2006年12月16日

Wii用のストラップ、320万本を自主回収


スポンサーリンク

任天堂がWiiのストラップの無料交換を発表した。回収対象となるストラップは、リモコンに取り付ける部分のヒモの直径が0.6mmのもの。現在出荷中の製品は1mmに切り替えており、その1mmのストラップと交換となる。

交換の理由は想定を超えた利用法をした一部のユーザからヒモが切れると報告があったためで、不良品が混入したためでも不具合があるわけでもない。同じく無償交換が発表されたニンテンドーDSのACアダプタではニュースリリースで「お詫びとお願い」をしているが、ストラップはニュースリリース扱いではなく、「お願い」としている。

そもそも、普通に遊んでいればあの部分にテンションがかかることはなく、ヒモが細かろうが太かろうが、ヒモが切れることはない。品質に問題があるわけではなく、交換となるのはあくまで安心してもらうための配慮ということのようだ。

普段はなるべく中立的な立場で意見を述べるよう心がけているが、この件に関してはどうも自分の感覚と、一部の論調が著しく乖離しているのでひとことふたこと言いたい。本当に普通に遊んでて切れるもんなのか?あれ。

すでに50時間以上Wiiをプレイしたが、Wiiリモコンが手から離れたことはないし、ヒヤリとしたシチュエーションにも遭遇していない。離れやすいか離れにくいかというレベルではなく、そもそも手を離してしまうようなプレイスタイルが想像できない。手を離せば危ないことは常識的に考えて明らかなのに、その程度のことも注意できていないのはどういうことだろうか。汗で滑りやすくなれば手を拭くか強く握るだろうし、必要以上に強く振るならそれにあわせて思いっきり握るのが普通だ。

たしかにWiiリモコンを振り回すのは初めてで感覚がつかみづらいかもしれないが、自分自身の手は生まれてからずっと使っているわけで、このぐらいの質量のならどのぐらいの強さで握れば安全かということは分かりそうな気がするのだが。

それでも不幸にして手を離れてしまったときの保険として、このストラップがあるわけだ。今回の件は、任天堂が想像していたよりもはるかに強い遠心力を与える速度で振り回すユーザがいて、そのユーザが任天堂が想像していたよりもはるかに弱い力でしか握ってくれないユーザでもあり、さらにそのユーザがプレイ中に手を離してしまったということなのだろう。

異常な使い方をするユーザ数や強度を見誤ったのは事実なので、任天堂を積極的に擁護するつもりはないが、今回の交換対応を行う前から十分すぎるほど安全対策は行っていると思っている。説明書では分りやすい(が、ちょっと奇抜な)絵で説明しているし、プレイ開始時にも注意を促している。ストラップも、ユーザに装着をお願いするのではなく、出荷時にすでにリモコンに装着してある。

ただ、前後見境なくなるほどにゲームに没頭する子供がいるし、フールプルーフという考え方もある。数百万という数で出荷をすれば、説明書や注意書きをろくに見ない人や、普通の人なら危険だと考える範囲をはるかに超える速度で振り回してしまう人も、ある程度の割合で必ず出てきてしまうわけだ。

それにしても、いったいどう遊べばヒモがぶちきれるほどの速度でWiiリモコンが飛んでいくのだろうか。ヒモを切った人たちはどういう遊び方をしているのか見てみたい。無謀な遊び方をしている人は、1mmにしたところでまた同じことを繰り返すと思うんだけどなあ。まあ、直径が太くなれば切れる本数は単純に減るのだろうけど。

この件で任天堂は、数億円の出費を見込んでいるようだ。無償配布にしたほうが低コストだと思うのだが、あえて返送用の封筒を同封してまで交換としている。送付本数をごまかす顧客が出てくるリスクを考えてのことだろうか。

手元に定規がなかったので、自分のストラップが交換対象のものかどうか分らなかったので、1円で出来る判別法を考案してみた。


スポンサーリンク
関連記事


この記事の前後の記事
2006年12月16日:回収対象のWiiストラップを1円で判別する方法
2006年12月16日:ニンテンドーDSのACアダプタに不具合発生、無償交換

最新記事
2017年04月14日:amazonの検索結果からボッタクリ価格業者を消す方法
2017年03月29日:1-2-Switchは最高のパーティゲーム
2017年03月04日:Switch発売に寄せて
2017年02月14日:ニンテンドーSwitchと一緒に買っておきたいもの
2017年01月20日:IMAX版「君の名は。」は2倍泣ける
2017年01月19日:ニンテンドーSWITCHを確実に手に入れるにはどうしたら良い?予約はどこで?
2017年01月16日:任天堂はSWITCHにどんな未来を託したか?
2017年01月01日:2016年に観た映画ランキング
2016年12月31日:2016年買ってよかったもの
2016年12月24日:ドイツの週刊誌に私の記事が掲載されました


コメント

>そもそも手を離してしまうようなプレイスタイルが想像できない。
おどるメイドインワリオで手を離せという指示のゲームがあったように思います。
まあそれで切れるかと言われたら、そんなことはないですが。

世の中にはヌンチャクリモコンを本当にヌンチャクとして扱ったり、ストラップを手のひらで持つように握り締め振り回してしまう勘違い君や実験君やチャレンジャー君が、それだけ多く居るのでしょう。

ワリオの中で床にコントローラを置いて電話が鳴った瞬間にコントローラをとるアクションがあったのですが、
とった時に手が滑ってコントローラが吹っ飛びました。前方にw
友人は刀で物を切るアクションで手が滑って吹っ飛ばしてましたし。
そう考えるとワリオは少し危ないかもしれませんね。

それでも切れるとは思いませんが。

今までになかった遊びだから不確定要素は常につきまとう
ゲーム機は売る量が量だし想定を超えた事故がおきてもなんらおかしくはない

「BLEACH Wii」を購入しましたけど、コドモがだったら夢中になって手からリモコン離れるかも…。
対戦格闘ゲームの最後の1激をタイミングよく入力するときにはついつい力が入ってしまいます。
まぁ、ストラップが切れるかというとそれは難しいと思います。

それよりリモコン+ヌンチャクを持って2人がTVの前で対戦するのは接触して危険だと思う。
まだ購入してそれほどプレイしていないけど、対戦格闘ゲームとしての駆け引きの要素はしっかり入っているのでやりこむと熱くなりそうです。
14インチのTVでやってますなんていうコドモが居たら要注意。

コメントする

※無記名投稿またはそれに準じる名前での投稿は、内容にかかわらず削除することがあります


- N-Styles -