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シアトリズムは音ゲーが抱える問題に一つの回答を示した

ファイナルファンタジーのキャラクタを使ったニンテンドー3DS用リズムアクションゲーム「シアトリズムファイナルファンタジー」はキャラゲーであり、音ゲーである。キャラゲーと音ゲーの組み合わせは他にも存在するが、シアトリズムは単なるFFキャラを使った音ゲーではない。音ゲーが抱える数々の問題に対する回答となるシステムを搭載している。 国内における音ゲーはビートマニアを始めとするコナミのビーマニシリーズが有名だが、シリーズを重ねるに従い、より難しく、初心者に優しくないゲームになっている。 もちろん、コナミもこういった事態に甘んじているわけではなく、初心者救済になるようなシステムは頻繁に追加しているのだが...

レビュー:スーパーマリオ3Dランド

幼い頃に初代スーパーマリオブラザーズに触れてから、マリオシリーズはすべて遊んできた。初代の流れをくむ2Dマリオシリーズと、NINTENDO64と同時に誕生した3Dマリオシリーズがあるが、どちらが好きかと聞かれたら、3Dマリオを選ぶだろう。 しかし、世間ではそうではないらしい。 VGChartz調べのマリオシリーズ歴代売上トップ10は以下のとおり。赤が2Dマリオ、青が3Dマリオだ。 1FCスーパーマリオブラザーズ4024万本2DSNEWスーパーマリオブラザーズ2607万本3WiiNEWスーパーマリオブラザーズWii2230万本4SFCスーパーマリオワールド2061万本5GBスーパーマリオランド1...

レビュー:ポケモンタイピングDS+ニンテンドーワイヤレスキーボード

ゲーム本編は割とどうでも良かったのだが、ニンテンドーワイヤレスキーボードが欲しかったので「バトル&ゲット!ポケモンタイピングDS」を購入した。 パッケージでっかい。 開けるとこんな感じ ...

Wiiレビュー「朧村正」

今更だが1年以上前に発売されて、廉価版も出ているWii用アクションゲーム「朧村正」のレビューをする。 発売元はマーベラスエンターテイメント、廉価版の「みんなのおすすめセレクション 朧村正」が定価2800円で販売されている。ジャンルはアクションだが、メーカーは「絢爛絵巻和風アクションRPG」と称している。 どういうゲームなのかは文章で読むよりも公式サイトの動画を見たほうが早いかもしれない。 基本的にはシンプルな2D横スクロールアクションで、基本は刀を使って敵を倒すだけのシンプルなもの。攻撃が防御を兼ねているため、Aボタン連打でなんとかなることが多いが、敵の攻撃を受けすぎるて耐久度が0になると刀が...

CableBoxでパソコン/テレビ周りが超絶スッキリした

先日、独身任天堂ゲームマニアから新婚さんにクラスチェンジしたので、今後は生活雑貨や家電のレビューも掲載しようかと思います。今後ともよろしくお願いいたします。 先週末に新居に越してきんだが、旧居では自分のパソコンラックとテレビのあたりで電源ケーブルが絶妙に絡み合っていて、「みんな!オラにちょっとだけホコリを分けてくれ」といわんばかりにホコリまみれ。掃除を完全にホウキしていた(掃除だけに) 新居でもケーブルはメデューサヘッドのように絡み合っており、このままではホコリがたまりこんでしまい、ほっこりオシャレルームには程遠く、頭を悩ませていた。 そこで、以前から気になってはいたのだが、費用対効果が低そう...

Wiiソフトレビュー「スーパーマリオギャラクシー」

タイトル:スーパーマリオギャラクシー 発売:任天堂 開発:任天堂 発売日:2007年11月1日 価格:5,800円 1985年9月13日、ゲーム業界に大きな衝撃を与えたゲームが発売された。「スーパーマリオブラザーズ」である。以降、何千ものゲームソフトがリリースされたが、このソフトを超える売り上げを達成したソフトは存在しない。まさにゲームの王様である。 わずか40キロバイト、この1枚の画像よりも小さな容量に、1-1から8-4までの32ワールド、複数のBGM、数十種類の個性的なキャラクターがぎっしりと詰め込まれている。Wiiのバーチャルコンソールで今でも色あせることなく楽しめる、名作中の名作だ。今...

