スクウェアエニックスは人気RPGのドラゴンクエストシリーズ最新作、「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」をニンテンドーDSで発売すると発表した。ドラゴンクエストモンスターズといった派生ソフトや、移植、リメイクを除いたドラゴンクエストの本編が携帯ゲーム機でリリースされるのは1986年の第一作発売から21年目、9作目にして初めて。任天堂プラットホームでの発売はシリーズ6作目以来、12年ぶり、3作品ぶりとなる。
ゲームデザインは堀井雄二、キャラクタデザインは鳥山明、音楽はすぎやまこういちというおなじみのメンバーに加え、開発はドラゴンクエストVIIIと同じくレベルファイブが担当している。2007年中の発売を目指し、開発を進めているという。レベルファイブは、同社発売タイトルの「レイトン教授と不思議な町」でニンテンドーDSへの参入を先日発表したばかり。
同シリーズとしては初の4人協力プレイを実装。これは、直接ニンテンドーDSを持ち寄ってのワイヤレスプレイと見られるが、さらにレベルファイブのサイトに掲載された情報によると、「ニンテンドーWi-Fiコネクション対応予定」としている。また、こちらも初の試みだが、戦闘はアクション要素を含むという。
サブタイトルの”星空”と、タイトルロゴで雲に包まれた木の実が、想像力をかきたてる。天の民が持つ禁断の木の実だろうか?ゲーム画面で主人公や敵キャラはポリゴンで描かれ、戦闘画面、フィールド画面ともにクオータービューの3Dとなっている。画面から推測すると、魔法やアイテムは画面上のアイコンをタッチして使用することになるようだ。
他にもドラゴンクエスト関連作品で任天堂ハードでの発売を控えている作品があるが、Wiiのドラゴンクエストソードはエイティング、ニンテンドーDSのドラゴンクエストモンスターズジョーカーはトーセの開発。発売時期も違うことから、これらの連動はないと見て良いだろう。
複数人協力プレイのRPGというと、スクウェアエニックスの「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル」シリーズ(FFCC)を彷彿とさせる。最新作、「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リングオブフェイト」(長ぇ)がドラクエ9と同じくニンテンドーDSで、「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル クリスタルベアラー」がWiiで、それぞれ発売を予定している。
リングオブフェイトは12月16/17日のジャンプフェスタでプレイアブル出展されるので、発売はそう遠くないと思われる。また、クリスタルベアラーはタイトルが発表された後、音沙汰がない状態だがリングオブフェイトと連動する可能性が高く、2007年中の発売と見られる。同じ会社なのでバッティングするようなことはないと思うのだが、うまい具合に発売日を調整して欲しいものだ。そうなってくると、FFCCはゴールデンウィーク商戦、ドラクエ9は年末商戦あたりに落ち着くのが妥当だろうか。
今年の夏に、同社の看板タイトルのひとつ、ファイナルファンタジーの3作目リメイクのファイナルファンタジー3が発売された。同シリーズは、発売翌月にはランク外になる、極端な初動率の高さが特徴的なタイトルだが、FF3は初回出荷が少ないこともあいまって、珍しく息の長いタイトルとなっている。現在90万本程度の売り上げに達しているが、売り上げは衰えず、近い将来にミリオン達成はほぼ間違いないと思われる。任天堂1強のプラットホームだったニンテンドーDSに、スクウェアエニックスが本気で力を入れ始めてきたと感じた。今後は、FFCCやドラクエ9のほかにも、ドラゴンクエストモンスターズジョーカー、いただきストリートDS、ファイナルファンタジーXIII レヴァナント・ウィング、聖剣伝説ヒーローズオブマナといった、大ヒットの予感を感じさせるタイトルを矢継ぎ早にリリースしていく。ただでさえ品薄のニンテンドーDSが、ますます品薄にならないか心配になってきた。このままでは、発売から1年が過ぎても、ニンテンドーDS Liteをいつ店に行っても買える状態にはならないのではないだろうか。
ニンテンドーDSのACアダプタに不具合発生、無償交換
12月15日に任天堂は、ニンテンドーDSおよびニンテンドーDS LiteのACアダプタの一部に不具合が見つかったため無償交換を行うと発表した。一部のACアダプタで故障が発生し、それが原因で発煙や火傷の恐れがあるという。A … 続きを読む