2006年08月01日

ニンテンドーDSの国内販売台数が10,000,000台を突破


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京都新聞によると、ニンテンドーDSの国内累計販売台数が1,000万台を突破したことが明らかになった。欧米をあわせると2,000万台(ITMediaによると、2,172万台)を突破しているという。

この数字はニンテンドーDSと上位機種、ニンテンドーDS Liteの販売台数を合算したもの。2004年12月の発売以来、約20ヶ月での1,000万台突破は、過去に日本国内で発売された家庭用ゲーム機の中で史上最速のペース。

昨年末の時点で国内500万台を突破、年明け早々に世界1,000万台突破、4月末の時点で国内700万台、そして、7月末に国内1,000万台を突破した。順調すぎるペースだ。2006年度第一四半期(2006/04/01~2006/06/30)で国内のニンテンドーDS Lite販売台数が234万台だという。これに、それまでの700万台と7月分の売り上げ、旧ニンテンドーDSの台数を加えれば1,000万台になるということか。最近では旧ニンテンドーDSの売り上げが週に数千~1万台程度に落ち込んでおり、ほとんど出荷されていない状態のようだ。今年度の売り上げの大半はニンテンドーDS Liteが占めていることになる。読売新聞によると、現在ニンテンドーDS Liteの販売台数は350万台となっている。ITMediaによると、6月末でニンテンドーDS Liteの販売台数が272万台とのことなので、1ヶ月で80万台近く売り上げたことになる。

任天堂は今夏以降、月産200万台~220万台への増産を計画している。仮に8月以降、200万台の生産を続けるとしたら、年内に世界販売台数3,000万台を突破する可能性もある。増産すればその分売れるという保証はないが、それに近い数字になるのではないだろうか。年度内に世界販売台数3,000万台、国内販売台数1,500万台到達はほぼ確実だろう。ちなみに、任天堂の2006年度販売目標は1,600万台。2005年度末で1,673万台販売しているので、2006年度末の目標累計販売台数は3,273万台となっている。このペースでいけば目標達成は間違いなさそうだ。

ちなみにWikipediaによると、プレイステーション2の国内出荷台数1,000万台突破は2002年7月。これは発売後約28ヶ月目の出来事だ。読売新聞によると、エンターブレイン調べではゲームボーイアドバンスも同じく発売28ヶ月で販売台数が1,000万台を超えている。プレイステーション2は出荷台数なので、ゲームボーイアドバンスのほうが大台突破が若干早かったようだ。ニンテンドーDSはこの記録を8ヶ月更新したことになる。また、国内では異様に普及ペースの早いニンテンドーDSだが、世界ベースで見ると、プレイステーション2はほぼ同等。プレイステーション2は2001年10月10日(発売約19ヶ月目)で出荷台数が2,000万台を突破している。ニンテンドーDSが20ヶ月で世界販売台数2200万台弱なので、販売ベースでの比較だとニンテンドーDSのほうが2,000万台突破が若干早そうだ。

また、京都新聞では「他社製も含めてソフト10本がミリオンセラーになった」としている。
おそらく以下の10タイトル(推定売り上げ本数順)

  • おいでよ どうぶつの森(任天堂/2005年11月23日)
  • (略)もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング(任天堂/2005年12月29日)
  • (略)脳を鍛える大人のDSトレーニング(任天堂/2005年5月19日)
  • Newスーパーマリオブラザーズ(任天堂/2006年5月25日)
  • マリオカートDS(任天堂/2005年12月8日)
  • nintendogs(任天堂/2005年4月21日)
  • やわらかあたま塾(任天堂/2005年6月30日)
  • (略)えいご漬け(任天堂/2006年1月26日)
  • たまごっちのプチプチおみせっち(バンダイ/2005年9月15日)
  • さわるメイドインワリオ(任天堂/2004年12月2日)

    スーパーマリオ64DSよりも先にメイドインワリオがミリオンになっちゃったんだなぁ
    出荷時にトラブルが起きなければポケットモンスター2作品がこのリストに追加されるのは確実と思われるし、ポケモンで初めてニンテンドーDSを手にした人たちが旧作に手を出すことでマリオ64DSやテトリスDSがミリオンの仲間入りを果たす可能性も非常に高い。ポケモンつながりで不思議のダンジョンも100万本越えてしまうかも。今年中にミリオンセラーがいったい何本になるのか楽しみだ。


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    この記事の前後の記事
    2006年08月01日:レビュー:bit Generations BOUNDISH
    2006年07月27日:ニンテンドーDSブラウザーを使ってみた その3 ブックマークレットをお手軽登録

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    コメント

    他社のミリオンが、たまごっちだけなのが寂しいです。N64以降、任天堂ハードは任天堂のゲームしか売れないっていう嫌なジンクスがありますので、早く他の他社ミリオンが出てきて欲しいです。
    今の所、ミリオンが狙えそうな他社ソフトはFF3とDQMJくらいしか思いつきません。他社がタッチジェネレーション系のソフトを出してもミリオンは難しそうですし…。

    なんてこったい!すごい!
    1000万台かあ。
    数字にしてみると改めて驚異的ですねえ。

    他社ソフトのビックタイトル、確かに期待してしまいますねえ。

    ファミコンが大活躍した80~90年代のようにバラエティ豊かな作品を期待しますよ。
    RPGとボードゲームを合わせた「百の世界の物語」みたいなゲームが出てほしいなあ。

     今年上半期のソフトの販売本数の3分の1は任天堂ブランド。DSにしても、任天堂以外のメーカーがさびしいのはいかんともしがたいですね。
     それだけ、任天堂が時代を切り開くソフトを去年から作り続けている証拠ではあるのですけど。


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