レビュー:「燃えろ!熱血リズム魂 押忍!闘え!応援団2」

タイトル:燃えろ!熱血リズム魂 押忍!闘え!応援団2 発売:任天堂 開発:iNiS 発売日:2007年5月17日 価格:4,800円 「押忍!闘え!応援団2」ではなく「燃えろ!熱血リズム魂」 前作「押忍!闘え!応援団(おす!たたかえ!おうえんだん)」は2005年7月28日に発売されたニンテンドーDS用リズムアクションゲームで、開発はiNiS(イニス)が行っている。最終的な売り上げは5万本程度と見られており、ネット上での熱狂的な支持と比較すると驚くほど低い売り上げとなっている。普及の妨げとなったのは、続編ではないこと、発売当時は現在ほどニンテンドーDSの勢いがなかったこと、キャラクタデザインが万...

レビュー&攻略:「ゼルダの伝説 夢幻の砂時計」(対戦モード)

タイトル:ゼルダの伝説 夢幻の砂時計 発売:任天堂 発売日:2007年6月23日 価格:4,800円 今回は、「対戦モード」のレビューと攻略。本編のレビューはいずれ掲載します。 長い歴史を持つゼルダの伝説を大胆にタッチペン操作に切り替えたことに話題が集中している今作だが、本編そっちのけで対戦モードで遊びまくった。はっきりいって本編よりおもしろい。 パックマンVSとの類似 ナムコのゲームキューブ向けの非売品ソフトに「パックマンVS」というソフトがある。簡単に言うと対戦型パックマン。4人のプレイヤのうち、1人はパックマン、残りの3人はパックマンを追いかけるモンスターを操作する。パックマン側は、通常...

レビュー:「パネルでポンDS」

タイトル:パネルでポンDS 発売:任天堂 開発:インテリジェントシステムズ 発売日:2007年4月26日 価格:3,800円 パネポンとは 「パネルでポン」、通称”パネポン”はスーパーファミコン用ソフトとして1995年10月27日に発売されたアクションパズルゲームで、様々なハードで続編が発売されている。 1995年10月27日 SFC 「パネルでポン」 1996年10月26日 GB 「ヨッシーのパネポン」 2000年09月21日 GBC 「ポケモンでパネポン」 2003年02月07日 GC 「NINTENDOパズルコレクション」(他2作品とカップリング) 2005年09月13日 GBA 「Dr...

レビュー:「花男と花女」

タイトル:花男と花女 開発:任天堂ゲームセミナー2006(Dチーム) 配布期間:2007年4月19日~5月2日 価格:無料 2006年度のゲームセミナーの生徒作品はこれが最後。生徒作品には妙な作品が勢揃いなのだが、「男女ペア専用」という前代未聞の制限をもうけたこのソフトはそのなかでも異彩を放っている。 ニンテンドーDSのマイク機能をとても嫌な方向に活用しており、ゲームをプレイしているのか、羞恥プレイしているのかわからなくなることうけあいだ。...

Wiiソフトレビュー:「スーパーペーパーマリオ」

タイトル:スーパーペーパーマリオ 開発:インテリジェントシステムズ 発売:任天堂 発売日:2007年4月19日 価格:5,800円 あれ?なんか違う… やった!マリオの新作だ!いやっほー!と喜んで飛びついたのだが、プレイして違和感。なんか違う。どこか違う。 発売前からどういうソフトか把握するために色々と情報をあさっていたので、純粋なアクションではないことは分かっていたのだが、想像していた内容とかけ離れたソフトだった。 CMでも公式サイトでも、アクションシーンがクローズアップされているが、「スーパーペーパーマリオ」はアクションアドベンチャーなのである。ひたすら右に右に突き進むマリオタイプのアクシ...

レビュー:「ことばのパズル もじぴったんDS」

タイトル:ことばのパズル もじぴったんDS 発売:バンダイナムコゲームス 発売日:2007年3月15日 価格:2,940円 「ことばのパズル もじぴったん」はナムコが2001年12月にアーケード用ソフトとしてリリースされたパズルゲーム。家庭用ハードは2003年1月にPS2とGBAに移植されたのが最初で、続いて2004年12月のPSP発売直後に「ことばのパズル もじぴったん大辞典」としてリリースされた。そのほか、各種携帯電話でも提供されている。 今作「ことばのパズル もじぴったんDS」が最新作だが、「もじぴったん2」といったナンバリングは付与されておらず、あくまでDS版というポジション。続編と言...

レビュー:「ウージャイのてがきちょう」

タイトル:ウージャイのてがきちょう 開発:任天堂ゲームセミナー2006(Cチーム) 配布期間:2007年4月5日~4月18日 価格:無料 「あっというまに?えかきうた」「くるくるトンズラン」に続く、2006年度生徒作品第3弾。 最初に断っておくが、これはゲームではない。「手帳」だ。まあ、もちろんただの手帳でもないのだが。何とも説明しづらいソフトだなあ。...

