« 2004年06月 | メイン | 2004年08月 »

2004年07月29日

ニンテンドーDSが正式名称に

任天堂が今年中に日本で発売予定の新型携帯ゲーム機の名称が「ニンテンドーDS」に正式決定した。価格、発売日は共に未定。

んー。DSっすか。そのマンマっすか。

公開された画像が少ないので不明な点が多いが、5月のE3当時の画像と比較するとデザインはいくらか変更が加えられている。

まあ、ぱっと見分かるように丸っこい雰囲気から幾分か角張った感じになった。ヒンジ部が左右二箇所で固定されていたのが、中央のみになり、左右には隙間ができるようになっている。すっきりとした印象を受ける。

また、ボタンの配置が異なる。電源と思われるボタンとスタート/セレクトボタンが入れ替わっている。

新デザインでは前面のスロットしか見えないが、このあたりは変更が無いようだ。よくよく見ると従事キーの手前にあたる部分にはスライド式のスイッチがある。形状から察するとこれは電源スイッチだ。しかし電源ボタンは十字キー上部にもある。

DSの仕様をおさらいすると、ゲームボーイアドバンスでもソフト依存で対応していた隠しコマンド的操作法によるスリープモードを標準で実装している。

さらに、DSが実装する電源状態にはON/OFF/スリープモードのほかにスタンバイモードがある。この状態で無線LANからの呼び出しに応答しての起動、いわゆるWake-On-Lanが実装されている。

以上の2点から推測すると手前のスライド式スイッチは主電源であり、十字キー上部のボタンはスリープ/スタンバイ/復帰に使用するボタンだ。ボタンの再配置で十字キーの上に移動させられたのは誤動作防止だと思われる。

また、前面には右側に2つほど穴が見える。一方はヘッドフォン端子だろうが、もう一個は何だろう?

他に旧/新デザインの共通の部分として下側の画面(タッチスクリーン)下部のへこみがある。画面左下に1つ、右下に2つの縦長の溝のようなものが見える。恐らくは左が電源状態をあらわすLEDで、右側は音声入力のためのマイクが仕込まれているのではないだろうか。

タッチパネルということでスタイラス(電子ペン)が付属するはずだが、それが本体に内蔵されるかどうかは今のところ不明。ヒンジ部の裏あたりに入りそうな気がしないでもないが。

とまあ、正式名称+写真2枚だけの公開だったが、相変わらずソフトが見えない。何か凄いの見せてくださいよ。

2004年07月26日

任天堂関連の気になるニュースは特にありません

ピンキーストリート普通、イヤホン付けて音楽聴きつつ、携帯でメールを打ちながら歩いている人を呼び止めて道を聞きますか?・・教えてあげたけどね。

外を歩くとかなりの確率で道を聞かれるんですけど、余程いい人オーラを出しているか、なめられてるのかどっちかでしょう。多分後者。高校時代、自転車旅行者に100km以上離れた隣県の方向を聞かれたのが道案内自己ベスト記録です。

なんかセノビーとか言う飲み物を買ったらフィンガーボードなるオモチャが付いてきました。たしか昔は単体で数百円から千円ぐらいのシロモノだった気がするんだが。うまいこと指を滑らすとジャンプさせたり出来るらしいけど、無理です。はじき飛ばしちゃうのが精一杯。

本来の遊びが出来ないのでピンキーを乗せてみた。しっくり来た。いや、サイズぴったりすぎ。

次の日にお茶を買ったらパンダのマペットのようなアクセサリがついてきたので、適当に削ってピンキーにはめてみた。微妙にバランスが悪かった。わざわざ削って手にはめずに、普通に持たせたほうがよかったかもしれない。

そんなわけでPinky:st.のPK004A~PK006Aまで買ってきたので分解のページに追加。増えすぎだ。

2004年07月22日

Amazonリンクで自分で買ったら利益ナシ

最近どこに行ってもやたらとこの作品がお薦めだの、こんなの買っただの、これが予約開始だパッケージが公開されてるぞなんて商品購入ページへのリンクが張ってある。...人のことは言えないが。

