2015年06月12日

Splatoonに学ぶビジネスの極意


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ビジネスで大事なことは、Splatoonが全て教えてくれる。
すべてのビジネスパーソンは今すぐSplatoonをプレイすべきである。いま、すぐにだ。

10killを目指すより、まず塗ろう

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チームでビジネスを行う際に、メンバー全員で共有するゴールを決めることは非常に重要である。
チームメンバーには、それぞれの役割があり、短期的には各自が異なるミッションを抱えているだろうが、目指すべきものはチームの勝利だ。

ワンゲーム事のリザルト画面で表示される数字には3つの指標がある。
ひとつは、最終的なチーム別の塗り面積。
ふたつめは、個人の塗り面積を示すスコア。
もうひとつは、撃ったり撃たれたりした件数を示すキル/デス数だ。

もっとも重要なのは、いうまでもなくチームの勝利を決める塗り面積である。
Splatoonにおける最重要ミッションは敵イカの殲滅ではなく、3分後に地面をより広く塗っていることである。
目的を見失ったチームは、どれだけスコアをのばそうが、キル数を伸ばそうが、みじめな敗者でしかない。

もちろん、イカにも撃ってくださいといわんばかりの場所に無防備に立っているイカを放置することも得策ではない。その時は素直に撃とう。

マーク・ザッカーバーグも言っていた「完璧を目指すより、まず終わらせろ」と。
最優先すべき仕事は、地面を塗ることだ。遠方にいるイカを討つことではない。

これはビジネスでも同じことである。

チーム内の順位よりも、チームの勝利を勝ち取れ

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個人スコアを伸ばすことはさほど難しいことではない。
連射性能の高いシューターを装備し、ステージの中央部、敵の攻撃が激しい場所を塗って塗り替えされて塗ってを繰り返していけばスコアはガンガン伸びる。
キル数も、高台に潜伏して通りがかったイカをチャージャーで撃ったり、イカニンジャで潜伏しつつ移動して背後からローラーで撃てば10killは固いだろう。
しかし、それだけでチームの勝利に結びつくだろうか。

チームメンバー全員が同じようなことをしていれば、結局最後の30秒で逆転を許すことになる。
僅かなポイント差になった時に重要なのは、数%の誤差を確実に獲得できる自陣近くの塗りにくい角や行き止まりの場所だ。

たいていの試合では両チームの面積を合計しても90〜95%程度になる。
残りの5〜10%部分は、3分間いちども両陣営が塗らなかった地面である。
そこを確実に抑えられたかどうかが勝敗を分けることになる。

隙間を塗る作業はスコアが伸びないし、キル数も増えない。だが、そういった地味な作業をこなすチームメンバーがひとりいるだけで勝利はグッと近づくのだ。

これはビジネスでも同じことである。

PDCAのサイクルを上げろ

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現行のレギュラールールでは2種類のマップからランダムで選択して、3分間のマッチを行うようになっている。
そのため、同じマップが連続して出てくる可能性が非常に高い仕組みになっている。
また、基本的に同じメンバーが繰り返し対戦することが多く、一つ前のバトルで見た戦略をそのまま真似することもできる。

つまり、Splatoonではどのように戦うのか戦略を立て、実行し、その結果を評価し、改善するPDCAサイクルを3分間で連続して行うことができる。
PDCAサイクルを高速で回すことで、新たなテクニックを得ることができ、ライバルに差をつけることができる。
マッチングの待ち時間はミニゲームを楽しむ時間ではない。前回のプレイでの敵や味方のプレイヤの動きを思い出し、自分のプレイのどこが悪かったのか、どこを改善すべきなのかを考える時間なのだ。

これはビジネスでも同じことである。

戦場のすべてを把握する視点を持て

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Splatoonの特徴の一つとしてゲームパッドを使ったマップ表示がある。
これは非常に便利なツールで、現在の戦況、味方の位置をひと目で把握できるようになっている。
どちらの陣営が優勢か、どこで戦闘が起きているか、意表をつくようなルートが存在するか、攻め込まれるポイントがあるか、ひと目で分かる。