レビュー:「くるくるトンズラン」

タイトル:くるくるトンズラン 開発:任天堂ゲームセミナー2006(Bチーム) 配布期間:2007年3月22日~4月4日 価格:無料 前回レビューした「あっというまに?えかきうた」に続く、2006年度生徒作品第2弾。 このゲームは…なんというか、どうにもコメントしづらい出来の作品だ。 対価を支払って購入するソフトではなく、無料で配信される作品であること、プロではなくセミナー参加者が実習として作成した作品であることを差し引いても、出来の良い作品とは言えない。 ゲームの内容は、タッチペンでぐるぐると円を描くことにより鉄球を振り回して上へ上へと進んでいくという単純なものだが、様々な味付けがなされている...

レビュー:「メテオス ディスニーマジック」

タイトル:メテオス ディズニー・マジック 発売元:ディズニー・インタラクティブ・スタジオ 開発元:Q Entertainment Inc./ASPECT Co.,Ltd/Platinum Egg Inc. 発売日:2007年04月26日 価格:5,040円(税込) 国内では発売前だけど、半月ほど前に北米版を購入してそこそこにやりこんだのでレビューしておこうと思う。 前作というか、元ネタとなったゲーム「メテオス」については以前、超長いレビューを書いたので、そちらを見ていただけるとありがたい。「メテオスディズニーマジック」はそれの続編というか、ディズニー版である。オリジナル版のメテオスは、店頭では...

Wiiソフトレビュー:「ソニックと秘密のリング」(ただし体験版)

タイトル:ソニックと秘密のリング 発売元:セガ 発売日:2007年03月15日 価格:7,329円(税込) 間もなく発売だが、体験版を入手できたのでとりあえずレビュー。 体験版では、40種類あるという対戦向けのパーティーゲームはプレイできず、1人用のアドベンチャーモードだけがプレイできる。 選べるステージは「サンドオアシス」「ダイナソージャングル」「イビルファウンドリー」の3つと、チュートリアルステージの「ロストプロローグ」。「??????」と表記されているその他のステージが4つある。全部で100個のミッションがあると書かれているが、体験版では各ステージの「ゴーフォーザゴール」の1つだけがプレ...

レビュー:「あっというまに?えかきうた」

タイトル:あっというまに?えかきうた 開発:任天堂ゲームセミナー2006(Aチーム) 配布期間:2007年3月08日~3月21日 価格:無料 任天堂ゲームセミナー2007の募集が開始された。任天堂ゲームセミナーは2003年から毎年開催されている、無料のゲーム開発の実践的なセミナーで、生徒は約10ヶ月の間に実際にゲームの開発まで行う。 2005年度から生徒の作成したニンテンドーDSソフトを期間限定でDSステーションによる無料配信を行っている。3月8日から2006年度生徒作品の配信が開始された。第一弾は今回レビューする「あっというまに?えかきうた」 このゲームのコンセプトは宇宙人との交流。宇宙人の...

Wiiソフトレビュー3:エキサイトトラック

タイトル:エキサイトトラック 発売元:任天堂 開発元:Monster Games 発売日:2007年01月18日 価格:5,800円(税込) 驚いた。操作方法がものすごくなじむことに驚いた。十字キーやスティックではなく、リモコンを傾けてハンドルを操作するという、ある意味イロモノ的な操作方法を強制しているのに、しっくりと体になじむ。「思っていたよりも操作しやすい」というレベルではなく、むしろ、「アナログスティックよりも操作しやすいんじゃないか?」と思えるぐらいスムーズに車体を操れることに驚いた。...

「置く電池」でWiiリモコンを非接触充電

通常、充電できる機器にはコネクタが用意されていて、そこに電源ケーブルを差し込んで充電できるようになっている。ニンテンドーDSでもそうだ。ところが、電気シェイバー等で、コネクタや接点がないのに充電できる製品がある。それは「電磁誘導」を使用して充電を行っている。電磁誘導に関する説明は割愛するが、要は電磁誘導を行うことで離れた場所に電気を流すことが出来るわけだ。 その電磁誘導の仕組みを利用し、「乾電池側に電磁誘導を受けて充電する仕組みを入れる」というアイデアで商品化されたのが、「置く電池」だ。 発売前にengadget等で取り上げられて、Wiiリモコンにピッタリだと思い、Wiiテレビリモコンで寸法を...

Wiiソフトレビュー2:おどるメイドインワリオ

タイトル:おどるメイドインワリオ 発売元:任天堂 開発元:インテリジェントシステムズ 発売日:2006年12月02日 価格:5,800円(税込み) 毎度毎度メイドインワリオに触れるたびにサウンドボンバーの話をしていて、今回も当然のごとくその話から。えー、かつてひっそりと発売されたゲーム機64DDに対応したソフト、マリオアーティストポリゴンスタジオにはサウンドボンバーというミニゲームが収録されていた。サウンドボンバーは5秒程度で終わる、8種類のミニゲームを延々と繰り返すだけのものだったが、非常にリズミカルで異常なほど熱中できるゲームだった。64DD自体が大して普及しなかったこともあり、サウンドボ...

