2018年03月31日

SideM沼と私


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一度足を踏み入れたら容易に抜け出すことができないから、オタク向けの趣味のことをよく「沼」と呼ぶ。
沼は恐ろしい。
うかつに近づくと、底で暮らす沼の住民の手がヌッと出てきて足首を掴んでくる。
気を許すとあっという間に沼の底に沈み込み、その後は他の人達を沼に呼び寄せるようになってしまう。

今回は、その沼について新たな知見を得られたので記事にすることにした。
今回の記事は少し長……、いや、相当長いので結論を知りたい人は最後までスクロールするといい。

Webで文章を書く人間として、守っているルールがある。
書籍とは異なり、公開した文章を順番に読んでいくとは限らず、読者の知識量が千差万別であるから、一般的に認知度の低い固有名詞はなるべく正式名称に従い、初出時にある程度説明した上で書くよう心がけている。
今回の記事は、固有名詞が膨大になる上に説明する技量が不足しているため色々と割愛させていただくことにする。いちいち調べる必要はないので、雰囲気だけ味わっていただければ幸いだ。

沼は怖い

沼の話に戻そう。
私も任天堂沼の住民として30年ほど生活しており、20年ほど前からWeb経由であらゆる人達を沼に引きずり込んでいる。
沼の怖さをよく知っているから、今までよその沼はなるべく避けるように過ごしてきた。

当サイトを以前からご覧の方ならご存知のことだろうが、2年ほど前に新たな沼での暮らしを始めた。
キンプリ沼である。
月に1,2回ぐらいしか更新しないサイトなので過去ログを少し見れば、何が起きたかだいたいわかると思う。

そのときの沼への転げ落ち方が客観的に見てだいぶ面白かったようで、それ以降あらゆる沼の人たちが私の足首をつかもうと勧誘するようになってきた。
自分としてもだいぶ面白かったと思ってるので、その経緯をまとめて友人の同人誌に寄稿している。
http://ilya0320.blog14.fc2.com/blog-entry-2415.html

大抵の沼は金がかかる。
そして、沼に注ぎ込むのは金だけではない。時間も奪われる。
「いろんなものをちょっとだけ楽しむ」という器用なことはできず、全力で楽しむ性格なので、複数の沼に全力で掛け持ちすると時間の奪い合いになってしまう。全力で飛び込める沼を複数持つほど人生は長くないのだ。

そのため、「あなたがたの熱心な勧誘は大変ありがたいし、おすすめされているコンテンツも大変魅力的ではあるのだけれど、これ以上沼に沈みたくないのです」と丁重にお断りし続けていた。

SideM沼からの勧誘

断りつつも、それなりに興味を持てたのが「アイドルマスターSideM」だった。端的にいうとアイマスの男性アイドル版だ。また女性向けコンテンツかよ。
あえて興味を持たないよう、聞き流す感じでオススメトークを受けていた。しかし、出てくる内容がいちいち印象が強くて記憶に残ってしまった。

「全員理由(ワケ)ありで、転職してアイドル」「なるほど」
「元フリーターが集まったユニット名がバイト」「えっ」
「姉を奪った病気を根絶するためにアイドルになった元医者」「まってどういうこと」

他にもキンプリに出ている声優がたくさんいると言われたが、正直男性声優には特に興味がない。
ライブパフォーマンスの良さを語られても「男性声優のライブイベントなんて行くわけないだろ」という感じでスルーしていた。(ちなみにキンプリのライブイベントはライブビューイングに行ったし推しのソロ曲で涙ぐんだしBDも買った)

昨年9月末に別の友人主宰の食事会に参加するため上京し、前述のプレゼンをしてくれた友人と再会した。なにやら大量のグッズを持っている。聞くと、SideMのコラボカフェ帰りだという。
この友人は以下「恭二推し」と呼称する。
恭二推し氏は「今夜放送の、エピソード・オブ・ジュピターを見てください」と言ってきた。
アイドルマスター初の男性ユニットであるジュピターは一応知っている。なるほど、彼らのアニメ化か。

ローストホースで旨い馬肉を堪能してホテルに戻り、先程の勧誘のことはすっかり忘れてくつろぎながらSNSを見てると、恭二推し氏がまだ電車移動中でアニメが観られないと嘆いていた。
じゃあ、代わりに観るかとテレビを付けた。まだ始まったばかりのようだ。
冒頭を見逃したものの、まあ面白いアニメだな、曲もいいなという感想で終わった。

翌日、別の友人(北斗推し氏)と新宿のVR ZONEに遊びに行き、SideMのアニメを観たことを告げると、また勧誘を受ける。
北斗推し氏には1年ほど前にもS.E.Mが良いと勧誘を受けていた。
しかし、「男性声優が演じる30代含む元教師アイドルユニット」に興味をもてと言われてもハードルが高い。高すぎる。
最終的に「他の沼で忙しいし、いずれ機会があれば…」とお茶を濁して他の話題に話をそらした。

