2004年08月02日

NINTENDO DSのソフトラインナップが明らかに


スポンサーリンク

任天堂に裏切られました。

NINTENDO DSの形状などハード面で仮のモノしか発表されていなかったり、ソフトラインナップがイマイチ明らかになっていなかったり、発売日も価格も分からなかったりしたので、期をみて大々的に発表する機会があるんじゃないか、ひょっとしたらスペースワールドが復活するんじゃないかと、つい先日まで邪推しておりました。勝手に。

しかし、任天堂さんは割とどうでもいいタイミングで情報を小出しにしやがりました。雑誌なんかをみるとスペースワールドみたいな一極集中のイベントはやらない、ってはっきり言ってるらしいし、予想通りには行かないようです。予想というか願望だけど。

そんなこんなでNINTENDO DSの国内ラインナップが仮タイトルの状態で明らかに。正式名称っぽいものは一個もなさそうだ。

仮のタイトルしかわからないので、やっぱり何がすごいのかわからない。こりゃ全国各地でDSを触れるイベントをやるしかなさそうだ。

いくら画期的なハードを出したとしてもソフトメーカは全くの新作を出すほどチャレンジャブルでもなく、普通に人気シリーズの外伝的ソフトばかりが目立つ。この中にDSらしさを生かせる作品はないものか、ちょっと考えてみる。

そもそもDSらしさとはなんだろうか。5つほどピックアップしてみた。
1.デュアルスクリーン
2.タッチスクリーン
3.マイク内蔵
4.無線通信
5.GBAにも対応の2スロット
挙げてはみたが5番目はあまり使えそうにない。

今回発表されたタイトルの中からいくつかの作品を取り出し、これらの要素をどう生かせるか考えてみる。全くの新規タイトルは予想が付かないので内容がわかりやすい既存シリーズ物を中心にした。

・任天堂:メイドインワリオDS
 実際にE3での体験版でもいろいろとやっていたが、1~4の要素がミニゲームに盛り込めそうだ。そしてうまく生かせている。

・任天堂:マリオカートDS
 デュアルスクリーンはそれなりに活用できそうだが、タッチスクリーンは不要?アイテム使用をタッチスクリーンに出来そうだが、ちょっと操作しづらい。
 マイクは無くても良さどうだ。無線通信は十分に活用できる。

・任天堂:どうぶつの森DS
 なんと言っても通信対応が重要だ。ローカルのネットワークだけではなく、インターネットにも接続して欲しい。
 デュアルスクリーンもタッチスクリーンもこのゲームには最適。マップとキャラを別に出したり、家具の配置やデザインでペン入力が生かせる。マイクも上手く使えそうだ。
 ある意味DSの最先端ソフトといえる。

・任天堂:メトロイドプライム ハンターズ
 タッチスクリーンでのFPSは一見キツそうだが、そうでもないらしい。

・アトラス:真・女神転生DS
 女神転生でDSをどう生かすかではなく、DSで女神転生をどう生かすかを考えると面白くなりそう。デュアルスクリーンは普通に便利そうだ

・カプコン:ロックマンエグゼ
 メディアミックス展開が著しいのでDSならではの要素を関連商品に生かしそうな雰囲気

・カプコン:逆転裁判
 こりゃマイクで「異議あり」って叫ばずにはいられない。操作パートでタッチスクリーンも大活躍しそうだ。無線機能は使わない気がする

・コーエー:真・三国無双
 デュアルスクリーンでマップを出すぐらいしか考えられない。
 PSPでのスクリーンショットをみても思ったが、パワーが足りないマシンでこのソフトを動かすとキャラが少なくなって寂しい気がする。

・コナミ:キャッスルバニア
 なぜDSで?という印象。DSならではの部分が全然生かせそうにない

・スクウェアエニックス:エッグモンスター ヒーローズ
 半熟英雄外伝とみて間違いなさそう。
 他にも同社の主流GBAタイトルが軒並みDSに流れてきているが、それぞれDSの要素を生かして進化してくれそうな予感。

・セガ:ソニック・ディーエス
 基本的に忙しい操作のソフトをタッチスクリーンで扱うのは難しいと思う。
 新規ハード立ち上げ時のラインナップにぷよぷよが入っていないのは意外。

・チュンソフト:不思議のダンジョン
 なんの問題もなく自然にDSの要素を組み込んでしまいそうな気がする。
 二画面は普通に便利そうだし、基本操作もペンのほうがやりやすいだろう。マイクはオマケ程度の扱いになるか無視されるかのどちらかだと思うが、無線機能の扱いはどうなるか予想がつかない。

・テクモ:Monster Farm
 唯一GBAスロットが生かせそうな作品。GBAスロットに刺したソフトごとに違うモンスターを生成できそう。

・ナムコ:ニューミスタードリラー
 タッチスクリーンでホリススムを動かすのは忙しそうなので勘弁して頂きたい。それ以外の要素は違和感なく盛り込めそう。

ざっと見た感じ、どうぶつの森、逆転裁判、不思議のダンジョンが楽しみ。
これらの共通しているのが、DSならではの要素をくわえてもゲームのメインのおもしろさが変わらないこと、追加された要素がさらにおもしろさを引き立てそうな部分だ。さらに言えば、リアルタイム制に乏しく忙しい操作を必要としないところ。基本的に携帯ゲーム機はアクションには向かないし、タッチスクリーンだと片手保持になり不安定さが増すので、DSでのアクションゲームはメイドインワリオのような短いもののほうが適しているようだ。

ところでゼルダの伝説が入ってないんですけど、出ますよね?四つの剣++みたいなの。


スポンサーリンク


この記事の前後の記事
2004年08月02日:Amazonさん増加中
2004年07月29日:ニンテンドーDSが正式名称に

最新記事
2024年02月20日:3万アカウントの凍結を見届けた 趣味としてのTwitter(X)スパム報告
2023年06月25日:任天堂株主総会レポート2023
2023年06月21日:レビュー:ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム
2022年06月30日:任天堂株主総会レポート2022
2022年03月15日:Hue Sync Boxで映像とゲームを画面の外から強化する
2021年03月11日:シンエヴァを鑑賞した人たちを鑑賞した[ややネタバレあり]
2021年02月12日:藤子・F・不二雄「ノスタル爺」を読み解く
2021年01月18日:「呪術廻戦」単行本での加筆修正一覧(15巻まで)
2020年09月28日:「2.5次元の誘惑」がとにかく熱い
2020年04月08日:緊急事態宣言が発令された日の雑感


コメント

さすが

ドラクエの新作なんかも、出て欲しいですよね?ぼくもいちようDS持ってますけど、ソフトはひとつももってません。早くいいソフトが出て欲しいですよ。出てくれないとDSの意味なくなっちゃうから・・・。


- N-Styles -