Wiiソフトレビュー1:はじめてのWii

タイトル:はじめてのWii 発売元:任天堂 発売日:2006年12月02日 価格:(はじめてのWiiパック)4,800円(税込) 任天堂からWii本体と同時に発売された4本のソフトは、それぞれ他にはない特徴があり、一癖も二癖もあるソフトばかりだ。その中でも、はじめてのWiiは主に価格面で他にはない特徴がある。定価は、なんと税込み1,000円。D3パブリッシャーのSIMPLEシリーズ並みの驚きの価格設定である。ただし単品販売はなく、「はじめてのWiiパック」という名称で3,800円のWiiリモコンと同梱されるため、販売価格は4,800円。それでも十分すぎるほど安い。 内容については後ほど記述する...

Wiiレビューその2:Wiiチャンネルってなに?

前回の本体の基本機能編に続いて、WiiレビューのWiiチャンネル篇。 そもそも、Wiiチャンネルとは何か。 説明書から引用してみる。 Wiiのメインメニュー画面で、購入したゲームソフトやWiiに内蔵されているソフトなどが並んでいます。これらのソフトのことを「チャンネル」と呼びます。インターネットに接続して、ソフトの購入などをすると新しいチャンネルとして追加されます。 …ということだ。 Wii専用ソフトやゲームキューブ用ソフトを動かすための「ディスクドライブチャンネル」を含め、7個のチャンネルが購入時にWiiメニューに表示される。ただし、今現在「お天気チャンネル」と「ニュースチャンネル」はサービ...

Wiiレビューその1:Wii本体の基本機能など

ついにWiiが発売された。Wii Sportsで体力測定を行った後で、さまざまなトレーニングをひととおりこなし、ハイラルの地を探索する日々を送っている。売り上げも好調なようで、北米では最初の1週間ほどで60万台超え、日本では最初の週末で約40万台と、合計100万台を超える販売を達成している。豪州と欧州での販売も始まり、年末商戦に向けて最高のスタートダッシュを切れたのではないだろうか。 さて、このWiiをいじり倒して、いろいろと気になった点が出てきた。ちょっとまとめてみよう。 ...

レビュー:Elite Beat Agents

タイトル:Elite Beat Agents(エリートビートエージェンツ) 発売:Nintendo of America 開発:株式会社イニス 発売日:2006年11月06日(北米発売日) Wii発売日前日に先月発売されたニンテンドーDSの、それも海外発売ソフトのレビューをやっちゃう間の悪さ!…というわけで、「押忍!闘え!応援団」の海外版というか、もはや続編としか言いようのない仕上がりになった「Elite Beat Agents」の紹介。ちなみに★★★を全曲クリアして、今はElite Beat Divasを攻略している途中だ。 そもそも応援団がどういうゲームかというと、音楽に合わせて画面上に現...

レビュー:監修 日本常識力検定協会 いまさら人には聞けない 大人の常識力トレーニングDS

タイトル:監修 日本常識力検定協会 いまさら人には聞けない 大人の常識力トレーニングDS 発売:任天堂 開発:ハル研究所 発売日:2006年10月26日 価格:3,800円(税込) 最近つくづく思うのは、「任天堂は名付け上手になったなあ」ということ。1997年末に任天堂のファンサイトの運営を始めた頃は、任天堂の命名センスにもどかしく感じていたものだ。だって、出るソフト出るソフト「64」って付くんだもの。「オウガバトル64」とか。─ 時のオカリナが「ゼルダの伝説64」じゃなくて本当によかった。 当時のセンスじゃ「Wii」なんて名前はぜったい出なかったよなあ。最初は違和感バリバリで、検索してもミス...

レビュー:ポケットモンスターダイヤモンド

タイトル:ポケットモンスターダイヤモンド 発売:ポケモン 販売:任天堂 開発:ゲームフリーク 発売日:2006年09月28日 価格:4,800円(税込) いきなり余談で恐縮だが、レビューを書き始めるまで1ヶ月以上かかった。実は2週間程度でクリアはしていたのだが、今回はなかなかレビューが書けなかった。クリアしてからレビューを書くようにしているが、今回はクリアしても区切りが付かなくてずるずると先延ばしにしてしまった。あいかわらずクリアしてからのほうが大変なゲームだ。 なんとなくニンテンドーDSの電源を入れると、きのみに水をやったり、集め切れていないポケモンを探しに徘徊したり、たまごを孵すためにサイ...

