け早々にニンテンドーDS Liteが発表されて、いきなり売り切れ、増産を繰り返しても一向に追いつかず、なんだかんだで年末になっても店頭で見かけないという異常事態が続いた2006年。そのほかにもWiiやプレイステーション3が発売されたり、激動の1年だった。ハードの盛り上がりもすごかったが、いったい何事かと思われるようなミリオンヒット続出、しかもその大半が任天堂が発売したDSソフトという訳の分からない状況で、この10年のゲーム業界の歴史の中で最も(任天堂周辺が)エキサイトした年だったのではないだろうか。

と、1段落で今年1年間を振り返ったところで、超個人的な今年のゲームランキングを発表しようと思う。去年一昨年とやったのと同じ。

まずは5位から。

5位:ポケットモンスターダイヤモンド

この10年間携帯ゲーム市場で常にトップを走り続けたと言っても過言ではない、超大ヒットシリーズの最新作。様々なスパイスで味付けられながらも、その根幹は第一作から変わらないことをマンネリと呼ぶのではなく、10年前に今でも通用するシステムを作り上げたことを賞賛したい。あと何作、何年変わらずに居続けるのかが非常に気になるところだ。

欲を言えば、どこまでも深いそのシステムに置いてけぼりを食らった一般ユーザに「まだこんなにやることがあるんだ…」という絶望感ではなく、「ここまでやり遂げた」という達成感をもっと与えるようにして欲しいところ。

十分すぎるほど楽しんだはずなのに、1キャラ育てるのにン十時間という話を聞くと、大盛り牛丼を食らったあとで、隣の席の人が特盛り牛丼に生卵をのっけておかわりしているのを見るような気分に。おなかいっぱいです。ごめんなさい。

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続いて第4位

4位:テトリスDS

ポケモンは10年前に衰退した携帯ゲーム市場を生き返らせた救世主だが、テトリスは18年前に携帯ゲーム市場を0から作り上げた開拓者だ。細かいルール変更はあるが、ゲームの根幹部分は18年前とあまり変わらない。どのメーカーが作っても代わり映えしないはずのこのゲームを、任天堂独自色を前面に押し出して1つの"商品"に作り上げた。お見事だ。

ただ、この作品は任天堂が今現在目指している方向と正反対のベクトルを持っている。岩田氏は6月に経営方針説明会で次のように語った。

例えば「5,800円です。これを買ってください。」と言っても、5,800円分にしようと思ってゲームの本筋とはなんの関係もないゲームモードをいっぱい付けたり、ストーリーモードを付けたり、ムービー付けたり、豪華な絵…絵をいっぱい描いたり、キャラクターを乗せたりというようなことが、起こらざるを得ないのが今のパッケージビジネスの宿命なんですね。ですから、これを根本的に変えたいと思っております。
任天堂経営方針説明会 テキスト起こし6

これはまさにテトリスDSのことではないかなんて思ったり。…テトリスDSは3,800円だけど。
あと2,3年のうちに任天堂の路線がガラリと変わるわけではないと思うが、5年10年と長いスパンで見たときに、こういった作品は激減していくのではないかと思う。まあ、それはそれで仕方のないことだと思う。例えば10年後、そのころの懐古ゲーマーが最新の携帯ゲーム機に搭載されたバーチャルコンソールで、テトリスDSをダウンロードし懐かしがりながらプレイする光景が見られるかも知れない。

そんな余談はさておき、今もっとも手軽に、もっとも快適に、対戦できるテトリスがこの作品。ゴテゴテと余計な要素を付け加えているように見せつつも、良い具合に邪魔しないように出来てる。上画面でちまちま動く任天堂キャラも、どうせプレイ中はそんなに目に入らないわけだし。まああれだ、ショートケーキの苺とか、洋食屋のパセリみたいなもんだ。なんだかんだ言ってこういうオマケ的なモノは、多少商品価格をつり上げることになっても10年後も生き続けるんだろうな…って、ひとつ上の段落で書いたこととまるで違うな。

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3位:Elite Beat Agents(エリートビートエージェント)

「押忍!闘え!応援団」の海外版であり、続編でもある作品。ついでに言うと、なぜかタッチジェネレーションズ作品。
ものすごく面白い作品だと思うし、自分の回りでもプレイした人たちはみんな絶賛しているけど、なぜか人にはお勧めしづらい作品でもある。海外版なので郵送コストが上乗せされて微妙に高いというのもあるが、そもそも、音楽ゲーム自体が好き嫌いの分かれるジャンルでもある。

