任天堂発売のニンテンドーDSとWiiソフトの開発元一覧

任天堂はこれまでに約100本のニンテンドーDS用ソフトと、約30本のWii用を発売してきた。任天堂にも開発部署が複数あり、多数のソフトを開発しているが、これほどの多数のソフトを短期間にリリースするほどの開発者を保有していない。多くのソフトは他社が開発し、それを任天堂ブランドで発売している。
セガと共同開発した「マリオ&ソニック AT 北京オリンピック」のように、他社との協業を前面に押し出したソフトも一部にはあるが、ほとんどのソフトは著作表示にひっそりと開発会社を表記しているだけであったり、そもそも開発会社を公表していないものもある。
たとえば、ゲーム開発大手のトーセは、「伝説のスタフィー」などのごく一部のソフトを除いたほぼすべてのソフトでトーセ開発であることを伏せており、ゲームに収録されるスタッフロールでもトーセ開発だと分からないようにしている。実際は、トーセが開発したソフトは非常に多く、主要取引先を見てもその規模の一端がうかがえる。
任天堂以外の開発会社がソフトを作っているからといって、丸投げというわけではなく、任天堂の開発者がプロデューサやディレクターに就き、開発を指揮しているようだ。そういった開発秘話は社長が訊くシリーズや任天堂オンラインマガジンなどのインタビュー記事で良く出てくる。
実際、どのような会社が任天堂のソフトを作っているのか、任天堂サイト上の著作表示や、開発会社の業績一覧などを参照してリスト化してみた。※印が付いているのは任天堂のサイト上にその会社の名前が載っていないソフト。

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「任天堂カンファレンス2008.秋」で発表されたDSソフトのタイトル一覧と解説

10月2日に開催された「任天堂カンファレンス2008.秋」では、新型ニンテンドーDS「ニンテンドーDSi」が発表されたが、それ以外にも数多くのニンテンドーDS、Wiiのタイトルが発表された。
動画で多数のソフトが紹介されているが、分かる範囲で解説を付けていく。
以下、発売日順に紹介。まずはニンテンドーDSから

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任天堂2007年度決算まとめ:売上高は過去最高の1兆6724億円

任天堂は24日に平成20年3月期 決算短信(pdfファイル)を掲載した。それによると、2007年度(平成19年度)の売上高は過去最高の1兆6724億円を記録した。

一昨年昨年に引き続き決算短信に付属の各ハードの売上げ推移をまとめてみた。

ゲームボーイアドバンス(2001年3月21日/9,800円)
ゲームボーイアドバンスSP(2003年2月14日/12,500円)
ゲームボーイミクロ(2005年9月13日/12,000円)
年度200020012002200320042005200620072008
ハード予想
1,9002,0001,4001,020250
ハード実績
1071,7091,5651,7591,540833434159
ハード累計
1071,8162,3945,1406,6797,5137,9468,106
ソフト予想
5,7006,0007,0005,0503,000800
ソフト実績
2734,7054,0517,4898,4575,9363,8531,040
ソフト累計
2734,9787,12218,37926,83632,77236,62537,666
装着率
2.552.743.223.584.024.364.614.65
国内タイトル数
2514320515616576160
米大陸タイトル数
14922114518117012629
その他タイトル数
20314213517010917
ニンテンドーゲームキューブ(2001年9月14日/25,000円)
年度
 20012002200320042005200620072008
ハード予想
4001,200600450280
ハード実績
3805765023922357316
ハード累計
3809551,4571,8502,0852,1592,174
ソフト予想
1,0003,6005,0004,5003,4501,500350
ソフト実績
1,4374,6144,7374,8423,2791,680259
ソフト累計
1,4376,05110,78715,62918,90820,58820,847
装着率
3.786.347.408.459.079.549.59
国内タイトル数
227789433770
米大陸タイトル数
421591259984403
その他タイトル数
1501278067281
ニンテンドーDS(2004年12月2日/15,000円)
ニンテンドーDS Lite(2006年3月2日/16,800円)
年度
    20042005200620072008
ハード予想
3501,2401,6002,2002,800
ハード実績
5271,1462,3563,031
ハード累計
5271,6734,0297,0609,860
ソフト予想
1,5003,5007,00013,00018,700
ソフト実績
1,0494,99512,35518,562
ソフト累計
1,0496,04418,39836,96155,661
装着率
1.993.614.575.245.65
国内タイトル数
26147272458
米大陸タイトル数
1897157295
その他タイトル数
1684162342
Wii(2006年12月2日/25,000円)
年度
      200620072008
ハード予想
6001,4002,500
ハード実績
5841,861
ハード累計
5842,4454,945
ソフト予想
1,7005,50017,700
ソフト実績
2,88411,960
ソフト累計
2,88414,84432,544
装着率
4.946.076.59
国内タイトル数
38115
米大陸タイトル数
47194
その他タイトル数
45184

