「どきどき魔女神判!」は東京ゲームショウ2006の時点で企画段階だった

先日発売され、話題沸騰中の「どきどき魔女神判!」だが、プレゼント用のメールアドレスに寄せられた情報によると、メーカー欠品状態で次々回出荷まで埋まってしまっているそうだ。マニア向けのゲームに力を入れていない店舗ではしばらく入手が難しいかも。こんな状態でも普通に販売されているamazonはどんだけ大量に発注したのか…。またゲームランキングで1位になってしまっているし…。
そのamazonの書籍ランキングで現在3位に位置しているどきどき魔女神判! どきチラッ!スペシャルファンブックが、無事手元に届いた。amazonの品揃えを考えると、ゲームランキングで1位より、ファンブックが3位というほうが衝撃的だ。ちなみにこの本は、以前も報じたように、アニメイトやゲーマーズなどの一部店舗とamazonだけの専売品となっていて、一般書店では入手不可能なので、その影響もあるだろう。
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おまけは「特製マウスパッド」「シール」「着せ替えシート」「ポスター(2枚)」の4つ。
ファンブック本体は表紙を含めてフルカラーの48ページで、キャラクタ設定資料が半分以上あり、それ以外には序盤の攻略情報8ページ、開発者インタビュー7ページなどが収録されている。
松下プロデューサーと青木ディレクターのインタビュー記事から気になる部分をピックアップ。

─ 本作をはじめて発表したとき、ユーザーの反応は狙いどおりでした?
松下■ もう想像以上にすごい反応が返ってきてびっくりしました。ただ、コンセプトはだいたい決まっていたんですけど、実際にゲーム性がどうなるか模索中だったので焦りました。今さら「魔女チェックモードはやめました」なんて言えないですし(笑)。
─ 発表からマスターアップまで開発期間はどれくらい掛かったんですか?
青木■ 松下から私のところに企画が持ち込まれたのが昨年の6月で、開発が本格的に始まったのが8月。その1ヶ月後の東京ゲームショウの時点では、実は企画だけでゲームはできていなかったんです。

世界中のDSユーザを震撼させた例のスクリーンショットが出てきた時点では、まったくゲームが出来ていなかったというのは驚きだ。
出来てもいないゲームに踊らされていたとも言えるが、そのおかげである意味ユーザが望んだどおりのソフトが出来たのかも。このスクリーンショットに対するユーザのリアクションが開発者を刺激して、「15歳以上推奨」という過激な内容にしてしまったのではないだろうか。
7月25日に2枚組サントラCDの発売が決定しているが、サウンドについてもインタビューで触れている。

─ サウンドもかなりのボリュームがありますが何曲収録されているんですか?
松下■ 全部で31曲入っています。ボイスもそうなるんですが、サウンドもスケジュール的に非常に厳しかったんです。すべてのサウンドが完成したのがマスターアップ1日前というありえないタイミングでした。もちろん、サウンドクリエイターのこだわり抜いた楽曲だけあって名曲揃いです。最初はギターサウンド全開の曲ばかりで、ゲームのイメージにまったく合っていないと心配していたんですが、聴いているうちにハマってきちゃうんですよ。しんみりとしたシーンの曲の仕上がりも心配だったんですが、最終的には素晴らしい曲ばかりアップしてくれました。ただ、途中でチェックを受けなきゃいけない場面でぜんぜん曲が上っていなくって、同じ曲を延々と流しつつ「さっきの曲とは微妙に違うんです」ってごまかしました(笑)。
青木■ 楽曲のすばらしさに加えて、本作では内蔵音源ではなくストリーム再生しているので、音質もバッチリです。おそらくニンテンドーDSでは前代未聞だと思うんですが、ROMの容量の半分をサウンドに当てているんですよ。しかも、サウンドのためのROM容量自体を一段階大きくしてもらってまで。おかげで、パワフルなサウンドになってゲームをいっそう盛り上げてくれるようになっています。

簡単に説明すると、内蔵音源というのはプログラムで音楽を演奏するもので、ROMには楽譜が入っていると考えるとわかりやすい。一方、ストリーム再生は音楽データそのものが入っていて、それを垂れ流しにするもの。内蔵音源の制限を受けないのでボーカルを含めて自由な曲が使用でき、処理の負荷が少ないというメリットはあるが、ROM容量を多く使用する。
NINTENDO64のF-ZERO Xも毎秒60フレームの描画をするためにROM容量の多くをサウンドに割き、ストリーム再生を採用していたが、まさかどき魔女で同じことをするとは。
ニンテンドーDSでは前代未聞とのことだが、押忍!闘え!応援団は無視ですか。
関連記事はこのあたり。増えすぎ。

「「どきどき魔女神判!」は東京ゲームショウ2006の時点で企画段階だった」への8件のフィードバック

  1. マイナーですが、おんたま♪~おんぷ島へん~でも
    1GbROMの容量の90%がサウンドデータだとか。
    http://www.noise.co.jp/cp-bin/ontama/index.php?eid=25
    しかし応援団やおんたまは音ゲーであるという事を考えれば、
    音ゲーでもないのに容量の半分も使うというのは異例かもしれませんね。

  2. ファンブックまで購入するとは、さすがあれっくすさんは研究熱心な方ですね

  3. 最近どき魔女の記事ばっかり…
    そういう人じゃないと思っていたのに
    なんかショックです…。

  4. このゲーム本当に良ゲーですよね。アドベンチャー、キャラ、バトル、エロのバランスが最高によく音楽はまさに神レベル。イメージだけで糞ゲーみたいに思われるのは残念。ファミ通式採点で言えば最低7点て感じ。個人的には10点満点。ファンブックはラスボス載ってないので4点かな

  5. い、良い出来なの!?
    なるほど、つまりあれっくすさんはそれを見極めていたと?
    ………。

  6. エロがどうかは置いといて、
    ゲームとしても優秀な出来だそうですね。
    プレイモアになってからは散々なことを言われていましたが、
    まだまだやれるってところを見せてくれてうれしい限りです。

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