前回の本体の基本機能編に続いて、WiiレビューのWiiチャンネル篇。
そもそも、Wiiチャンネルとは何か。
説明書から引用してみる。
Wiiのメインメニュー画面で、購入したゲームソフトやWiiに内蔵されているソフトなどが並んでいます。これらのソフトのことを「チャンネル」と呼びます。インターネットに接続して、ソフトの購入などをすると新しいチャンネルとして追加されます。
…ということだ。
Wii専用ソフトやゲームキューブ用ソフトを動かすための「ディスクドライブチャンネル」を含め、7個のチャンネルが購入時にWiiメニューに表示される。ただし、今現在「お天気チャンネル」と「ニュースチャンネル」はサービス開始されておらず、サービス開始後にオンラインアップデートで本体を更新しないと使用できない。また、後述するショッピングチャンネルでバーチャルコンソール用ソフトを購入することにより、チャンネルは増えていく。
PLAYSTATION3、Xbox360といった次世代ゲーム機において、ネットワークサービスが重要コンテンツとなってきているが、Wiiもその例外ではなく、このチャンネルの仕組みがネットワークの重要性を表している。注目すべきなのは、Wii専用ディスクで販売されているWii Sportsやゼルダの伝説トワイライトプリンセスもWiiチャンネルのひとつに過ぎないという点である。
従来どおりのパッケージビジネスはもちろん重要ではあるが、任天堂はもはやそれだけでは消費者の要望を満たしきれないと考えているようだ。チャンネルというフラットな枠組みにすべてのコンテンツを押し込むことで、相対的にパッケージソフトの重要度を低め、ネットワーク型コンテンツの重要度をパッケージと同等の地位にまで押し上げている。
クロスメディアバーで各種コンテンツをカテゴライズし、多彩な機能とコンテンツを整理したPLAYSTATION3、機能ごとにシンプルにまとめ上げたダッシュボードをゲームプレイ中でも呼び出せるXbox360。他社が多様化するコンテンツをカテゴリ分けして使い勝手の向上を図るのに対し、Wiiは整理することを放棄し、ユーザ自身に整理させるようにした。
一見するとWiiのほうが不便で上級者向けに感じられるが、実は非常に初心者向きになっている。ユーザがコンテンツにアクセスしようとするときに、Wiiメニューの中から探すだけで良い。いちいちメニューのどの項目に入っているか探し回る必要はない。プログラムとコンテンツの区別すらない。これはWindowsなどのデスクトップに近い。インターネットエクスプローラのショートカットとエクセルのファイルが共存しているようなものだ。人それぞれ好みはあるだろうが、個人的にはこのシンプルさが好きだ。
閑話休題。
それぞれのWiiチャンネルを見ていこう。