CD無配

それからしばらくして、キンプリ友達の想楽推し氏から「これ聞いてください」とCDを渡される。アニメSideMの主題歌Reasonである。代金は不要だという。なぜか開封済みだ。他にも何枚か持っており、他の人にも配っていた。
オタク業界七不思議の一つ「なぜか同じCDがを大量に買って開封済みのものを配る」という現象でなのだが、実際に貰ったのは初めてだ。

主題歌CDを貰ったし、アニメも観てくださいというので観ることにする。
ジュピターと涼ちんぐらいしか知らないんだけど。えっ、涼ちんアニメ出ないの……?
あ、バイトってこいつらか。Beitと書くのね。
ピエールかわいいかも。いや、かわいいな。ピエールかわいい。ピエール良い。ピエール尊い。
キンプリのときに学んだ「推しを決めるとより楽しめる」というメソッドをSideMでも活用する。アニメ版はピエールを推そう。
そして、9話のピエールのエンジェルちゃん発言で無事死亡。

その後、クリスマス会的なことを自宅でやったときに遊びに来ていた悠介推し氏がアニメ最速上映を見たいと言うのでみんなで観る(たぶん11話)
応援上映では元気だけれど、うちに遊びに来たときは割とおとなしい悠介推し氏が、画面にWの二人が出てくるたびに悲鳴を上げる。だんだんと「これはやばいコンテンツなのでは」という気持ちが膨らんでいく。

様々な過去を抱えたアイドルたちが同じ目標に向かって進んでいく姿を描いたアニメ版は、自分的にド直球に突き刺さり、最終話「ずっと、ずっと、その先へ」は開始数分でボロボロ泣いてしまった。

今回の記事は、本来ならここで終わる話だ。
みんなからおすすめされたアニメを鑑賞して、最高の気持ちで最終話を迎えた。
いい作品を紹介してくれてありがとう、他にも面白い作品があったら教えてね。

…だが、そうはならなかった。

そして、ライブへ…

46人のキャストが全員揃う3rdライブが開催されるという。
想楽推し氏のCD大量購入はその抽選券を手に入れるためのものだった。

オタクの人達はよくご存知だと思うが、人気ライブにはライブビューイングというものが実施される。
SideMの3rdライブにもライビュがあることを知ってしまった。
「選択に迷ったら面白くなりそうな方を選ぶ」という人生訓を持っている。
目の前にライビュの申込画面がある。申し込むのと、申し込まないの、どっちが面白いか?

答えは明確だった。

「どうせ外れると思うけど運試しのつもりでSideMのライビュ抽選申し込んだ」
そのようなことをSNSに投稿すると、沼の底からものすごい勢いで複数の手が伸びてきた。

情報交換のグループに加入させられ、過去のライブについての情報などがどんどん入ってくる
ボロ泣きした13話はファーストライブを模したものなので、絶対に見ろという。
S.E.Mのダンスも見ておいたほうが良いという。

まさかの現地参加

ここで一つ事件が起きる。
以前からSNSつながりの漣推し氏(会ったことはない)が北九州会場のチケットを2枚確保し、恭二推し氏が同行する予定だったが「Beit2人が来るのに、恭二だけが来ないのがどうしても自分の中で折り合いがつかないから、このチケットであれっくすさんを完全に沼に落として」というオタク以外にはよく理解できない理由で私にチケットを回してきた(私はオタクなのでよく理解できた)
そこまで言われたら現地行くしかないじゃん…。

話は少し前後するのだが、一応アニメ版ではピエールが好きではあるのだが、46人の中での推しが定まっていないという話をすると、水嶋咲という存在を教えられた。
まっっっっっっって、これ、男??????
声どうなってんの???????男性声優????はあ????
女装っ子大好き人間としてバッチリストライクゾーンど真ん中なので推すことにした。
しかし、ピエールも捨てがたい。
初日ライビュと北九州現地のチケットを確保してからも2週間ほどピエールと咲ちゃんの間で揺れ動いた結果、ふたりとも推すことにした。
天使と王子を比べるなんて出来ない。

どうせ行くなら全力で楽しもうと、アイマス界隈で必需品といわれる名刺も用意することにした。
なかなか推しが確定しなかったので、ギリギリになって公式サイトで配布しているデザインのまま「新人プロデューサー ピエール・水嶋咲担当」と書いた名刺を印刷業者に発注した。

幕張の衝撃

そして迎えた幕張初日ライビュ。
早めに到着していた次郎推し氏(1)がカラオケで時間を潰していると言うのでパンフを買ったあと合流して、パンフを観たり13話を見たりしながら開演時間を待つ。
映画館のロビーは痛バが多い。キンプリのときより強そう。意外と男性が多い。

