2007年03月02日

「Game for Future 2007」に行ってきた


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福岡市天神で開催中の「Game for Future 2007」に行ってきた。

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Game for Future 2007は九州に本拠地を置くゲーム開発会社9社による任意団体「GFF」が主催するゲームの体験、資料展示イベントで、福岡市天神の三越前ライオン広場とソラリアプラザで開催している。開催期間は2月26日から3月4日。

GFFのメンバーには、先日「レイトン教授と悪魔の箱」を発表し、ドラゴンクエスト9の開発も行っているレベルファイブや、「.hack」シリーズや「NARUTOアルティメットヒーロー」などの開発を手がけるサイバーコネクトツー、「ジャンプアルティメットスターズ」を開発したガンバリオン、「式神の城」シリーズの開発を行ったアルファシステムなどがいる。

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今回のゲーム体験コーナーでは、合計20台ほどのニンテンドーDS、Playstation2、PSPなどが並べられ、GFFに所属する企業が開発したゲームソフトが体験できた。「レイトン教授と不思議な町」や、「ジャンプアルティメットスターズ」、アルファシステム開発のPSP版「テイルズオブデスティニー2」といった、既に発売済みのソフトがほとんどで、未発売のソフトはたぶん「ローグギャラクシー ディレクターズカット」だけ。WindowsのノートPCもあり、式神の城が動いていた。

ゲーム体験コーナーにはコンパニオンの女性が数人いてカメラ小僧までいた。ローカルなイベントでも来るんだなあ…。余談だが、体験コーナーでレベルファイブの日野社長を見かけた。彼はGFFの会長でもある。

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発売済みのソフトばかりなのでゲーム体験コーナーは、わりとどうでもいい感じなのだが、展示コーナーはなかなか面白かった。普段お目にかかれない内部資料が大量に展示されていた。

「式神の城III」のボスの攻撃パターンを精細に書き記した仕様書、「.hack//G.U」の企画書、NARUTOのデバッグチェックシート、その他多くのゲームキャラの原画などがあった。他にも、大泉洋と堀北真希のサイン入り「レイトン教授と不思議な町」の台本や、同ソフトのムービーシーンの絵コンテ、動画原画なども展示されていた。レイトン教授の台本はさほど厚くなかったが、ローグギャラクシーの台本は、ものすごく分厚い上に複数巻に分かれていた。声優のサインが日野さんあてになっていたので、日野社長の私物を展示していたようだ。

他にもゲーム開発の体験が出来るコーナーがあり、ペンタブレット付きの液晶でローグギャラクシーの登場キャラの顔テクスチャを加工して、その場でゲーム画面に反映させていた。時間が無くて触れなかったが、面白そうだ。

資料の撮影は禁止されていたので実際に見に行ってもらうしかない。近隣の人は買い物ついでに立ち寄ってみてはどうだろうか。

おそらく一般参加者の募集は締め切っていると思うが、日曜日には今回のイベントの一番の目玉、ゲームクリエイターのトークセッション「福岡ゲームクリエイターズ・サミット」が開催される。
浜村弘一、堀井雄二、桜井政博、小島秀夫、名越稔洋、上田文人(順不同、敬称略)が来場する予定。

自分は、先着200名の入場券をなんとか手に入れることが出来た。来週中にはレポートを掲載するのでお楽しみに。


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2007年03月04日:福岡ゲームクリエイターズサミットに行ってきた
2007年03月02日:ニンテンドーDS Lite発売1周年

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日曜日のサミット 遠いので泣く泣く断念したのでレポート楽しみにしてます!


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