2005年03月08日

メテオス日記 15日目 ネット口コミ


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あと2日

バンダイはメテオスにそれなりに宣伝広告費を投じているようだ。ファミ通でプラチナ殿堂入りを果たした号では、掲載費が高いと思われる1~2ページ目の見開きで広告を展開しているし、週刊少年ジャンプなどの雑誌でもカラー広告をだしている。きっとこのゲームによほどの自信があるのだろう。

特に明確な根拠があるわけではないが、おそらくこれだけ宣伝をしても、このソフトの初回出荷で何十万本と売上を伸ばすのは難しいだろう。いくら説明を繰り返しても興味のない人にはこのソフトの魅力は分かりづらい。これはこのソフトの最大の短所だ。

だからこその店頭体験版なのだろうが、小規模なことと、店頭体験版自体の宣伝がほとんどなされていないことを考えると体験版を実際にダウンロードした人たちはせいぜい数千人規模だろう。これはどれぐらいの効果を生んでいるのだろうか。

ところで、ゲーム自体の市場規模があまりに大きく、出版や口コミに依存している部分が大きいため、ネットでがもたらす効果が全体に占める割合はそれほど高くはないと自分は考えていた。ネット上で盛り上がっていたとしても、全体の規模からするとごく一部での話だ。だが、最近のネットの普及や、運営が容易なblogが増えたことでネットで情報発信する人たちが増えたことなどを考慮すると、近頃はネットも無視できないレベルになっているようだ。

さて、普通、発売前のソフトが話題になるときは見た目の印象や、前作の評判、開発者やスタッフへの注目が中心となる。しかし、発売を前にしてメテオスが注目を集めているのは、ほかのソフトとは違って単なる前評判ではなく、実際にプレイした人たちが話題を牽引している。これは今までにないことだ。

実際にはどうなっているのかというと、数千人程度しかいないと思われる店頭体験版を触った人たちの一部がネット上で勝手に宣伝してくれているのだ。たとえば、はてなダイヤリーキーワードでの言及グラフを見ると明らかにメテオスに日記で触れている人たちが増えている。そして、実際に日記を見ると店頭体験版をプレイした感想が多く、しかも悪い印象を抱いている人は皆無だ。

そんな彼らの日記を見てまたダウンロードする人たちも増えている。彼らの一部は、イベント体験版をプレイした人たちの感想をみて興味を覚えたのかもしれない。それでわざわざダウンロードしようと思ったのだろう。また、メテオス未体験の人たちも注目も集めはじめている。すでに発売前から口コミの輪が広がっているのだ。

さて、発売したらどうなるのか。
楽しみがまたひとつ増えた。


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2005年03月09日:メテオス日記 16日目 明日メテオス発売
2005年03月07日:任天堂がエレクトロプランクトンを発表

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コメント

メテオス体験版やりましたよ
結構忙しいですね
自分は3分ちょいが限界でした(´・ω・`)
そんなもんなのかな?


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