46人のキャストが、狭いステージの上でパフォーマンスをしている。
はっきりいって顔の区別がつかない。予習も足りていないので、コールも周りの人とワンテンポ遅れる。
全体曲と長い挨拶の後、各ユニットのパフォーマンスが始まる。

ドラスタはやはりかっこいい。キンプリのときもそうだったが、たその舞台上での動きはすごい。
3曲目でいきなりBeitがくる。待って、早い。
ほりえるかわいいなー、と思ってたら横から出てきた梅原が白手袋を口でクイッとやって、周りの客席から悲鳴が上がる。自分も変な声が出た。恭二推し氏、現地で死んでるだろ、これ。
続けてカフェパレが出てくる。推しのバーゲンセールか。
古川さんめっちゃ声良い。こばぴょん声が可愛い。そして何よりダンスがかわいい。
4曲目で完全に満足してしまった。

ユニット名すらうろ覚えの人たちのパフォーマンスも、まわりの先輩Pたちがノリノリでコールしてくれるので楽しい。
より深く知っていたら、もっと楽しめることだろう。
北九州の現地に行くまでにもっと知らなくては。

他にも色々書きたいことがあるのだが、S.E.MのFrom Teacher To Future!のダンスで記憶中枢を破壊されたのであまり覚えていない。
ライブ後にロビーで悠介推し氏と次郎推し氏(1)を捕まえて遅めの夕食を食べながら、うっすらとした記憶を辿りつつ語彙のない感想をぶつけ合った。

帰宅後、猛烈な頭痛に襲われる。
きっと脳のキャパシティを超えたのだろう。
正直言ってSideMを舐めていたと思う。
1回のライブで完全に落ちてしまった。
もう、こうなったらとことんやっていこうと3rdライブ7公演、全部行くことにした。

翌日、幕張2日目のライビュに行く。
キャストのスケジュールの都合で、初日以外は5-6ユニットのみの出演となる。
毎回違う演出、曲目でやるわけだ。そりゃ全通したくなるわ。

初っ端にリバマスでディンドンダンして大喜びしたし、サマホリからムンナイつなぐとか色っぽいセトリ用意しやがって。大好き。

SideM_BD.jpg

仙台公演までの間に1stと2ndのBD(計4パッケージ)を注文した。さすがに特典付きは手に入らなかった。
もう引き返せない。

ながにゃん弾き語り事件

仙台公演初日。
これは、事件だった。
Beitもカフェパレも来ないので、正直行くかどうかかなり迷った公演だった。
幕張でハイジョのみんなが青春しているのが楽しげだったので、ハイジョいるなら行くかーという感じでチケットを取った。

ひろひろのソロが終わったあと、ざわつく会場。
ライビュ側では何が起きたのかよくわからない。
その後、スポットライトがピアノとながにゃんを映し出す。
は?まって。マジで?
隣の席の女性は「嘘でしょ…」といって座り込んだ。
自分もペンライトを消して椅子に座り、深呼吸をする。
ジュンはキーボード担当、ソロ曲もピアノの旋律が印象的な曲だ。
ライビュカメラは明らかに緊張したながにゃんの顔と指先を映し出す。
静まり返る会場。意を決した顔で鍵盤に添える指。
いつもどおりの歌声、だけど本人の演奏。
キンプリでは、レオ推しだったので、ながにゃんのプロ意識の高さはよく知っている。
こんなに広い会場で、全国にライブビューイングで流れる中での弾き語り。

ヤバいものを見せられた…と思ったら他のハイジョメンバーが出てくる。
ステージ上にはバンドセット。マジですか…。
お前ら最高だよ。めっちゃ泣いた。

あと、F-LAGSの♡Cupids!の振り付けが超絶可愛くてサイコーだった。

仙台2日目はFRAMEとデートにいったし、ふーくんのソロがやばかった。
ふーくんのファンサぢからなんなの。この子かわいすぎる。

現地へたどり着くまで

この時点で完全に沼に入り込んでいたので、自宅でライブBD鑑賞会を開いたりする。
想楽推し氏や道夫推し氏(1)がいちいち顔のアップになるたびに「顔がいい!」と叫ぶ。
悠介推し氏は割とおとなしいのだが、推しが出るときだけ反応がおかしい。

いままでの傾向である程度北九州公演のセットリストが予想できるようになっていた。
各ユニットのセンターが持ち回りで司会をする、司会はソロをやる、どれかのユニットがトロッコで会場を一周する、2ndライフで披露したソロ曲はやらない。
そうなると、2ndでえのきやととっとを振るパフォーマンスをした咲ちゃんはやらないことになる。ほりえるは最終公演なので確実にソロがある。
とっとが司会&ソロ&トロッコの可能性があると道夫推し氏(1)に言うと「死ぬ」と言われた。

