衝撃の事実:初期のスーパーマリオは上ボタンでジャンプし、Aボタンでライフルを撃った
スーパーマリオブラザーズ25周年記念のWii用ソフト「スーパーマリオコレクション スペシャルパック」が発売された。スーパーファミコンで発売されたスーパーマリオコレクションと「スーパーマリオヒストリー」のブックレットとサントラCDがセットになった商品だ。 ゲーム自体はスーパーファミコン版のスーパーマリオコレクションと全く同一で、Wiiリモコン横持ちでプレイできるという要素はあるが、「バーチャルコンソールで売ればいいのに」と思える内容。サントラCDも10作品のメインテーマが各1曲ずつ収録され、さらに効果音が10個つくという寂しい内容。ちょっと残念だが、2500円という金額を考えれば十分すぎる感じだ...
「バーチャルボーイは倒れたままなのか?」([Ni]第一号掲載・2007年)
2007年末に友人が作成した同人誌[Ni]の第一号に4ページほど寄稿させていただいた。(関連記事:ゲーム雑誌「Ni」創刊号を冬コミで頒布) タイトルでバレバレだが最近お披露目されたあるハードの登場を予言する文章となっている。 ちょうどいいタイミングだと思うので、友人に許可を得て、サイトでも同じ文章を掲載することにした。2007年末に書いた文章なので、現在の状況と合わない部分も多少あるかもしれないが、ご容赦いただきたい。...
「プロジェクトソラ」が選んだのはなぜ「パルテナの鏡」だったのか?
任天堂は2009年1月22日に子会社株式会社「プロジェクトソラ」を設立した。 関連記事:任天堂子会社「株式会社プロジェクトソラ」を設立、桜井政博氏によるスマブラに続くプロジェクト始動 先日のE3で、このプロジェクソトラがリリースするソフトがニンテンドー3DS用3Dアクションゲーム「新・光神話パルテナの鏡」であることが発表された。1986年12月19日にファミコン・ディスクシステム用として発売されたアクションゲーム「光神話 パルテナの鏡」の続編である。実に24年ぶりの新作発表(海外では1991年にゲームボーイ版の続編「Kid Icarus: Of Myths and Monsters」が発売され...
2006年任天堂10大ニュース
みなさま今年1年おつかれさまでした。というわけで、この1年を振り返ってみようと思う。適当に振り返ると締まりが悪いのでとりあえず10大ニュースで。順位は意味があるように見えてあまり意味はない。まあ、なんとなく。 それでは、10位から順に発表。 10.バーチャルコンソールが他社ハードに対応(03月24日) 関連記事 RevolutionでメガドライブとPCエンジンのソフトがプレイ可能に Wii Preview開催、発売日と価格発表 年内発売予定のバーチャルコンソールソフトを発表 Wiiで過去のゲームハード用に発売されたソフトをダウンロードし、遊ぶことの出来るバーチャルコンソールに任天堂のハードだけ...
次世代ゲーム機戦争が動き出す
東京ゲームショウが22日(金)から開催される。また、任天堂はマスコミや業界関係者向けにWiiの発表会を9月14日に開催する予定だ。これから2週間に渡り、日本の─いや、世界のゲーム業界が大きく動き出す。 日本でも既にXbox360は発売されており、据置型ゲーム機の"次世代ゲーム機戦争"は既に開戦している状態なのが、本命であるプレイステーション3(以下PS3)とWii周辺があわただしく動き出す今月は本格開戦とでも位置づけられるだろうか。この"本格開戦"に向けて、気になるポイントをまとめておこうと思う。 来年から大幅に規模が縮小されることが決定している、E3が5月に開催され、PS3の価格や出荷予定台...
任天堂経営方針説明会から予想できること
6月7日に、都内で任天堂の経営方針説明会が行われ、岩田社長による1時間半の講演が行われた。テキストに起こしたものを数日かけて掲載したが、その作業の過程でなんどもなんども聞いているうちに任天堂の次の戦略が見えてきた…ような気がしてきた。 ニンテンドーDS Liteとか脳トレがバカ売れしているとか、Wiiがプロセッサ至上主義とは異なる考えとかE3でWiiにものすんごい行列が出来たなんてことは既知のことだし、ポケモンダイヤモンド/パールがボイスチャットに対応、それに連動するWiiソフト「ポケモンバトルレボリューション」を年内に出すというのはたいていの人にインパクトのない話だろう。 じゃあ、岩田氏の発...
任天堂はE3でWiiの何を見せ、何を隠したか?
E3も無事に閉幕。情報ソースによってとらえ方は様々だが、一通りの記事に目を通すと、Wiiが一番の注目であったことはほぼ間違いなさそうだ。試遊台には4時間待ちの行列もあったという。様々と言えば、発表の瞬間に会場から拍手が消え失せたという、プレイステーション3の価格への反応。ネット上ではおおむね「高すぎる」という評価なのだが、ファミ通副編集長が、多くのゲームファンが予想した価格だとblogで言い放った。いつからあんたらの雑誌は値札を見ずにモノを買うマニアとセレブのものになりましたか。つーか、ファミ通で小売店やメーカによる価格予想アンケートをやってなかったか?6~7万円超えなんて価格つけたのはメチャ...