みんながみんな同じ行動を取るのにはそれなりの理由があってやっているわけだが、まあ、なんだ、その、ぶっちゃけ金がもらえるからだ。

条件によって色々変わるが1商品あたり1000円を上限として、3~5%が収益になる。売価に対する比率だから高い商品ほどよく薦められる。

googleであるキーワードを検索してみる。
iPod mini」約22万件。まあ、普通にニュースなんかがヒットする。
iPod mini 予約」約5万件。1/4に減った。まあ、妥当だろう。
iPod mini 予約 amazon」約3万5千件。

一見すると無関係なキーワードを絡めた4語検索で、3語と比べての7割のヒット率。リンクされすぎだ。
きっとNINTENDO DSやらPSPなんかが出たときにはもっとすごいことになるだろう。

閑話休題。
自分の利益にしようとどんどんリンクを張っていくうちに、自分でその商品が欲しくなったりすることもあるだろう。そのときに一体どのようにして買うか。当然自分のリンクをクリックして買うだろう。当然だ。実質5%OFFで買えることになるのだ。

実際にその方法は通用していて、普通に広告費として支払われていた。

だが、どうもその事情が変わったようだ。

明細を見ると以下のような項目が出来ていた。
2004/04/29 2004 Quarter 1 Personal Orders

2004年第一四半期からしっかりと自分で買った分が広告費から引かれている。Nooooooooooooooo!

さらに2004年第三四半期(現四半期)ではその都度引かれるようになった。
2004/07/07 Personal Orders -¥282
これはamazonさんを作った箱の中身を注文したときの分だ。

よくよく見るとFAQにもしっかりと書かれてある。

わたしが自分のサイトから個人的に注文した商品に対して、紹介料はもらえますか?

プログラム運営規約により、アソシエイトが個人的に注文したものや、商業目的で注文したものに対して、紹介料の支払いはできませんのでご了承ください。Amazon.co.jp とアソシエイトの間の契約は、新しい顧客の紹介に対して紹介料金を支払うことが目的となっています。このプログラムは、アソシエイト・メンバーへの商品割引や商品購入の優待が目的ではないことをご理解ください。

ご理解致しました。
ごめんなさい。
他の人の所から経由して買います。

2004年07月20日

ポケットモンスターエメラルドが9月16日に発売

2004年9月16日に株式会社ポケモンがゲームボーイアドバンスソフト「ポケットモンスターエメラルド」を発売する。ワイヤレスアダプタ同梱で税込み4800円と、ちょい安。

ポケットモンスターエメラルド(以下エメラルド)ゲームボーイアドバンス版のポケットモンスターシリーズ第1弾である、ルビー/サファイアの色違い版にあたる。ファイアレッド/リーフグリーンでも同梱されたワイヤレスアダプタに対応したり、ルビー/サファイアでは別々に出ていたマグマ団アクア団が両方出てきたり、ダブルバトルを仕掛けるトレーナーがマップ上からあからさまじゃなくなったりと機能強化が著しい。

赤/緑のあとに出たパラメータ違いの青、ピカチュウが後ろについて回るようになったピカチュウバージョン。金銀にモバイルアダプタGBを使用した通信機能を実装したクリスタルバージョンと強化版はいくつかあるが、今回のエメラルドはクリスタルでの周辺機器強化、ピカチュウでのシステム強化を同時にやったような感じか。

151匹まではほとんど覚えたんだが、どうもそこから先がわからない。そんなときにはエメラルドのページからリンクしてあったポケモン全国ずかんが便利だ。インタフェイスがFLASHなのでちょっと使いづらいが。

夏休み明けの9月に発売ってことは年末はNINTENDO DSが出るから回避ってことですか。DSではGBAのソフトが使えるとは言っても同時期に出すと売上げに響くしなあ。

しかし、せっかく単体発売も始まったワイヤレスアダプタをわざわざ同梱して出すってのはどういう事かな。なりふり構わず普及を図りたい理由があるとすれば、NINTENDO DSの内蔵無線機能がワイヤレスアダプタ互換で、GBAのソフトをつっこんだ際にそのまま利用できるとかどうだろうか。逆に互換性がないと、DSのでワイヤレス機能アリのGBAソフトを使用するときに、無線機能付きの本体に無線機能の周辺機器を付けるというなんだか間抜けな事態に。ま、どっちにしろ余るもんは余るわけなんだが。

