2007年12月19日

50本レビュー 2本目:「大人のDSゴルフ」


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タイトル:大人のDSゴルフ
発売:任天堂
開発:ディープ
ハード:ニンテンドーDS
発売日:2005年11月10日

派手なエフェクトもなく、奇抜なコースやキャラクタも登場しない。自分で風や高さをもとに飛距離を考え、クラブを選ぶ。悪く言えば不親切、良く言えばストイックでリアル。全体的な雰囲気は非常にシンプルなゴルフゲームで、「地味」の一言に尽きる。

このゲームの一番の特徴はタッチペンでスイングするという点にある。

任天堂がファミリーコンピュータで発売した「ゴルフ」で採用した"タイミング良くAボタンを押す"方式のスイングは脈々と受け継がれ、ゴルフゲームのスタンダードとなっている。グラフィックが3Dになり、実写と見間違えるほどの画質になっても、操作方法は基本的に同じ、画面に出てくるゲージのタイミングにあわせてボタンをタンタンと叩くだけだ。

それに対し、大人のDSゴルフでは画面にペンを当てがい、いったん手前に引いたあとで、勢いよくボールの上を滑らせるという操作方法を採用した。

これがなかなか難しい。ボールのど真ん中を通らないと、ボールが右に左にずれてしまうのだ。ペンを滑らせる速度は、そのままヘッドスピードに変換されるので、ドライバーで長距離を飛ばそうと思ったら、シャッ!と素早くペンを動かす必要がある。慣れるまでは、その速度でペンを動かすと、フックやスライスどころの問題ではなく、空振りしてしまう事すらある。

操作は難しい。難しい分、ドライバーでフェアウェイど真ん中にかっ飛ばせたり、思ったところにアプローチ出来たり、ロングパットを決めたときは本当に気持ちが良い。プレイヤの心の動揺がそのまま結果に表れてしまう操作体系と、クラブ選びに対するヒントの薄さが、従来の親切なゴルフゲームとはまた違う楽しさを与えてくれる。

ゴルフゲームで名をはせた「T&Eソフト」ブランドの作品だけあってゴルフゲームの基本は押さえている。ゲームだからと現実離れしてしまわず、それでいて変化に富んだステージや、2画面を使いさまざまな情報を表示させるなど、細かな部分で良くできていて隙がない。

収録コースは宮崎市に実在するフェニックスカントリークラブの他、10以上のコースが用意され、プレイ中に獲得できる賞金で購入可能なゴルフウェアも多数取りそろえており、ボリュームは多い。ゴルフウェアは飛距離などのパラメータを変化させる性質もある。

ただ、やはり、地味なグラフィックや演出を考えると、タイトルのとおり「大人の」ゲームなのかも知れない。

大人のDSゴルフ大人のDSゴルフ
発売日:2005/11/10
発売元:任天堂
定価:¥4,800


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コメント

今度、大人のゴルフ買おうと思っているんです。実体験は全く無いんですけどね。

隠れた名作タイトルなのでは?と思いました。
こんなレビューまってました!

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