2008年04月25日

任天堂2007年度決算まとめ:売上高は過去最高の1兆6724億円


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任天堂は24日に平成20年3月期 決算短信(pdfファイル)を掲載した。それによると、2007年度(平成19年度)の売上高は過去最高の1兆6724億円を記録した。

一昨年昨年に引き続き決算短信に付属の各ハードの売上げ推移をまとめてみた。

ゲームボーイアドバンス(2001年3月21日/9,800円)
ゲームボーイアドバンスSP(2003年2月14日/12,500円)
ゲームボーイミクロ(2005年9月13日/12,000円)
年度 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008
ハード予想
- - 1,900 2,000 1,400 1,020 250 - -
ハード実績
107 1,709 1,565 1,759 1,540 833 434 159 -
ハード累計
107 1,816 2,394 5,140 6,679 7,513 7,946 8,106 -
ソフト予想
- - 5,700 6,000 7,000 5,050 3,000 800 -
ソフト実績
273 4,705 4,051 7,489 8,457 5,936 3,853 1,040 -
ソフト累計
273 4,978 7,122 18,379 26,836 32,772 36,625 37,666 -
装着率
2.55 2.74 3.22
3.58 4.02 4.36 4.61 4.65 -
国内タイトル数
25 143 205 156 165 76 16 0 -
米大陸タイトル数
- 149 221 145 181 170 126 29 -
その他タイトル数
- - 203 142 135 170 109 17 -
ニンテンドーゲームキューブ(2001年9月14日/25,000円)
年度
  2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008
ハード予想
- 400 1,200 600 450 280 - - -
ハード実績
- 380 576 502 392 235 73 16 -
ハード累計
- 380 955 1,457 1,850 2,085 2,159 2,174 -
ソフト予想
- 1,000 3,600 5,000 4,500 3,450 1,500 350 -
ソフト実績
- 1,437 4,614 4,737 4,842 3,279 1,680 259 -
ソフト累計
- 1,437 6,051 10,787 15,629 18,908 20,588 20,847 -
装着率
- 3.78
6.34 7.40 8.45 9.07 9.54 9.59 -
国内タイトル数
- 22 77 89 43 37 7 0 -
米大陸タイトル数
- 42 159 125 99 84 40 3 -
その他タイトル数
- - 150 127 80 67 28 1 -
ニンテンドーDS(2004年12月2日/15,000円)
ニンテンドーDS Lite(2006年3月2日/16,800円)
年度
        2004 2005 2006 2007 2008
ハード予想
- - - - 350 1,240 1,600 2,200 2,800
ハード実績
- - - - 527 1,146 2,356 3,031 -
ハード累計
- - - - 527 1,673 4,029 7,060 9,860
ソフト予想
- - - - 1,500 3,500 7,000 13,000 18,700
ソフト実績
- - - - 1,049 4,995 12,355 18,562 -
ソフト累計
- - - - 1,049 6,044 18,398 36,961 55,661
装着率
- - - - 1.99 3.61 4.57 5.24 5.65
国内タイトル数
- - - - 26 147 272 458 -
米大陸タイトル数
- - - - 18 97 157 295 -
その他タイトル数
- - - - 16 84 162 342 -
Wii(2006年12月2日/25,000円)
年度
            2006 2007 2008
ハード予想
- - - - - - 600 1,400 2,500
ハード実績
- - - - - - 584 1,861 -
ハード累計
- - - - - - 584 2,445 4,945
ソフト予想
- - - - - - 1,700 5,500 17,700
ソフト実績
- - - - - - 2,884 11,960 -
ソフト累計
- - - - - - 2,884 14,844 32,544
装着率
- - - - - - 4.94 6.07 6.59
国内タイトル数
- - - - - - 38 115 -
米大陸タイトル数
- - - - - - 47 194 -
その他タイトル数
- - - - - - 45 184 -
 ※売り上げの単位は万台・万本、タイトル数の単位は本
 ※装着率は「ソフト累計÷ハード累計」
 ※緑色で表記した2007年度の累計、装着率は予想値
 ※赤字は予想を下回った実績値、青字は予想を上回った実績値
 ※ゲームボーイアドバンスシリーズ、ニンテンドーDSシリーズの台数はそれぞれのハードの合算
 ※販売予想台数(本数)は、前年度決算時のもの。中間決算などで修正が行われることがあるが、それは考慮していない。
 ※ゲームボーイアドバンスの2001年度は10日間の実績。
 ※ゲームボーイアドバンスの2001/2002年度の予想は資料なし。
 ※Wiiのバーチャルコンソールソフト、Wiiウェアソフトはソフト売り上げに含まない。