 ※売り上げの単位は万台・万本、タイトル数の単位は本
 ※装着率は「ソフト累計÷ハード累計」
 ※緑色で表記した2007年度の累計、装着率は予想値
 ※赤字は予想を下回った実績値、青字は予想を上回った実績値
 ※ゲームボーイアドバンスシリーズ、ニンテンドーDSシリーズの台数はそれぞれのハードの合算
 ※販売予想台数(本数)は、前年度決算時のもの。中間決算などで修正が行われることがあるが、それは考慮していない。
 ※ゲームボーイアドバンスの2001年度は10日間の実績。
 ※ゲームボーイアドバンスの2001/2002年度の予想は資料なし。
 ※Wiiのバーチャルコンソールソフト、Wiiウェアソフトはソフト売り上げに含まない。

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任天堂岩田社長に妙な質問をした人がいる

先日、10月26日に任天堂の経営方針説明会/中間決算説明会が行われた。詳しい内容は任天堂のサイト上で動画およびテキストで掲載されている。
説明会の内容を簡単にまとめると次のような感じだ。相変わらず任天堂は絶好調のようだ。

  • nintendogsが海外市場を中心にバカ売れ、累計1,577万本(全DSソフトで最大のヒット)
  • もっと脳トレは海外でも大ヒット、2作品合計で累計1,719万本
  • Wiiの販売ペースは米国据置ゲーム史上最速
  • Wiiは月産180万台で、今後もこのペースを維持
  • PSP新型の発売はDSの売れ行きに影響を及ぼしていない
  • Wiiは他機種の値下げ時期でも売り上げを落としてない
  • 2007年度のDSソフト売り上げ予想は1億6,500万本、Wiiは9,700万本
  • 12月にWiiショッピングチャンネルの「プレゼント機能」追加、他の人にソフトをプレゼントできる。
  • Wii「TV番組表チャンネル(仮)」を2008年3月までに提供
  • 小売店のDSステーション以外にもDS用の無線配信拠点を増やしたい

絶好調という話題以外には、ショッピングチャンネルの新機能と番組表チャンネルが気になるところ。リリースが楽しみだ。
せっかくなので、プレゼント機能が開始されたら、当サイト上で抽選をして何人かに実際にプレゼントしてみようかと思う。
説明会の後には質疑応答が行われ、任天堂の岩田社長や取締役が質問に答えている。そこで、妙な質問が飛び出した。

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ミリオンセラータイトルの約4分の1は任天堂ソフト

出所不明の怪しげなデータをかき集めて、ゲームソフトの世界売り上げを集計しているVideo Game Chartzのデータをもとに、ミリオンセラータイトル(100万本以上を売り上げたソフト)を調べてみた。

こちらのページで確認できるが、現在ファミコン以降の家庭用ゲーム機およびPCで発売された全作品のうち、全世界で累計100万本以上を売り上げ(もしくは出荷)されたタイトルは820本ある。