2004年07月20日

amazonさんの作り方

 amazonさん
こちらもあわせてお読みください→amazonにamazonさんを掲載してみた(2007/09/10)

唐突ですが、うちのマスコットキャラクターであるamazonさんの作り方を説明いたします。

現在トップページ左側の著者近影にいるなんだか怪しげなアレです。

続きを読む "amazonさんの作り方"

2004年07月17日

あっちこっちピンキーストリート

左:サブの上下半身を取り付け 右:パッケージ外観本当はPK004A~006Aを買いに行ったのだが、さすがに7月15日出荷予定で16日に店頭に並んでいるわけもなく、結局買うつもりのなかった15日発売の「あっちこっちピンキーストリート」を購入。日曜なら売ってるかなあ。

この調子だとドラマCDにも手を出すしかないのか・・。

一応これ、分売不可の書籍扱いなのだが、"分売"はおろか"分離"が出来ないという致命的な欠点が。本を読もうとすると箱を一緒にもつ必要があるのだ。ひどい。

とりあえずパーツごとに分離してピンキー分解のページに追記して入れておいた。

2004年07月17日

P900iのSDカードスロットのカバーがガバガバ

ここが浮いちゃうわけよ携帯の外部メモリスロットのフタがおかしい。

全然閉まんないんだわ、これが。なんかね、長いの。スロットの長さよりもカバーが。

googleとかで色々見て回ると同じ症例がいっぱい。どうも初期のモデルだと熱を帯びると伸びてしまう素材を使用しているらしい。ンでもってこの機種はファイナルファンタジーをプレイしたりすると、興奮していないのに手に汗をかいちゃうぐらい発熱する。そりゃ、ダメだわ。

で、うちのは2004年3月製。んー。ダメって事ね。

内蔵ソフトのバグはオンラインでアップデートかけて回収せずに修理できるけど、これは面倒だからユーザへ告知していないのか、たいしたこと無いと思っているのかは不明だが正式に不具合として発表されているわけではないようだ。ただし、各ドコモショップには通達が行っているらしく、無料で部品交換/本体ごと交換をするらしい(携帯電話の達人)。裏蓋を外してゴムの部分をスライドさせれば簡単に交換ができるようだ。

というわけで、買い物のついでに近くにあった小さなドコモショップに行ってきた。ちょっと遅い時間だったが20時まで営業になっていたので

回答:「あー、うちは販売店なので修理を扱っている店に行ってください。こことここです。部品の在庫があれば無料で修理しますが、在庫がない場合は取り寄せになります。在庫の確認は直接問い合わせてください。こちらの店舗の営業時間は19時までです。カスタムジャケットですか?カスタムジャケットは当店では受注制になっているので在庫はありません。」

今19時直前なんですけど。紹介してくれた店まで走っても5分はかかるんですけど。それにカスタムジャケットもおいてないんですか。先日追加発売されたばっかなんですけど。

まあ、冷静に考えれば直営店じゃないとやってくれないわな。辞書のような厚みに圧倒される説明書とかが詰まった黒い手提げ袋の中にその店舗のリストも入っていた気がする。下調べが甘かったか。

時間のあるときに電話で在庫確認していったほうが良さそうだ。

2004年07月14日

今週末予定

今夜の夜食...ピンキーストリートのリペイント版第二期分(PK004A、PK005A、PK006A)が入荷していたら買う

これだけ買ったんだ。いまさら引き下がれるか。

NHKスペシャル 地球大進化 第四集「大量絶滅 巨大噴火が哺乳類を産んだ」を見る 7/17 21:00~

公式サイトを見ると、地球大進化は8月はおやすみらしい。オリンピック対策か。
●第五集 9月25日(土) 21:00 ~ 21:52「大陸大分裂」
●第六集 10月16日(土) 21:00 ~ 21:52「ヒト アフリカからの旅立ち」

・7月上旬発売のはずのP900iカスタムジャケット夏バージョン第二弾が出てたら買うかも。

以前買ったレインドロップスで十分満足しているし、どうでもいいかも。
それよりも色違いビスが欲しい。

・余裕があればスパイダーマン2でも

2004年07月13日

BS探偵倶楽部とはなんだったのか

ファミコンミニでファミコン探偵倶楽部が復活するのを期に、その3作目で自分が未プレイ、入手不可能、プレイ不可能の幻の作品である「BS探偵倶楽部 雪に消えた過去」について色々調べてみた。以下の情報は各Webサイト、雑誌資料、おぼろげな記憶を元に記載。BS探偵倶楽部に関しては情報が少なく、Internet Archive等のキャッシュを元にしているものもある。

※無駄に長いので注意

まず、ファミコン探偵倶楽部とは何か?