そして、北九州公演の日になった。
物販に出遅れたため昼飯時までに買えそうにない状態だった。
すでに始発で並んでくれていた道夫推し氏(1)と想楽推し氏に代行を頼み、余った時間は会場周りをブラブラしていた。関西からやってきた初対面の道夫推し氏(2)と立ち話をしたりして過ごす。司会&ソロ&トロッコの可能性ありますよ、大丈夫ですか?などと話をする。我ながら性格が悪い。

次郎推し氏(2)が以前から北九州の名店や名物をツイートしてくれていたので、それを参考に昼飯の店を決め、東京から駆けつけた漣推し氏と合流して、道夫推し氏(1)と想楽推し氏も誘って昼食をとる。

現地参加=死

現地の熱気は、ライビュとは全く違う。
推しが生で観られる…とはいえ、ステージは遠かった。
漣推し氏が「小松くんが福岡出身なので方言でMCをするかもしれない」という。キャラ的に「きさん(貴様の意味)」って言うかなーと話をする(実際には「きさんら」と言った)

いよいよ開演。
豆粒みたいなサイズだが、たしかにそこにみんながいる。
ステージ右寄りにカフェパレとBeitが並んでいて、Reasonの手を重ねる振り付けで推し同士がユニットを越えて手を重ねている。あー、もうだめ、もう無理。

とっとが司会。予想が当たった。
そしてソロコーナーの一人目がいきなりほりえる。
歌詞に合わせて階段を使った演出。謎のカエルポーズ振り付け。
そして、曲のラストでピエールがみのりさんを召喚する演出。
さらに3人揃っていないからやらないと思っていたFFFまで。法被!神輿!ラーメン!首絞め青カエール!
最高。来てよかった。もう満足。

誕生日キャラのロウソク消しを客席のペンライトでやるという素敵演出のあと、通路を慌ただしくスタッフが駆け回る。
あっ、これトロッコだ。誰だ!?

ライトアップされたトロッコが出てくる。S.E.Mだーーー!!!
高速道路をドライブする曲で手押しトロッコ!S.E.Mらしい。
後方座席の我々の隣も通る。スポットライトが逆行でえのきやがめっちゃまぶしい。

いやあ、いいものをみた。満足…と思っていると、ステージにこばぴょんが。
は?咲ちゃん???????????
2ndでやったじゃん。3rdでもやってくれるの?生で観ていいの???
まって、なにこれなにこれ。ちょっと。
完全に気が動転してペンライトを持ち上げることもできない棒立ちの状態でボロボロ泣いている
ワンコーラス終わる辺りでバックダンサー役のキャストが出てくる。
は?花束持ってる???みのりさん????
Beit?????ピエール!!!?!?!?!??!?!?!?
まって、ピエール殴られる
明らかに挙動がおかしくなっているのを察知した漣推し氏が「あれっくすさん、大丈夫?呼吸できてる?」と声をかけてくれた。なんと答えたのか覚えていない(初対面なのにすみません)
バックダンサーS.E.Mのときとは違って、Beitの2人は紳士的にエスコートしてくれた。
ねえ、推しが推しのためにベンチにハンカチ敷いてる、なにこれ
46人のメンバーがいて、7公演のうち、自分が唯一現地参加した回で、推し二人両方のソロがあって、片方はもう一人の推しがサポートするとか、そんな偶然ある????
しかも、こんなに素敵な演出で。明日死ぬの?

その後は記憶があまりない。

リバマスでディンドンダンしてたり、2人だけのスマエンやってたり
なんなの、これ、自分のためのセットリストなの。

公演が終了し、ものすごい疲労感に襲われながら漣推し氏を駅まで送り届け、道夫推し氏(1)と想楽推し氏、次郎推し氏(2)と焼肉を食べに行く。
みんな「あれっくすさん、生きてましたか?」と聞いてくるので「死んだので、今ここにいるのはゾンビです」と答える。
肉を食いながら「最高だった」「ものすごく疲れた」「いますぐBDを発売して欲しい」「キャストとスタッフに感謝」という話を20回ぐらいループしていた。

声優のライブで泣き崩れたという時点で、世間一般の感覚からするとだいぶ引くと思うのだが、その話を気持ち悪がらずに共感してくれる友達を持っているのは幸せだ。
ほんと、みんなありがとうございます。
今までずっと勧誘に冷たく対応してすみませんでした。

ここは沼ではない、温泉だ。

沼というと、薄暗くてドロドロとしていて冷たい感じの印象がある。
ここは沼じゃなかった。

あたたかく、いつまでも浸かっていたい温泉だ。
居心地があまりにもいいから、抜け出せない。
そして、他の人を呼びたくなる。

※長時間の入浴は危険です。温泉のある火山地帯は毒ガスが出ていることがあります。


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