Wiiリモコン徹底分解

Wiiリモコン(型のテレビリモコン)が任天堂から届いた。クラブニンテンドーのプラチナ会員特典として贈られたもので、正式には「Wiiテレビリモコン」という。型番は「RVL-003(-01)」、乾電池とセットになったパッケージでの製品型番は「RVL-A-TV」。Wiiリモコンと同じ形、素材で作られたテレビ用のリモコンだ。非売品で、それなりにレアな一品だ。まあ、こんなもんを市場に流通させたら混乱以外何も生み出さないから市販されることは100%あり得ないだろう。 さっそくヤフオクで出品されちゃったりしているが、3,000円弱で取引されているようだ。レアなアイテムなのにWiiリモコンより安いんだなあ。 ...

レビュー:ファイナルファンタジーIII

タイトル:ファイナルファンタジーIII 発売:スクウェアエニックス 開発:マトリックス 発売日:2006年08月24日 価格:5,980円(税込) 電源を投入すると、「ファイナルファンタジーのテーマ」にあわせて2画面を駆使した美麗なムービーが流れ出す。 あれ、こんなシーンあったかな?へぇ、この場面って3Dで描くとこうなるんだ…と特に大きな感動もなくムービーを見終えるとタイトルが表示された。 「そのグルガン族の男は静かに語った・・・ この大地震でさえも単なる予兆に過ぎぬと」 一般に「クリスタルのテーマ」として知られる名曲プレリュード。その調べが響く中、淡々と語られる壮大な物語を感じさせるこのプロ...

レビュー:bit Generations COLORIS

タイトル:bit Generations COLORIS 発売:任天堂 開発:スキップ 発売日:2006年07月27日 価格:2,000円(税込) このカラリスが最もbit Generations的な作品かもしれない。見た目とシステムのシンプルさと、画面の美しさがゲーム内容に直結している良質なアクションパズルゲームだ。小山田圭吾氏が手がけるサウンドや効果音も素晴らしい。 基本は同じ色のパネルを縦か横に3つならべて消すだけという、アクションパズルゲームの王道とでも言うべきルールだが、パネルの色を変える方法が変わっている。絵の具や光を混ぜ合わせるように、カーソルの色とパネルの色を重ね合わせて色を変...

レビュー:bit Generations Soundvoyager

レビュー:bit Generations Soundvoyager タイトル:bit Generations Soundvoyager 発売:任天堂 開発:スキップ 発売日:2006年07月27日 価格:2,000円(税込) bit Generationsシリーズはすべてシンプルな画面で構成されているが、このサウンドボイジャーはその極北だ。基本的にプレイヤは目を閉じて、音を頼りにプレイする。要するにシンプル云々以前に画面はまったく必要ない。 プレイにはステレオヘッドホンが必須。左右の音の差で方向を見定め(聞き定め?)て、操作をしなくてはいけない。ステレオをしっかりと感じ取るためには、目を閉じた...

レビュー:bit Generations DIGIDRIVE

タイトル:bit Generations DIGIDRIVE 発売:任天堂 開発:Q-games 発売日:2006年07月27日 価格:2,000円(税込) bit Generationsシリーズ7作品中、唯一開発元が異なるのが、このデジドライブだ。Q-gamesはニンテンドーDSソフト「スターフォックスコマンド」の開発元でもある。代表取締役であるDylan Cuthbert氏はスーパーファミコン用ソフト「スターフォックス」の開発者だ。 開発元が異なるためか、他のソフトとは雰囲気が異なる。他のソフトは操作方法や見た目、システムのすべてにおいてシンプルさを追求していて説明書不要のわかりやすいゲー...

レビュー:bit Generations ORBITAL

タイトル:bit Generations ORBITAL 発売:任天堂 開発:スキップ 発売日:2006年07月27日 価格:2,000円(税込) bit Generationsは先に発売された3作品もそれぞれ特徴のある作品ばかりだったが、第2シリーズはさらにクセが強い。オービタルは十字キーを使わない、AボタンBボタンだという非常にシンプルなゲームだ。 操作するのは宇宙空間を漂う惑星という設定で、Aボタンを押すと重力が発生、Bボタンで半重力が発生する。回りには他の惑星が多数漂っており、自分よりも小さい惑星と接触することでプレイヤが操作する惑星が大きくなる。自分よりも大きな惑星と接触するとミスと...