その前に大前提としてディスクシステムについて簡単に説明する。ファミリーコンピュータディスクシステムは容量不足、セーブ不可というROMカートリッジの欠点を補うために追加発売された周辺機器である。独自のディスクメディアを用いることにより、ROMカートリッジより安価に供給でき、店頭の書換え機(ディスクライター)で1本500円の書換えが行えた。容量が半分になってしまうが、片面だけで供給されるソフトもあり、1枚のディスクの両面に違うソフトを入れることも出来た。

しかし、容量不足は次第に大容量ROMカートリッジが安価に製造できるようになり、セーブに関してもバッテリーバックアップでまかなえるようになった。そのうちディスクシステムのメリットよりも、アクセスが遅い、最新のROMに比べて容量が少ない等のデメリットが強調され、次第に市場から消えていった。

シリーズ第一作「ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者 前編」は1988年4月27日に2,600円でファミリーコンピュータディスクシステム用ディスクとして発売された。書換えが開始されたのは1988年5月14日と、ズレが生じている。これは既存市場保護のために任天堂の問屋組合である初心会が希望したためと言われている。新作を500円で供給されたらかなわん、というわけだ。

なお、後編の発売は前編から遅れること約1月半、1988年6月14日に発売、1988年6月28日に書換えを開始している。

閑話休題。
ファミコン探偵倶楽部は文字通り探偵もののアドベンチャーゲームである。当時、同系統のゲームとして「オホーツクに消ゆ」などのソフトが発売されていた。

システムは当時としては割と普通の総当たり式。画面上のキャラにすべての質問をする、すべての所持品を使ってみる、移動できるすべての場所に行ってみる、怪しいところを指し示すなど、考え得るすべてのコマンドを実行すれば先に進めるようになっていた。マルチシナリオやマルチエンディングではないため、どんな行動をしてもゲームオーバーにはならない。ただし、正解を出さないと永遠に先に進めないのだ。

ディスクのロード時間が長い、長い台詞でもスキップできないなどシステム面で問題は多く、快適にプレイできるわけではない。それなのにファンを引きつけるのはシナリオと音楽の秀逸さに違いない。

メトロイドなどを手がけた坂本賀勇氏は、この原作を手がける前はあまり推理小説を読んだことがなかったという(参考:ホコタテブログ)逆にそれが既存小説という枠に捕らわれず、ゲーム的に面白い作品に仕上がったのではないだろうか。つまりはメインターゲット層である子供達にもわかりやすく、フラグ立てに奔走する間もストーリに一過性を保ち、効果的に伏線を回収するシナリオだ。ゲームは小説と異なり、プレイヤのテンポで話が進む。同じ手法では通用しないのではないだろうか。

さらに、ファミコン探偵倶楽部は前編/後編と2部構成でボリュームを増すのと同時にストーリを途中で止めさせ、後編への期待感を煽っている。これはあるごく一部でのみ通用する用語でいうとレイニー止めである。

偉そうに色々と書いてはみたが15年以上経っている上に再プレイもしていないので、記憶はかなりうっすら。脳内で相当に美化されているに違いない。こりゃ正当な評価じゃない。

BS探偵倶楽部の話に戻ろう。

いや、その前にうしろに立つ少女の話をしよう。させてください。させろ。

「ファミコン探偵倶楽部 PartII うしろに立つ少女」は前編が1989年5月23日発売、1989年6月12日書換え開始、後編が1989年6月30日発売、1989年7月14日書換え開始である。
こちらもかなり年数が経っているのでプレイした時の記憶がうっすらしている。

その、うしろに立つ少女は1998年4月1日にNINTENDO POWER書換え専用ソフトとしてスーパーファミコンでリメイクされた。つくづく書換えに縁の深いシリーズだ。

