2007年02月09日

NINTENDO POWERサービス終了、10年の歴史に終止符


スポンサーリンク

スーパーファミコンとゲームボーイのソフトの書き換えサービス「ニンテンドーパワー」が今月末(2007年2月28日)に終了すると任天堂が発表した

ニンテンドーパワーは書き換え専用のカートリッジ「SFメモリカセット(スーパーファミコン用)」「GBメモリカートリッジ(ゲームボーイ用)」に、複数のゲームを有料で書き込むサービス。1997年9月30日にサービスを開始し、全国のローソンの店頭にある情報端末「ロッピー」を利用してカートリッジに入れるゲームを選択後、ロッピーから出力されるレシートとカートリッジをレジで店員に渡すと、ゲームライターでカートリッジにゲームが書き込んでもらえる。

2002年8月31日に、ローソン店頭での書き換えサービスは終了し、その後は任天堂に直接送付することで書き換えを行っていた。また、書き換え用のカートリッジの販売も同じく終了していたため、カートリッジを持っていない人は中古で手に入れる必要があった。

ニンテンドーパワーのラインナップは、スーパーファミコンやゲームボーイの定番タイトルの他、既にスーパーファミコン市場が縮小していく中で発売のタイミングを見失ったサードパーティのタイトルや、任天堂からは書き換え専用の新作タイトルが20本以上リリースされた。

新作タイトルの一部は、ROMカートリッジと併売されたり、SFメモリカセットに書き込まれた状態の「プリライト版」として一般のゲームショップでも販売されていたが、それ以外のタイトルは書き換えでしか入手できず希少価値が高い。

ただ、新作ソフトとは言ってもファミコンやサテラビューでリリースされたタイトルのリメイクが大半で、任天堂からリリースされた作品には完全新作はほとんどない。

リメイクと言っても異常に完成度の高い「ファミコン探偵倶楽部Part.II うしろに立つ少女」も含まれており、サービス終了は惜しい。Wiiのバーチャルコンソールでリリースされると良いのだが。ピクロスNPシリーズを毎月Wiiでリリースってのもどうかな。

あと、公式サイトの四コマが微妙に毒気を感じさせるこぐるぐるぐる ぐるぐるとなかよしが気になる。こっちはゲームボーイだからバーチャルコンソールで遊べないんだよなあ。


スポンサーリンク


この記事の前後の記事
2007年02月09日:ファイアーエムブレム暁の女神のCM放送開始
2007年02月06日:「Wiiお天気チャンネル」のCM放送開始

最新記事
2024年02月20日:3万アカウントの凍結を見届けた 趣味としてのTwitter(X)スパム報告
2023年06月25日:任天堂株主総会レポート2023
2023年06月21日:レビュー:ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム
2022年06月30日:任天堂株主総会レポート2022
2022年03月15日:Hue Sync Boxで映像とゲームを画面の外から強化する
2021年03月11日:シンエヴァを鑑賞した人たちを鑑賞した[ややネタバレあり]
2021年02月12日:藤子・F・不二雄「ノスタル爺」を読み解く
2021年01月18日:「呪術廻戦」単行本での加筆修正一覧(15巻まで)
2020年09月28日:「2.5次元の誘惑」がとにかく熱い
2020年04月08日:緊急事態宣言が発令された日の雑感


コメント

初めまして。
いつも楽しく拝見しております。
ピクロスNPのVOL.1はWi-Fiで2/1からダウンロード出来るみたいです。

たまに書き換えに行ったらやっぱり書き換えしに行く人いないんでしょうかね…。アルバイトの人じゃとてもやり方が分からないようで、いつも確実に店長的な人が出て来てそれでも十数分かかってましたw

ファミ探2リメイクは是非VCで配信して欲しいですね。
キャラのグラフィックがディスクシステム版のイメージと違くてビックリしたのを覚えてる(駒田先生…)

まだサービスが続いていたことに驚きました。(^-^;
ディスクシステムの書換もそうでしたが、需要が少なくなってもサービスを続ける姿勢は素晴らしいですね。

こぐるぐるぐるはゲームと呼べる質じゃなかったですよ。
即他のゲームに書き換えました。
サイトは面白いんだけどその分だまされた感がすごかったです。

私も驚きました。
ユーザを大事にしてくれる任天堂さんは、スゴいですね。


- N-Styles -