ニンテンドーDS Liteの防水ケースを試してみた

石崎資材というゲームとは無関係っぽい名称の会社から、ニンテンドーDS/Lite用の防水ケース、アクアトーク ゲームプラス for NINTENDO DSおよびアクアトーク ゲームプラス for NINTENDO DS Liteが楽天で先行発売されている。(現在はamazonでも販売中/3DS版も) もともとは携帯電話向けに開発されたもので、それをニンテンドーDS/Liteの形状に合わせた新製品ということのようだ。それで「アクアトーク」という名称なのだろう。余談だが、PSP用も販売されている。携帯向けの商品は汎用性と需要があるためか、300~400円程度と安価だが、ニンテンドーDS/Lite用は...

レビュー:bit Generations DIALHEX

タイトル:bit Generations DIALHEX 発売:任天堂 開発:スキップ 発売日:2006年07月13日 価格:2,000円(税込) bit Generations第1弾の中でdotstreamと、このDIALHEX(ダイヤルヘックス)は非常に気に入っていて、優劣を付けがたい。それぞれ方向性は違うが、シンプルさが面白さに直結している点が共通している。 ルールは非常にシンプル。互い違いに配置された三角形のパネルを6角形型のカーソルで選択し、回転させることで同じ色を一色に集めるだけだ。ダイヤル(dial)のように六角形(hexagon)を回転させる、タイトルそのままのゲームである。 ...

レビュー:bit Generations BOUNDISH

タイトル:bit Generations BOUNDISH 発売:任天堂 開発:スキップ 発売日:2006年07月13日 価格:2,000円(税込) 第2シリーズが発売されるまでにはレビューを書いておこうと思っていたが、DSブラウザのレビューやってて遅れてしまった。勢いに任せて7本全部買っちゃったのでそのうち全部レビューを書く。 このBOUNDISHには5つのミニゲームが入っている。そもそもbit Generationsそのものがミニゲーム集みたいな物なのに、さらにミニミニゲームが詰まっている感じだ。そのためか、あっさり度はものすごい。 5つのモードのうち、4つのモードが弾の打ち返しゲームとな...

ニンテンドーDSブラウザーを使ってみた その3 ブックマークレットをお手軽登録

その1とその2を見てもらうと分かるように、ニンテンドーDSブラウザーの特徴は、「大抵のページは普通に閲覧できるが、動きがもっさり。」といった感じだ。 今回は実際にネット上で展開されているサービスをDSブラウザでチェックしてみることにする。なお、どうにも「DSブラウザー」と最後を長音にするのが性に合わないので、「DSブラウザ」と表記しているが気にしないで欲しい。別に間違って書いているわけではない。最後を伸ばすのがイヤなだけだ。...

ニンテンドーDSブラウザーを使ってみた その2 もっさり感を動画で紹介

しばらくニンテンドーDSブラウザーで様々なサイトを見て回ったが、どうにもこうにも"遅い"。読み込みが遅いというのもあるが、それよりもスクロールが非常に重たく感じる。 画像が多いページや細かくレイアウトされているページが重く感じやすい傾向がある。工夫をすることである程度は対策が取れそうだ。 このあたりの感覚はいくら言葉で重いとかもっさりとか説明しても伝わりそうにないので、今回は動画を使うことにした。YouTubeを利用している。...

ニンテンドーDSブラウザーを使ってみた その1 初期設定とか

任天堂直販や各オンラインゲームショップのみでの販売と、限定的ながらニンテンドーDSでウェブサイトを閲覧するためのソフト、ニンテンドーDSブラウザーが7月24日に発売された。ちなみに、amazonのほうが直販より1,000円強安く入手できる。Lite用のほうが売れているようで、8月上旬まで入手困難になるようだ。 ニンテンドーDSブラウザーについての細かい説明は過去の記事を見てもらうとして、とりあえず触ってみたのでまずは簡単な使用感レポートを掲載する。あとで細かい検証を行おうと思う。DSブラウザ上での表示状態を確認して欲しいサイトがあれば、コメント欄にでも書いて欲しい。...

レビュー:bit Generations dotstream

タイトル:bit Generations dotstream 発売:任天堂 開発:スキップ 発売日:2006年07月13日 価格:2,000円(税込) 「ビットジェネレーションズ・ドットストリーム」はゲームボーイアドバンスで7作品がラインナップされているbit Generationsシリーズの中の1作品だ。『「bit Generations」シリーズは、"GAME"の原点を見つめ直し、すべてが単純な点と形で描かれた世界を、鮮やかな色彩とサウンドで表現した新しいラインナップです。』と説明されている。 様々な要素を掛け合わせ、追加要素を足していく従来のゲームとは異なり、ひたすら無駄を省いてシンプル...

