2006年12月18日

強度試験でWiiストラップが切れました!原因を考察


スポンサーリンク

今話題のWiiストラップのヒモが切れました。正確に言うと、切れて当然の使用法をして切りました
※いろいろ突っ込まれたのでタイトル変えました。ついでに図表を追加

まずは写真をご覧あれ

根本からブチリと

Wiiに固定している箇所ではなく、ストラップの付け根の部分が抜けたような感じ。当然ながら切れたのは交換対象の0.6mmタイプ。

この記事だけを見る人もいるだろうし、要らぬ騒ぎになったり、脊髄反射的なコメントが書かれたり、不愉快な文字絵が投稿されるような気がするので、まずはどのような使用法をして切れたかを正確にお伝えしたい。考察はその後で。

私はこういうサイトを運営しているので、強度問題で交換対応になっていることは関連する話題も含めて既に熟知しており、既にその件に関する記事も書いている。
参考:Wii用のストラップ、320万本を自主回収 回収対象のWiiストラップを1円で判別する方法

どうせ交換になるのだから、ストラップのヒモを切ってしまった人たちがどの程度の力で振り回したのかを調べてやろうと、手首にストラップを締めたまま、布団に向かってリモコンを投げつけてみた。(真似しないでください)

ベッドに腰掛け、太ももの隣あたりにたたきつけるように落としていった。落下したときの手首の高さはちょうどストラップが伸びきるぐらいの高さにした。
最初は軽く、次第に強く、5回目に投じたあとで持ち上げたときにいつもと違う感触を覚え、手元を見るとストラップの紐が切れていた。
どれぐらいの力が加わったのかは、文字で表現するのは非常に難しいが、あえて表現すると「Wii Sportsのトレーニングモードの『ホームラン』で、場外ホームランを狙うパワーで振り抜いた」ぐらい。

普通、このホームランで遊ぶときはしっかりと握りしめるので、すっぽ抜けることはほとんど無いと思う。手を離してしまった人たちの話を見ると、ベースボールよりもボウリングで手を離してしまうことが多いらしい。プレイ中にBボタンを離す動作を強いられるので、ついついリモコンごと離してしまうという。結構良い感じのスコアを出した自分のプレイスタイルでは、パワーよりも踏み出し位置とスピンが重要なので、ストラップのヒモを切ったときのようなパワーで投げることはまず考えられない。パワーが必要なら大振りよりも手首でスナップを利かせたほうが有利だ。

ここからが考察。
もう一度ヒモをよく見てみる。

重要なのは、隣にある正常なストラップとの長さの違い。残ったヒモが明らかに長く、切れたヒモが短い。

これらはもともと、同じ0.6mmタイプヒモのストラップで、長さは同じものだ。

リモコンとの接合部分に注目。クリックして拡大しないと見づらいかも。

向かって右側、切れていない方のヒモが黒ずんでいる。
これは、おろしたてのジーンズをはいたままプレイしたせいで色移りしていたもので、本来はこの位置に黒ずみが来るわけがない。ストラップとWiiリモコンの接続部分にこの黒ずみが来るはずである。

要するに、4回投げつけたときにすこしずつ接続の位置がずれていき、2本のヒモがアンバランスな長さになっていたわけだ。本来、2本のヒモで均等に負荷を分散していたはずなのに、いつの間にか、1本で負荷を支えなければいけない状況になっていたのである。そこでホームランを場外に運ぶ速度で布団にたたきつけてしまったわけだ。

しかし、よく見るともう一方のヒモも内部のナイロンワイヤーが切れているっぽい。首の皮一枚で繋がっている感じ。もう一方が切れたときの衝撃でこちらにも負荷がかかったのかも知れない。

とにかく、ヒモの長さが狂うと余計な負荷がかかり、切断される危険性は格段に増すと考えられる。ときどき、ヒモを確認し、長さのバランスがおかしくなっていた場合は注意が必要だ。いったんプレイを止めて長さを整えることをオススメする。