どこが良いかと問われると、「前奏がスキップできる」だの「譜面が良い」だの「難易度がちょうど良い」だの、ものすごく細かい感想でしか表現できない自分がもどかしい。とにかく、中古でも借り物でも良いから応援団を遊んで欲しい。それで、応援団を気に入った人たちには何が何でも買って欲しい。英語アレルギーでも大丈夫。いや、本当に面白いから。騙されたと思って、是非。是非是非。

というわけで、これが自分の中での今年のニンテンドーDS最高傑作。

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2位:ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス

これを1位に持っていくか、2位に持っていくか非常に悩んだが、(脳内)話し合いの結果2位になった。
風のタクトは世間一般で言われているほど駄目じゃないと思っているのだが、神々のトライフォースも、夢をみる島も、時のオカリナも、ムジュラの仮面も、(…それ以外にもあった気がするけど、無かったことに)全部それぞれ2回以上クリアしているのに、風のタクトだけ2周目の途中で投げ出していたりする。やっぱりね、あの広すぎる海はないよ…。そんなこんなで、ゼルダやりたい病がモヤモヤと頭をもたげてきたところで、このトワイライトプリンセス。嗚呼、これだよ、これがゼルダだよ。待ってました!

レビューまだ書いてないし、クリアしていない人も多いだろうから詳しいことは書かないけど、今回はストーリーも良いんだわ、これが。ところどころに挿入されるムービーの演出なんて圧倒的な出来映えだし、ちょっとしか出てこないキャラのモーションとかすげー気合い入ってるし、それ以外にもあいかわらず細かいところでいろんな仕込みしてて、遊ぶたびに何度も驚かされて、思わず「あー」ってうなっちゃう。

でもまあ、良いところばかりじゃなくて、欠点もある。やっぱり、Wiiである必然性に疑問を感じざるを得なかったところもマイナスポイントだけど、風のタクトを超えられていない部分があるのも気になった。それは敵のモーション。風のタクトの敵は、もっとずっと生き生きとしてたのに、トワイライトプリンセスの敵キャラはなんだか無機質。そこが残念。

ま、そんな細かいところはどうでもいいの。リモコンがイヤならゲームキューブ版買っちゃえばいいわけだし、敵は、まあ、その、なんだ、頭の中で補完すりゃいいってことよ。ってわけで、年明けにでも2回目のプレイに入ろうかなって思ったり。


1位:Wii Sports

というわけで、1位はこの作品のわけなんだけど、ソフト単体の評価だけじゃなくてWii本体の評価も含んでの結果みたいな。ソフト自体は80点で、Wiiリモコンのモーションセンサー機能の使い勝手で+10点、Miiを取り込んで+10点、対戦が楽しくてオマケで5点で100点超えちゃったのでゼルダより上に。発売日以降、1日も欠かさず本当に毎日プレイしている。それでも1度も体力測定で20才取れてないんだけど、5種目ともプロ入りはした。

このソフトも何がどうおもしろいのか説明するのが非常に難しいんだけど、そのへんはいずれレビューで書くつもり。

とにかく、今までにないソフトで、ここまで完成度を高めちゃってるのがスゴイ。テニスのスイングなんて、いったい何種類打ち分けられるんだろうと思えるほどスゴイし、ボウリングのピンも物理演算でもしてるんじゃないかってぐらいに動きがスゴイ。良い感じの難易度設定になっているトレーニングも、気がついたら延々と遊んでたりするのもスゴイ。グラフィックにしたって、下手すると馬鹿にされると思えるほど簡素なのにMiiのおかげで逆に臨場感が上がっていてそれもまたスゴイ。それより何より、対戦が面白すぎてスゴイ。こんな感じで、アホみたいにスゴイを連発しちゃうぐらいスゴイゲームだ。海外で本体同梱にしているだけはある。


そんな感じの2006年ランキングでした。ちなみに次点はファイナルファンタジーIIIとおどるメイドインワリオ。両方とも面白いゲームだけど、ポケモンのほうが上かな。

昨年のランキングで最後に「2006年も2005年並に良作が出そろう事を願っている」と締めたが、杞憂だったみたいだ。去年より全然充実してる。今年はたいして欲しくないゲームに手を出すことが激減したし、欲しくて欲しくてしかたがないゲームも、遊ぶ時間がなくて買うのを諦めたりした。
2007年は(延期しなければ)、スーパーマリオギャラクシーにスマッシュブラザーズX、ドラゴンクエスト9まで出てくる。それに、まだ未発表のスゴイ作品もあるだろう。いやあ、楽しみ楽しみ。