これをメーカー別に集計してみた。トップ10は以下のとおり

メーカー本数
任天堂215
EA110
ソニー63
スクウェアエニックス44
カプコン42
バンダイナムコ40
セガ35
THQ35
アクティビジョン32
コナミ28

※スクウェアエニックス、バンダイナムコは合併前の各社タイトルを含む

820タイトル中215タイトル。約26%、全体の1/4が任天堂ソフトということになる。多すぎ。

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ここ数年の任天堂が発表した不具合のまとめ

どうも今年は任天堂が不具合を発表しまくってる気がするので、ここ数年に任天堂が交換などの処置を行った製品をまとめてみた。公式サイトで確認できる製品+何らかの形で不具合情報が告知された製品のみ。致命的なバグ持ちで、交換に応じている製品でも公表されていないものは除外している。

青背景はゲームソフト、赤背景はそれ以外。

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体験会パンフレットで見る発売中止ソフト

任天堂は以前から、一般ユーザー向けの無料のゲーム体験会を開催している。無料で開催している割には相当な資金を投入しているようで、広い会場が用意され、数百台規模で試遊台が整然と並び、多くの子供達(の他、自分のようなマニア)が発売前のソフトを体験することが出来る。会場の広さや試遊台の多さにもかかわらず、1時間以上またされることもあり人気の高さを伺わせる。
さらに、新ハードへの移行期には発売前の新ハードに実際に触れられるということもあって、大行列が形成されてしまう。また、ポケットモンスターの「ミュウ配布」などのデータ配信や、物販コーナーもものすごい行列になってしまう。
簡単に任天堂の体験会の歴史をまとめると、以下のような感じだ。
1991年04月24日~05月06日 ファミコンスペースワールド 幕張メッセ
1992年08月26日~08月27日 ファミコンスペースワールド’92 晴海国際貿易センター
1993年08月24日~08月25日 ファミコンスペースワールド’93 晴海国際貿易センター
1994年08月27日~08月28日 スーパーファミコンアースワールド 晴海国際貿易センター
1995年08月23日~08月26日 ファミマガアースワールド 西武園ゆうえんち
1995年11月25日~11月26日 ファミコンスペースワールド’95 幕張メッセ
1996年11月22日~11月24日 NINTENDO64スペースワールド’96 幕張メッセ
1997年11月23日~11月24日 任天堂スペースワールド’97 幕張メッセ
1998年 開催なし
1999年08月27日~08月29日 任天堂スペースワールド’99 幕張メッセ
2000年08月25日~08月27日 任天堂スペースワールド2000 幕張メッセ
2001年08月24日~08月26日 任天堂スペースワールド2001 幕張メッセ
2002年 開催なし
2003年 開催なし
2004年11月03日~11月28日 ニンテンドーワールド Touch! DS 全国5会場
2005年 開催なし
2006年11月03日~11月26日 ニンテンドーワールド2006 Wii体験会 全国3会場
2007年 未定
上記のうち、アースワールドは任天堂主催ではなく、ファミマガの徳間書店主催のイベント。
スペースワールドの歴史についてはホコタテブログの記事が詳しい。今回も参考にさせていただいた。ありがとうございます。
これらのイベント会場では、入り口でパンフレットが配布される。このパンフレットは「ファミ通64」や「ニンテンドーキッズ」の編集部などが編集を行っており、なかなかしっかりとしたものだ。ゲームの画面写真がふんだんに使用され、オールカラーで50ページを超える。
サードパーティのブースはあるものの、会場の大半は任天堂ブースで、非常に多くのソフトが展示されている。新ハードのソフトのバリエーションを多く見せるためには仕方がないのだが、展示ソフトの中にはあまり開発が進んでいないタイトルが(仮称)表記付きで展示されている。体験会後、しばらくするとタイトルが変更されたり、場合によっては開発が中止されることもある。そういったソフトを触ることが出来るのも、このイベントの魅力でもある。
さて、パンフレットで開発中止ソフトを振り返ってみよう。

…とは言っても、1999年以降の体験会にしか行っていないのだが。

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