任天堂株式会社は、明治22年9月23日に創立された。京都に本社を置き元々は花札の製造販売を主な業務としていたが、ファミリーコンピュータをはじめとする家庭用ゲーム機を生み出したことで有名だ。あまりに圧倒的なシェアを誇っていたため、「帝国」と揶揄される事もしばしばだったが常に順風満帆だったわけではなく、幾度かの “ゲーム機戦争” と呼ばれる企業間の熾烈な争いに巻き込まれ、そして勝ち抜いていった。海外でNINTENDOという単語がそのまま家庭用ゲーム機の意味で使われるほどの圧倒的なシェアを誇っていたが、1990年代後半に社運を掛けて発売された最新機種 “NINTENDO64” で、家庭用ゲーム機市場における任天堂のシェアは減少する。一体何が原因だったのだろうか、そして任天堂はこの21世紀にどんな戦略を練っているのだろうか。
※この連載は2000年末~2001年初冬に執筆したものを加筆訂正しています。