レビュー:スーパーマリオ64

NINTENDO64発売10周年記念ということで、NINTENDO64ソフトのレビューを掲載する。記憶をたよりに書いている部分があるので多少ウソがあるかも。 タイトル:スーパーマリオ64 発売:任天堂 発売日:1996年06月23日 価格:9,800円(税別) ※後に振動パック対応バージョンが発売、価格は最終的に4,800円になる スーパーマリオブラザーズの発売から約10年が経過して登場した、初の3Dマリオ、それがスーパーマリオ64だ。任天堂は、次世代ハードNINTENDO64と同時にこのソフトを発売した。10年間、日本の、そして世界の家庭用ゲーム市場を席巻してきた任天堂が、さらに次の10年を...

レビュー:テトリスDS

タイトル:テトリスDS 発売:任天堂 発売日:2006年04月27日 価格:3,800円(税込) 発売からずいぶんと日付が経ってしまっているが、とりあえずレビューっぽいものを書いてみようかと思う。 テトリスDSを購入したあとで何本か新しいゲームに手を出しているが、結局テトリスに戻ってきた。今でも2日に一度はWi-Fi接続して対戦をしまくっている。一人用モードはパズル以外はすべてクリア、対戦成績もかなりの数字になっている。ずいぶんとやりこんだなあ…。 テトリスについてはいまさら説明する必要もないだろう。テトリスDSはそのDS版だ。 岩田氏がWiiのバーチャルコンソールと比較して、パッケージソフト...

レビュー:メトロイドプライムハンターズ

タイトル:メトロイドプライム ハンターズ 開発:Nintendo Software Technology 発売:任天堂 発売日:2006年06月01日 価格:4,800円(税込) ゲームのレビューってのはアラ探しじゃなく、良いところを見つけてそれをみんなに伝えることだと思っている。そんな自分が、テトリスDSやNewスーパーマリオブラザーズのレビューを中途半端に書きかけの状態で、先にメトロイドプライムハンターズのレビューが書きたくなった。まあ、テトリスやマリオは放っておいても売れまくってるし、紹介するまでもないというのもあるのだが、それらのソフトと比べてもこのメトロイドプライムハンターズには良い...

レビュー:チーとフーのおいしいえほん

タイトル:チーとフーのおいしいえほん 開発:任天堂ゲームセミナー2005 配布期間:2006年5月25日~6月07日 価格:無料 素晴らしい!実に素晴らしい!はっきりと言ってしまえばただのインタラクティブ絵本だが、非常に大きな可能性を感じさせる天晴れな出来映えだ。とりわけ美麗なグラフィックが見られるわけでも、感動させる音楽が流れるわけでも、涙がこぼれるようなストーリがあるわけでもないが、ありふれた部品でも組み合わせとアイデア次第では立派なものができあがるのだ。 この作品は、ニンテンドーDSを十字キー側を下にして縦に持ってプレイする。左画面には絵本の本文、右画面には絵が表示される。文字は比較的大...

レビュー:bioum(ビオウム)

タイトル:bioum(ビオウム) 開発:任天堂ゲームセミナー2005 配布期間:2006年5月11日~5月24日 価格:無料 bioumはネコソギトルネード、くるけし!に続く、任天堂ゲームセミナー2005生徒作品配布第3弾だ。ネコソギトルネードはインタフェイスに工夫があるものの、オーソドックスな縦スクロールシューティングであり、くるけし!が王道ともいえるタッチペンアクションパズルゲームであったのに対し、bioumは一言では言い表しにくい奇抜で不思議なソフトである。 このゲームのルールはマニュアル画面を見るのが一番だと思う。 このゲームの目的は生態系を作ることにある。人工生態系のことを、生物学で...

レビュー:くるけし!

タイトル:ネコソギトルネード 開発:任天堂ゲームセミナー2005 配布期間:2006年4月27日~5月10日 価格:無料 「くるけし!」は前回レビューしたネコソギトルネードにつづく、任天堂ゲームセミナー生徒作品の配信第2弾だ。 パネルでポンやグンペイに代表される、場所を入れ替えて消していくアクションパズルゲームで、操作はすべてタッチパネルで行う。細かい内容は後述するが、非常に完成度の高い優秀なパズルゲームだ。この無料配信版にちょっとした要素を追加すれば製品として店頭に並べてもおかしくない出来映え。アクションパズルゲーム好きなら是非プレイして欲しい。 プレイ開始時、またはスタートボタンでポーズし...