あー、NINTENDO POWERの説明もせねばなるまい。させてください。

NINTENDO POWERはローソンに設置されたロッピーというマルチメディア端末を使用した書換えサービスである。基本は既存のスーパーファミコンソフトを(後期にはゲームボーイ/カラーソフトも)専用の白い書換え専用のSFメモリカセット(GBメモリカートリッジ)に書き込むシステムだ。ディスクシステムが両面に別々のソフトを入れられたように、容量が許せば複数のソフト(最大7本)のソフトを入れることが出来た。

悲しいことに2002年8月31日で書換えサービスは終了している。SFメモリカセットはすでに購入しているもの以外は個人売買でしか手に入れることが出来ない。カセットを持っていれば任天堂に郵送すれば書換えが出来る

そういった事情があるので、なんとかしてSFメモリカセットを手に入れ、所定の手順で任天堂に送りつければリメイク版のファミ探はまだ入手可能だ。

リメイク版のファミ探はオリジナルとどう違うのか、オリジナル版の記憶があやふやなのですべてを上げることは出来ない。明らかに違う点として、ハードの違いにより恐ろしく画質、音質が向上している。また、あゆみちゃんとの相性チェックという謎の要素も入っている。

単なるドットの集合体であったあゆみちゃんがえらくかわいくなっちゃってるのだ。背景やその他のキャラの画質向上もすばらしく、オープニング等の一部のシーンではアニメーションもしている。

しかし、それよりも生まれ変わったステレオサウンドがすばらしい。
エンディングで流れる音楽がプレイ後の余韻を最高に高めてくれる。

また、今回のシナリオは学園もの、それも怪談ものであるが、自分はプレイ中に無人の教室で本当の恐怖を味わった。
BGMも存在しない全くの無音状態。殺人事件に幽霊の話が絡んで捜査が行き詰まる主人公はヒロインの橘あゆみと意見を交わす。そこに聞き違いかと思えるほど小さな音が聞こえるのだ。少女のすすり泣くような声に聞こえた。
何よりも恐ろしいのが登場人物がそのかすかに聞こえる声にまったくまったく触れないのだ。後にも先にもゲーム中にこんな恐怖を味わったことはない。

ひょっとしたらこれもプレイしたのは6年前のことで、割と記憶もあやふや。演出でもなんでもなく、自分が全くの空耳か関係ない物音を聞いたのかもしれない。もし他に聞いた人がいれば教えて欲しい。任天堂にSFメモリカセット送りつけてもう一度確認してみようかな・・・。

そんなこんなでファミ探(のリメイク)は自分に強烈な印象を残したゲームである。

だが、ファミ探シリーズはこれだけではない。BS探偵倶楽部という作品がある。・・・やっとここから本題だ。

「BS探偵倶楽部 雪に消えた過去」はかなり特殊なソフトである。何しろ完全な形で現存していないのだ。100%入手不可能。レアどころの問題じゃない。当時でもプレイできたのが午後6時から7時までという、時間帯制限があった。

何故そのような制限があったのか?それはBS探偵倶楽部が「サテラビュー」というスーパーファミコンの周辺機器用のコンテンツであり、放送連動という形態を取っていたためである。

サテラビューを所有していなかったため未プレイだった自分が知っていた知識はこれぐらいである。まず、音声連動というのがよく分からない、BS探偵倶楽部は放送データとして配信されたのでパッケージ化されたROMが存在しない(書換え専用だったリメイク版もパッケージが存在しない)。

それで一体どんな内容だったのか、調べてみた。詳細なストーリ、最後のオチまで紹介したサイトもあったがすでに消滅していた。ファミ探シリーズのファンサイトである穏やかな午後が現存するサイトで一番詳しく記述があると思われる。

それによると、BS探偵倶楽部は97年2月8日に放送開始、前編/中編/後編の三章構成、各1時間の放送で日~金までのリピート放送を1週間ごとに1章ずつ行い、3週間放送されたらしい。