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2006年12月27日:ファイナルファンタジー12レヴァナントウィングの動画公開
2006年12月26日:交換用のWiiリモコンストラップが届いた

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コメント

スポーツは賛否ありますが、自分としても思ってた以上に満足ですねー
測定が種目によって安定せず、なんとも言えない上下が激しいグラフになってますが…
とりあえず、Elite beatagents買っちまいました~メテオスに続き、ここのサイト知らなきゃゲーム存在から気付かなかったかもなのに…

自分も今年は結構ゲームを買ったんですが、満足出来たのは、応援団、マリオ、ポケモン、ゼルダぐらいでしたね(Wiiスポはまだ買ってません)。
MOTHER3はストーリーを重視し過ぎて、RPGとしてはイマイチ楽しめなかったですし、FF3はWi-Fiやらないと遊び尽せない上に、レベル上げの途中にフリーズが多発したので、腹が立って封印しました(注:本体もカートリッジも新品です)。
さて、別に誰も知りたく無い自分の今年のマイベストゲームTOP3は…
3位 応援団
1、2年前のゲームですが、買ったのは今年なのでランクイン。さすがカルト的な人気を誇るゲームですな。下画面がズタズタになる程ハマりましたよ。海外版欲しい…
2位 ポケモンダイパ
世間では新ポケのデザインがあれだとかマンネリだとか言われてますが、やっぱり安定した面白さがありますよね。一見単純に見える戦闘システムですが、実は細かい所が進化してて本当に奥が深くなってます。自分の趣味ポケをじっくり育ててると、あら不思議。もうすっかり廃人です。本当にありがとうございました。Wiiが発売するまでの間、ずっとこれで持ち堪えてました。
1位 ゼル伝トワプリ
まーありきたりですが、やっぱり1位はこれ。発売日に本体が手に入らず、ソフトだけしか買えなくて、本体が入荷されるまでの16日間、転売屋を恨み続けたのも今となってはいい思い出です。本筋から無駄な所まで本当に力が入ってますね。生真面目なファンタジーかと思いきや、所々に入るしょーもないギャグがいい味出してます。
…まぁ正直、風タクがあれだったので、あまり期待はして無かったのですが、本当にいい意味で裏切ってくれましたよ。細かい不満も少々ありますが、それを補って余りある素晴らしい出来でしたので、もう何も言いません。もし、次回作があるのなら、今度は完全にWii専用にして欲しいですね。管理人さんと同じく、あまりWii対応にする必然性が感じられなかったので…。まぁ、任天堂なら大丈夫でしょう。長文失礼しました。

どもです。
自分的に今年の1位はオドルワリオですかね。
2位はゼルダで3位はポケモンクリスタルかな。

理由はワリオの方が手軽さで、ちょこっとやろうかなで楽しめるソフトですからねぇ。
=だったんですが順位を付けるとそうなるかな

ポケモンは確かに面白いと思いますけど、あんなに種類居るんだから、もう少し手軽にレベル上げとかして欲しかったですね。
レベル100も要らないと思います。

自分の1位は、おいでよ!どうぶつの森ですね。去年発売だけど… Wii発売までほとんど毎日少しづつプレイしてました。
2位はやっぱ、ゼルダ。全て良かった。エンディング泣けるー。
他にも、リズム天国やDSのブラックジャックも良かったです。

どうも、いつも拝見させてもらってます。
買ったソフト数はともかく、選んだ5本中、3本が同じということで「ああ、やっぱりこれは面白いんだなぁ」と感じました。
応援団の海外版を絶賛されているようなので、是非とも遊んでみたいですね。でも応援団は易しいモードでクリアして以来全然やってないんですよね…。
あとゼルダ。これもやってみたいですがGC版とWii版のどっちを買おうか迷ってたりします。

今年のゲームは
1ゼルダですね(GC)
2ポケモンです(1ヶ月で売りましたけど
3動物の森です(今もWiFiしてます)
来年もいいゲームが出そうですね
Wiiを買わないのでDSをやりますが


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