2013年01月28日

とびだせどうぶつの森攻略本レビューの収支報告


スポンサーリンク

昨年末にとびだせどうぶつの森攻略本4冊の比較レビュー記事を書いた。
大人気ソフトに対し、超分厚い攻略本が4冊同時発売ということで、需要があるだろうなと見込んで書いたのだが、想像を超えた。

mori_kouryaku03.jpg

攻略本記事レビューは需要の割にあまり見かけない。手間もコストもかかるからだろう。
どうぶつの森が特例中の特例だと思うが、それなりに記事を書く上で金銭的なメリットがあることがわかれば、後に続く人がいるかもしれないので、記事公開から1ヶ月の情報を公開しておくことにした。

PVはトータルで70,000程度
公開初日が一番アクセスが多いが、その後は完全に右肩下がりというわけではなく、毎日コンスタントに閲覧されている。

mori_review01.PNG

YahooやGoogleで「とびだせどうぶつの森 攻略本」などで検索すると上位に出ること、ページランクの高いインプレスから記事にリンクされていることの影響が大きいだろう。

Google Adsense広告のクリック率はかなり少ないものの、1ヶ月で攻略本4冊をちょっと超えるぐらいの広告収入が入った。

ただ、記事の性質上、Adsenseはもともと期待できるものではない。
こういった記事で期待できるのはamazon広告だ。

結果を端的にいえばバカ売れ。amazonバンザイ。
それぞれの売上はだいたい以下のとおり。


ファミ通 230冊超


ニンドリ 130冊超


電撃 40冊弱


公式 10冊程度

紹介料は合計でだいたいWii Uベーシックセット1台分ぐらい。
何度かamazonで品切れになっていたので、それがなければもう少し伸びていたかもしれない。楽天ブックス等のリンクも張っておくべきだったか。
1ヶ月たっても毎日コンスタントに10冊程度は売れているので、あと数ヶ月は利益を出し続けることだろう。

繰り返しになるが、これだけ良い感じの収益が出るのはどうぶつの森ぐらいだろう。

・ソフト自体が大ヒット
・初週に大半を売り上げるのではなく長くヒットしている
・ゲーム内のデータ量が膨大で、攻略本の需要が多い
・情報量が多く、ページ数を増やしてもデータを網羅するのが難しい
・攻略本が4冊同時発売
・ふだんゲームや攻略本を買わないプレイヤが多い

これだけの条件がそろっているからこそ、比較記事の需要が多かったのだろう。

ポケモンも近い感じではあるが、ポケモンの場合はほぼ公式攻略本1択に近い状況なので比較記事の需要は少なそう。

よほどいい条件が揃わないと赤字になる可能性も高いし、あの分厚い攻略本を4冊見比べるのは相当時間と気力を使うので、真似したい人は覚悟しておくように。私は二度とやりません。


スポンサーリンク


この記事の前後の記事
2013年02月11日:利用ガイドの変更を強いられたWii U用SNS「ミーバース」の惨状
2013年01月08日:3DS「ポケットモンスターX・Y」2013年10月世界同時発売

最新記事
2024年02月20日:3万アカウントの凍結を見届けた 趣味としてのTwitter(X)スパム報告
2023年06月25日:任天堂株主総会レポート2023
2023年06月21日:レビュー:ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム
2022年06月30日:任天堂株主総会レポート2022
2022年03月15日:Hue Sync Boxで映像とゲームを画面の外から強化する
2021年03月11日:シンエヴァを鑑賞した人たちを鑑賞した[ややネタバレあり]
2021年02月12日:藤子・F・不二雄「ノスタル爺」を読み解く
2021年01月18日:「呪術廻戦」単行本での加筆修正一覧(15巻まで)
2020年09月28日:「2.5次元の誘惑」がとにかく熱い
2020年04月08日:緊急事態宣言が発令された日の雑感



- N-Styles -