サテラビューに詳しい別のサイト、カメボンのきまぐれ雑記帳のサテラビュー記念館に、より詳しい放送スケジュールがあるが再放送があったかどうかは不明だ。

サテラビューのデータ配信を行っていたセントギガは、自分の記憶が間違っていなければ、BS5chのWOWOWの放送帯域の一部を使用した音声チャンネルである。アナログBSは1chで映像+音声放送(TV)と音声放送(ラジオ)を流すことが出来た。ラジオ放送のほうはPCM(生データのようなもの)なので音質がよい。それを売りにしたBSラジオチャンネルである。契約が必要な有料放送である。
また、同帯域でサテラビュー向けにデータ放送も行うことが出来た。おそらくはさらにデータ部と音声部で分割していたのだろう。

午後6時から7時までの時間を任天堂提供のファミコンアワーとして無料放送を行っていた。受信は無料なのでサテラビューとBSアンテナ、チューナーがあればゲームや番組を楽しむことが出来た。

さて、そんな中でBS探偵倶楽部はどのようにプレイするのだろうか。

あらかじめデータ放送からサテラビューの衛星放送専用カセットにデータを取り込む必要がある。おそらくは放送当日に取得しても大丈夫だったと思われる。音声連動のため、効果音以外は取り込む必要が無く、データ量もたいしたことがないだろう。取り込んだデータは画面内の擬似的な街の中に配置されるらしい。おお、なんだか荒れまくりの掲示板のあったランドネットよりも進んでいるぞ。

連動放送が開始されると数分間はチュートリアル的な画面が表示される。ハードはスーパーファミコンではあるが、リメイク版のように目覚ましく画質が向上しているわけではない。システムもさほど変わりないようだ。むしろ簡素化している。

主人公は橘あゆみ、3作とも出演しているのは彼女だけだ。体調を崩した母に会うため、彼女は帰省し、そこで事件に巻き込まれる。プレイヤが名前を付ける前作までの主人公はそこには存在しない。空木探偵は携帯電話で声だけの出演。

音声と連動させるために一定のタイミングで強制的に次の場面に移行する。声優の台詞とも連動し、文字は衛星放送で流れる台詞と同じタイミングで表示される。あゆみちゃんの声は皆口裕子だ。また、プレイ開始時に時刻合せが行われ、画面上には常に時刻が表示される。

プレイヤが操作できる場面では、プレイヤごとに画面上の表示が異なるため、音楽が流れるのみで台詞は読み上げられない。おそらく効果音ぐらいしか出てこなかっただろう。

捜査(操作)とは言ってもストーリは勝手に進むシステムになっているため、時間が来れば誰かに呼びかけられたり、独白が入ったり、何かキーアイテムを見つけたりして次の場面へ移る。主人公であるあゆみちゃんは与えられた1場面当たり数分の操作可能シーンでは行間を補完する情報収集が出来るだけである。解決への糸口をつかむことはない。

1時間の放送が終わる直前には、各章の情報の整理、形ばかりの推理、次章へのつなぎのシーンが入り、スタッフロールが流れる。最後に限られた時間でどれだけ情報を集めたかのパラメータが「調査指数」として最大100%で表示される。中編以降は前章のおさらいから入り、同じようにストーリが進む。セーブデータはおそらく共通で、3章通すことで全体の調査指数が表示されたのではないだろうか。パスワードで書き出しすることも出来たと思われる。というのも、この調査指数の全国ランキングがあり、上位入賞者にはテレフォンカードが送られたらしいのだ。

このようなシステムとなっているため、BS探偵倶楽部のプレイ時間は最短で3時間、最長で3時間という完全な時間制限を持った話になっている。さらに、各章の前後にはプレイ不能の強制デモが入り、音声連動部分では当然台詞が通常のアドベンチャーゲームより表示が遅い。場面転移も進みの遅いプレイヤでも最低限の情報収集が出来るぐらいの尺を採っているだろう。そのため、ストーリにボリュームが欠ける。Internet Archiveに残っていたネタバレサイトを見たので具体的な言及は避けるが、割とあっけないものだ。

