2002年04月01日

オウガバトルシリーズの版権がクエストからスクウェアに


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現在発売中の週刊ファミ通4月12日号の巻頭でスクウェア松野泰己さんのインタビューが掲載されており、その中でオウガバトルの版権がスクウェアに移ったことを明らかにした。

オウガバトルシリーズはクエストの看板商品。スーパーファミコンで「伝説のオウガバトル」「タクティクスオウガ」が発売され、その後スタッフの松野氏がスクウェアに入社し「ファイナルファンタジータクティクス(以下FFT)」を開発した。その後、クエストのほかのスタッフが開発した「オウガバトル64」「タクティクスオウガ外伝」は任天堂発売となっている。

今回、FFTがゲームボーイアドバンスで発売されることになるが、続編ではなくアレンジという形で発売する。開発のメインはGBAで外伝を開発した村澤氏が務めるが、‘元クエストのスタッフ’という表現が気になる。

松野氏はFFT以外でもFF12の開発に取り組んでいるためまだ先の話になるが、スクウェアでオウガバトルシリーズを続けていく予定だという。すでに版権をスクウェアが取得したことも口にした。

松野氏の移籍後スクウェアでFFキャラを使って開発したFFT、別の開発メンバーで制作されたオウガバトル64の双方とも以前からのファンの間で不満が多く、ファンとスクウェアの間の溝は大きい。それが埋まるかどうかはスクウェア発売になるオウガバトル最新作の内容次第だろう。


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