任天堂ゲームセミナー生徒作品の配布について考える
「任天堂ゲームセミナー」の生徒作品が、DSダウンロードサービスを利用して無料配布される。任天堂ゲームセミナーは、任天堂が主催する学生向けの無料の実践的な講習会。任天堂の現役開発者が講師となり、約10ヶ月の期間で開催され、生徒は実際にゲームの開発を行う。開発プラットホームはニンテンドーDSで、昨年度に実際に作られた作品が、4月下旬より店頭の無料ダウンロードサービスで無線配信される。 今回配布されるのは以下の4作品。それぞれ2週間ずつの配信期間がある。 「ネコソギトルネード」(シューティング) 4/13~4/26 「くるけし!」(パズル) 4/27~5/10 「bioum」(育成シミュレーション...
CESA主催の賞がまた名称変更。10年間で4度目
CESA(社団法人コンピュータエンターテインメント協会)が年に一度、東京ゲームショウの開催に合わせて発表している賞の名称が"また"変更された。新しい名称は「日本ゲーム大賞」…。これは、前に戻ってるじゃんとツッコミを入れて欲しいのだろうか。 過去の名称変更歴と、大賞受賞作品をまとめてみた。(96年は「作品賞」、それ以外は「大賞」) 開催年名称受賞作 備考 1996年CESA大賞'96サクラ大戦 第1回目 1997年CESA大賞'97ファイナルファンタジーVII ゲームジャンル別部門を廃止 1998年第3回CESA大賞ゼルダの伝説時のオカリナ 名称を微妙に変更。一応、変更1回目 1999年第4回日...
任天堂がエンターテインメント施設の全国展開を計画中?
現在、エーコネクションなどの複数のイベント企画会社で「MARIO FACTORY」の運営スタッフ、キャストのオーディションが実施されている。MARIO FACTORYの出店が明らかになっているのは、4月26日オープンのイオン浦和美園ショッピングセンター(イオン浦和御園店)と、5月オープン予定のイオン南柏店。オーディションの審査を行った振り付け師の方のblog書き込みによると、これら2店舗の他にも全国展開を予定しているようだ。(※該当する書き込みは既に削除されている。守秘義務違反だったのかなあ…。) イオン浦和美園ショッピングセンターのプレスリリース内では「ゲームでお馴染みのマリオワールドがリア...
その後のヤフオクでのニンテンドーDS Liteの落札状況
先日集計したYahoo!オークション(以下ヤフオク)でのニンテンドーDSの価格高騰について、追跡調査をしてみた。集計方法等については先日の記事を参照して欲しい。合計10,392件の落札データを元にしている。全体の平均落札金額は23,725円だった。 まずは平均価格の推移。 最高金額がやたらと高く、変動が激しいのはソフトを4本も5本も付けて出品しているものがあるためだ。 価格の推移はグラフを見れば一目瞭然。ほぼ右肩さがりで推移している。ソフトとセットでの販売や送料込みでの出品を除外すれば、平均は2万円を下回る。手数料などを考慮すると1台あたりの利ざやは3,000円以下。もはや転売目的で買い占める...
Yahoo!オークションでのニンテンドーDS Liteの落札状況
※12,13,14日の落札データを元に、記事およびグラフを再構成しました。気が向いたら、また何回かデータを取り直すかも。 出荷数が少なく、3月2日の発売日に続いて、3月11日の新色発売日でも多数の徹夜組が現れた「ニンテンドーDS Lite」。転売目的での購入が多いのでは?という意見をよく見かける。最大の転売市場と思われるYahoo!オークション、いわゆるヤフオクでのニンテンドーDS Liteの落札状況を調べてみた。 ...
ニンテンドーDSに関する任天堂の発表の略歴
どうも最近、任天堂の発表会の使い方が上手くなったなと思い、ニンテンドーDSがらみの発表のタイミングをまとめてみた。ついでに主要なソフトの発売日も掲載してる。 04年05月18日 "E3"開催 NINTENDO DSの仕様公開 07月28日 "NINTENDO DS"が正式名称であると発表 09月21日 NINTENDO DSの国内発売日、価格発表 10月07日 "NINTENDO DS PREVIEW"開催 本体同時発売タイトル発...
CEROの自主規制区分を変更、18禁を新設
17日にコンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、家庭用ゲームソフトで実施しているレーティング制度(自主規制基準)の年齢区分一部変更すると発表した(※pdfファイル)。レーティング制度はコンピュータエンターテインメントレーティング機構(CERO)が実施している。よくゲームのパッケージにある「CERO」マークがこのレーティングを表している。 今回の変更で、今までの「18歳以上対象」が「17歳以上対象」と「18才以上のみ対象」の2区分に細分化される。CESAは販売店に18歳以上のみ対象ソフトを、18歳未満に販売の「禁止」を"お願い"する。このCESAの要請には罰則規定は存在しないものと思...
GAME2.0について考える
Web2.0というものが流行っているようだ。詳しい説明は省くので、適当にgoogleなどで検索して調べていただきたい。簡単に言うと既存の技術を組み合わせたり、あたらしい概念を持ち込んだり、利用者同士をつなげたりして今までとは違うWebを、バージョン2.0だよということでWeb2.0と呼ぶらしい。別にそういう規格があるわけでもないので勝手に名乗っているだけのようだ。 そのWeb2.0になぞらえてゲームソフトでもGAME2.0というものを考えてみよう。Web2.0も勝手に名乗っているだけなので、GAME2.0も私が勝手に「既存のゲームとは一味違うもの」を定義したものと考えてほしい。GAME2.0だ...