さんざんこれをリメイク希望しているが、やはり市販のパッケージに入れるにはあまりに短すぎる。大幅なストーリの改訂が必要になりそうだ。

ならばいっそのこと新作を描いてくださいませんか。

※この記事でストーリ、システムの参考にしたサイト自体は現存しており、ファミ探のコンテンツを意図的に消しただけのようなのでリンクしません。

2004年07月08日

ファミコンミニ ディスクシステムセレクション

耐性のない人がこれぐらい飲むと主人公くんのようにバッタリ眠れます
全国5300人のあゆみちゃんファンのみなさんおはようございます。

空木探偵事務所で過ごしたあの日々が帰ってきますよ。

ファミコンミニディスクシステムセレクションと銘打って、ファミコン探偵倶楽部前後編、ファミコン探偵倶楽部Part2前後編、ついでにその他のソフト8本が8月10日にリリースされることになりました。

自分がファミ探について語り出すと絶対にネタバレするので、リメイク版後ろに立つ少女の公式サイトを穴が空くまで読んでください。そこには隠しページがあるのでそれを見つけれるまで読み終わるの禁止。

せっかくならファミコンミニじゃなくて、NINTENDO POWER版と同等の奴をやって欲しかった。こんな感じで。っていうか、消えた後継者と雪に消えた過去のリメイクがまだ出てないし。ずっと待ってるんですが、まだですか?NINTENDO DSで出るって信じてますよ。

2004年07月08日

ゲームボーイアドバンスにくっつく変なもの×2

ポケモンボトルキャップ6個買って2組被ってるってどういうこっちゃ。

それはともかくとして、なんかゲームボーイアドバンスに色々付くらしい。

まずはなんかGBAに繋いでアニメが見れる奴に書き換え自販機が出るらしい。1話300円。値段はともかくとして、こんなの設置したらどう見積もっても設置費用が回収できないと思うんだ。

動画で新しい分野を切り開きたかったらエロっすよ。エロしかないっすよ。GBAでエロ動画!これはいけそうだ。特許庁行ってくる。

さらに上を行くのが、カムフォ・アドバンス。
FOMAですら所有者の半数以上が一度もテレビ電話を利用していないというのに、ワイヤードなアナログ回線使用で持ち運び不可能、その上1万個限定販売のテレビ電話。
これ、あらかじめ連絡を取り合って何時にテレビ電話をかけると言っておかないと100%映像付き通話は出来ないだろ。間違えて普通の電話をこれで受けたら大変だ。

既存ハードに通信機能付きの周辺機器、さらに個数限定で公式サイトからの通販のみ。むむ。これはあれか、64DDかッ。64DDなのかッ。

2004年07月08日

ファイナルファンタジーI・II発売日決定

スクウェアエニックスが7月15日に発売する予定だったゲームボーイアドバンスソフト「ファイナルファンタジーI・II」が、発売直前に不具合が見つかったため期間未定の延期となっていたが、7月29日に発売日が決定した。

差し替えが間に合わずに先週末には発売日が15日のままCMを流していたりギリギリで大変なことになっていたが、2週間の延期で済んでよかったよかった。

同ソフトを購入してクラブニンテンドーに登録すると1万人にストラップがあたるキャンペーンも期間を変更。
変更前:7月15日~8月31日
変更後:7月29日~8月31日
・・・短くなっただけ!?

20代後半~30代のおっさんたちが子供のころ熱中していたソフトだが、ヌルいRPGをやっているお子様たちにも十分にお勧めできる内容だ。微調整入ってプレイしやすくなってるしね。
ゲーム史上に残る無駄死にを披露した連中が、死後の世界でIII以降に出てくるボスと戦うというトンデモ追加シナリオが付いたり、潜るたびにマップが変わる不思議のダンジョン風味も追加されていたりしているので、かつてパーティアタックでキャラを成長させて楽しんでいたおっさんたちもいろんな意味で目が離せない作品だ。

amazonさんではいまだに7月15日発売のまま。まあ、普通に発送は7月29日以降になるんだろうけど・・。

2004年07月06日

F-ZERO GX/AXのサントラ発売

DSCN0756.jpgゲーセンでAXの世界2位記録(当時)が出たのを目の前で見たときはブッたまげましたな。裏技で空飛んでるんだけどね。

ある一定の条件(忘れた)を満たすと聞くことが出来るBIG BLUEのGXアレンジ版も収録したF-ZERO GX/AX オリジナル・サウンド・トラックスが7月22日に発売に。

ディスク2枚組で、一方がキャラ別、もう一方がコース別と言った感じです。

64版でもキレた音を出していたが、制作元がセガになってしまったAX/GXもなかなかどうしてスゴイ音を出していたもんです。色々と事情があるのか不明だが、新曲ばかりで過去の曲はBIG BLUEのみ(たぶん)ということでちょっと寂しい。

写真は例によってセブンイレブンのジュースのオマケ。今度はダブっていないが・・・同じ形やん!そりゃ、しっぽがビミョウに形状違うけど!色も違うけど!

