2006年11月30日

時雨殿に行ってきました


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先日、京都の嵐山にある小倉百人一首の殿堂「時雨殿」に行ってきました。

時雨殿は任天堂の先代社長、山内氏が私財を投じて建設、任天堂が展示物の開発を行った施設で、訪問者は小倉百人一首の歴史を最先端のテクノロジを通して学ぶことが出来る。

阪急嵐山駅から徒歩15分。見事な紅葉に染まる山々を背景に渡月橋を渡って時雨殿へ。祝日のためか、道中も時雨殿も人で一杯。

時雨殿に到着。入場料800円を支払い、ニンテンドーDSからボタンを取り払ったような外観の時雨殿ナビを手渡されて中へ。

まず目に付くのは巨大なフロアビジョン。45インチのフルハイビジョン液晶モニタが70枚という贅沢な仕様となっている。
天井に碁盤の星のように配置されたセンサーが、手元の時雨殿ナビと連動し、訪問者の立ち位置に沿った内容の表示がナビに映し出される。
ちなみに館内は、他の客やスタッフを撮さない限りは撮影自由。

フロアビジョンに映し出されるのは精細な京都の町並み。よくよくみると、川には水が流れていて、道路には小さな小さな車が動いている。これが第一のアトラクション「京都空中散歩」だ。

手元の時雨殿ナビを操作して「任天堂」を検索

足下に鳥が飛んできて、京都の町並みの上でナビゲートしてくれる。鳥を追いかけてフロアビジョンの上をてくてくと歩いていく。

任天堂に到着。パネルの上に立つと、目的地がズイーンとズームアップされる。屋根の上にはマリオが!手元のナビからはコイン音
ほかにも百人一首の読み手のゆかりの地を探訪することが出来る。足下の名所の解説は手元のナビに表示される。

5分ほどで京都空中散歩が終了。
京都の町並みがいったん夜景に変わる。

パネルが百人一首の絵札に変わる。
これが第2のアトラクション「大きな札」だ。まあ、ようするにカルタ取りだ。
時雨殿ナビの左画面に取るべき札が表示され、足下の70枚の札の中から一致するものをさがして右画面をタッチすると1ポイント。正解すると次の札が表示される。所定の時間内に何枚の札が取れるかを、その場にいる全員で競い合う。最後にxx人中xx位の成績が手元のナビに表示される。
大人数でパネルの上を歩き回ると、ぶつかりそうな気もするが、正解の札は全員別の札が表示されているため、意外とスムーズに歩くことができる。

フロアビジョンの回りには100首の句が書かれた屏風が配置されている。
これは「百歌繚乱」というアトラクション。こちらにも当然のごとく仕掛けがある。

天井のセンサーが立ち位置を関知し、目の前にある句の内容がナビに表示される。
立ち止まって「朗詠」をタッチすると、ナビが句を詠み上げてくれる。解説の表示も可能だ。

京都空中散歩と大きな札をそれぞれ2回ずつ遊ぶと、20分の制限時間が終わり、時雨殿ナビを返却して次のコーナーへ進むことになる。

次のコーナーでは「体感かるた五番勝負」が楽しめる。
畳にタッチパネル液晶が埋め込まれた小部屋に上がり込んで、目の前の大スクリーンに映し出された歌人と百人一首カルタ対決。
あっさり敗北。百人一首なんて高校以来触れてないから全然覚えてないよう。

もう一つのアトラクションは「謎解きの井筒」
井戸のような円形のタッチスクリーンで、百人一首に関係したクイズのようなものを解くゲーム。
水の表現が無駄に豪華だ。画面に触れると波が立つ。

廊下から見える庭が見事。

2階は、この手の施設にありがちな展示場。大会を開くための大広間も兼ねているので無駄に広い。
天皇の~だの我が国の~だので上の句が始まる戦時中のカルタなんかも展示されていた。

いやあ、割とどうでもいい施設だと思っていたが、実際に行ってみるとものすごく楽しかった。
百人一首に興味が無くても、無駄なテクノロジを堪能するだけでも十分に楽しめると思う。

無駄に技術を使っていてもったいないことこの上ないが、商売の上手な任天堂はこの施設の内容をそのままニンテンドーDSのゲームにしてしまった。
圧倒的なスケールの京都探訪には敵わないが、じっくり腰を据えて百人一首を勉強できるので、これはこれで良いかと思う。


タッチで楽しむ百人一首 DS時雨殿(公式サイト)

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コメント

時雨殿、知りませんでした。あれっくす殿はお寺巡りが趣味なのかと思いましたよ。
こういうとこで、伝統文化に貢献しているあたりがすごいんですよねー。
遊び心満載で、だけど、ちゃんと遊び安さを考えている、いい会社ですよねえ。
最先端の技術で、古来の文化を紹介するとは、中々イキな計らいです(^^)

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