特集3:【NINTENDO SPACE WORLD 2000 予習】


「NINTENDO SPACE WORLD 2000」は8月25日〜27日に、千葉県の幕張メッセで行われる任天堂主催のゲームの展示会である。任天堂が発売するソフトはもちろん、任天堂のハードで発売される他社のソフトを発売前に実際に遊ぶことが出来る。他にもまだ遊ぶことは出来ないソフトがビデオ展示されたり、会場で先行販売されるキャラクターグッズを購入することも出来る。また、ステージでは様々なイベントが行われると思われる。

今回の目玉は年末に発売されるゲームボーイの次世代機、「ゲームボーイアドバンス」の展示だろう。ゲームボーイアドバンスは32bitのCPUを搭載し、初代のゲームボーイソフトやゲームボーイカラー用のソフトも遊ぶことが出来る。携帯電話などとの接続アダプタも発売され、モバイルネットワークを駆使したゲームを楽しめるハードである。NITNENDO64の後継マシン「ドルフィン(仮称)」に関しても何らかの発表があると思われ、注目されている。

出展されるソフトは今のところすべてではないが明らかになっている。その中で注目されるタイトルをいくつか紹介しよう。

ソフト一覧

ゲームボーイアドバンス
今回が初めての実機展示と言うこともあり、ソフトの内容よりもゲーム機本体の形状が気になる。

マリオカートアドバンス(仮称)
SFCで発売され、64に移植されたカートレースゲーム。公開された画面写真を見るとSFC以上の出来映え。対戦時にはそれぞれの画面を見ることになるので画面が分割されない。
くるくるくるりん
アクションゲーム?シンプルで奥が深いらしい。
黄金の太陽
キャメロットが制作をしていRPG。パステルタッチの画面でほのぼのとしていい感じ。
ナポレオン
中世を舞台としたシミュレーション。解像度が上がったことによりシミュレーションゲームにありがちな細かい文字も読みやすくなっていると思われる。
以上、4本のスクリーンショット(NINTENDO OF AMERICA)

NINTENDO64
展示数が少なくなってきており、NINTENDO64の末期だと実感。逆に言えば円熟期でハードの限界まで作り込んだ優良ソフトが楽しめそう。

罪と罰〜地球の後継者〜
人間が主人公のシューティングゲーム?イラストが公開されており、今までの任天堂ゲームにはない雰囲気タイトル画面も完成しており発売は近いかも。
風来のシレン2 鬼襲来!シレン城!
不思議のダンジョンシリーズの最新作。おなじみの入るたびに地形の変化するダンジョンで、今回は城の材料を集めて持ち帰り城を建てる。開発はチュンソフトだが、発売は任天堂から。9月27日に発売が決定している。
パーフェクトダーク
海外では既に発売されているゴールデンアイタイプの3Dシューティングゲーム。日本でも海外から取り寄せたりしてすでにはまっている人が多数いるようだ。秋に発売予定
Dance Dance Revolution ディズニーダンシングミュージアム
やはり専用コントローラーが出るのだろうか。ディズニーの曲を使ってるところからして対象年齢は低そう。難易度も低めか。
任天堂発売のソフトのスクリーンショットはこちら

ゲームボーイカラー
まさに今が絶頂期といった感じで、展示数は最も多い。カラー専用ソフトが増え、鮮やかな画面が楽しめそう。しかし、勢いに任せて作ったような魅力のないソフトも多い。

ゼルダの伝説 不思議の木の実 大地の章
カプコンが制作しているゼルダシリーズ最新作。3部作の予定が延期続きの末、2部作に変更。
テニスGBカラー(仮称)
マリオテニス64と連携するGBC用ソフト。キャラを育成して64版に登場させることが出来る。なぜタイトルが決定してないのだろうか。

まだ明らかになっていない点が多数あるため、今後情報が入り次第随時更新する。

2000/08/12

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