スーパーマリオドットボトルキャップを3D写真にする
昨日紹介した、PEPSI×NINTENDOキャンペーンで500mlボトルについてくるドット絵調のボトルキャップだが、どうも写真で見るとその魅力が伝わらない。平面さが強調されてしまう。アングルを工夫することでこの平面とも立体とも取れない絶妙な造形を伝えようとしたが、あまり立体感は伝わらなかったようだ。
さて、あれからコンプリートを目指すべく買い進めていくうちにずいぶんとダブってきた。ダブってきたのをそのまま人に譲ったり捨てるのもなんだかもったいないので、ちょっと遊んでみることにした。
立体写真というものがある。右目用の写真と左目用の写真を撮影位置を変えることで別々のアングルで撮影し、観る際に特殊な機具、もしくは特殊な目線で見ることで立体的に感じられる写真だ。
特殊な目線というのは焦点を写真上ではなく、その奥を観るような遠い目線で見る「平行法」と、寄り目にして写真よりも手前に焦点を合わせ、右目で左、左目で右を見る「交差法」がある。どちらとも出来るかどうかは個人差や慣れがあるので見られない人はとことん見られない。
右目用と左目用に2回に分けて撮影しなくとも、対象物が複数あれば角度を変えて設置し、おなじフレームに収めることで手軽に立体写真を撮ることも可能だ。この場合は「交差法」用の写真になることが多い。
細かい理屈はこのぐらいにして、ダブったボトルキャップをちょっと角度を変えて並べて撮影した。
すべて寄り目による立体視「交差法」で見て欲しい。交差法ができない人はこちらで適当なページを探して練習して欲しい。私に出来ないとかやり方を教えてとか聞かれても個人差があるのでどうにも答えられない。
一応、寄り目にして像をダブらせ、4つになったボトルキャップの真ん中の2つを重ねるようにすると立体視できる・・・はずだ。
なお、以下で紹介する写真8点はすべてクリックすることで拡大表示される。
クリボーの立体写真
確かに立体感は出たが、ちょっと分かりづらい。クリボーよりもブロックとキャップ部分の立体感だけが強調されている感じだ。
続いてハンマーブロスも撮影した。
やはりブロックの立体感は強調されているが、ハンマーブロスのレゴのような細かいドット感はあまり感じられない。
そこで、撮影アングルを変更してみた
撮影アングルを変更した上で、コントラストを強調する絵作りにした。
クリボーの頭部の立体感、両足の位置関係がよく分かる。ブロックもいかにもブロック然とした構えになっている。
地下バージョンのクリボーもいる。こちらも凛々しい。ブロックの質感が絶妙だ。
ゲッソーの目元に注目。なかなか素晴らしい造形だ。
左側のゲッソーの頭部はキズ入りだった。一部塗りもおかしいものがあるし、品質は一定じゃないようだ。
マリオも撮影してみた
元々マリオは平面的な造形になっているが、このアングルだと腕を突き上げる力強さと、足下の緑甲羅の立体感がうまく表現できた。
最期はちょっとしただまし絵のようなもの
マリオとクリボーはカメラから同距離にいるが、立体視をするとクリボーのほうが手前に見える。
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