ノーバン始球式の輝かしい歴史

まずは、この記事タイトルを見て欲しい。
橋本環奈、天使すぎるノーバン始球式 – プロ野球ニュース : nikkansports.com
記事をクリックして見たところ、橋本環奈さんが見事なノーバウンド投球で始球式を行ったという内容だった。
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大変微笑ましいニュースなのだが、なぜか記事を読んで「騙された!!!」と憤っている方が多数SNS上で観測された。
ノーバウンドの略称として「ノーバン」と表現していたところ、ノーバンが別の何かに見えたようだ。
例:


※適当に検索して見つけたものを貼り付けているので、不都合があれば外します。
結果として、この記事は大きな反響を呼んで、日刊スポーツのサイト内で本日のPVランキング1位となっていた。記者の強い作為を感じる。端的に言えば「釣り」なのだが、以前も同じ引掛けを見た気がするので調べてみた。
日刊スポーツは毎年コンスタントにノーバン始球式の情報を報道している。これだけ供給があるということは、需要もあるのだろう。

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与沢翼の雑誌に、編集者の魂を感じた

先日、与沢翼という人が資金ショートということで会社をたたんだという話題を目にして、彼が関与したネオヒルズ・ジャパン 与沢翼責任編集長という雑誌を購入した。
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与沢翼氏については、倒産すらパフォーマンスの一部っぽい雰囲気があり、あんまり炎上マーケティング的なものに加担したくないので詳しくは触れない(触れたくない)。
だいたい、どういう人なのかは知れ渡っていると思うが、あえて説明すると「自分が金持ちであることを演出することで、自分が関与するビジネスが儲かるように思い込ませ、そのビジネスに参入する人を増やし、人が増えることで自らの収入が増える」という周りくどいお仕事をしている人である(…と、私は認識している)
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この雑誌、ゴージャス感が半端ない。雑誌と名乗っているが、1号しか刊行されていないムック本であり、フルカラー128ページで669円(増税前は650円)というのは激安だ。
通常、雑誌というものは雑誌そのものの販売価格では制作費をまかないきれず、広告を多数掲載し、広告収入で利益を得るビジネスモデルなのだが、この本にはほとんど広告がない。
つまり、この雑誌も与沢翼氏の儲かっているアピールのパフォーマンスの一環として作成されたものなのである。事実かどうか不明だが、与沢氏から制作費として数千万の手出しがあったようだ。
はっきり言って内容はゴミのようなものだ。
具体的なビジネスの内容には一切触れない婉曲表現が多数使われていて、いかに儲かっているかの話は虚実混ざった状態で延々と羅列してある。テキスト部分は読めば読むほど気分が悪くなる、完全に毒である。
しかし、驚いたことに、雑誌としては非常に素晴らしいクオリティである。
プロの編集者・デザイナーが本気で作り上げた”作品”と言っても良い。高い制作費をもらって、それに見合うだけのパーフェクトな仕事をしたのだろう。
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胡散臭さが盛りだくさんのテキストが、パッと見た時に美しいフォント、美しいレイアウトで彩られ、エグゼクティブ向けのハイクオリティなビジネス雑誌の体裁をなしている。
華麗な風呂敷に包まれた三段重ねの重箱に収められているレトルト食品を想像していただければわかりやすい。
クオリティが高いだけに、彼らが「俺たち何やってんだろ」と思いながら仕事している様子が目に浮かんで心が痛くなる。雑誌のプロなのだから、与沢氏のビジネスが虚業同然であることは当然把握した上で仕事しているだろうから、なおさら切ない。

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ゼロ・グラビティは4DX版を観ろ!

話題の映画「ゼロ・グラビティ」を観てきた。
ゼロ・グラビティは、最近の大作映画で必須になりつつある3D対応はもちろん、迫力のある大スクリーンで楽しめるIMAXシアターにも対応している作品だが、さらに「4DX」版も公開されている。

4DXは、3D対応の飛び出す映像だけではなく、座席が前後左右にうごいたり、振動したり、風が吹いたり、水しぶき(ミスト)をかけられたり、スモークが炊かれたり、スクリーン周辺でフラッシュが光ったり、匂いがしたり、シャボン玉が飛んだり、とにかくなんでもありで驚異の映画体験を満喫させるシステムだ。
まだまだ普及しておらず、日本国内では名古屋市に続いて先日設置された北九州市でやっと2例目。
自宅から自転車圏内にIMAXシアターがあるが交通費と時間を惜しまず、4DXの初体験を兼ねて北九州の小倉コロナシネマワールドに足を運んだ。
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廃墟と日常生活が共存する島、池島 (後編)

前編からお読みください
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午後からは有料の坑内探検ツアーに参加した。一人2500円。
長崎さるく|池島炭鉱さるく
元炭鉱マンがガイドを務めているので、解説はバッチリ。
今回は、平日で人も少なく時間の余裕があったので、普段はあまり回らない見学コースを案内していただけた。
テレビで紹介されることも増えて、週末だと数十人がいっぺんにやってくるため、だいぶ省略気味になるそうだ。
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誰も住んでいないアパートの一室を、観光用に開放していてそこを案内してもらった。
普段は鍵がかかっているので、ガイド付きじゃないと入れないようになっている。
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中に入る。
このアパートには4畳半2部屋に台所とトイレが備わっている。風呂はない。
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部屋の中には当時を偲ぶ資料や生活道具が置かれている。
さらに、特別に屋上に登れる階段を設置してあり当時の住民たちも見ることができなかった絶景が堪能できた。
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建築時期や立地などによって廃墟度が違っている。
植物に侵食されると一気に廃墟感が増す。
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建物と植物が組み合わさった奇妙な感覚は福岡のアクロスに通じるものがある。
参考:福岡市のド真ん中にある穴場スポット:アクロス福岡・ステップガーデン