図示するとこんな感じ。長々と説明するよりも、ひとめで理解できる可視化ってステキ。

Wiiリモコンを乱暴に扱うとヒモが切れちゃうメカニズム

※この図はあくまで私の想像によるストラップ破損のメカニズムです。他の原因による破損も起こっていると思われます。

今回切れたのは、リモコンの付け根側ではなく手首に近いほうの末端だったが、リモコンの付け根のところで切れているケースも多いようだ。こちらが切れてしまう原因もなんとなく想像できる。ヒモの偏りが継続して何度も起こり、磨耗してしまったのではないだろうか。その状態で異常なテンションがかかり、切断につながったものと思われる。1mmタイプに交換することはヒモそのものの強度向上が見込まれるが、それとは別に太くなることでストラップホール内でヒモが動いたり、長さに偏りが出来るすることを予防する効果もあるかもしれない。

「切れても良いや」ぐらいの気持ちで今回の実験を行ったのだが、切れたときには「あれっ?この程度で?」と思った。2本のヒモがずれずに、均等に負荷を分散していれば、この程度の力で切れることはなかったのだと思う。最大パワーで振り回しているときに、手を離すなんてことは普通は考えられないと思っているのは今も同じだが、"もしも"のときにこのストラップではすこし頼りないとも思った。

1mmタイプのストラップとの交換は既に受付を開始しており、21日から順次発送されるという。「自分は大丈夫」と思っていても、もしものときのために確実に交換をすませておこう。今は丈夫そうに見えても経年劣化で強度落ちる可能性もある。また、直径で言うと0.4mmしか違いがないが、断面積は直径の2乗に比例するので、1mmタイプは3倍近くの太さになる。強度もずいぶんと上がっていることだろう。

あらかじめ書いておきますが、匿名とそれに準ずる名前によるコメント、記事とは無関係なコメント等は削除いたします。ご了承ください。


スポンサーリンク
関連記事


この記事の前後の記事
2006年12月22日:「ぷよぷよ!」、全品回収ヘ
2006年12月17日:ドラゴンクエストIXの開発中動画を期間限定公開

最新記事
2017年07月07日:私はキンプラに殺された
2017年06月30日:任天堂株主総会レポート2017
2017年06月20日:「映画 山田孝之3D」はとんでもない映画だった
2017年05月25日:ARMSはSplatoonの背中に追いつけるか?
2017年04月14日:amazonの検索結果からボッタクリ価格業者を消す方法
2017年03月29日:1-2-Switchは最高のパーティゲーム
2017年03月04日:Switch発売に寄せて
2017年02月14日:ニンテンドーSwitchと一緒に買っておきたいもの
2017年01月20日:IMAX版「君の名は。」は2倍泣ける
2017年01月19日:ニンテンドーSWITCHを確実に手に入れるにはどうしたら良い?予約はどこで?


トラックバック

» うちのWiiストラップも切れました! from じっぷろぐ
http://n-styles.com/main/archives/2006/12/18-070000.php(カトゆー家断絶) 敢えて切れるような実験を... [Read More]

コメント

はじめまして、いつも見させていただいています
Wiiリモコンのストラップ強度検証お疲れ様です

見ていて思ったのですが、誤解を招かないように詳しくちゃんと説明されていて配慮がよく見て取れるのですが
記事のタイトルと画像だけ見て判断する人が多いでしょうし、それに、非常に失礼ですが検証内容が長文ですので
全て読まずに判断する人が多そうですね^^;

こういう事を書くと信者と誤解されそうで迷ったんですが
ショッキングなタイトルと画像を全面に押し出しすぎて
肝心の検証内容がボケているように思います

まぁ全部読まずに判断する人は何を言っても無駄なんでしょうけども・・・

はじめまして。
ヒモの長さが狂うと危険っていうのはなるほどですね。参考にさせていただきます。
有益な検証ありがとうございました。

やっぱり切れるんですか。

任天堂の事だから、かなり余裕を持った強度のものを作ったと思ってたんですけど、
テストが不十分だったか、それとも製造上の問題か?
いずれにせよこういうミスは珍しいですね。

はじめまして。
いつも拝見しております。

実際に検証してみてどの様な状態になったかまで掲載して頂いているので、非常に参考になりました。
(トラックバックさせて頂きました。)