レビュー:ネコソギトルネード

タイトルネコソギトルネード 開発:任天堂ゲームセミナー2005(男組/C TEAM) 配布期間:2006年4月13日~4月26日 価格:無料 ネコソギトルネードはちょっと特殊なソフトだ。箱に入れられて販売される市販ソフトではなく、期間限定の無料配信ソフト。しかも開発はゲームソフト会社ではなく、任天堂が毎年開催している「任天堂ゲームセミナー」の参加生徒が行った。商品として販売する予定はなく、今回の配信は生徒作品の披露と市場調査を兼ねたもののようだ。現在、任天堂がアンケートで感想を募っている。 配信期間中に、DSダウンロードサービス実施店舗の店頭で、手持ちのニンテンドーDSにダウンロードすることで...

2005年に購入したソフトを振り返る

何度も触れているが、2005年はニンテンドーDSが非常に盛り上がった年だった。たまたま1,2本のソフトがヒットしたというレベルではなく、続々とミリオンセラーが生み出された。それも、アニメや漫画とのタイアップや大ヒット作の移植や続編ではなく、そのソフト自体の魅力で売り上げを大台に乗せたものばかり。つまり、本当に良作が生み出された年だったといえるだろう。 個人的な話をすると例年よりも多くのソフトを購入し、プレイした。ほぼすべてのソフトに大満足。ゲームが好きでよかった、発売前からニンテンドーDSに目を付けていてよかったと思える1年だった。私がプレイしたソフトに関してはこの記事の最後にまとめたので参照...

だれでもアソビ大全が超楽しい

年末に向かって立て続けにソフトがリリースされる今日この頃。年末商戦のスタートダッシュとなる11月上旬には「だれでもアソビ大全」と「大人のDSゴルフ」を購入した。 結論から先に言おう。両方とも当たり、大当たりだ。とにかく楽しい。どうぶつの森やマリオカートなどの大物が控えているが、もっと他のソフトを遊びたいという人は是非手を伸ばして欲しい。 大人のDSゴルフは今週末にダンロップフェニックストーナメントという有名な大会が開催されるが、その舞台となる宮崎のフェニックスカントリークラブが収録されている。その大会に準拠する形でこのソフトを使用した大会も開催される。まだトーナメントモードも途中なのでこの大会...

レビュー:悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架

悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架 発売:コナミ 発売日:2005年08月25日 価格:5,229円(税込み) amazonで購入 今作「悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架」は2035年の日本を舞台とした作品「キャッスルヴァニア 暁の円舞曲(あかつきのメヌエット)」(ゲームボーイアドバンス)の1年後を描いた続編だ。主人公も同じ、ストーリ上も完全につながりのある作品でタイトルが異なるという奇妙な状態になっているが、これはマーケティング的な要因によるものだ。もともと、国内版は悪魔城ドラキュラとして発売、海外移植版はCastlevaniaとして作っていた。それを暁の円舞曲の一つ前の作品、「キャッスルヴァニア...

6-7月発売ゲームの感想など

ご無沙汰しておりました。 さて、1ヶ月以上サボっていたわけなんだが、ゲームは普通に遊んでいたのでまずはその感想を。 超執刀カドゥケウス(amazon) これはアトラスの手術アクション。非常に出来のいいアクションゲームに仕上がっているお勧めの一本だ。 アクションゲームをプレイする際に何が面白いのかを考えるといくつかの要素が思い浮かぶが、アクションゲームの「キモ」は大きく分けて2つに別れると思う。「軽快さ」と「達成感」だ。 カドゥケウスは達成感をより重視したつくりになっている。難易度を低く抑えて、どんどん先に進む軽快さを重視したゲームでも、ストーリの節々にイベントシーンを加えたりエンディングを見せ...

大人のDSトレーニングがおもしろい

先週発売された「脳を鍛える大人のDSトレーニング(正式名称は長いので省略)」を購入して数日プレイしているが、なかなかのおもしろさだ。というわけで、レビューを書こうかと思ったが、これはゲームではないので困った。レビューのようなもの、としておこうか。 さて、簡単にこのソフトの内容を紹介すると、1分~5分程度の非常にシンプルなミニゲームを3個プレイし、その結果をもとに脳の年齢を測定するというもの。ミニゲームは赤色でかかれた「あお」という文字(あお)などが次々と出てくるので、その色名(この場合は「あか」)を口に出して言うものなど、集中していないとうっかり間違えそうなものばかり。その結果を1日に1回だけ...

レビュー:エレクトロプランクトン

タイトル:エレクトロプランクトン 発売:任天堂 開発:インディーズゼロ 発売日:2005年04月07日 価格:4,800円(税込み) amazonで購入 まずこのレビューを書くに当たって次の問いに対する答えを提示したい。 「エレクトロプランクトンって買うべき?」 こう聞かれたら私はこう答える。 「迷うのなら買わないほうがいい」 そして、「エレクトロプランクトンを買ってよかったか?」と聞かれたら迷わずに「最高!」と答える。...


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