「手のひらの露1〜3」を読んだ

友人のshachi氏の書いた「手のひらの露」全3巻を読了。
処女作ではあるのだけど、あれこれお仕事されている方なので”小説としては”処女作というただし書きが必要だろう。
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京都を舞台にした、血の繋がっていない兄弟のお話。
兄は株のトレーダーで、弟は学生。主人公は弟。
デイトレード、京都の飲食店、料理、コンピュータ、ネットワーク、ハッキング、時事ネタなど雑多なジャンルを詰め込みながらも、それぞれの分野に疎い人にも、造詣のある人にも理解・納得できるレベルに情報量のバランスが取れている。
完全に自分の趣味をぶち込んでるな…という感じがして、登場人物の一人ひとりに著者の分身の一部が入り込んでいるように思える。
装丁やデザインも凝っていて、各章の扉ページが面白い。

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