今後のご活躍を期待しています。

自分は昨日、まさにWiiリモコン事件が起きました。
ストラップをせずにWiiスポーツのテニスをしてたせいでリモコンが手から外れ吹っ飛び、ガラスを破ってしまいました。
肝心のリモコンの方はほとんど無傷でしたよ。
さすが任天堂!!
強度はしっかりしてますね!
今度からはこんなコトにならないようにしっかりストラップをつけたいと思いますし、自分は大丈夫と思ってるヒトは要注意です。

いまんとこ手からリモコン離れたこと無いですが(使用ソフトはWiiスポ、ゼルダ、はじWii)、取れる人は取れるんですかねぇ。
メニューやバーチャルコンソール以外の時は(つまるところWii用ソフトで遊んでるときは)欠かさずストラップつけてますし、あんまり心配してなかったのですが…
どうしようかなぁ 交換した方がいいのかなぁ
なんか古いのも持ってたい気もするし(レア?)

はじめまして。
ストラップが切れた画像は何度か見ましたが、ここまで細かく検証してるものはなかったので参考になりました。

いやあ、とても参考に成りました。
成る程と言った具合です。
しかし任天堂も一本の状態での検証は
行わなかったのでしょうかね?
いずれにしても利用者が注意しない限り
事故は無くならないのでしょうけどね。

こういう具体的な検証が見たかったのよ。
単に切れた切れたと切れた画像だけ載せられても信憑性の判断が出来ないし、それを悪用して騒ぐ奴も出るからね。
確かに紐の左右のズレで負荷が変わると切れやすくなると言うのは物理的に見て理にかなっているね。
これで個人での対策もしやすくなりますな。

憂慮の通り、本文を無視してエントリのタイトルと画像だけ引用されている場面が、散見されました。(ぶっちゃけ某掲示板での話ですが)

タイトルは「紐が切れる原因の検証」などとし、一行目に「2本の紐の長さが狂うと切れやすくなる模様。検証結果は以下の通り」と、結論を先に出すのが自衛策として宜しいかと。

エントリのインパクトは薄れますけどね。

ともかく、貴重な検証結果の報告、ありがとうございました。

あれっくすさん、ならびに皆さんmiiありがとうございます。うちのリモコンのストラップも0.6ですが、切れませんでしたよ。やっぱりリモコンの使い方次第でしょうかね。一応念のために回収してもらいますね。

実際こうゆう検証される人も少ないと思うので
参考になりました…
余裕があるが1ミリのほうで同じことやってみてはいかがでしょう…?

あとはスルーしてください。
「うちのWiiストラップも(切れて当然の使用法をして)切れました!」のほうがよかったかもしれませんね。
タイトルだけみて要らぬ誤解を招くのも想定されてあえてのあのタイトルにしてる意図を感じてしまいます…

ども、2回目のコメントです。
自分のWiiもよく見たら、0.6mmでしたね・・
早速交換手配しました。
紐が切れてTVにぶつける人って基本的には立ってやってそうですね。
自分は基本座ってやるんで、考えにくいですけども・・・


┌─┬──□二二二
│□│
└─┘
強く引っ張られた場合力が一番かかるのが↓の部分になるので↓の部分がきれたって報告が多いそうです
すっぽぬけたってのは明らかにストラップつけてないと思います

僕の場合はリモコン側にまきついてるひものっ部分がきれてしまってました。
どうやらリモコンにまきついてる部分がふることによりかすれ、摩擦でだんだん切れていき、最終的に切れるみたいです。
たぶん完璧に安全に使用するには本当にしっかりとリモコンを握るしか手がないようです。

パンヤやっていましたらいきなりプッツリと切れましたorz
どうやら本体側のストラップ口部分に擦れたようで、先端のループしているすぐ横から切れておりました。
交換は頼みましたが、そもそも手首側に比べればストラップ細いですよね…。まぁ、のんびり到着を待つとします。

コメントする

※無記名投稿またはそれに準じる名前での投稿は、内容にかかわらず削除することがあります


- N-Styles -