特集4:【NINTENDO SPACE WORLD 2000 レポート】


ゲームボーイアドバンス

LRに若干の違和感。指の腹で押すような印象がある。
ヘッドホン端子が右手の腹に近いのがちょっとイヤ。
中央部は厚いが、全体的に薄くて軽い。SFCのコントローラに画面と電池を付けた印象。
液晶はかなり綺麗、にじみがなく文字が読みやすい。
残像は全くなく、スクロールが非常になめらか。
印象として、SFCの遙か上。
電源を切るとGBCと同じ残像現象。
起動画面は下部にNINTENDO(R)ロゴ、上部にGAMEBOYの文字がGから順に手前から弾むように飛んできて並ぶ。左から光が走るように流れつつ例のコイン音。
品番がAGB-001
製造番号あり。1000の位まで使用していた。メーカーに配布済み?
カラーは本体:ボタンが、シルバー:青、シルバー:オレンジ、クリアパープル:青、クリアパープル:オレンジ。
カラーバリエーションは確定ではなく、アンケートで希望を聞いていた。パステル調という項目もある。
カードリッジが若干横長。端子が増えたかどうかは確認できず。
テレビ出力はまだ不可能?ブースの画面ではイメージビデオのみが繰り返し流れる。
対戦用ケーブルは展示用のものか?かなり長く感じた。
音質は会場の騒音とヘッドホンの質の悪さでいまいち分からなかったが、明らかに向上している。



マリオカートアドバンス(仮称)
開発がインテリジェントシステムズ。まだ30%の出来。
十字キーでハンドル、Aボタンがアクセル、Bボタンがブレーキ、Rボタンがジャンプ→ドリフト、Lボタンがアイテム使用。あとで聞いたところによると、セレクトボタンでクラクションが鳴ったらしい。
コース1つにキャラ4つで固定。4人対戦3周1セットのみのプレイ。
アイテムは緑コウラ1、赤コウラ3、サンダーの3つしか確認できない。
ドリフトの感覚が64版と違う。3Dスティックでの操作との違いか。
SFC版と同様のフィールドに多重スクロールの背景、だが64版に近い印象。静止画で見たのと全く違いかなりなめらかな動き。
音楽はいまいち聴き取れなかったが、効果音はちゃんと出ていた。音声もあったかな。
いかにもマシンの性能を見せつけるソフトだと感じた。
モバイルシステムGBには対応せず。

黄金の太陽
RPG。開発はキャメロット。
十字キーでキャラの操作、Aボタンが決定、Bボタンがキャンセル、スタートボタンでメニュー。
LRボタンによく使うアイテムやエナジー(魔法)を登録して一発起動が可能。
漢字も読みやすく、アイコンを使ったメニューも直感的でわかりやすい。
村の中と神殿の二つのコースをタイトル画面で選択できた。
村のほうは階段の色が崖の色と同じで分かりづらく、スタッフの人に教えてもらうまで移動できなくてウロウロしてしまった。
神殿では飛び石を使った迷路や、宝石をはめ込むことで扉が開く仕掛けなどがあった。画面がフラッシュして戦闘シーンに突入。
戦闘は3人対3人。攻撃側が手前にくる。攻守が逆転すると画面が回り込むようにスクロールし、敵の後から背中を映すようになる。
敵はちゃんとアニメーションをしている。
エナジーを使用したときはそのキャラのみが画面に出て、その後ダメージを承けるモンスターも単独で画面に出る。
GBAの2D性能のすごさを見せつけられた。液晶の発色の良さが十分に生かされている。解像度の低さもあまり感じない。
これだけの性能があればSFCやサターン、プレステの2DRPGは十分に移植できるだろう。
パンフレットにはモバイルシステムGB対応とあるが、何をするつもりだろうか。