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福岡市のド真ん中にある穴場スポット:アクロス福岡・ステップガーデン

飯はうまいが、観光スポットがないのは福岡市民共通の悩みで、遠方から友人が遊びに来るたびに、どこに連れて行くか迷ってしまう。電車や車で少し遠方にいけばそこそこ観光地はあるものの、都心部はたいして見るものがない。
福岡市の中心地である天神は買い物や飲食には便利だが、観光できるような場所はない…と思いきや、その天神1丁目1番地1号に福岡市民ならみんな知ってるけど、わざわざ行かない穴場スポットがあった。
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全面ガラス張りのおしゃれな外観のビル、アクロス福岡である。
もともと福岡県庁があった場所に1995年に建てられたビルで、中にはイベント会場や会議場、飲食店、オフィスなどが入居している。
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ぐるっと反対側に回ってみると、緑色に覆われている。
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ビルの裏側に位置する天神中央公園から見上げるとそこには山があった。
屋上緑化スペース「ステップガーデン」である。
階段状になった屋上に植樹して緑化している。
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公式サイトのFAQにあるおそらく10年以上前に撮影された写真と見比べると一目瞭然だが、ものすごく育っている。
NHKの「美の壺」で取り上げられたことがあり、バックナンバーで軽く紹介されている。
file246 「空中庭園」|NHK 鑑賞マニュアル 美の壺
屋上に重量物を置くことはできないため、軽い人工土壌を薄く置くことしかできず、低い木々しか植樹できなかったが、長い時間をかけて木々を育てた。
野鳥が種を運び、木の種類も増え、公園側からは外壁や階段がほとんど見えない状態になっている。

大きな地図で見る
上から見るとこんなかんじだ。
完全に緑。
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近づいてみると、その迫力に圧倒される。
山だ。
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そして、このステップガーデンは公園側から眺めるだけではない。
登れるのだ。
登るしかないだろう。

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E3でWii UVを電撃発表!

堂はE3(Electronic Entertainment Explosion)で据え置き型ゲーム機「Wii U」の後継機「Wii UV」を発表した。発売日および価格は未定。
新型ゲーム機の発売前に更に後継機となる機種の発表は異例で、E3会場でも大きなどよめきが起こった。
発表の様子を見てみよう。
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Satoru「かつて、ゲーム機は家庭内で邪魔な存在でした。
リビングのテレビのそばにあり、テレビを占有し、母親から嫌われる存在でした。ゲームばかりやって運動をしないと非難され続けました。
我々はゲームキューブに取っ手を取り付け、Wiiでは家族みんなで運動も楽しめるハードに進化させました。Wii Uではコントローラに画面をつけることで、テレビを占有することもなくなりました。
しかし、それで満足していいのでしょうか?ゲーム機に対する偏見をすべて取り除くことができたでしょうか。
我々はその回答となる新しいハードを作ることにしました。Wii UVです。」
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前代未聞の新ハード発表に会場の興奮は絶頂に達した。

Satoru「Wii FitやWii Sportsで、家にいながら運動ができるようになりました。
新パルテナを熱心にプレイしたユーザは左腕だけムキムキになってシオマネキのようになっていると聞いています。
それでもゲームばっかりやっていると健康的でないと言われています。どうしてでしょうか?」
Satoru「原因は日焼けしていないところにあると思うんです。
そこでコントローラに紫外線(UV)照射装置を取り付けました。
説明するよりも実例を見せましょう。弊社のShigeruに実験台になってもらいました」
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会場「……。」

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昭和風犯罪報道がすごい

なぜだか知らないが、昨年から産経新聞がやたらと昭和風の見出しで高齢犯罪者の逮捕を報道している。 新幹線のグリーン車内で男性の財布をすったとして、警視庁鉄道警察隊は窃盗の現行犯で広島県福山市鞆町後地、無職、水長和之容疑者( … 続きを読む

iPhoneで飛行機のプロペラを撮影するとおかしなことになる

年末年始の帰省でいい飛行機写真と動画が撮れた。
窓からプロペラが見られる席に座る必要がある。サーブ340Bの3列目窓際に座った。
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かなり小さめの飛行機。
36人乗り。
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プロペラは4枚羽根。
羽に「DOWTY」と書かれているが、これはドウテイと読むのだろうか?
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ベルト着用のサインが消えてからデジカメ(Panasonic LUMIX GF1)で撮影。シャッタースピードは1/3200秒。
まあ、これは普通の写真。
超高速回転しているので肉眼ではプロペラは全く見えない。デジカメでもシャッタースピードを落とすとプロペラはほぼ消える。
ここからが本番。
iPhone4のカメラで撮影してみる。
飛行中の携帯電話の使用は厳禁なので、あらかじめ設定を機内モード(3GやWi-FiがOFFになり電波を出さない)に切り替えておいた。

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