ハード売上げ推移

ソフト売上げ推移

漠然と数字を見ていても分かりづらいので簡単に解説したい。

■Wiiはソフトが飛ぶように売れている

2007年度にWii用ソフトウェアが全世界で1億1,960万本売れている(表の2007年「ソフト実績」の数字)。
あまりにも数が多いのですごいのかすごくないのか非常に分かりづらい。ここで見て欲しいのが2007年度の「ソフト予想」の「5,500万本」という数字。これは、2006年度決算時に発表された翌年度の販売予想本数だ。要するに任天堂自身が1年前に予想した数字である。1億1,960万本というが任天堂自身の予想を遙かに超えた数字だと分かる。

要因としては、海外未発売でありながら国内だけで185万本を売り上げた「Wii Fit」、国内で161万本と北米で324万本を売り上げた「大乱闘スマッシュブラザーズX」、海外では本体に同梱されている「Wii Sports」をはじめとしたバケモノタイトルの他、「スーパーマリオギャラクシー」や「マリオパーティ8」も順調に売れている事があげられる。全世界でのミリオンセラータイトルは57タイトルになっている。

この数字はバーチャルコンソールやWiiウェアを含んでいない。ただ、2007年10月時点で「780万本」と発表されているので、2007年度末では1,000万本程度だろうか?Wii専用ソフトの累計1億5000万本と比べると、誤差程度の数字にしかならない。バーチャルコンソールで遊んでいる人は少数派なのか、ネットへの接続率が悪いのか。30本程度ダウンロードしている自分が少数派だと思うとちょっと悲しい。

ハードに関しても売上げは好調で、すでに2,500万台弱が売れており、2008年度末には5,000万台近くまで売り上げる予想となっている。少し前までは脳トレ系ソフトが多く、ニンテンドーDSはソフトの偏りがあると言われていたが、現在はサードパーティからもさまざまなジャンルのヒット作がリリースされている。Wiiも、そろそろサードパーティがヒット作を次々と出してくる状態にならないだろうか。

■ニンテンドーDSの売上げは落ちなかった

2006年度のニンテンドーDSハード売上げ実績が「2,356万台」であるのに対し、2007年度予想が「2,200万台」つまり、本体の売上げが減少に転じると予想されていた。しかし、実際は2007年度に3,031万台売り上げており、2006年度を越える売上げを達成している。

地域別に見てみると、面白い結果が出た。

ニンテンドーDS 地域別ハード売上げ推移
年度 2004 2005 2006 2007 累計
日本
212 478 912 636 2,238
米大陸
219 292 663 1,065 2,239
その他
95 376 781 1,330 2,582


国内市場では1年中品切れ状態だった2006年度と比べると、2007年度の売上げは2/3に減っているのに対し、海外市場では前年度の2倍近い数字を出しており非常に好調な事が分かる。

そのためか、任天堂の売上高における海外比率が80%に達している。今まで以上に為替変動の影響を大きく受ける事になりそうだ。

海外での好調もいつまで続くか不明だが、任天堂も楽観視しているわけではなく、2008年度は減少に転じると予想している。それでも2,800万台を売り上げるという予想で、現在の国内市場の累計台数を越える数字であるのが恐ろしい。予想通りに2,800万台を売り切ると、2008年度末(2009年3月)にはニンテンドーDSの累計販売台数が9,860万台に達し、1億台の大台も見えてくる。これは、ゲームボーイシリーズが11年で達成した数字だ。

タイトル数の増え方も驚異的だ。国内だけで2007年度に458タイトルもリリースされた。1日1タイトル以上だ。累計では900タイトル以上にもなっている。まさに円熟期といえるだろう。


ところで、ニンテンドーDSは今年12月には5年目に突入する。そろそろ「次」の話も出てきて良い頃じゃないだろうか?

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コメント

もう五年ですか。
すごいですね。

海外だとサードがしっかりとWii市場でもシェアを確保しているのが印象深かったですね。
日本のサードも頑張れ。

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