総てのプレイヤーに与えられた全体を見渡す視点であるゲームパッドを活用できるかどうかが、このゲームの最大の攻略ポイントと言っても過言ではない。
常時戦場を俯瞰で見渡し、刻々と変化する戦況を掌握することで効果的なアクションを起こすことができる。

これはビジネスでも同じことである。

あなたはチームメンバーであり、チームリーダーである

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手元の画面で神の視点を与えられているにもかかわらず、テレビ画面だけを見ていては勝てない。
テレビ画面だけをみて眼前の敵や地面に注目していればKill数やスコアは稼げるだろう。

このゲームはチーム戦である。そして、4人は対等で、リーダーは指定されていない。
つまり、あなたはチームメンバーであり、チームリーダーでもあるといえる。
4人がそれぞれ好き勝手に動くチームと、連携をとって統率されたアクションを起こせるチームのどちらが強いかは明確だ。

ただし、チーム内でのコミュニケーションを取る手段は非常に限られている。
一方通行になるかもしれないが、ゲームパッドでマップを見て戦況を把握しつつ、「カモン」「ナイス」のサインを送り、味方をアシストし続ければ、味方もきっと答えてくれるはずだ。

これはビジネスでも同じことである。

勝利は仲間の力、敗北は自分のミスだと考えるべき

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ランダムマッチングのため、誰が敵になるか、誰が味方になるかは運次第だ。
当然ながら、初心者が味方につくこともあり、それが原因で負けることもある。
敗北した時に「マッチングが悪かった」「味方のあいつのせいだ」と負けた理由を見つけ出すことは簡単である。
しかし、それで成長できるだろうか?

逆に、敵サイドに初心者が多くて味方に上級者が多い状況で勝って「自分の実力だ」と思うこともできる。
それで成長できるだろうか。

与えられた条件の中で、その条件に従った結果を出しているだけなのに、敗北は自分以外に原因があり、勝利は自分の功績だと考えることが成長につながるはずがない。
どんな逆境でも覆す闘志、有利な条件の中でも手を抜かずに最善をつくす芯の強さ、それが次の勝利につながるのではないだろうか。
マッチングだけで勝敗が決まるのであれば、努力など無意味になる。

これはビジネスでも同じことである。

死ぬな。生き延びろ

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3分間の戦闘の中で、最初の2分と最後の1分は大きく戦略が変わる。
特にラスト30秒は非常に重要だ。この時間帯に塗ったエリアを再び塗り替えされることは少ない。
ラスト30秒でいかに多くの面積を塗ることができるかが勝利の分かれ目となる。

一番大事なことは、死なないこと、生き残ることだ。
敵に撃たれると周りに敵色のインクをまき散らし、スタート地点に戻される。しかも復活までは時間がかかる。
大事な大事な時間にまったくの無力になってしまうのだ。
とにかく、死なないようにすることが一番大事だ。

複数の敵に囲まれても、まわりを敵の色に染められても、なんとしてでも生き延びよう。
敵に背を向けても、イカになっても、どんなに見苦しくても、なんでもいい、とにかく生きろ、逃げろ、生き延びろ。
1秒でも長く生き続ければ、味方が助けに来てくれる。味方を信じろ。
味方がスーパージャンプで駆けつけてくれるかもしれない、トルネードで周りの敵を蹴散らしてくれるかもしれない、もしくは敵があきらめて別の場所を塗りに行くかもしれない。

死んでしまっては地面を塗ることができない。なんとしても生き延びるのだ。
未来のことは誰にもわからない。だが、諦めてしまえばそこで終わりだ。
諦めてはいけない。生きていればきっと勝利はつかめる。

これは人生でも同じことである。

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