くるくるくるりん
クリア型アクションパズル。開発はEIGHTING。
棒が回転するイライラ棒。一定の速度で回転する棒を十字キーで操作して、壁に接触しないようにゴールまで導く。ABLRボタンはすべて加速用。基本的にボタンを押しっぱなし。
確認できた地形は回復ゾーン、バネ、安全地帯、ゴール。
ライフは3つあり、回復ゾーンで制止すると画面左にメーターが出現し、それがいっぱいになるまで待てばライフが一つ回復。
ただしメーターが増えるのは異常に遅い。タイムアタックをする際に、回復するかそのまま進むか選択を迫られそう。
バネに接すると棒の回転方向が逆転し、進めなかった地形にも進める。
安全地帯はコース中央に丸や線でしめされ、そこにいる限り壁に接することはない。次の地形に向けて角度を調節する。
ゴールに到達すれば次のコースに進める。ゴールまでは基本的に一本道。先のコースでは迷路になってたりするのかも。
5分程度のプレイだが、十分にゲーム性を理解できたし楽しめた。逆に言えば底が浅いかもしれない。仕掛けやコース設計にどれだけのバリエーションを付けられるかが重要だと思われる。
モバイルシステムGB対応であるから、追加コース、タイムアタック全国ランキングなどが出来るのだろう。

コナミワイワイレーシングアドバンス

本体と同時発売を既に表明しているだけあってマリオカートよりも開発が進んでいる感じ。
8人のキャラと8つほどのコースが選択できたが、対戦プレイではなかった。
基本的にマリオカートと同じゲーム性。ただし、Rボタンはジャンプのみでドリフトは出来ない。


パーフェクトダーク

「007ゴールデンアイ」のシステムを使った3Dガンアクション。開発はレア
欧米では既に発売になっているが、今回展示されたものはすでに日本語化されている。
昨年の展示と比べて、あまり変わった印象は受けないが、選択できるコースなどが増えていた。
起動画面で「メモリ拡張パック認識」「Version 8.9」などの文字が確認できた。
007より鮮やかな画面なので酔いやすいかも。
購入したら眠れない夜が続きそうだ。

罪と罰 地球(ほし)の継承者
強制スクロールのシューティング。開発はトレジャー
レフトポジション(左手3Dスティック、右手ABボタン)と、ライトポジション(左手十字キー、右手3Dスティック)でプレイ可能。
3Dスティックで照準を移動。デフォルトでは上に倒すと上に移動した。逆をデフォルトにして欲しい。
Zボタンを押しっぱなしで銃を連射。敵やミサイルが接近した際に一度指を話して単押しするとソードで切り裂いたり打ち返す。
Rボタン(Lボタン)でジャンプ。空中でもう一度押すとさらに高く飛ぶ。
Cボタン横(十字キー左右)で主人公の移動。カチカチッと押すとローリング避け。
Aボタンで照準タイプの切り替え。通常のものと、敵を追尾するタイプを選べる。ボス戦などでは後者がやりやすい。ボスが異動しても撃ち続けられる。前者は上級者向けだろう。
スターフォックス64の戦車ステージで人間を主人公にしたものと考えるとわかりやすい。
画面左上に得点、中央に残りタイム、右にライフ。画面下にボスなどのライフ。敵を撃つと照準の部分にHIT数。
基本的に自動的に奥に進みながら左右に移動したりジャンプして敵の弾を避けつつ敵を撃つ。
ボス戦ではスクロールがとまったり、斜めに移動する場合もある。流れていたビデオを見ると左右だけではなく敵を中心に円筒形に移動できるステージもあるようだ。
ちょっと触った感じもいい感じだが、実際に買ってプレイしてやりこんでもかなり面白いんじゃないかと思う。
メモリ拡張パックには対応してないが画面がいい。パーフェクトダークのように綺麗じゃないかもしれないが、センスがいい。尖った感じ。
64のソフトというよりも、アーケードで出したら受けそうな感じ。
っていうか、主人公「サキ・アマミヤ(14)」は男ですか。マジですか。最初に画面が公開されたときに、短パンだぁ。うへへ。と反応した私の純真な心は癒されますか?
買う。決定。

ダンスダンスレボリューションディズニーダンシングミュージアム
ダンスゲーム。コナミ。
専用コントローラはディズニーの絵柄で小さめのタイプ。見るからに安そうだ。踏んでて足がずれる。
メニューでイージー、ノーマル、ハードが表示されていたが、ノーマルまでしか選択できなかった。
ノーマルの一番難しい曲でもかなり簡単な譜面で不満。
通常コントローラを使用してセッションも可能らしいが、展示は専用コントローラ2台が繋がった64のみ。
It's a small worldは英語かと思ったら日本語だった。げんなり。

2000/08/28

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