ドラゴンクエストIX延期の影響が週刊ファミ通にも

エンターブレインが3月19日と3月27日発売の週刊ファミ通に掲載する広告枠の緊急値下げキャンペーンを行っている。『週刊ファミ通』緊急値下げ企画告知!!(pdfファイル)
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値下げの内容は以下の通り
「特報見開きタイアップ」通常195万円→150万円(23%OFF)
「中面4C1P」通常82万5千円→60万円(27%OFF)
「中面4C2P」通常165万円→110万円(33%OFF)
特報見開きタイアップ」は、通常のファミ通記事の体裁でありながら実は広告というもので、見開き2ページの記事をファミ通編集部が作成するもの。195万円は掲載料と、記事制作費込みの値段。
「中面4C」は巻頭や巻末ではない通常の広告ページでフルカラー(4色)のもの。1Pは1ページ、2Pは見開き2ページ。
広告は通常45日前に申し込む必要があるようで、進行スケジュールを見ると3月19日発売号は2月3日、3月27日発売号は2月10日が締めきり。とっくに過ぎている。
3月19日発売号は広告の原稿(版下)の締めきりが2月12日でこれも過ぎている。実際に印刷に使用されるポジ(原盤)の締めきりが2月26日だが、タイアップ記事はファミ通編集部で記事を作成する必要があるので、かなりギリギリ、本当に緊急のようだ。
このpdfファイルは2月13日に掲載された。体裁がスーパーの特売チラシ並にやっつけ仕事。これは、3月28日に発売予定だった「ドラゴンクエストIX星空の守り人」が前日の2月12日午後に延期を発表し、広告を取り下げたための穴埋めなのだろう。お気の毒に…。
広告の掲載スケジュールや予約を受け付けていた各店舗の対応を考えると、延期の発表はギリギリまでのばして最後のデッドラインだったのではないだろうか。元々年末から年度末ギリギリまで延期していたので、開発現場がどのような惨状になっていたのか、想像に難くない。
年度末を逃したら普通はゴールデンウィーク商戦にのばすのだが、一気に夏休み商戦までのばしているあたり、現在のソフトの完成度が厳しいのではないだろうか。確定した発売日を延期するのは多方面に影響を及ぼすので次はないと思いたいのだが、また2009年末まで伸びちゃうんじゃないかという心配もある。どうなることやら。
また、ドラクエとFFを同じ年に出さないようにするのがスクウェアとエニックスの合併の理由のひとつでもあったので、2009年度にドラゴンクエストIXが延期したとのなると、ファイナルファンタジーXIIIの年内発売も怪しくなってくる。今回は携帯ゲーム機と据え置きゲーム機なのでパイの食い合いになることは少なそうではあるが、同じ年度に発売してしまうと、翌年度に業績が急落することになるのでスクウェアエニックスとしては避けたいところ。このままだと2010年発売になってしまうのではないだろうか。
ところで、エンターブレインのサイトには各ゲーム雑誌の広告掲載料の一覧がある。「表4」や「表2見開き」など見慣れない用語があるが、表4=裏表紙、表2見開き=表紙をめくったところの左右のページ、表3裏表紙の裏となる。これらの用語についてはこちらのサイトに詳しい説明がある。
一番料金の高い表2見開きと発行部数を一覧にしてみた。

雑誌名表2見開き発行部数
週刊ファミ通275万円50万部
ファミ通DS+Wii180万円176,334部
ファミ通PSP+PS3180万円15万部
ファミ通Xbox 360180万円12万部
オトナファミ140万円10万部
ファミ通WaveDVD180万円10万部
ファミ通コネクト!オン140万円8万部
アルカディア170万円12万部

部数が多い雑誌は広告出稿にそれなりの金額がかかるようだ。
ファミ通DS+Wiiだけ具体的な発行部数だが、これは印刷証明付発行部数を使用しているため。「任天堂プラットフォーム専門誌においてNo,1」と表記してある。NINTENDO DREAMや電撃DS&Wiiなどの競合雑誌があるので1番であることを証明するためにこのようにしているのだろう。逆に言うと、他の雑誌は自称の部数でしかない。
雑誌の広告掲載ページ数と広告料を調べて、このゲームソフトは発売元が気合いを入れてプロモーションしているんだなと考えるのも面白いかも知れない。
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