2004年07月05日

3個目にしてカブる


昨日紹介した、セブンイレブンポケモンフェア2004のフィギュア。近所の店では早くも数が減ってきている。

というわけで2個ほど追加で買ってきた。1個目はデオキシスが出た。造形は見事だがちぃとも可愛くない。2個目にかわいいのが出た。プラスルだ。しかしどっかで見たことがある。昨日入手した奴にそっくりだ。見分けが付かない。

悔しいので3D立体視写真を作った。
交差法です。寄り目にして写真を見てると飛び出してきます。多分携帯版を見ている人でも大丈夫。ビヨヨーン

2004年07月04日

任天堂系ニュース拾い読み

関係ない話題ばかりやってすんません。

前のネタで写真載せたけど、セブンイレブンでジュースに付いてくるポケモンフィギュアが非常に出来がよい。
6月30日から開始しているポケモンフェア2004というキャンペーン。フィギュアの作成は畏れ多くも海洋堂。そりゃ出来が良いわけだ。

GBAのファイナルファンタジーI・IIが7月15日の発売から期日未定の延期へ...
似たような状況はGBA版カービィの最新作でもあったような。CMでの修正が間に合わなかったのか、今日放送されたCMにはバッチリと7月15日の文字が。
今、FOMAでFF1やっちょりますが、携帯マシンには良い感じのボリュームです。追加要素はないに等しいが、GBA版は追加要素が!FF2で久しぶりにぱーてぃアタックするのも良いかもしれない。

GBA「NARUTO-ナルト- ナルトRPG ~受け継がれし火の意思~」にGBASP本体同梱版ナルトオレンジSPが。
ロゴがでかすぎて微妙だが、GAMEBOY GALLERIAの人は買うに違いない。っていうかスゴイな、この人

2004年07月04日

P900iカスタムジャケットを買ってきた

P900iとプラスルどうもこの間は見て回った店が悪かったようだ。
別の店に行くと、ZENとブラックカムフラージュを除く全種が置いてあった。
普通に買えるとは思っていなかったから、どれを買うかなんて決めてなかったし、店員がいきなり両手に持ちきれないほどの枚数を渡して選べっていうもんだから直感でレインドロップを購入。

元々ごてごてしたのがキライだからシンプルな物を買おうと思っていたが、実際に見ると金魚が泳いでいる奴とかも結構良かった。うーん。そっちでも良かったかなあ。

パッケージを開けると専用ドライバと留め具と簡単な説明書が入っていた。さらに台紙には専用サイトアクセス用のQRコードが。

QRコードを撮影してサイトに行くと待ち受けFLASHとかサブディスプレイ用の壁紙、ついでに着信や発信時に使えるアニメGIFまで。一通りダウンロードしてレインドロップ一色に。・・・これって梅雨の季節のイメージだなあ。

買った人だけの特典というわけではなく、他のカスタムジャケットの所にもアクセスできた。あー、金魚良いなあ。今度買おうかな。

※写真はP900iとセブンイレブンで飲料水を買うと付いてくる海洋堂ポケモンフィギュア。えらく出来が良いんでやんの。

2004年07月04日

Pinky:st.を解剖してみる

ピンキーストリートは組み替えて遊ぶフィギュアである。遊びすぎると元の構成が分からなくなってしまうらしい。

と言うわけで構成パーツの一覧を作ってみた。
割と普通に売られているものは全部網羅したつもりだ。

ただし、PK001~003は初回出荷分ではなく、再生産分。
PK006は元値の数倍の値段になっているので知らない。
イベント専売の奴なんて知らん。

っていうか、こんなのが必要になるほど組み直したりしないけどさ。

続きを読む "Pinky:st.を解剖してみる"

- N-Styles -