去年に引き続き、任天堂の株主総会に参加してきた。

新社屋での株主総会
事前に発表されていたように、岩田社長が胆管腫瘍摘出手術直後ということで、今月10日に開催されたE3に引き続き欠席となった。
任天堂の定款15条で、株主総会の議長は取締役社長が務める規定があるが、今回は15条の2で定められた「取締役社長に事故あるときは、取締役会の決議によってあらかじめ定めた順序により他の取締役がこれに代わる」の規定に基づき、専務取締役である竹田玄洋氏が議長を務めることとなった。
会場は建てられたばかりで今月から使用開始となっている”研究棟”と呼ばれる新社屋7階の大会議室で行われた。

研究棟は、その名の通り開発部門が入居する社屋で、本社は今後もその他の部門が使用することになる。
白い外壁、均等に並んだ窓ガラス、直方体の社屋は、本社と外見がよく似ている。下の写真は研究棟の敷地内から見た本社。

本社と研究棟は非常に近くに建てられていて、互いに見える距離にあるが、隣り合っているわけではない。まあ、これはちょうどいい土地がなかったのでしょうがない。
竹田氏が議長を務める初の株主総会
10時に株主総会はスタート。ざっと見た感じでは1500人ぐらいは入りそうな大会議室に対し、2/3程度が座っていただろうか。去年とさほど変わらない印象。
まず、議長の竹田氏から岩田社長欠席についてのお詫びが述べられた。岩田社長のコメントも代読されたが、サイトに掲載されている文章と同一のものだった。
任天堂側からの報告事項はサイトに掲載されているpdfを元にしたものなので、そちらを目に通したほうがいいだろう。
3DSは比較的好調なものの、Wii Uは不調で3期連続の赤字という報告。
岩田社長と比べると、竹田氏はこういった場に慣れていないのか、報告内容の読み上げに手間取る場面があった。貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)みたいな言いづらい用語が多いのでしょうがないか。
だいたいは今まで発表されていた内容と同じものだが、「世界同時発売したWii Uのマリオカート8が発売から1ヶ月で200万本と好調で、本体の売上も上向いています」といっていた部分が気になった。
マリオカートが世界同時発売で200万本が好調といえる数字なのか、調査会社がWii Uの売上の数字が毎週出しているが、それが任天堂として満足しているものなのか、疑問に思える。もっと危機感を持った方がいいのでは。
ひと通り説明が終わってから質疑応答タイム。
いままでは岩田社長が回答することが多かったが、議長の竹田氏がハードウェアの部署出身ということもあり、質問内容に応じて担当役員に回答を促すスタイルとなった。ソフト面は宮本氏と高橋伸也氏、プロモーションは大和氏、IRは君島氏が主に回答していた。
株主総会中のメモを元に再構成しており若干ニュアンスが異なる部分があると思われるので、参考程度にして欲しい。詳細は来週にも任天堂のサイト上に掲載されるので、正確な情報はそちらをお待ちください。
全部のせてもしょうがないので、気になった点だけ抜粋。順番は実際のものと異なります。





